おやじのぼやき

日々おやじが思う事。。。。。

2013年11月

リニア環境評価準備書 正誤表 山梨県  リニア

中央新幹線|JR東海

パブコメ終了後になにげにHPに入れ込む姑息さ。
こんなブラック企業が環境評価偽装をしているわけですよ。
そして一部の業界がリニア将来ばら色経済偽装をしてね。

そうそう、今日、山梨県では同じく環境偽装(選定地決定における)をしてまで作った、北杜市明野町浅尾にある廃棄物最終処分場の閉鎖を決めた。赤字は知事がなんとかするんでしょうね!まさかまた税金なんていわないよね。
お仕立て券を換金してはいかがでしょうか?

以下記事

操業再開断念 明野処分場閉鎖へ
(山梨県)
 操業を停止している北杜市の明野処分場について、県は13日までに操業再開を断念し、閉鎖する方針を固めた。
 明野処分場は国や県の補助金45億円余りを投入し、2009年5月に稼働した。しかし、これまでに2度、漏水検知システムが異常を感知。現在も操業を停止している。県は施工業者に補修を求めたが、業者側はこれを拒否している。
 県は再開には10億円以上の補修費が必要となる上、工事が長期間に及ぶため、閉鎖する方針を固めた。当初、1800万円の黒字を見込んだ明野処分場だが、赤字額は50億円を超える見通しで、そのツケは県民が負うことになる。来週にも横内知事が正式に発表する方針。
[ 11/13 21:36 山梨放送]


石橋湛山が生きていたら何ていうのかなリニア

石橋湛山ゆかりの地に碑 富士川町民有志が計画 - 山梨日日新聞 みるじゃん

甲府中学(現甲府一高)を2年留年したおかげで大島正健校長(札幌農学校一期生でクラーク博士の「Boys be ambitious」を「少年よ大志を抱け」と訳したと言われる)の教えを受け、生き方を変えたと言われる。

そんな石橋が育った地元にリニアが南アルプスに穴をあけて通る計画が進んでいる。

その石橋を尊敬していた水上達三(甲府中学、三井物産社長・会長)、を上司として尊敬してやまない寺島実郎は税金をつぎ込んで名古屋ー大阪を同時開通しろと言う。

石橋が生きていたらなんと言うのだろうか?


以下記事
石橋湛山ゆかりの地に碑 富士川町民有志が計画
生誕130年控え「町に足跡を」
 富士川町の住民有志が、少年期を増穂村(現富士川町)で過ごした元首相・石橋湛山の顕彰碑の建立を計画している。来年生誕130年を迎えることから、町内に足跡を残そうと企画。来年9月末を目標に、町内の湛山ゆかりの地に設置する。

 湛山は1884年、東京生まれ。父・杉田日布が増穂村の昌福寺住職になったことから、1歳のとき山梨に移住。7歳のときに増穂村に移り住み増穂尋常高等小(現増穂小)に転校し、10歳まで過ごした。その後東洋経済新報社の記者、編集長、社長を歴任。大蔵大臣や通産大臣などを務め、1956年に内閣総理大臣に就任した。

 湛山をめぐってはこれまで、峡南の歴史と文化を学ぶ会が勉強会を開くなどしていたが、町内に碑はなかった。今年8月に同会の会合で顕彰碑設置の話題が持ち上がり、町議や区長、教員OBらに呼び掛け9月末に実行委員会を設立した。

 年内にも設置場所や顕彰碑の形態などを決める予定。設置に向け、町民から寄付も募る。実行委は12日午後7時から、富士川町ますほ文化ホールで、NPO法人山梨平和ミュージアムの浅川保理事長を招き講演会を開催。「今! 石橋湛山に学ぶ」と題し、湛山の生き方や考え方などを紹介する。

 実行委の田中隼人副会長は「湛山は町にゆかりのある立派な言論人で政治家。顕彰碑を設置することで多くの人にその功績や足跡を知ってほしい」と話している。〈土屋圭佑〉



週末の鎌倉 寿司

何故か仙台の知人がご案内してくれた寿司屋さん。
なかなか一人では入れない(笑)

そして、そこの大将が道路沿いの干物屋より美味しいと紹介してくれた魚七さん。

あ!ここ風さんが以前教えてくれた所と同じだ。
何気に参道?に魚が干してあるのが良いですね。

そして養老先生がガキの頃に良く遊んだと書いている滑川(なめりかわ)の鯉

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JR東海の環境影響準備書偽装

リニア品川駅はなぜ深い? JR東海がQ&A集|日経BP社 ケンプラッツ

長野県では70箇所近くのデータを訂正したとの報道がありました。
他県ではどうなんでしょうか?

