999d3b9b.gif日本は国連通常予算分担率 アメリカに次ぎ第2位 19%、額として3億ドル以上。
さらに各国連機関等に拠出金を出しており、その額も多くが上位に位置している。

最近、国連開発計画(UNDP)が2005年の人間開発指数(HDI)はノルウェーが最上位、ニジェールが最下位と発表した。日本は確か11位。
1990年以来今年で15回目の発表となる人間開発指数(HDI)は、サハラ以南アフリカと旧ソビエト連邦諸国の多くで生活水準が低下しているとの事。

以前、ガーナで仕事としている時にUNDP officeの日本人ジュニアプログラムオフィサーが教えてくれたのですが、所謂、先進国が国の予算の1%を拠出すれば、多くの貧困問題は解決するとの事です。それを教えてくれた彼女は現在アフガニスタンのUNDP事務所で働いています。

日本のODAが非効率で在る事は世界から指摘されているところですが、アメリカの
援助も非常に政治的戦略的な事は明らかで、「持続発展的援助」などと言っていますが、コロコロとプログラムが変更されるのを、多くの援助関係者は知っています。

援助と言う分野がすでに業界と化している事が否めません。援助ゴロなんて輩も
多くみられるます。より効率的でかつ国益にもなる国際協力が望まれています。

UNDP東京事務所 http://www.undp.or.jp/japan.htm
人間開発報告書2005年版概要(pdf版)
http://www.undp.or.jp/Publications/undp_hdr2005.pdf
こう言う報告書なんかを中学高校の授業で使ってくれれば良いのにと思う。