図書館本
昨年NHKで3回にわたり放映された番組でカバーできなかった話などをまとめている。数人のスタッフ(30代がメイン)が書き綴っている。
インドのIIT(USのMIT相等)の優秀IT技術者の生き様とそれを支える国家体制、さらにはそこから生まれるグローバリズムの勝者。
核兵器開発と原子力を取り巻くしたたかなアメリカを見据えた外交戦略。
11億の民をまとめる国内政治の現状と農村部と都市部の格差。
仏教を生み、ゼロの概念を作り出したインドという国は彼らのローカルの思想をまさにグローバリゼーションの海で自由自在に展開し、さらなる大国を目指して進んでいるようだ。99x99の暗算はさすがに全ての学校ではやっていないようであるが、貧困からの立身出世はどこかの国の戦後の様にも見える。
ただ、農村部での大家族制度の貧しい暮らしのなかで、皆が車座でチャイを飲み、カレーを食す光景に記者が「癒し」を感じたのは、日本のムラの光景が懐かしく染込んでいるからであろう。
残念ながら、多くの記者が若いためか、テレビ、電気、クーラーが当たり前の前提に立ってインド社会を見ているので多くが経済と言う視点で語られている。その本質にある思想、民俗、さらにはカーストの問題までは踏み込めていないように思う。
インドの衝撃
昨年NHKで3回にわたり放映された番組でカバーできなかった話などをまとめている。数人のスタッフ(30代がメイン)が書き綴っている。
インドのIIT(USのMIT相等)の優秀IT技術者の生き様とそれを支える国家体制、さらにはそこから生まれるグローバリズムの勝者。
核兵器開発と原子力を取り巻くしたたかなアメリカを見据えた外交戦略。
11億の民をまとめる国内政治の現状と農村部と都市部の格差。
仏教を生み、ゼロの概念を作り出したインドという国は彼らのローカルの思想をまさにグローバリゼーションの海で自由自在に展開し、さらなる大国を目指して進んでいるようだ。99x99の暗算はさすがに全ての学校ではやっていないようであるが、貧困からの立身出世はどこかの国の戦後の様にも見える。
ただ、農村部での大家族制度の貧しい暮らしのなかで、皆が車座でチャイを飲み、カレーを食す光景に記者が「癒し」を感じたのは、日本のムラの光景が懐かしく染込んでいるからであろう。
残念ながら、多くの記者が若いためか、テレビ、電気、クーラーが当たり前の前提に立ってインド社会を見ているので多くが経済と言う視点で語られている。その本質にある思想、民俗、さらにはカーストの問題までは踏み込めていないように思う。
インドの衝撃