図書館本

基本的に宗教、特に新興宗教には興味がないのであるが、宗教と政治という文脈では多くの場合ある種の生臭さをいつの時代もかもし出すようだ。
世界中の国に宗教があるように、日本にも多くの宗教が存在する。島田氏の今回の著作では、創価学会の生い立ち、そこから政治への係わり、さらに今後の流れを綴っている。現状での連立政権における公明党の存在が、ポスト名誉会長を考えた未来予想図でどのような展開を示すのか。
政治や宗教に興味の無い自分にとってもある意味日本の将来という点においては知っておいて損のない情報が書かれているのだと思う。

公明党vs.創価学会 (朝日新書53) (朝日新書 53)