おやじのぼやき

日々おやじが思う事。。。。。

2015年12月

淡水魚を守る 未来への義務 イタセンパラ

大阪の淀川に、国の天然記念物イタセンパラを再び泳がせよう!(綾 史郎) スポンサー一覧 - READYFOR (レディーフォー)


クラウドファンディングです。
小生が係る、『淡水魚』『淡水魚保護』および特集号の電子書籍化に関してのプロジェクトに寄付をしていただいた資金より参加させていただきました。

釣りだけのために、ブラックバス、ブラウントラウト、ニジマス等を勝手に放流する釣り人もいますが、この様に未来のために淡水魚を守ろうとする人たちもいます。



アマゾンではトンデモな古本価格になっておりますが、まだこちらに在庫があるとのことです。
ご希望の方はどうぞ。
「淀川の_]N^YL(__- 2@_]J_W」のご案内





賞のための研究ではない、人類のための研究 大村先生

大村氏「地球からのすばらしい贈り物」 ノーベル賞記念講演  :日本経済新聞


戦争を体験している大村先生 益川先生の様に今後は戦争に関しても語って貰いたい。
そして何よりも自然に生かされている人間、自然を使わせていただいて研究をしているという態度が大村先生の基本にあることを多くの方に知っていただきたいと思う。
自然を管理したり征服したりすることが、いかに愚かな事か、歴史が教えてくれているのだから。

以下記事
【ストックホルム=安藤淳】ノーベル生理学・医学賞を受賞する大村智・北里大学特別栄誉教授は7日午後(日本時間同夜)、ストックホルムのカロリンスカ研究所で記念講演した。約1000人を収容する巨大レクチャーホールは満席となった。講演テーマは「地球からのすばらしい贈り物―エバーメクチンの起源とインパクト」。主な内容を紹介する。



 皆さんと研究の楽しさ、そして結果の一部を共有できてうれしい。私は人類の健康に貢献する今回のサクセス・ストーリーにかかわってきた多くの人や組織を代表してここにいる。エバーメクチンは米製薬大手メルクと私の研究グループの協力の結果だ。

 微生物の代謝に関する研究は1965年に北里研究所で始めた。微生物が作りだし、生物活性のある新たな物質の発見に集中するようになった。集めた天然サンプルから微生物を単離する手法を工夫し、面白い性質をもつ化学物質を探し出す新しいスクリーニング法を考案して利用した。

 毎年2000を超える微生物を単離し、様々な培養液を使って育て、増やした。それをスクリーニングにかけ、生物活性を明らかにしていった。有用と思われるものは保存し、我々や他の研究者が使えるようにした。興味深い活性を示す物質が見つかっても、さらに研究を進めるにはお金がかかるため、企業パートナーが必要になった。

 我々はたくさんの微生物から様々な生物活性をもつ物質を見いだし、50年の間、毎年平均して10個程度の新たな化合物を見つけた。このうち人間や動物の薬に役立つものが26個あった。計100個ほどの物質は有機合成され、有機化学や生化学の進歩に貢献した。

70年代初め、米国化学会長を務めメルクの元研究所長でもある(留学先の)ウエスレーヤン大学のマックス・ティシュラー教授が、私をメルクに紹介してくれた。国をまたがってメルクと共同研究するきっかけになった。世界的にみても、大きな産学共同研究の先駆けといえる。


 科学研究は孤立していてはなし遂げられない。私は様々な国の、多くのすばらしい科学者とともに仕事ができた。エバーメクチンのもとになる微生物は日本の土壌で見つかったが、メルクの優れた研究チームの存在なしには、今日のような脚光を浴びることはなかっただろう。

 昨今、科学の進歩はますます学際的な研究者のグループによって達成されるようになってきている。エバーメクチンの研究はこうした研究スタイルも切り開いた。共同研究は生物学的にも構造化学的にも面白い多くの物質の発見に結びついた。

 そのなかで(共同受賞者の)ウィリアム・キャンベル氏とともに発見したエバーメクチンはもっともユニークで重要だ。まったく新しいタイプの寄生虫の防除剤で、体の内外の病原体を殺す能力がある。メルクはエバーメクチンをもとに、より安全で効果的な化合物イベルメクチンを作った。

