おやじのぼやき

日々おやじが思う事。。。。。

2017年12月

リニア利権 大林組 

大林組は何した? リニア巡り強制捜査|日経コンストラクション


以下記事

リニア中央新幹線に関する建設工事の入札で不正があったとして、東京地検特捜部が大林組に偽計業務妨害の疑いで強制捜査に入ったことが12月9日に分かった。東京と大阪を結ぶリニアは、総工費9兆円と言われる巨大プロジェクト。2027年の先行開業を目指す東京―名古屋間では各地で工事が始まっており、捜査の行方によっては進捗に影響が出る恐れもある。

大林組は15年10月から16年11月までの間に、リニア関連でJR東海から4件の工事を受注している。現時点で、大林組が具体的にどのような不正を働いた疑いがあるのか、明らかになっていない。


大林組が受注したリニア中央新幹線関連工事
工事 受注者 契約時期
品川駅(南工区) 大林組・東亜建設工業・熊谷組JV 15年10月
名城非常口 大林組・戸田建設・ジェイアール東海建設JV 16年4月
名古屋駅(中央西工区) 大林組・ジェイアール東海建設・前田建設工業JV 16年9月
東百合丘非常口 大林組・フジタ・大本組JV 16年11月
取材などを基に日経コンストラクションが作成

入札を巡る不正と言えば談合が思い浮かぶが、今回のケースでは強制捜査に入ったのが大林組だけで、公正取引委員会の調査ではないことから、談合とは考えにくい。

 談合以外の不正で近年、目立っているのが入札情報の不正入手だ。16年には国土交通省中部地方整備局の発注工事で予定価格などの非公開情報を不正に入手したとして、瀧上工業や奥村組の社員が相次いで逮捕された。これらの事件では、情報を漏洩した発注者側の職員も逮捕されている。

不透明な「見積もり方式」、契約金額も非公表

 もしリニアで入札情報が漏洩していたとなれば、発注者側のJR東海の責任も問われる。例えば、16年に発覚した中日本高速道路会社の発注業務で予定価格などが漏洩していた事件では、有識者委員会の調査の結果、同社のずさんな情報管理が明らかになった。同社の社員が意図的に情報を流出させたわけでなくても、発注者としての責任は免れない。

ただし、これらの不正事件では、事前に知った情報をもとに調査基準価格などの最低ラインを割り出し、その価格ぎりぎりで札を入れるケースがほとんどだ。一方、リニアの工事では各社が最低ラインを狙うような激しい価格競争は起きていないので、事情は異なる。

大林組が受注した4件の工事では、公募あるいは指名の「競争見積もり方式」で契約相手を決めている。この方式では、まず技術提案と入札価格を総合的に評価して、優先的に協議する相手を選定。その後、具体的な工法や工期、価格などを協議したうえで契約を結ぶ。総合評価落札方式のように定量的な数値で自動的に落札者を決めるわけではないので、選定過程が不透明になりやすい。

 しかも、JR各社は民間企業なので、入札に関する情報を詳細に公表していない。リニアに関する各工事の契約金額も非公表だ。

 東日本、東海、西日本のJR3社は14年、入札に対して高い公平性の確保を義務付けている世界貿易機関(WTO)政府調達協定の対象から外された。3社は国の会計検査の対象にも含まれない。東日本、中日本、西日本の高速道路3社がWTOの対象で、会計検査も受けているのとは大きく異なる。

 JRは民間企業とはいえ、鉄道の建設は極めて公共性の高い事業なので、透明性や公正さの確保は不可欠だ。不正の温床になってはならない。

大手建設会社は05年に「脱談合宣言」をして、信頼回復に向けて従来の「しきたり」からの決別を誓ったはずだった。それでも、入札を巡る不正は一向に後を絶たない。

 大手が関わる最近の不正疑惑としては、東京外かく環状道路(外環道)の地中拡幅部の工事がある。発注者の東日本と中日本の両高速道路会社は今年9月、談合の疑いが払拭できないとして契約手続きを中止した。

20年の東京五輪に向けた工事などもあり、しばらくは大型プロジェクトが続くと活気づいている建設業界。最近の相次ぐ不正疑惑は、こうした動きに水を差すものだ。

 捜査の進展によっては、新たな不正があぶり出され、他社に飛び火する可能性もゼロではない。10月には、リニアで初となる大深度地下トンネル工事の発注手続きが始まっている。こうした大型案件への影響が懸念される。

リニアムラ 今度は鹿島

鹿島のJR東海担当社員も任意聴取 リニア関連工事巡り:朝日新聞デジタル


鹿島にも 次はどこかな?

