信州佐久病院の医師であり、芥川賞作家でもある南木さんが
自分のうつ病を告白した作品でもある。また南木さんは釣り師でもあり
この本の中にも若干その情景が出てくる。
山村での人と人との係わり合い、自然との触れ合いの描写は素晴らしい。
ダイヤモンドダストで芥川賞、「医学生」も良い作品だと思います。

内容(「MARC」データベースより)
「闇」を抜け出ようとする医師の前に不思議な人々が立ち現れる。
誘われるままへ、青春の町へ、故郷の廃屋へ歩み入るうちに…。
すべての傷ついた心に贈る、魂の再生の物語。
神かくし