日本人があまり認識していないであろう、アメリカの貧困問題。
逆に巨万の富を有する人々がいるアメリカ。
日本は経済的は豊かになったかが幸福感を感じる人はそれほどでも無いという。

ふと、思い出すのはガーナの田舎。首都から車で8時間、ほぼ自給自足
電気は最近まで来ていなかった。ミッション系の病院は20年以上前から
シスターや現地スタッフで運営されていて、数少ない発電機を有していた。
子供達は裸足で走り回り、大人はノンビリ農作業やおしゃべりで一日を過ごす。
こんな状況だったら、少しぐらい寿命が短くなっても良いのではないかと
自分自身に問いかけてみた。もちろんマラリヤやHIVは対策をしなければ
ならないが。

もう一つアフリカの話。
村の子供の楽しみは、夜になると村の中央で焚き火が行われ、そこで村の
老人や大人が民話や村の昔話をしてくれる事だった。
村に電気が来た。そして楽しい夜話が聞ける伝統が消えていった。

米貧困層が4年連続増加 04年、3700万人に

 【ワシントン30日共同】米政府が30日発表した2004年の家計調査によると、米国の貧困層は前年より110万人増の3700万人に達し、4年連続で増加した。総人口に占める貧困層の割合を示す貧困率も前年より0・2ポイント上昇、12・7%となった。
 米景気は緩やかな拡大が続いているが、現時点では貧困層全体の減少にはつながっていない。アジア系ではやや貧困率が低下したが、白人では上昇した。
 貧困層は、4人家族で年収約1万9000ドル(約211万円)以下の場合など、家族構成などによって細かく定義されている。
(共同通信)