こんな記事があった。
本当に堆砂率14%なの?
あと250年コンクリートがもつの?
しっかり裏を取った記事なのかな??

以下記事
黒部ダム着工50年 水力発電再評価の機運も
2006年09月21日08時42分

 「黒四(くろよん)」の愛称で親しまれる黒部ダム(富山県立山町)と黒部川第四発電所(同黒部市)が着工から50年を迎えた。高度成長期の1950年代の電力不足の解消を狙い、関西電力が手がけた巨大プロジェクト。水力発電は、「自然を破壊する」との批判の一方、二酸化炭素を出さないエネルギー源として再評価の機運もあるが、「くろよん」はその象徴でもある。


 56年に着工し、完成は7年後の63年。ダムの高さは50階建ての高層ビルより高い186メートルで、工事には延べ1000万人が投入された。総工費513億円は当時の関電の年間電気収入の約半分にあたり、現在の貨幣価値だと1兆円を超えるという。

 四つの水車を回転させて計33万5000キロワットの電力を生む。1基で100万キロワット以上発電できる原子力発電より規模は小さいが、需要に応じてきめ細かく電力を供給できる。

 使用開始から43年たった今も、周囲の山林から流れ込んだ土砂の堆積(たいせき)率は14%にすぎない。コンクリートの耐久性にも問題はなく、あと250年はダムとして機能するという。