図書館本

1966年の作を底本にしている、中高生向けくらいを対象にして書かれているようです。
近藤富蔵(八丈実記)、松浦武四郎(東西蝦夷山川地理取調紀行)、菅江真澄(遊覧記)、笹森儀助(南島探検)この4人のまさに宮本常一さんと同様な旅する巨人を分かりやすく描いています。
冒険と言うには辛すぎる、命を賭けた旅であり国のための行動なのでしょう。文字に残す事で我々は当時の民俗、歴史、文化を知ることが出来る。
天保の飢饉の人の肉まで食うにいたる貧しさを初めて知りました。
辺境を歩いた人々