d8e2e24b.JPG土曜日の夜、この書類を見た瞬間、重たい、そして熱いものがこみあげてきた。そして号泣している自分がいた。どうしてなのか自分でもよく理解出来ない。
高校時代から大学院時代まで奨学金を貸与されていた。一部は指定職に付いたので返済を免除され、また特別貸与部分は一般貸与分だけの返済であった。そして最後の返済が高校時代の奨学金であった。
高校時代は確か毎月、銀行の人が学校に来て、校舎の一室に判子を持って行き5000円くらいを貰っていたように記憶している。参考書代になったり、ガソリン代やタバコ代(高3の時は1年禁煙していた(笑))になったりした。
特に大学と大学院は奨学金がなければ生活が出来なかったと思う。さらに学費の半額免除等もあり、貧しいながらも楽しい青春だったと思う。
一生懸命働くオヤジと内職するオフクロ、自分自身バイトも沢山したけれど、定期的に振り込まれる奨学金は本当に有りがたかった。
この最後の返済は毎月500円づつ銀行口座から引き落とされていたのだけれど、今後それが無くなると思うとなぜか寂しい。そして青春の想い出が確実にまた一つ幕を閉じた。

日本育英会にはいくらか寄付をさせていただきたいと思う。

日本育英会様本当に長い間有難うございました。
そして天国のオヤジへ。有難うございました。