以下記事

 JR東海が発注したリニア中央新幹線の建設を巡り不正な受注があったとされる事件で、東京地検特捜部がゼネコン大手・鹿島(東京)の社員から任意で事情聴取していたことがわかった。また、特捜部が偽計業務妨害の疑いで8日に家宅捜索したゼネコン大手・大林組は土木担当副社長が任意で事情聴取を受けていたことも判明した。

 特捜部は総額9兆円にのぼるリニア工事の受注調整の全容解明をめざす。

 関係者によると、特捜部が任意聴取した鹿島の営業担当社員はJR東海担当。大林組の捜索容疑となった「名城非常口新設工事」の受注経緯などについて事情を聴かれたとみられる。

 鹿島はリニア関連ではJR東海の委託を受けた独立行政法人「鉄道・運輸機構」から昨年4月に東京都町田市の「小野路非常口」の建設工事、昨年8月には岐阜県などの中央アルプストンネル建設工事を、いずれもほか2社とJVを組んで受注していた。

 鹿島は1840年の創業で、17年3月期の連結売り上げは1兆8200億円。大林組、清水建設、大成建設とともに「スーパーゼネコン」と呼ばれている。

成長なき時代のナショナリズム 萱野稔人 角川新書 2015

図書館本

萱野さん(1970-)のナショナリズムに絡む種々な論点を綴っている。
日本の置かれた世界の中での現状を政治、経済、資本主義といった枠組みでみていくと
あまり明るくない(暗い)未来が想定されてしまうようだ。
低成長あるいはゼロ成長が確実視されている現在でも成長戦略一辺倒で公共事業やばら撒き政策を
続ける政府。
そこには金融工学と同じように「無限」が存在するという想定があるように思えてならない。
有限を想定しない社会はやがて崩壊するのではないかと私は思う。
若者が搾取され高齢者の福祉に回されるようなシルバー民主資本主義が続くのあれば、その崩壊は
一層早く訪れると思うのである。

備忘録メモ
ナショナリズムを否定する左翼は政治と道徳を完全に取り違えている
ナショナリズム=悪?
ヘイトスピーチ禁止の法律だけで解決しない多くの問題 
労働生産人口の減少と年金制度の破綻
20年後にはインドを除くアジアの新興国も人口オーナスへ
覇権の交代 イギリスからアメリカ、アメリカから中国?
国益の損失 2013年末の安倍靖国参拝 米国「失望」
常に後回しされる若者
税と社会保障の一体改革という難題
ベーシックインカムに著者は反対
国家は国民のモノ=ナショナリズム ナショナリスト


魅力的な工事 リニアムラにはね

リニア、五輪後も続く「魅力的な工事」 談合復活の疑い:朝日新聞デジタル


備忘録

リニア中央新幹線の建設工事に関する入札で不正があったとして、東京地検特捜部が8日、偽計業務妨害の疑いでゼネコン大手の大林組本社(東京都港区)を捜索していたことが関係者の話でわかった。大阪府枚方市の官製談合事件で社長が引責辞任してから10年。スーパーゼネコン大林組に、不正な入札の関係先として、再び強制捜査のメスが入った。舞台となったのは巨大プロジェクトでもあるリニア中央新幹線をめぐる工事。関係者には動揺が広がった。

 スーパーゼネコンと呼ばれる大林組、鹿島、大成建設、清水建設の4社が、制裁強化の改正独占禁止法が施行される直前の2005年12月に談合決別宣言を行って以降、日本各地の建設談合組織は事実上の活動停止に追い込まれた。