 私がメルクに送った最初の50の微生物のうち、ある1つがもっとも興味深く、複数の代謝産物をもたらした。遺伝子解析を実施し、後に「Streptomyces avermitilis」と名付けた。世界中で微生物探索がなされたにもかかわらず、日本の土壌で見つかったこの1つの微生物のみがイベルメクチンの商業生産のもとになっている。

 81年にイベルメクチンを含む物質が動物薬となり、やがて人間の治療薬としても効果があることがわかった。イベルメクチンは熱帯地域の人々を何世紀にもわたって苦しめてきたオンコセルカ症(河川盲目症)に対処できる、理想的な薬だと判明した。この病気は皮膚の病気や失明を起こし、患者は時に死に至る。社会経済的な発展を妨げてきた。

80年代後半、アフリカや南米の貧しい人々は、イベルメクチンが登場するまでこの病気に対してなすすべがなかった。世界保健機関(WHO)などはアフリカで大規模な臨床試験を実施した。体重1キログラムあたり200マイクロ(マイクロは100万分の1)グラムのイベルメクチンを1回投与するだけで、1カ月後には目や皮膚から(病原体である)線虫の幼虫が消えた。


 イベルメクチンが人間の治療薬として承認されると、メルクはすぐにアフリカ、南米などでオンコセルカ症治療のために無償供与を始めた。貧しく本当にこの薬を必要とする人々に、薬が行き渡るようになった。

 私は2004年にアフリカに行き、イベルメクチンのインパクトを目の当たりにした。オンコセルカ症によって失明した多くの人々が、イベルメクチンを服用した。これによって感染が広がらなくなり、1987年以来、約3700万人の子どもがこの病気の脅威から逃れることができた。

 2000年には蚊が媒介する血球系フィラリア症に対しても、イベルメクチンの無償供与が始まった。この病気の感染のリスクにさらされている人は世界人口の約20%にあたる13億人もおり、約1億2千万人が既に感染していたが、無償供与を機に劇的に減少した。無償供与によって、イベルメクチンの投与を受けた人はこれまでに計2億2700万人に達する。

 イベルメクチンは他にも様々な「顧みられぬ熱帯病」に大きな効果があることがわかってきた。ブラジルの研究機関と共同で調べており、よい結果がいくつか得られている。イベルメクチンが地球からのすばらしい贈り物であることは疑う余地がない。

 01年には「Streptomyces avermitilis」のゲノムの99.5%を、03年には全ゲノムの解読を完了した。約900万塩基対からなる。得られた情報は商業生産に適したように性質を変えるのに役立つ。2次代謝産物の探索も世界で進んでいる。

 イベルメクチンは30年以上使われているにもかかわらず、幸い人間において耐性の発生は報告されていない。しかし、万が一耐性が生じれば遺伝子操作によって対応できるよう研究を続ける。

 私が基礎研究にのぞむ哲学をお話しする。あらゆる問題やニーズに対する答は自然の中にあると強調したい。微生物は我々の要求に応じてくれる無限の天然資源だ。健康と経済社会への恩恵をもたらす天然起源の化合物を、これからも探したい。次の世代の科学者にも続いてほしい。

 50年以上に及ぶ私の研究手法は、茶の湯の大切な要素である「一期一会」という考えの影響を受けてきた。茶の湯は日本文化のなかで、尊重の精神を非常に大切にする。そして、ある瞬間のある出来事は2度と起きないと考える。チャンスが現れたらそれをつかむことが大切だ。私は同時にすべての仲間、そして微生物に対する深い敬意を持っている。こうした感覚はすべての優れた科学研究と発見の基礎となるべきものだ。

 最後に、ノーベル生理学・医学賞の選考にかかわったすべての人たちに深く感謝する。発見に至るあらゆる段階で協力してくれた人々を代表して、謹んで賞を受けたい。


アデライン、100年目の恋 映画

無料チケットをいただいたので見てきた

なんと機内映画で見たモノだった。でも、多くの場面を忘れていたので再度感動。

大人のための大人のおとぎ話。


偶然と必然の時空の中を循環する時間のいたずらが切ない恋を成就させるのだろうか。

ハリソン・フォードが素晴らしい脇役で男の生き様を演じていた。



もんじゅ 嘘で固められた原発ムラ 

東京新聞:ムラは ずっとごまかし 職員の死 妻が問う「なぜ」 :社会(TOKYO Web)


