養老先生がどのように考えているか真剣に聞きたいところです。
今後もこの件は鎌倉市民としてフォローしていきたいと思います。


世界遺産登録 鎌倉で推進協籏揚げ

2006年07月25日


  鎌倉市の世界遺産登録を目指す「鎌倉世界遺産登録推進協議会」の設立総会が24日開かれ、市内の各種団体から65団体、124人が出席した。会長に養老孟司・東大名誉教授を選んだ。

  石渡徳一市長らが副会長に選ばれた。養老さんは「首都圏で、しかも生きて動いている町なので大変です。やるか、やらないか。今回はやる方が大変そうなので、私は出来れば大変そうなのをやりたい。市民の理解を得られるように活動したい」とあいさつした。

  協議会は昨年に設けられた「鎌倉の世界遺産登録に関する市民の準備会」が発展的に解消した形で発足した。準備会は各界代表15人で構成され3回の会議を開いて提言をまとめた。

  総会で、準備会の代表だった山内静夫・鎌倉同人会会長が「大多数は登録を進めるのに異議はなかった。しかし、登録により、日常生活にどのような影響があるのか、市からは明確な説明がなされていなかった。市民が意見を言える状況が大切である」と報告した。

  今後の予定として、市は07年度末までに国の史跡の新指定や追加指定、保存管理計画の策定、管理団体の指定を終わりたいとしている。その後は文化審議会による推薦了承、閣議決定を経てユネスコに推薦書提