 だが、それでも談合を継続していた名古屋市発注の地下鉄延伸工事では07年に検察当局、公正取引委員会が摘発に乗り出し、談合の仕切り役だった大林組名古屋支店元顧問らが逮捕、起訴される事態となった。さらに、大林組は大阪府枚方市の清掃工場建設工事の談合事件でも摘発され、当時の社長が引責辞任した。

 その後、ゼネコン各社による談合は根絶したとみられていたが、公共事業費の減少で苦境にあった建設業界で、11年の東日本大震災による復興・復旧工事が急増。首都圏での再開発やインフラ整備も増加し、複数の業界関係者が、大手ゼネコンを中心とした受注調整など不正入札が復活した疑いを指摘する。スーパーゼネコン幹部は「1千億円超の大型工事が増えると工事にかかる資金負担が可能なスーパーゼネコンが受注の中心で、スーパーゼネコン同士が調整しやすい入札になっている」と証言した。

 今年9月には、総工費1兆6千億円で建設中の東京外郭環状道路(外環道)の地下トンネル拡幅工事4件で発注元と業者の契約手続きが中止された。4件をそれぞれ受注したのは大林組などスーパーゼネコン4社の共同企業体。発注元が調査した結果「談合などの疑義を払拭(ふっしょく)できず、契約の公平性を確保できないおそれが生じた」と公表した。

 スーパーゼネコン4社の17年3月期決算では、東京五輪がある20年に向けた大都市の再開発ラッシュなどを背景に純利益が2年連続で過去最高を更新する好況ぶりだ。だが、業界内では「ピークは五輪直前まで」の見方が多い。ゼネコンにとってリニア事業は五輪後も続く、魅力的な工事だ。

 ただし、今回の捜索は偽計業務妨害容疑で、不正入札の疑いが大林組だけにとどまるものか、他の受注各社も関与したものかは現段階では判然としていない。

 総事業費9兆円とされるリニア中央新幹線の入札でどのような疑惑があるのか。特捜部による全容解明が期待される。(編集委員・市田隆)

「大林組だけで済むのかどうか」

 リニア工事を発注するJR東海は「報道で把握したばかりであり、大変驚いている。当社としては何も承知していない」とのコメントを出した。

 同社は、リニア中央新幹線の品川―名古屋を2027年に、名古屋―新大阪を最速で37年に開業させる計画だが、もともと「余裕のない厳しい工程」(柘植康英社長)。捜査がスケジュールに影響を与えるかどうかが注目される。

 工事が始まっている品川―名古屋は、286キロのうち9割近くがトンネル。中でも南アルプスを貫くトンネルは難工事が予想されているうえ、自然環境への影響をめぐって静岡県と対立している。品川―名古屋で約5千人にのぼる地権者との交渉や工事で出る土の処理も課題となる。残土は東京ドーム約45杯分という。

 一方、鉄道を所管する国土交通省では、職員たちが休日返上でJR東海に問い合わせるなど、情報収集に追われた。

 「もう本当にびっくりした。寝耳に水とはまさにこのこと。事前に何も知らされていなかった」。ある鉄道局幹部はこう驚きつつも、リニア計画全体への影響については、「どの工事が対象かによって影響は異なる。他のゼネコンで代替可能なら影響は少ないだろう」と冷静に語った。

 別の国交省幹部は「気がかりなのは広がりだ。はたして、大林組だけで済むのかどうか」と不安を口にした。(伊藤嘉孝、友田雄大、吉野慶祐)

リニアムラ リニア利権 

リニア大林組捜索:業界に衝撃 工費9兆円、巨大な利権 - 毎日新聞


さて、政界への波及はあるのかな?
土地買収をJR東海から請け負っている山梨県の公務員さんたちは何を思う?