昨日の東京新聞
この事件は本にもなっている。そして西村さん側の弁護士は故日隅一雄さんであった。日隅さんは福島原発震災でも東京電力の悪行をずっと指摘していた。

下記記事

高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)で一九九五年十二月、ナトリウム漏れ事故が起きてから八日で二十年を迎える。この事故では一人の職員を死に追いやった。「夫はどうして死ななければならなかったのか」。東京都足立区の主婦西村トシ子さん(69)はこの二十年、ずっと問い続けてきたが今も分からない。事故で明らかになったもんじゅの、日本の核燃料サイクルを取り巻く“ムラ”の本質は「変わらない」とトシ子さんには思える。(中崎裕)

 事故から一カ月ほどすぎた九六年一月十三日、土曜日の朝だった。目覚めても夫の成生(しげお)さんの姿がなかった。

 もんじゅを運営していた動力炉・核燃料開発事業団(動燃)の総務部次長として、情報隠し問題の内部調査に奔走していた。事故以来、仕事が終わらず職場に泊まり込むのはしょっちゅう。だが、そんなときも心配しないよう必ず連絡があったのに…。間もなく、夫の上司から「病院に運ばれた」と電話があり、慌てて駆け付けた。きのうの朝、いつものようにコーヒーを流し込んで出掛けていった夫が、霊安室で冷たく横たわっていた。

 夫は亡くなる前日の記者会見で動燃に有利に働くうその情報を発表したのを苦にホテルから飛び降り自殺したとされた。動燃が取り仕切った葬儀には理事長や国会議員、官房長官など千五百人が参列。マスコミの厳しい追及が死者を出した−というムードが生まれ、情報隠し問題は収束に向かうことになる。

 「何か、おかしい」。トシ子さんは納得できなかった。直前の正月、長男が年内に結婚を考えていることを報告していた。亡くなった翌日は次男の成人式。家族宛ての遺書はそれらに、ひと言も触れていなかった。

 何より、あれだけの葬儀をしてくれた動燃が、夫の生前の様子や勤務状況、仕事の内容の説明を求めても応じてくれない。夫とは職場結婚だった。かつての同僚に様子を尋ねたが、「分かっていても話せない」と言われた。動燃から一応の説明があったのは、死から九カ月ほどたった十月末。労災申請をするために頼んで出てきた勤務記録は、なぜか、亡くなる直前の三日分が空白だった。

 二〇〇四年、うその発表を強要され、自殺に追い込まれたとして損害賠償を求める裁判を起こした。事故の反省を踏まえ、運営主体は動燃から核燃料サイクル開発機構に替わっていた。裁判になれば、夫がどんな思いで仕事をしていたのか、少しでも分かるだろうと思っていた。

 だが、証人尋問に立った同僚たちから出たのは「何で死んだのか分からない」「勝手に想定問答に書いていないことを発表した」といった話ばかり。夫の苦悩に迫れないまま、うその強要は認められず、一二年に最高裁で敗訴が確定する。

 亡くなった翌年に生まれた孫は今年、高校三年生になった。「なぜ、おじいちゃんが亡くなったのか、教えられないままなんです」。西村家にとって事故はまだ終わっていない。

 組織改編を繰り返し、現在、もんじゅを運営する日本原子力研究開発機構も「失格」の烙印(らくいん)を押された。「点検漏れなどの話を聞いていると、組織を優先し、ずっとごまかしで(運営を)やってきたとしか思えない」。トシ子さんは仏壇に飾られた夫の遺影に目を落とした。

 核燃サイクル政策を揺るがせた事故だが、国民の信頼を失ったのは高速増殖炉の危険性が明らかになったから、だけではない。「事故ではなく(その後の)対応が二十年の停滞を招いた」。事故当時、動燃の広報マンだった男性はそう述懐する。

 <もんじゅ> 1991年に動燃が建設した国内初の高速増殖原型炉。発電しながら燃料を増やす「夢の原子炉」とのふれこみだったが、95年に冷却剤の液体ナトリウムが漏れ、火災が発生。事故の隠蔽(いんぺい)工作もあり、動燃は核燃料サイクル開発機構に改組。2005年に現在の日本原子力研究開発機構(原子力機構)となった。その後も点検漏れやミスが相次ぎ、今年11月、原子力規制委員会が運営主体の変更を勧告。これまで1兆円を超す税金が使われたが、運転は計250日にとどまる。





日隅一雄・情報流通促進基金はこちら。

原子力ムラの陰謀: 機密ファイルが暴く闇
今西憲之+週刊朝日編集部
朝日新聞出版
2013-08-20

テキーラ

知人が旨いとの事で、買ってみました。

初めてのテキーラ!