環境破壊をしてまで作りたいリニアの採算性がほぼ破綻している(金利が上がればさらにJR東海本体にも影響)といわれているのに。
成長神話も安全神話も無い現在。
強靭化で国費投入して名古屋ー大阪同時開通などという妄想を未来の子供たちの負債として残してよいのでしょうか?

メディアもJR東海や関連コンサルの経済効果を鵜呑みにして、自分たちで調べてみたのでしょうか?
発表報道ばかりのマスメディアの必要性などまったく無いのでは?
記者クラブも早く廃止すれば良いのですよ。


リニア 山梨 備忘録

[リニアがくる]水への影響「データ不足」 : 山梨 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

さてJR東海の環境評価偽装を何処まで審議委員が追求出来るのか。
議事録をしっかり公開していただきたい。
こういう会議こそ動画放映すべきだと思うけどね。
情報公開の基本でしょ。

以下記事
ニア中央新幹線の環境影響評価準備書の内容についてテーマごとに検証しようと、県の技術審議会の小委員会が11日、審議を始めた。「水環境」「大気環境」「動植物生態環境」の3テーマでそれぞれ年内に3回検証が行われ、12月に同審議会の全体会を開き、意見集約を図りたいとしている。

 この日のテーマは「水環境」で、全15人の委員のうち4人がメンバーに。この日、甲府市の県防災新館で行われた初めての審議には委員3人が出席し、JR東海の担当者に次々と質問した。

 南アルプスを貫通するトンネルを建設する計画について、委員が建設に伴い湧出する地下水の推定量について質問。同社の担当者が「現時点で予測できないが、排水は基準内に収まるよう適切に処理する」と回答すると、委員らは「データを示さず、『大丈夫』では、こちらは判断できない」「近くに(かつて)鉱山も存在し、地下水に重金属が含まれる恐れがあり、十分に調べるべきだ」など、同社の対応に疑問を呈した。また、準備書に甲府盆地の湧水への影響が示されていない点について、委員は「全体から見たら小さな影響でも、後々、住民トラブルになる可能性がある。調査すべきだ」と指摘した。

 今回の小委員会の委員長を務める坂本康・山梨大教授は「本来、環境影響評価は、様々なメリットとデメリットを検証するもの。今のままではデータ不足で、JR側の今後の協力に期待したい」と話した。
(2013年11月12日 読売新聞)

木枯らし1号

11月11日に木枯らし1号が吹いたそうだ。
調べるとなかなか面白い。関東と関西だけの発表の様ですね。

気になって眠れないのだけれど

木枯らし紋次郎は木枯らし一号が吹いてから登場するのか

それとも

木枯らし紋次郎が登場すると木枯らし1号が吹くのだろうか

その関係性はいかに。


そして木枯らし一号と春一番の間には鉄人28号は登場可能なのだろうか?

個人的には木枯らし28号位までは発表して貰いたいと思う。

南極○号に関してはコメントを控える。

読書の秋を一気に飛び超えて、焚き火の冬へ突入か?

ついつい買ってしまいます。このタイトルだと。(笑)ビーパル

焚き火とナイフ さらに 猟師さんの話

この号は結構濃いです。
多くの現役猟師さんが自前の鉈やナイフを紹介しています。
特に最初に羆撃ちを書いた久保さんが紹介されているのが良いです。名著です。
もちろん、ぼくは猟師になった の千松さんも紹介されています。

久保さんの二人のお嬢さんが小さい頃の記録テレビ番組が大草原の少女みゆきちゃん [DVD] としてあるようだがまだ見る事が出来ていない。なんとか見たい。

まあ、サバイバル登山家は本書にいらないけどね。

保存版でもう一冊買いたいくらい(笑)




羆撃ち (小学館文庫)
久保 俊治
小学館
2012-02-03


大草原の少女みゆきちゃん [DVD]
ドキュメンタリー
北海道放送
2005-06-22

世界きこり選手権

日曜日の朝のテレビを眺めていたら面白い映像があったのでネットで検索
これですね。
ドイツ語ですが見るだけでも楽しい。
ちなみに主催がSTIHLなのでSTIHL製品を使うのかな。



こちらは
WLC (World Logging Championship: 世界伐木チャンピオンシップ)
これはHusqvarnaとSTIHLの共催?