以下記事
「夢の超特急」を実現する巨大プロジェクトの裏で何があったのか。リニア中央新幹線関連工事を巡り、東京地検特捜部が偽計業務妨害容疑で大手ゼネコン「大林組」の強制捜査に着手し、建設業界に衝撃が走った。国の財政投融資も活用された総工費は9兆円超。関係者は「利権は非常に大きい。不正が事実なら許されない」と漏らした。【酒井祥宏、巽賢司】

9日未明。東京都港区港南2の大林組本社から、特捜部の係官がワンボックスカーで押収品を運び出した。

 本社の近くには、大林組が受注した4件のうち、品川駅(南工区)の工事現場がある。9日は地上の工事が行われず、警備員の男性は「日曜以外はいつも工事をやっているのだが……」と首をかしげた。大林組の現場担当者は取材に対し「(休みになったことが)事件の影響かはお話しできない」と話した。

 リニア関連工事の別工区を受注した別の大手ゼネコン幹部は「リニア関連の入札は不調になったことがある。当時は全国的に労務費が上昇し、建設資材も高騰しているのに(JR東海側の)予定価格が低く抑えられたままで、いろんな入札が不調になっていた」と漏らす。そのうえで「品川駅は大林組の本社があるお膝元。重視して営業をかけていたのは事実だろう」と推測した。

 ある準大手ゼネコン社員は「大林組はJRの工事に強い印象がある。リニアはトンネルが多く、工事が難しい。南工区を大林組のような大手が受注したこと自体は不自然と思わなかった」と語った。

 一方、リニア中央新幹線建設に反対する市民グループ「リニア・市民ネット」代表の川村晃生(てるお)・慶応大名誉教授は「巨額な投資を伴う事業で利権は非常に大きい。財政投融資を活用しており、不正が事実なら民間レベルにとどまる問題ではない。捜査の動向や事業を認可した国土交通省の対応を注視したい」と話した。

 国交省の担当者は「JR東海にも事情を聴き、情報収集に当たっている」としている。




影裏(えいり) 沼田真佑 文藝春秋 2017

図書館本

沼田氏(1978-)の芥川受賞作品
釣りの情景が出てくるという事で読んでみた。

う〜〜ん暗いな。。。
心象表現は上手なのかもしれないけど、南木 佳士さんが綴る釣りと人生を絡めた感じとも
違う(参考 落葉小僧、平成元年「ダイヤモンドダスト」で芥川賞受賞)
釣り場の情景なんかの表現はそれなりに(ご自身が釣りをされるようなので)良いとは思うけど。


影裏 第157回芥川賞受賞
沼田 真佑
文藝春秋
2017-07-28

リニア備忘録 JR東海「大変驚いている」??

リニア関連工事の入札 不正疑いで強制捜査 | NHKニュース


JR東海、大変驚いているそうです。

リニアムラと原子力ムラの共通点
総括原価方式でしょ! いくら工事に費用が掛かっても最終的に運賃に転嫁するんですから。
新幹線で儲けても運賃下げずに、広告とリニア工事につぎ込む。

以下記事

10年後の開業を目指して建設が進められている、リニア中央新幹線に関連する建設工事の入札をめぐって不正が行われた疑いがあるとして、東京地検特捜部は偽計業務妨害の疑いで関係先として大手ゼネコン「大林組」の本社などを捜索し、強制捜査に乗り出したことが関係者への取材でわかりました。特捜部は巨大プロジェクトの建設工事で不正が行われた疑いがあると見て、幹部から任意で事情を聴くなどして、実態解明を進めるものと見られます。

リニア中央新幹線は、東京・大阪間を1時間余りで結ぶ総工費およそ9兆円の巨大プロジェクトで、JR東海が建設主体となり10年後の2027年に東京・名古屋間を、2045年までに東京・大阪間の全線を開業する予定で建設が進められています。

このリニア中央新幹線に関連する建設工事の入札をめぐって不正が行われた疑いがあるとして、東京地検特捜部が偽計業務妨害の疑いで関係先として大手ゼネコン「大林組」の東京 港区の本社などを捜索し、強制捜査に乗り出したことが関係者への取材でわかりました。

大林組はJR東海からリニア中央新幹線の複数の建設工事を受注していて、特捜部は関係する資料を押収したものと見られます。

特捜部は巨大プロジェクトの建設工事に絡んで不正が行われた疑いがあると見て、大林組の幹部から任意で事情を聴くとともに、捜索で押収した資料を分析し、実態解明を進めるものと見られます。
大林組「捜査に全面協力」
NHKの取材に対し、大林組は「きのう東京地検特捜部から捜索を受けたことは間違いありません。捜査中のため、詳細については回答を差し控えますが、特捜部の捜査には全面的に協力して参ります」とコメントしています。
JR東海「驚いている」
これについてJR東海は「報道で把握したばかりであり、大変驚いている。当社としては何も承知していない」とコメントしています。