昔飲み屋でバイトしていた時にママに教えてもらった飲み方は 「ニコラシカ」
本来はブランディーだと思う。

ショットグラスに酒を注いで、レモンスライスの上にグラニュー糖を置いて、サーブ。
そしてまずはレモンと砂糖を口に放り混み、テキーラを一気飲み。
じゃんけんで負けると罰ゲームで潰れるまで続けるという遊びもあったそうです。

ちなみに、このテキーラですが、やはりお値段が良い方が味も良いです(笑)




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性感染症としての梅毒 増えております

メディアでは女性の感染者が増えているとさかんに報道しておりますが
実は男性患者の方が多いのです。

また梅毒だけではなく、他の性感染症も増えているのです。
もちろんHIVも。

梅毒_ページ_1梅毒_ページ_2梅毒1梅毒2

水の常識ウソホント77 左巻健男 平凡社新書 2015

理科教育のスペシャリストが綴る「水」を巡る嘘の様な本当の話、そして本当の様で実は大嘘なニセ科学としての水にも言及

備忘録メモ
活性酸素を除去するという「水素水」の効能は?
 大規模な臨床試験の結果を待った方が良い
クラスターが小さい水は健康によい?
 クラスターが小さいとか水の集団が小さい等の文言が出てきたら怪しいと思え
海洋深層水とうたった飲料水は、海洋深層水を原料にしているというだけで、ただの水にわずかの海洋深層水を入れてあるのと同じ。
超純水は毒ではない。
樹木に耳をあてると、樹木の導管を水が上がっていく音が聞こえるという話は、葉や枝がこすれる音や周辺の音が枝や幹を伝わってきているだけ。
水を燃料にできる技術?水で走る車(ジェネパックス社) 実現せず
日本の仮想水輸入量は年間744億トン 世界一 国民一人当たり約600トン 直接的水利用700トン
水資源に恵まれているように見える日本、多くの食料を海外に依存しているという前提で成り立つ。




ニセ科学を見抜くセンス
左巻 健男
新日本出版社
2015-09-29

水はなんにも知らないよ (ディスカヴァー携書)
左巻 健男
ディスカヴァー・トゥエンティワン
2007-02-25

リニアで通勤? 

リニア開通で2割が山梨居住も - NHK山梨県のニュース


右肩下がりの経済状況で、一時間に1本しか止まらない甲府や伊那の駅から通勤するそうです。

以下ニュース

首都圏で働く20代から40代までの人を対象に県が行った調査で、リニア中央新幹線が開通すれば、山梨県が「移住」や「二地域居住」の候補地になり得ると考えている人が2割に上るという結果がまとまりました。

これは3日、甲府市で開かれたリニア中央新幹線の新しい駅周辺の整備について検討する委員会で県が示しました。
調査は、県が先月、首都圏と中京圏で働く20代から40代までの人を無作為に選んでインターネットで行い、4900人余りから回答を得ました。
それによりますと「リニア中央新幹線が開通すれば山梨県が移住や都市部に住みながら地方で休暇を過ごす『二地域居住』の候補地になり得る」と答えた人は首都圏で19.9%。
中京圏で11.9%でした。
このうち、リニア中央新幹線での通勤を希望している人は首都圏で46.2%。
中京圏で29.7%でした。
県は「リニアの開通が県内への定住促進につながる可能性があることが分かった」としています。
委員会では調査の結果を参考にしながら来年度中に新駅周辺の整備方針について県への提言を取りまとめることにしています。

12月04日 07時25分





こちらは読売

リニア中央新幹線が開業した際、県内に移住などを希望する人のうち、約4割がリニア通勤を希望していることが、3日、甲府市大津町に建設予定の中間駅の周辺整備に関する県の検討委員会で明らかになった。リニアが移住促進に向けた鍵になることが明らかになったことで、今後、中間駅周辺での定住に関する整備方針について議論が進みそうだ。

