1日1ドル以下の生活をしている人々が沢山いる。感染症のワクチンすら接種の機会が無い子供が大勢いる。毎日10人単位の人がテロで死んで行く。
人間の命は地球より重たいと言うが、どれほどの人が本当にそう思っているのだろうか。UNDPの知り合いの女性スタッフはGNPの1%を拠出するだけで貧困問題は片付くかも知れないと言っていた。
世界人口の80分の1の日本が世界の金持ちの16%を占めている現実。途上国から日本がどのように見られているのか?

以下記事

日本の「億万長者」は140万人 世界の16%占める
2006年06月21日19時49分

 日本の「億万長者」は05年末時点で141万人に達し、全世界の約16%を占めることが、メリルリンチ日本証券が21日に発表した世界の個人資産家についての報告書でわかった。世界の富裕層は1年間で40万人増えており、日本は経済成長や株式相場の好況を追い風に7万人増えた。

 居住目的の不動産を除く資産が100万ドル(約1億1400万円)以上ある富裕層は世界で870万人。地域別では北米が最も多く290万人。次いで欧州(280万人)、アジア(240万人)だった。

 富裕層人口の伸び率では韓国やインド、ロシアなど新興市場国の伸びが目立つ。このうち3000万ドル(約34億円)以上をもつ「超富裕層」は前年より10.2%増えて8万5400人だった。

 富裕層の保有資産は計33兆3000億ドル(約3820兆円)で、10年までに44兆6000億ドルに達すると予想している。

 報告書はメリルリンチとキャップジェミニ社が世界銀行の国民所得統計などを基に推計した。