なんとなくベンチに座って夕日をぼんやりながめていた。

人間が考え出したであろう時間の概念など意味を持たず。

流れるように再現できない色が流れていく。

言葉などというもので表すことができない体の中から湧き上がる感情。

しいて表すなら人間が決して作り出せないダイダイ色、カメラなどで撮り得ない桃色。

すべてが人間など関係なく自然という中で進んでいく。

ただその中におかれている小さな生き物とのしての人間でいられたことに感謝したい。

s1





s2





s3