備忘録 リニア リニア利権とリニアムラの構造

リニア建設で不正疑い特捜部捜索|NHK 山梨県のニュース

JR東海は遺憾であるとコメントするのでしょうね。

リニア利権、リニアムラが明らかになることを希望します。

以下記事

0年後の開業を目指して建設が進められているリニア中央新幹線に関連する建設工事の入札をめぐって、不正が行われた疑いがあるとして、東京地検特捜部は偽計業務妨害の疑いで関係先として大手ゼネコン「大林組」の本社などを捜索し、強制捜査に乗り出したことが関係者への取材でわかりました。
特捜部は巨大プロジェクトの建設工事で不正が行われた疑いがあるとみて、幹部から任意で事情を聴くなどして実態解明を進めるものとみられます。

リニア中央新幹線は東京・大阪間を1時間余りで結ぶ総工費およそ9兆円の巨大プロジェクトで、JR東海が建設主体となり、10年後の2027年に東京・名古屋間を2045年までに東京・大阪間の全線を開業する予定で建設が進められています。
このリニア中央新幹線に関連する建設工事の入札をめぐって、不正が行われた疑いがあるとして、東京地検特捜部が偽計業務妨害の疑いで関係先として大手ゼネコン「大林組」の東京・港区の本社などを捜索し、強制捜査に乗り出したことが関係者への取材でわかりました。
大林組はJR東海からリニア中央新幹線の複数の建設工事を受注していて、特捜部は関係する資料を押収したものとみられます。
特捜部は巨大プロジェクトの建設工事に絡んで不正が行われた疑いがあるとみて、大林組の幹部から任意で事情を聴くとともに、捜索で押収した資料を分析し、実態解明を進めるものとみられます。

プレイボーイ 〜創刊者ヒュー・ヘフナーの物語

プレイボーイ 〜創刊者ヒュー・ヘフナーの物語〜 シーズン1 (字幕版) | 動画 | Amazonビデオ


amazon pime 全編みました。

ヒュー・ヘフナー(Hugh Hefner、1926年4月9日 - 2017年9月27日)は
単なるエロの権化だと思っていた人が実はアメリカの反権力だったり人権を大切にする人だった事がわります。R.I.P.

そして第二次世界大戦後のアメリカの歴史とリンクしながら話が進みます。

プレイボーイというブランドの背景にある成功と失敗、そして創業者の哲学が感じられる良い作品です。






ガルヴィ2017年12/1月合併号


まあ、おいらの場合は炎依存症(昔だったら炎中毒とでも?)なので許してください(笑)

つい雑誌のコピーに釣られて購入してしまいます。
大体の中身は想像がついてはいるのですが、、、、、

まあ、そんな訳で内容的には焚き火のロケーション、料理、焚き火器具等々な訳です。

秋の夜長、初冬の一日、炎を見ながらウイスキーのお湯割りを舐めながら読書でもしますかね。


本書ではないですが、時々雑誌やSNSで乾いた落ち葉が沢山ある場所で焚き火を子供としている画像などを見ますが、くれぐれもそんなバカな焚き火はしません様に!山火事やら子供の火傷とか洒落になりませんから。

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わが筆禍史 佐高信  河出書房新社 2017

図書館本

佐高さん(1945-)のブレない言説は好きです。
特定の政党に偏る事なく、ダメなものはダメと書く。
ズルをする輩は大嫌い、もちろん嘘つきも大嫌い。

時に掲載を止められたり(出版社に対する広告の停止という脅しもあるようだ)、修正圧力があったり。
しかしながら名誉棄損等で負けた事もないのではないだろうか?
時代の中の声なき声を代弁し、市民活動を応援する。
そして市民運動の前衛に政党が出てはいけないと。

