大学院時代の指導教官であり仲人でもあった恩師が亡くなった。
身内だけの密葬との事で詳細は分からないが残念だ。
実際の研究の指導は別の先生であったのだが、教室の主宰者として
2つの教室を運営していた。研究者としても教育者としても一流で
あったと思う。
特に獣医学分野の大学の統廃合にいち早く取り組まれ、その重要性を説いて
獣医学のレベル向上を望まれていたが、地方大学等の反対に遭い残念ながら
その当時は身を結ばなかった。しかし大学自体の独法化の流れの中でやっと
統廃合の流れが再度動きだしたようでもある。自己保身やエゴでその身分や
権力にしがみつく日本的大学制度は限界に来ている。毎年同じ講義を繰り返す
アホな教授などは即刻くびにして若手を登用すべきである。
一度、教授と言うポジションを貰うと双六の上がりと同じだと思っている輩も多い。
独法化と終身雇用の撤廃でどんどん若手を登用してサイエンスの世界もオープンに
して欲しいものである。
周りを見ても、研究業績と人格両方に優れている人と言うのは殆ど居ないように
思う。その点おいらは良い上司に恵まれているな〜〜と最近つくづく感じる。
基本的には国益や人類に役立つ研究業績であれば人格は二の次でも良いのだが
下に付くスタッフは大変だよな〜〜(おいらはそういう経験がないのだが)
#自分の業績や能力はまったく考慮せず書いてみました(笑)