原発再稼働の方針を明記 エネルギー基本計画を閣議決定:朝日新聞デジタル
こんな本もあるのですよ。
普通に常識的なんだけど。
拝金主義者には理解出来ないのでしょう。
どれだけ愚かなのだろうか。
破綻した核燃料サイクルも推進だと!
原発輸出。
エコノミックアニマルからアブノーマルジャパンだね。
以下記事
政府は3日、中長期のエネルギー政策の方向性を示す「第5次エネルギー基本計画」を閣議決定した。原発を「重要なベースロード電源」として再稼働させる方針を明記。核燃料サイクルを維持し、原発輸出も進めるなど、原発を推進する従来の方針を踏襲した。
計画は法律で約3年に1度見直すことになっており、今回は民主党政権の「2030年代原発ゼロ」方針からの転換を決めた14年の改定に続き、現政権として2度目となる。
計画は、15年に決めた30年度時点での電源構成比率(原発20〜22%、再生エネ22〜24%、石炭火力26%など)の目標を変えず、「まずは確実な実現に全力を挙げる」と明記した。「20〜22%」を満たすには30基程度の再稼働が必要とされるが、この間、再稼働はあまり進まず、現実とのずれは大きい。
また、原発に慎重な世論に配慮し、前回計画に続いて原発の新増設の必要性には触れなかった。
原発で出た使用済み核燃料を再処理し、プルトニウムを再利用する核燃料サイクル政策は「推進」と改めて明記した。サイクルの中核と位置づけた高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県)の廃炉が16年に決まり、プルトニウムをふつうの原発で燃やすプルサーマル発電も進まない中、プルトニウムは原爆6千発分に相当する約47トンまで増えた。米国から削減を求められていることもあり、計画には「保有量の削減に取り組む」と盛り込んだ。
政権が成長戦略の柱に据える原発輸出は各地で難航しているが、「世界の原子力の安全向上や平和利用などに積極的な貢献を行う」として進める姿勢だ。
再生エネについては「主力電源化」を初めて打ち出した。ただ、太陽光や風力など気象条件で発電量が一定しない特性を指摘。蓄電池や水素と組み合わせることで「自立化」をめざすとした。二酸化炭素の排出が多い石炭火力は「ベースロード電源」との位置づけを維持した。(関根慎一)
エネルギー基本計画の主な内容
【原発】
・原発比率20〜22%など2030年の電源構成比率の確実な実現
・原子力は重要なベースロード電源で再稼働を進める
・核燃料サイクルは、再処理やプルサーマルを推進
・プルトニウム保有量の削減に取り組む
【再生エネ】
・主力電源化への取り組みを早期に進める
・出力が変動する再生エネだけでは脱炭素化できない
【その他】
・石炭火力は安定供給や経済性に優れた重要なベースロード電源
・天然ガスは役割を拡大していく重要なエネルギー源
・水素は多様な技術開発や低コスト化を推進
こんな本もあるのですよ。
普通に常識的なんだけど。
拝金主義者には理解出来ないのでしょう。