共産党に対してもその閉鎖性を指摘している。

これからも筆で社会を、そして悪人をバサバサと斬ってください。


目次

筆禍史を支えた編集者
住友金属工業会長・日向方齊の抗議文
『文藝春秋』との一件
『ザ・ハウス・オブ・ノムラ』の訴訟騒ぎ
「イトマンは住友銀行のタンツボです」
「ニュースステーション」での失言
住友のドンへの筆誅
“カマトト評論家”と呼ばれて
『日経新聞』にパージされる
猪瀬直樹との激突対談〔ほか〕


わが筆禍史
佐高 信
河出書房新社
2017-08-22

アマゾン アレクサが来た

prime会員割引もあったのでついつい

AIを体験って程ではありませんが、一人暮らしの方には便利じゃないかな。

家族と住んでいるような場合、本体に話しかけるのがちと恥ずかしいですね。

当座は音楽やらニュースそして天気程度でしょうか。

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ニコルさんと淡水魚 河川や湖沼は誰のものか?

Country・Gentleman:淡水魚への関心、多様性守る=C・W・ニコル - 毎日新聞


ちょっと古い記事ですが 毎日新聞2017年6月21日 東京朝刊
河川や湖沼は誰のものかという基本的な問いに釣り人は真剣に回答を用意しないといけないと思う。


以下記事

初めて訪れた日本でコイを食べた私はびっくりした。なんという美味! それは養魚場で育てられたコイだった。養魚場の第1の池では山から引いた冷たい水でイワナを育て、水は下流の池へと流れこむ仕組み。第2の池ではニジマスが、さらに川下の池ではコイが養殖されていた。コイの池には川上の池の水が注いでいたが、水はさほど濁っていなかった。流れが速いのと、コイがイワナやニジマスの食べ残した餌を平らげるおかげだ。その時まで私は、コイは泥臭くて食えたものじゃないと決めつけていた! 英国でコイといえば、濁った池や運河、堀にいるものと相場が決まっていたからだ。

 中国では紀元前5世紀から食用のコイが養殖され、その後、十字軍遠征(1095〜1291年)でキリスト教の修道士たちが中東からヨーロッパへとコイを持ち帰り、肉食が禁じられた金曜日の食料として特別な池で育てるようになった。日本にも、少なくとも1900年前には中国からコイが入ってきたようだ。

 北長野で暮らすようになってからは、しょっちゅうコイを食べている。アファンの森には二つの池があり、小さなせせらぎや地下の湧水(ゆうすい)を引いているので、水は冷たく澄んでいる。むかし、友人がそこにコイを放したのだ。アファンの池で育ったコイは身が太く、味もいい。しかし、池の底の泥をかき回して水を汚すうえ、土手をつっつき、水生生物をのみ込んでしまうので、数を減らすことにした。私たちはコイ尽くしの供宴を催し、さまざまな料理に仕立てた。コイこくに湯引き、コイカレーも試してみた。

 わが書斎兼道場の前を流れる鳥居川にはマスやイワナがいる。車で10分ほどの野尻湖ではワカサギがとれる。日本に生息する淡水魚の在来種は222種を数え、そのうち83種は固有種だ。加えて、ニジマスのような外来魚も十数種類。1978年には、水草の過剰繁殖を防ぐ目的で、野尻湖に中国産のソウギョが放流され、湖の水生植物は著しく減少し、多くの水生生物に悪影響を及ぼした。野尻湖には外来魚のブルーギルやブラックバスを放流した者もいたが、これもよい思いつきだったとはいえない。

 ソウギョは重さ40キロに達する個体もいて、今では日本最大の淡水魚だが、この辺りでソウギョを食べるという話は聞いたことがない。何人かのアメリカ人から、揚げたりスモークしたりして食べると聞いたので、もし釣り上げたソウギョをもらえたら、ぜひ試してみたい。大方の日本人は淡水魚に見向きもしないが、食料や釣りの対象として、さらには水生生物の多様性を守る点からも、もっと関心を持ってほしい。それに、淡水魚の泳ぐ姿を眺めるだけでも楽しいではないか。(訳・森洋子)=次回は7月19日掲載






