茂木さんに興味を持ったのは養老先生との共著「スルメを見てイカがわかるか」だった。
そして初めての茂木さんの本(図書館で借りました)、いや〜〜難しい。
読むのに真剣に(朝の通勤電車ですが)2週間くらいかかりました。
非常に丁寧に繰り返し繰り返し、問題を説明してくれるのですが、おいらの固い
脳みそは中々それを咀嚼できません。

自分なりに理解したことは、1リットルの容積中の1000億の神経細胞という
物質がいかに意識を生み出すか? 「われ思う、ゆえわれ在り」はなぜ分かるの
かでしょうか。
最近の脳科学の進歩で、種々な新発見があるそうですが、根本問題は、意識あるいは
心がなぜ生じるかなのでしょう。これはノーベル賞などの言うレベルでない
凄い問題なんだなと感じました。

現在、茂木さんの本は科学を基礎とした本としては破格の売れ行きで、出る本が
殆ど版を重ねています。

憎しみ、羨望、悲しみなどの感情の本質的原因は科学的に解明出来るのでしょうか。
自分の脳を少し真剣に考えてみたいと思う今日この頃です。
次は茂木さんのどの本を読むべきか。。。。
脳内現象