ハスクの素人ユーザーとしては一応ハスクのyoutubeサイトをリンクしておきます。(笑)





ゴーストタウン一直線なリニア中間駅

[リニア]駅周辺整備で民間から意見 : 山梨 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)


既得権益あるいは利権というものがどれほど浸透しているのでしょうか?
俺は絶対ババは引かないと思っている守銭奴の様な方がいるのでしょうね。きっと。

中間駅に何本リニアが停車するのか、知ってるのかな?
早ければ儲かる的なバブル経済をもう一度なのですかね?

甲府の中古マンションの実勢価格調べてみた方が良いよ。

東京郊外ですらニュータウンがオールドタウンになり、その次はゴーストタウンですよ。
儲かると思う人が自分の金でヤレば良いことであり、税金投入してやるような事業ではないことは明らか。

リニアは国策じゃないですよ。すでに多額の国費が投入されてしまったけど。
時の大蔵省がノーと言って一度破綻した計画ですから。

いいかげん、未来ばら色偽装は止めましょう。

以下記事

リニア中央新幹線を生かした街づくりについて、住民や商工関係者らが意見を出し合う「甲府市リニア活用推進懇話会」が8日、同市役所で開かれた。懇話会の開催は、JR東海が9月に詳細なルートや中間駅(甲府市大津町)の位置を発表してから初めて。駅予定地周辺の開発について、地元住民から「ベッドタウン化すべき」「商業施設など、民間が参入しやすくすべきだ」といった意見が出た。

 この日の懇話会では、駅予定地の北側にある中央自動車道と、南側にある新山梨環状道路で挟まれた駅周辺地区の施設や交通機能について、市側が出席者に意見を求めた。

 予定地周辺の自治会連合会の代表は「リニアで東京や名古屋の通勤圏内になる。マンションも一戸建ても良い。人が大勢住めば、活性化につながる」と発言。観光協会の代表は「観光客の利便性のため、宿泊、商業施設も必要」と述べた。

 中間駅周辺は現在、市街化調整区域に入っており、宅地開発は制限されている。また、県は3月に策定した「リニア活用基本構想」で、中間駅からおおむね200〜300メートル範囲の土地開発について、「(JR)甲府駅周辺などの拠点と調和を図り、交通機能を中心に整備する」「既存の都市機能に影響する大型商業施設の立地は抑制する」としている。

 懇話会で、中間駅周辺の高室地区の代表は「規制ばかりでは『他に駅を持っていけば』という気持ちになる」と苦言を呈し、「商業施設も民間が入りやすいようにしてほしい」と述べた。

 このほか、「中間駅の近くに大規模な国際展示場を造るべき」「ブドウ狩りや富士山周辺に行けるシャトルバスもほしい」という意見も出た。市は懇話会の内容を踏まえ、県の検討委員会に市としての意見を提出する。
(2013年11月9日 読売新聞)

砦に拠る 松下竜一 リニアと公共事業

リニア新幹線構想は、情に叶い理に叶い法に叶うのだろうか?

一部の人々だけの利益と大自然の破壊が確実なのではないのか。

再掲

下筌ダム建設に対する室原智幸と住民の反対運動を種々な視点から松下竜一さんが描いた記録小説。

あまりに壮絶な国家との争いであるが、まさに住民の基本的人権と下流域住民の利益、あるいは国家としてのエゴの戦いだったのだろうか。

室原さんの民主主義の定義は、情に叶い理に叶い法に叶い、だと言う。

蜂ノ巣城と言われる徹底抗戦のために作り上げた反対拠点を土地収用法をもって強制撤去していくくだりは国にとっての国民とは何かを考えさせられる。その後に続く三里塚闘争や他の強制代執行を伴う国家権力との争いは最大多数の最大幸福のみを求めているように見えてしまう。

当初の治水目的のダムがやがて発電を含む多目的ダムに変質していくありさまはあまりに情けない。はじめからダムありきな政策だと言われてもしょうがない。そして今もこれに近い事が起きているのではないか。

この闘争を取材して、大島渚氏が監督した「反骨の砦」と言うテレビ番組があったと言う、是非とも見てみたい。

追記 大島監督の反骨の砦は現在ネット上で動画が見る事が出来ます。是非ご覧ください。

松下 竜一
筑摩書房
1989-11

松下竜一 その仕事〈15〉砦に拠る
松下 竜一
河出書房新社
2000-01



滋賀県 嘉田由紀子知事のリニアに対する発言 facebook

リニア同時開業を要請 関西広域連合、国や自民に (京都新聞) - Yahoo!ニュース


嘉田由紀子知事と言えば環境保護を真剣に考える首長だと信じていた。
しかし、ニュースおよびご自身のFBでの書き込みは、主義主張を180度変更させたのか?