東芝原子力敗戦 大西康之 文藝春秋 2017

図書館本

大西氏(1965-)のまさに調査報道記録。
原発を巡る官と民との国策としての施策が最終的には東芝崩壊に導いた歴史を東芝の内部情報(情報提供者)やメイルのやり取りを基に詳細に綴っています。

現首相秘書官の今井氏などの経産省時代の動きが非常に興味深い。
そして東芝の粉飾決済(未だに会計不正という括り)がいかにコンプライアンス違反なのか、さらに多くの東芝幹部がその不正に関わっていたかがわかります。
まともに、まじめに働いて東芝に利益を積み上げて来た半導体部門等(フラッシュメモリー等)の社員の皆さんは今何を思うのだろうか?
140年の歴史と19万人の雇用を抱える名門を吹き飛ばした原発輸出という国策
サラリーマン全体主義の成れの果て、粉飾に繋がる行為を仕事としてやってきた


備忘録メモ
WH買収の陰に勝俣兄弟 東電と丸紅
1982年入省トリオ 今井尚哉、嶋田隆、日下部聡
WH買収額 6600億
2015年までに世界で33基の受注を計画
原発を運営する東電、原子炉をつくる東芝
2001年9月11日以後 アメリカ原発の航空機衝突対策義務付け
東芝原子力部門 横浜 磯子エンジニアリングセンター
3.11以後 チーム仙谷 東芝 田窪 仙谷3人組 1982年入省トリオ 今井尚哉、嶋田隆、日下部聡 大阪の橋下徹市長を脱原発から再稼働へ転向させた
今井氏のWH訪問 2011年11月
モンゴルプロジェクト モンゴル産ウランの利用と廃棄物のモンゴルでの処理 米エネルギー庁 ポネマン副長官、今井氏、田窪氏 その後没に
原発の海外輸出 東芝田窪 経産省今井 安倍首相
東芝名誉顧問 西室氏(日本郵政社長、その後死去)と不正会計の歴史
利益水増し 2300億 WHの倒産
福島第一の廃炉を現実的に仕切っているのは東芝と日立製作所
土光氏以降の東芝は盲目的に国策に従った
廃炉ビジネスが東芝に残された最大の収益源 8兆円では収まらない。
東芝の半導体メモリ事業の価値は1兆5千億、2兆とも言われる。舛岡 富士雄が1986年開発、その後干されて1994年に東北大学へ そして半導体部門は身売りされることになる。




暴力と富と資本主義 萱野稔人 角川書店 2016

図書館本

超斜め読みです。
二度読みしないといけないです。

暴力の歴史的変遷
近代国家と暴力
権力と暴力の関係性
公的暴力と私的暴力
刀狩と権力そして当時の民衆
グローバリゼーションと国家 国境 
国家と資本主義 公共事業の関係性 権力的富の分配
全面戦争なき戦争経済
経済と戦争
戦争の民営化
などなど





目次



第1章 暴力の生態学的考察にむけて(なぜ暴力は生態学的考察の対象となるのか;生態学的考察にむけた暴力の概念的整理 ほか)
第2章 日本における暴力独占の過程(国家の形成を思考するための理論的基礎;刀狩りにおける権力のロジック ほか)
第3章 近代政治システムの生成と変容(近代政治システムと暴力;国家のゆらぎ? ほか)
第4章 国家と資本主義の関係(『資本論』から国家と資本主義の関係を読み解く;公共事業を通じて考える国家と資本主義の関係 ほか)
第5章 暴力への権利と富への権利—二つの「権利」から国家と資本主義の関係を考える(グローバル化のなかで再定義される暴力と富への権利;戦争の民営化について ほか)


感染症リンク集

風邪が流行っております。
ご注意ください。。



◆感染症情報のリンク集

 国立感染症研究所:http://www.nih.go.jp/niid/ja/diseases.html
 厚生労働省検疫所(FORTH):http://www.forth.go.jp/index.html
 エイズ予防情報ネット(API-Net):http://api-net.jfap.or.jp/
 CDC:http://www.cdc.gov/
 ECDC:http://www.ecdc.europa.eu/en/Pages/home.aspx
 China CDC:http://www.chinacdc.cn/ 
 国立医薬品食品衛生研究所:http://www.nihs.go.jp/kanren/shokuhin.html


