図書館本 やっと予約が回ってきました。

講演会の動画や各種媒体でのテキストを読めば前川さんの主義主張が非常に全うであり
賛同する部分が多い(いやほぼ賛同)。

官僚が時の権力者に忖度することの危険性は憲法学者の多くや思想家と言われる人たちが
すでに指摘しているところでしょう。
逆に言えば、権力者側を守り忖度を引き出す様に導いている存在が何であるかが問題であり
そこに一部の官僚が権力ベッタリで自らの職務を忘れ今だけ、金だけ、自分だけで仕事を
しているのでしょうね。

さて本書は文科省に対する種々な圧力(自民党の国会議員の名前も出てきます、まあ有名な
極右の様な方々)、教育勅語だったらい、教科書問題、そして森友加計問題と。

前川さんが匿名でツイッターをしていてそのツイートも最後に紹介されています(現在は閉鎖)

備忘録メモ
建国記念の日、建国記念日の違い 紀元節復活への圧力
地方出向時代の官官接待でゴルフをやめた
教育基本法改正時の問題
夜間中学問題 義務教育無償
やりたかった仕事(出来たこと、出来なかったこと)、やりたくなかった仕事(やらされた)
国旗掲揚、国歌斉唱問題 公立と私立 子供達には拒否する権利がある(内心の自由)
審議会への委員ごり押し(他省庁も同じ)
教育勅語問題 國體(こくたい)思想
加計問題 出来レース 関連大学への文科省からの天下り(木曽氏)
鳩山二郎氏(安倍氏が支援)と薮内謙氏(獣医師会会長の長男)の選挙 麻生氏が薮内支援
面従腹背から眼横鼻直へ

面従腹背
前川 喜平
毎日新聞出版
2018-06-27