テリー伊藤さんとの対談集を読んでから、養老さんの本を読み出した。
バカの壁も読みました。面白いのですが300万部売れた理由が分かりません。
まともな人は、中央公論に連載された養老先生による時評集をまとめたもの。
自分には此方の方が断然面白い。
養老先生は東大の中では、白い巨塔の大河内教授の様な振る舞いだったんですね。
教授選とかでも選挙運動にはまったく私利をはさまず、正義と思う事を貫いた
ようです。さらに留学は豪州で、殆どの人がアメリカあるいはヨーロッパに行って
いた頃、ゴーイングマイウエーだったようです。
アメリカ主義や経済優先の社会を憂いていて、この部分は非常に共感できます。
残念ながら大学院時代には養老先生の講義が聞けなかったのが寂しいな。。
ちなみに、養老先生は鎌倉市の高額納税者でもあります。ついでに市長になって
欲しいよね。