韓国のES細胞も結局捏造の可能性が大きくなってきたようですね。

論文の捏造は上からの指示のモノとそれ以外のモノ(個人で捏造し
ラストオーサーを指導教官等にする)がありそうです。
今回の耐震強度の偽造は証人喚問を見ている限りにおいては微妙ですが
上からの指示あるいは強制の場合と建築士自らの偽造もありうるように
見えます。
教授を頂点とするピラミッドとゼネコンあるいは建設会社を頂点とする
ピラミッドはある意味同じ構造なのかもしれません。
学生、大学院生あるいは助手、場合によっては助教授なんかも教授に
逆らえない状況なのでしょうか。
自分の場合はまったくその様な環境に置かれなかったので(気づいて無い
だけ?)自由にやりたい事をやり、指導教官にタメ口を叩き、酒席では
対等に言い合い、きっと嫌われていたことでしょう。
でもなんとか中年になるまで同じ分野で生きてこられたのは、運の良さも
あるかもしれませんが、嘘は言わない、自分の実験には責任を持つ。
ケチケチしない(貧乏ですが、サンプルや試薬は要望があれば
差し上げる)、後輩の悪口は言わない(これは以前の上司の教え)等を実行して
来たからかもしれません。
でも、自分のラボを運営するようなレベルではないので、説得力は
ありませんが(笑)
重要な事は回りに良い人の輪が在ることだと思います。お世辞を言う必要はありません。
上下関係なく付き合える人がいると楽ですよね。
別に研究止めたってなんとか生きられる訳ですから。
楽しく一生懸命実験したいと思う今日この頃です。
ちなみに、後輩の力で最近生かされていると痛感してます。