山梨、静岡、長野の自然財産である南アルプスを破壊してまで、滋賀県および関西の銭儲けをしたいのか?


ニュースは
 関西広域連合の井戸敏三連合長(兵庫県知事)は8日、国土交通省や自民党幹部を訪れ、リニア中央新幹線の大阪までの同時開業を国が積極的に推進するように要請した。国や与党は賛同したが、京都駅ルートには懐疑的な姿勢を示した。
 国交省の増田優一事務次官への要請に同席した滋賀県の嘉田由紀子知事は、東海道新幹線の京都駅と新大阪駅を合計した1日の利用者数が名古屋駅より多いとし、関西ではリニア新幹線の需要が大きいと説明。増田次官は「大阪までもう少し早く整備しないと関西は落ち込む。旗を振り続けることが大事だ」と理解を示す一方、国の整備計画は奈良市付近を通るとし「関西で早く方向付けをすべきだ」と注文した。
 要請は自民党の竹本直一・超電導リニア鉄道特別委員長にも実施。竹本氏は京都と奈良が続けるルート誘致に「けいはんな学研都市あたりで妥協しないと、関西はごたごたしている印象を持たれる」と同時開業への影響を懸念した。
 このほか井戸連合長は北陸新幹線の敦賀以西を米原ルートにするように求める提案もした。一方、福井県の西川一誠知事は「若狭ルートが適切」とのコメントを出し、広域連合の動きをけん制した。

FBでの書き込み
「北陸新幹線米原ルート」「リニア中央新幹線大阪同時開通要望」「全国知事会」「首相官邸での全国知事会」(長いです)

11月8日、早朝5時起きして東京に向かう。東京で関西広域連合の井戸連合長(兵庫県知事)と合流して、衆議院第2議員会館で竹本直一衆議院議員とお会いし、鉄道に関する2点の要請をさせていただきました。

一つは、リニア中央新幹線に関して、東京から大阪までの全線同時開業とされたいこと。もう一つは、北陸新幹線の敦賀以西ルートについては、米原駅を経由したルートとすべきとの提案です。

リニアについては、JR東海が、東京・名古屋間を2027年(平成39年)に先行して開業し、その18年後の2045年(平成57年)開業という二段階で開業する方針を示しておられます。

しかし、平成23年5月に国の交通政策審議会の中央新幹線小委員会の答申でも指摘されたとおり、リニア整備効果を最大限に発揮させるためには、大阪までの全線同時開業が有利です。国家プロジェクトとして、大阪までの乗り入れを推進するとともに、東京・大阪間での全線同時開業が実現されるよう、関西広域連合からの要望を行いました。

北陸新幹線については、関西広域連合として、地域の費用負担を関西全体で解決を図るという方針をもとに、米原ルートの提案をさせていただきました。(小浜ルート、湖西ルートと比較をして、費用対効果が最大であり、整備期間も短いという有利性ゆえ)

これまでの「属地主義」による費用負担ですと、敦賀―米原整備の滋賀県内部分は滋賀県が満額負担ということになりますが、北陸新幹線の関西への接続受益は京都・大阪・兵庫など関西全体に及びます。それゆえ、地元負担金を関西全体で、「受益を勘案して負担」という方針を関西広域連合でこの春決めました。これも広域連合という意思決定機関があったから決められたことでもあります。

この提案を改めて説明させていただいた上で、詳細な全体事業費の提示や並行在来線が経営分離されないための措置を行っていただくこと、そして日本海国土軸の観点からの今後の高速鉄道網等の整備検討などを要請させていただきました。

お昼前には、衆議院第1議員会館へ向かい、町村信孝衆議院議員のお部屋を訪ねる。あいにく議員はご不在でしたので、秘書さまに要望をお伝えする。

お昼からは、都道府県会館で行われた全国知事会議に出席。地方税財政等や国の直轄道路・河川についての地方への権限委譲および財源措置に関して、全国知事会として国に求めていく内容を議論しました。

地方税財政の議論としては、国において地域の格差是正のために法人事業税の一部を地方法人特別税として切り離し、一旦プールして財源の足りない自治体に再配分されておりますが、この格差是正を法人住民税で行うべきとの案が出ています。

