図書館本
予約してからかなり待たされた一冊

1976年生まれの筆者の視点が新鮮であり説得力があります。ベストセラーになる意味が分かります。見方を変えると、本質だと思っていた表面の裏もしっかり見えてくるのでしょう。会計と言う分野を広く知らしめた事はインパクトがあります。簡単な算数さえ理解できれば会計の世界が広がること、そこから会社経営や個人の経済活動がすっきりした形で見えて来ることが素人として分かりました。あえて指摘するならば昨今の監査法人の違法な行為に関しては言及していないのが物足りないです。
さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学