人・かお・トーク:地域資料デジタル化研究会理事長・小林是綱さん /山梨:MSN毎日インタラクティブ
ITもこのような使い方をすれば、実に効率的にかつ有効利用できそうである。宮本常一が古文書を長老に借り受け、自ら書き写した努力を今はデジカメやビデオで簡単に出来てしまうわけだ。さらに地域独特な方言をデジタル音声として保存しておく事も可能であり、遠隔地にいる研究者も利用可能となる。
しかし、やはり最も大切なことは、受け継ぎ、後世に伝えることなのだと思う。記録として残せばよいのではない、民俗、文化、風習として身体を残していかなければいけないのだと思う。(われながらこれは重要だと思う)