湯川豊さんの「夜明けの森、夕暮れの谷」を読み終えた。
釣り人は一瞬の自由を求めて時間をかけて車を走らせ、谷を上り、竿を振る。
そして、魚に感謝して多くの場合、渓に戻す。
桃源郷を求めて彷徨する釣り人、やがて釣り人は魚を釣るのでなく
魚を見るだけで満足してしまうのだろう。
そんな気持ちにしてくれる。

釣れただけ魚を持ち帰る、ゴミを平気で捨てていく、そんな釣り屋が
居なくなると良いと思う。

イワナの夏をまた読み返したくなった。イワナの夏