この記事を見る限り、いつになっても縄張りと省益を考えて
いるとしか思えないのですが。。。

おいらは何回も所謂、技術協力と言う事で海外に出て仕事をした
事があります。かなりの高待遇です。
日本の援助は相手国からの要請が基本と言いますが、実は
コンサルタントや商社がその要請を作っているのは間違い
ありません。簡単に言うと、「こんな計画で、このような機材
や建物を建てる援助がありますが、手を上げてみませんか?」と
相手国に進言するわけです。
当然、相手国の懐は痛みませんから、「どんどんやって」って
と言う事になります。

もちろん外務省の中にも骨のある日本を真剣に考えている人も
いますが、対費用効果や被援助国の人々の事を見据えて国民の
税金を配分している人はどの位いるのでしょうか?

以下記事

「新JICAも外務省所管で」 麻生外相が意向
2006年02月21日13時14分

 麻生外相は21日の記者会見で、政府の途上国援助(ODA)
のあり方に関連して、国際協力機構(JICA)を複数の省庁の
共管とする案について「外交の一元化(が重要)だから、外務省
(の所管)ということになる」と語り、従来通り外務省単独の
所管が望ましいとの考えを示した。

 JICAは、国際協力銀行(JBIC)から分割された円借款
部門を統合するほか、無償援助や技術協力などの実施機関となる。