リニア環境調査で基準超フッ素|NHK 山梨県のニュース
これから色んなものが出るのでしょうね。
以下記事
リニア中央新幹線のトンネル工事で発生した、早川町にある有害物質を含む土砂の仮置き場周辺の地下水から、環境基準を超えるフッ素が検出されました。
JR東海は、自然界の地盤に含まれているもので、工事が原因の可能性は低いとしています。
JR東海は、10年後に東京と名古屋の間で開業が予定されているリニア中央新幹線について、早川町内で南アルプスや巨摩山地を貫くトンネルの工事を進めています。
合わせて建設工事が周辺環境に影響を及ぼしていないか、水質や土壌汚染などのモニタリング調査を行っていてこのほど、昨年度の調査結果をまとめました。
それによりますと、トンネル工事で発生した自然界に存在する有害物質を含んだ土砂は、早川町内の専用の仮置き場に搬入していますが、周辺の地下水から環境基準のおよそ2倍にあたるフッ素が検出されました。
仮置き場に土砂を搬入したあとのことし1月から基準を超えるようになったということですが、▽掘削した土砂には基準を超えるフッ素が検出されなかったことや、▽早川町内の温泉水に高濃度のフッ素が含まれていることなどから、工事が原因である可能性は低いとしています。
JR東海は「工事との因果関係は確認できなかったが、地下水の観測地点を増やして定期的にモニタリング調査を続けていく」としています。