図書館本

白洲次郎の次男兼正氏の長男、白洲次郎の孫であり小林秀雄の孫でもある。
本書は白洲次郎が英国留学中に親友ロビンとベントレーで走った旅路をなぞり、当時のセピア色したアルバム写真と対比しながら爺ちゃんを語る。また次郎が愛したシングルモルトの蒸留所や洋服店、靴屋さん等を訪問し次郎が過ごした英国を描きだしている。
大金持ちのボンボンと言ってしまえばそれまでかもしれない、されど男としてのブレない生き方が孫の目からも明らかにうかがえる。
徳本栄一郎『英国機密ファイルの昭和天皇』新潮社の中での白洲とは若干違い、次女桂子の「次郎と正子―娘が語る素顔の白洲家」と同様なその辺に普通にいる日本のお父さんお爺ちゃん像が朗らかに想像される。
今、白洲次郎の様な「ニッポン男児」が求められているから、白洲ブームなのかもしれない。

白洲次郎の青春