今日の朝日新聞朝刊
松本 仁一さんがアフリカ向けODAは外交の手段とはならないと書いていた。
日本の常任理事国入りを目指しアフリカ連合の同意を得たいとしていたが
見事に裏切られた形だ。
松本さんは1980年代に新聞社のナイロビ支局に居た。一度、ご家族やナイロビ在住の邦人の方と食事をした事がある。非常にバイタリティーのある家族だと思った印象がある。その後、「アフリカで寝る」「アフリカで食べる」などの本を出されアフリカ理解の分野では有名である。最近では「カラシニコフ」を朝日に連載し、その後出版されている。

見返りを求める開発援助は決して相手の心には響かないし、本当に援助を求めている人々にはその援助は届かない。
アフリカにおいて日本がNo.1援助国である国々は沢山ある、でもその事実を多くのアフリカの友は知らないし、体感していない。
もちろん優秀なボランティアの活動で日本人贔屓な村も沢山ある。
エアコンの効いた車でエアコンの効いた大使館やJICA事務所だけの往復では
国民の税金は生かされるはずがないのである。
もちろん、大使館、JICAでも献身的な素晴らしい人は居る事は事実であるが。
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