図書館本

やっと読み終えました。下巻も700ページ。
画像は立花さんがまとめた要旨。
さらに収まりきらない分は文藝春秋のウエッブサイトにあります。
下巻は5.15事件から終戦までを扱っていて、いかに日本が不幸な歴史を刻んだかが分かります。まさに天皇の名を借りた軍部の暴走といえるのでしょうか?もちろん天皇の責任はあると思います。
未だ戦争責任や靖国問題で揺れる国である事は終戦処理が曖昧に終わってしまった事に起因するのでしょう。
東京大学と言う官吏養成所のエリート達が本当に国益のために動いたのか?なぜもう少し早く終戦工作が出来なかったのか。
天皇制(国体明徴)が良かったのか悪かったのか。
まだまだおいらの様な人間には不勉強すぎて理解が出来ずにおります。でも結局、政治も戦争も人が作り出す(脳が作り出す)と言う事は間違いないと認識しました。立花さんの7年を掛けたまさに資料収集と知的好奇心の集大成だと思います。
東大1東大2東大3






天皇と東大 大日本帝国の生と死 下