 調査結果は、この日開かれた県の「リニア環境未来都市検討委員会」の中で、委員らに示された。検討委は非公開で、終了後、県の担当者が報道陣に説明した。

 調査は今年11月中旬、リニア中央新幹線の起点となる品川駅、名古屋駅近郊に勤務する首都圏、中部圏の20〜40歳代を対象に行った。リニア開業を前提に移住に関する意向を尋ね、インターネットを通じて4943人から回答を得た。

 それによると、県内を移住先または、都会と地方を行き来しながら暮らす「二地域居住」の拠点として希望したのは、全体の約15%を占めたという。このうち、リニア通勤を希望したのは、首都圏住民で約5割、中部圏住民で約3割に上った。また、駅までの交通手段として、徒歩または自転車を希望する人は半数を超えたという。

 この日の検討委では、出席した委員から、リニア開業で県内が移住候補地になる可能性が高いことが分かったとする声が上がり、今後、駅周辺に関する整備方針をまとめる際、移住者の年代や家族構成などでターゲットを絞り込むべきだといった意見が出たという。

 また、この日の検討委では、今年9〜10月に県民から募った駅周辺整備に関するアイデアも示された。駅を中心に半径数百メートルの範囲を想定した「駅前」については、「フルーツやワインなどの特産食材を使った食事の出来る施設」「八ヶ岳、南アルプスなどを展望できる施設」など、豊かな自然を生かした施設の提案があったという。

 次回の検討委は来年3月の予定。県は検討委の提言を受け、来年度中に整備方針を策定する方針だ。
2015年12月04日 Copyright c The Yomiuri Shimbun

少年に還る森 荒川じんぺい 河出書房新社 1994 


じんぺいさんの91年から94年にかけて週末山梨の山荘(自宅でもある)とその周辺で過ごした記録、
各種媒体に発表された文章。

すべての分野で玄人肌なじんぺいさん、流木アート、木工、森遊び等々。
ナチュラリストとして自然と共に生きる、決して自然を管理したり征服しようとしない態度が文章のいたるところに
綴られている。
虫が寄ってこない焚き火、雨のキャンプ、遊びの天才技が満載です。

少しでもじんぺいさんに近づける様に精進したいと思います。

可能なら多くの画像があるはずなので電子書籍等で復刻して欲しいです。

当時すでに問題になっていたリニア実験線を第二中央道に転用したらどうだと指摘している。
先見の明もある、じんぺいさんなのであります。


荒川 じんぺい
河出書房新社
1994-06

七輪 3種

たまに伺う新宿のSRCで売っていたのでつい。。。。
後で確認したらamzonにもあったけど、それより安かった。

いつ使おうか。

左がいつものサンマ等を焼く七輪


PB234200

ウイスキーの自然と時間を味わう

知人にワインがグラスによって味も香りも変わることを教えてもらって以来、ウイスキー用の
グラスが欲しかったわけです。

結構お高いグラスが多いのですが、たまたま大船のバーでも使われているタイプがあったので購入。

シングルモルト用もあるのですが、お値段がそれなり(2脚で5千円以上)だったの諦めました。

このグラスでも十分香りを楽しめそうです。
そして輿水ブレンダーが語るように、ウイスキーで自然と時間を味わう


PB234198

リニア アメリカの言いなりか? 調査費負担

米リニア計画、日本が8億円負担へ インフラ輸出推進:朝日新聞デジタル


以下転載

JR東海がリニア新幹線の輸出をめざす米東部のリニア計画をめぐり、日本政府は建設に向けた調査費の一部、8億円を負担する方針を固めた。他国の公共事業に日本政府が直接お金を出すのは異例。安倍政権が成長戦略の一つに掲げるインフラ輸出につながると判断した。

 計画は首都ワシントンから、メリーランド州ボルティモア間の約60キロを、最高時速500キロのリニアで15分で結ぶ。最終的には、ニューヨークを経て、ボストンに至る約730キロに導入する構想だ。JR東海がリニアの普及につながるとして、車両や運行システムの技術を無償提供すると米側に約束。日本政府も建設資金の一部を国際協力銀行(JBIC)を通じ融資する意向を表明していた。

 建設の前提としてかかる調査費は総額3475万ドル(約42億円)。米連邦政府は11月、このうちルート選定の地形調査や用地取得などにあてる2780万ドル(約34億円)について初めて補助金を出すことを決めたが、残りをだれが負担するかが決まっていなかった。