◆感染症に関するQ&Aのリンク集

<ジカウイルス感染症>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000109899.html
<中東呼吸器症候群(MERS)>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/mers.html
<腸管出血性大腸菌感染症>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000177609.html
<マイコプラズマ肺炎>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou30/index.html
<RSウイルス感染症>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/rs_qa.html
<感染性胃腸炎(ノロウイルス)>
http://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/kanren/yobou/040204-1.html
<感染性胃腸炎(ロタウイルス)>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/Rotavirus/index.html
<手足口病>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/hfmd.html
<咽頭結膜熱>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou17/01.html
<重症熱性血小板減少症候群(SFTS)>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/sfts_qa.html
<インフルエンザ>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/qa.html
<鳥インフルエンザ>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000144461.html
<鳥インフルエンザ(H5N1)>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000144523.html
<鳥インフルエンザ(H7N9)>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000144470.html
<鳥インフルエンザ(動画)>
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg9687.html
<狂犬病>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou10/07.html
<結核とBCGワクチン>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/bcg/
<オーラルセックス(口腔性交)による性感染症>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/seikansenshou/qanda.html
<ポリオとポリオワクチン>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/polio/qa.html
<日本脳炎>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou21/dl/nouen_qa.pdf
<子宮頸がん予防ワクチン>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/qa_shikyukeigan_vaccine.html
<子宮頸がん予防ワクチン接種の「積極的な接種勧奨の差し控え」>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/qa_hpv.html
<風しん>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/
<麻しん>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/measles/index.html
<麻しん(English)>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/measles_eng/index.html
<水痘>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/varicella/index.html
<肺炎球菌感染症(高齢者)>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/haienkyukin/index_1.html
<エボラ出血熱>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/ebola_qa.html
<デング熱>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/dengue_fever_qa.html
<梅毒>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/seikansenshou/qanda2.html


◆広報・啓発ツールのリンク集

<薬剤耐性(AMR)対策>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000120172.html
<インフルエンザ予防対策>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/keihatu.html
<麻しん>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/measles/dl/leaf_z.pdf
<風しん>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/dl/poster09.pdf
<啓発ツール:定期の予防接種(主に小学生までのお子さんが受けた方がよい予防接種)>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/keihatsu_tool/index.html
<予防接種スケジュール(国立感染症研究所)>
http://www.nih.go.jp/niid/ja/component/content/article/320-infectious-diseases/vaccine/2525-v-schedule.html
<予防接種後健康被害救済制度>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou20/kenkouhigai_kyusai/dl/leaflet_h241119.pdf
<性感染症>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/seikansenshou/index.html
<動物由来感染症>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou18/
<狂犬病>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou10/

日航123便墜落の新事実 青山透子 河出書房新社 2017記事タイトル

図書館本

話題の書である。
著者である青山さんの前著は不勉強で知らなかった。
1985年8月12日 史上最悪と言われた航空機事故
自分自身も不思議に思ったのは長時間にわたり事故現場が分からないという報道。

そしてその後流れる陰謀説やらの数々。
本書は目撃証言や聞き取り調査により明らかになってきた事実を基に事故(事件)を検証しようと
している。
そしてさらに深まる謎の数々。

遺族や関係者が鬼籍に入られてから事実が公表されるのだろうか?

備忘録メモ
事故機は横田基地周辺でも事故機を目撃 着陸の可否?
完全炭化の遺体の意味するもの ガソリンとタールの異臭(飛行機燃料ではない)
1996年米国トランスワールド航空機墜落事故 事故原因のウソ、ミサイルによる誤射の可能性
上野村の村民や村長が墜落場所の可能性を通報 NHKは長野県と報道を続けた
123便を追尾していた2機の自衛隊ファントム機
墜落直前に赤い飛行機と思われた楕円や円筒形に見える物体の目撃
引き上げられない(場所は同定されている)事故機体の一部

青山さんの公式ブログはこちら
http://tenku123.hateblo.jp/




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