現行の地方法人特別税による格差是正策では、滋賀県への影響額が平成23年度実績で38億円もの税収減となりました。このような格差是正は地方税の応益負担の原則に反し、特に法人住民税については企業誘致などに懸命に取り組んでいる県や市町のインセンティブをも損なうものであることから、滋賀県としては法人住民税を格差是正に活用することに反対の意見を述べさせていただきました。

その後、国土交通省の増田優一事務次官を訪ね、リニアおよび北陸新幹線について、上記の要請をさせていただきました。

続いて、総理大臣官邸で開催された政府主催の全国都道府県知事会議に出席。安部総理および閣僚級の方がたとの懇談を夕方まで行いました。

滋賀県からは、台風18号による豪雨で被災した信楽高原鐵道の件を踏まえ、第三セクター鉄道から上下分離方式に移行された鉄道は公共的財産と扱うべきであるとの考えから、災害復旧の際に適用される国からの補助率を嵩上げする新たなスキームを検討いただくよう提案を行いました。

大津へ帰ったのは真夜中となり、長い一日でした。
以上


すそのフィッシングパーク

すそのフィッシングパーク


11月2日に2時間だけフライで釣りしました。

ドライでもニンフでも爆釣に近い感じ。
また、型も小さい虹鱒は釣れないで3番ロッド5Xでは結構遊ばせてもらいました。6Xとかだとブチブチ切れるかな。(渓流でも殆ど使わないので劣化していたかも)

家から距離的には80km程度だったので、遊びに行くには良いかな。

釣った魚は5匹程度持って帰れるので、当日は焚き火用に3匹ほど持ち帰りました。


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太平洋奇跡の作戦 キスカ 1964年

ご案内のとおり、私は反戦、非戦、そしてNo Border主義者である。

だから戦争映画は嫌いだし、暴力や銃で殺しあう映画も嫌いです。

多くの日本人が、そしてアジア人が、そしてアメリカ人が死んだ太平洋戦争。

人を殺し街を破壊しないと勝敗が決まらないという愚かなゲーム。

本映画の最初にはおそらく実写だろう、死体がゴロゴロと無造作に横たわる映像がおかれている。

史実に基づいて作られたこの映画は、玉砕を逃れてケスカ島から撤収した物語である。

映画としては良く出来た素晴らしい映画であると思う。三船敏郎はじめ俳優の演技も素晴らしいと思う。

しかし、映画では死臭も呻き声も火薬の匂いも分からない。


原発事故と科学的方法 牧野淳一郎 岩波科学ライブラリー 2013年10月

図書館本 久々に良い本に巡り遭った感覚

科学者が、あるいは専門家が市民のために生きている社会、科学者の社会的責任とでもいうのだろうか。

牧野さん(1963- 東工大教授)は原発の専門家ではない、天文学がご専門の様だ。
しかし、氏は高校レベルの知識で解析すれば3.11後の状況はそれほど間違いなく解析出来たと指摘する。
そして、問題点は公式発表はあまりに過小評価と拡大解釈で、多くの被曝者を作りだしたと。
さらに、チェルノブイリもJOCの教訓も生かされていないと。
危惧されるのは、原子力政策が太平洋戦争と同じように破滅まで引きづり込まれることだろうかという点だろう。

さらに被曝の健康影響の推定は正しいのか?と。

個人的に非常に興味深かったのは、第一次安倍政権時(2006年、平成18年)の共産党吉井英勝議員の有名な質問(巨大地震に対する電源喪失に対する評価)の回答で、質問と回答http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a165256.htm
そして、「経済産業省としては、お尋ねの評価は行っておらず、原子炉の冷却ができない事態が生じないように安全の確保に万全を期しているところである。」
しかし、筆者は原子力安全基盤機構JNESの平成21年の報告書で電源喪失のシミレーションが行われていると指摘している。(専門家の原発大事故シミレーションが正しかった例)
そうであるとすれば、その時点で対策を講じていれば、3.11原発震災は防げたのではないだろうか。

結びに、で氏は書きます。
少なくとも、外部への発表に関しては、専門家集団や政治家集団や政府機関の発表は、科学的方法をまったくないがしろにした、デタラメ、といっていいものであることがある。
そのような、デタラメなものである、ということを、公開されている情報や、専門家以外の一般市民の測定・観測したデータから科学的に明らかに出来ることもある。