これを受け、国土交通省や財務省が協議。環境影響評価や安全基準の策定など、日本の技術が活用できる部分の調査を担当するとの名目で、調査費を出すことにした。来年度当初予算案を含め、調査期間の4年間で8億円を計上する。調査を担う米企業に委託費として出す。

 日本政府はこれまで、米国のリニア計画を「日米同盟の絆強化」の一環として米側に実現を働きかけ、安倍晋三首相もオバマ大統領に直接、建設を求めてきた。リニア技術が海外で採用されれば、国内関連産業の裾野が広がり、国内のリニア中央新幹線のコストを引き下げる利点も期待される。日米両政府が費用を負担する「協同事業」という意味合いを強めることで、実現に近づけるねらいもある。

 ただ、建設費はワシントン―ボルティモア間だけで1兆円ともいわれ、資金が十分に集まるかは見通しが立っていない。米国では、長距離移動には航空機という意識が浸透しており、実現へのハードルは残る。(奈良部健)


石木ダムの事業認定取消を求め110人が提訴

石木ダムの事業認定取消を求め110人が提訴 - 石木川まもり隊


当たり前の訴えを当たり前に無視する行政
ダムをどうしても作りたい人々がいる。











ネーブル豊作

昨年は超不作でしたが

今年は豊作

自然は不思議だけどヒトを鍛えます。


ジンをネーブルの果汁で割って飲みます(笑)

PB234202

水木しげるさん逝去 戦争という愚か

水木さんの原体験はパプアニューギニアである。

1988年の僕のPNG訪問の時には水木さんのその経験は知らなかった。

また一人戦争体験者が亡くなってしまった。

備忘録として自身のブログログを残しておきたい。
戦後60年の2005年
http://dream4ever.livedoor.biz/archives/28424905.html
そして2011年 1988年の画像
http://dream4ever.livedoor.biz/archives/52244282.html


合掌

安全という幻想 郡司篤晃 聖学院大学出版会 2015

図書館本 12月1日は世界エイズデイ

エイズ薬害問題
多くの血友病患者さんが輸入血液製剤でHIVに感染した。
その過程で、国の関与(厚労省での輸入血液製剤の禁止措置等の時期)を問われた当事者(本書出版後に逝去)の書。
最新の情報を集めようと努力する医系官僚と医学研究界、企業、メディアの関係が見えてきます。

多くの当事者が故人となってしまい、エイズ薬害問題が本当に総括され、今後の日本の医療行政に生かされるのかが謎でもある。

研究班という組織がどのような意思で作られるのか、そのメンバーと科学研究費、企業からの寄付や研究費の関係性等々、研究班が「ムラ」にならないためにも「金」の流れは常にオープンになっていることが医学はもちろん他の分野でも必要なのだと思った一冊。

備忘録メモ

研究班立ち上げ時にウイルス学者として日沼医師をお願いしたが、東南アジアのサルにおけるレトロウイルスの疫学調査で忙しいからと断られた。そこで、大河内医師と西岡医師。(日沼先生は直接疫学調査に参加はしてないと思うけど。。。。)

HTLV-2は病原性が弱くヒトに病気は起こさない。(起こすと報告されていると思うけど)

科学の先端的な情報をもっている人々は、学会という組織をつくっている。だとしたら、学会はその社会的使命として少なくとも行政や社会に対して警告を発する責任を担ってもよいのではないだろうか。

なぜ日本では濃縮血液製剤を作れずに、アメリカからの輸入に頼ることになったのか。それは献血を独占していた日本赤十字社(非営利団体)が企業との開発競争に敗れたから。

参考図書
赤い追跡者      今井彰 新潮社 2013  今井氏 埋もれたエイズ報告 構成 プロジェクトX製作
埋もれたエイズ報告 桜井均 三省堂 1997  桜井氏 埋もれたエイズ報告 製作
 http://www.sanseido-publ.co.jp/publ/umo_aids.html


報道番組 
NHKスペシャル『埋もれたエイズ報告──血液製剤に何が起こっていたか』 1994年2月
          薬害エイズ 16年目の真実〜川田龍平 郡司元課長に聞く〜 1999年4月


安全という幻想: エイズ騒動から学ぶ
郡司 篤晃
聖学院大学出版会
2015-07-07

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