図書館本

なかなか怖い本です。何が怖いかと言うと、日本を含む地球の将来が怖いのです。
日本の場合での最大人口は
縄文システム    26万人
水稲農耕化システム 700万人
経済社会化システム 3200万人
工業化システム   12778万人
だと推定している。種々な資料を用いた論理的な計算、また歴史に基づく感染症の発生や温度変化に基づく飢饉や不作、社会体制の中における出産率や死亡率および寿命の変遷。
そして現在の少子高齢化。身近な日本で今後どのような人口動態を示して行くのか、自分の子どもあるいは孫やひ孫の時代に起こる変化はどうしても明るいものとは思えないのが率直な感想である。

[図説]人口で見る日本史