図書館本

財団法人塩事業センターのwebマガジンenでの連載をまとめたもの。
記憶が曖昧であるけれど、宮本常一さんも、塩の業界?のお仕事を以前されていたように思う。塩と言う人間に欠かせない食料の一品としての民俗学であります。
茂木さんもまた、この本の中でクオリア(質感、感覚質)を通して塩を始めとるし、食材、料理、調理、絵画の中での食などあらゆる分野に及ぶ「食」を時に脳科学として、また時として歴史芸術の文脈で解き明かしています。また「贅沢の象徴としての焚き火」なんて文章に触れると、良くぞ書いてくれたなんと思ってしまいます。

続く(笑)

食のクオリア