そして現状での再稼働は危険であると。



目次
序章 3.11 から最初の一週間――三重の悪夢のなかで
第1章 原発事故の規模――自分で考えるための科学的方法
第2章 事故のシミュレーションはなされていた――まかり通った大嘘
第3章 専門家も政府も,みんな間違えた?――あるいは知っていて黙っていた?
第4章 原子力発電という巨大リスク
第5章 福島原発事故の健康影響をどう考え,それにどう対応するか
結びに



南アルプスを無謀なリニア計画から守るために

中央新幹線環境影響評価準備書に関する意見提出について ‐ 静岡市


白神山地が青秋林道建設計画で壊されるのを阻止した人達がいたことを想い出す。
やがて、行政主導で自然遺産になるのだが、、、

非常に常識的な指摘をされている意見書。ヤマトイワナやイヌワシにも触れている。

以下一部転載(意見書はpdf)

平成25年11月5日(火)
南アルプスに関係する10市町村で構成する「南アルプス世界自然遺産登録推進協議会」に設置する「南アルプス総合学術検討委員会」(佐藤博明委員長(元静岡大学学長))は、東海旅客鉄道株式会社(JR東海)に対して、リニア中央新幹線(東京都・名古屋市間)環境影響評価準備書に関する意見書を提出しました。

「南アルプス総合学術検討委員会」では、10月21日に南アルプス市において山梨県、長野県、静岡県の委員による検討会を開催し、意見を取りまとめ、環境の保全の見地から意見を提出しました。

 また、「南アルプス総合学術検討委員会」と同じく、「南アルプス世界自然遺産登録推進協議会」に設置する「ユネスコエコパーク登録検討委員会」も、併せて意見書を提出しました。




根深さんのの本はおいらを含めて数人しかレビューしてないのがちと悲しい。






根深 誠
立風書房
1993-08

JR東海の犯罪性 リニア

信濃毎日新聞[信毎web] リニアのアセス準備書 JR、県内分69カ所訂正


これが大企業のやる事か?
食品偽装じゃなくて環境偽装!!

以下記事
JR東海が公表したリニア中央新幹線の環境影響評価(アセスメント)準備書で、長野県内分で同社が69カ所にわたり訂正したことが5日、分かった。南アルプスを貫く長大トンネル工事後の河川流量予測では、下伊那郡大鹿村の小渋川支流(小河内沢川)の流量の減少幅が訂正前の3割余から5割余に拡大するなど、影響評価の妥当性判断に影響を及ぼしかねない内容も含んでいる。同社は「準備書を作る過程で、調査結果のデータを転記する作業などで誤りがあった」(広報部)としている。

 訂正は神奈川県を除く、他の5都県にもあり、6都県合わせ159件。長野県分は全体の4割余と突出して多く、準備書の本編が48カ所、関連図は21カ所あった。

 大鹿村の流量予測結果では、毎秒0・99立方メートルの現況に対し、工事中は同0・72立方メートル、リニア完成後は同0・66立方メートルと記載していたが、訂正後は工事中は同0・55立方メートル、完成後は同0・48立方メートルとさらに減る予測となった。他に、クマタカやホンドキツネ、ミズナラなど9種類の動植物の生態環境に影響を与える予測結果の数値や評価などを修正した。

 同社は自社ホームページに誤りを含む当初の準備書と合わせて正誤表を掲載。県など関係自治体には、5日までに正誤表を配布したが、訂正が生じたことは記者会見などで発表はしていない。

 県環境政策課は、誤りの内容は技術委員会の判断を左右するような重大なものではないと説明。一方で「正確であるべき準備書でこれだけ多くの誤りが出るのはいかがなものかと思う」。大鹿村の長尾勝副村長は「小河内沢川の流量の大幅減に変わりなく、こうしたことが起こらないようにJRに求めていく」とする。

 同社広報部は「点検でも漏れてしまった」と釈明。特に長野県分では、別の項目のデータも合わせて算定してしまう入力ミスがあり、訂正箇所の拡大につながったという。アセス結果の評価には「影響ないと思っている」としている。

野鳥の会  リニア 山梨は意見書すら出さない?

信濃毎日新聞[信毎web] 大鹿のリニア影響「軽減策を」 野鳥の会、JRに初の意見書


伊那谷支部だけが意見書を出したとの事ですね。
会長さんの居る山梨には重要な絶滅危惧種の鳥類は居ないからドンドンとトンネルを掘れと言う事でしょう。


以下記事
日本野鳥の会(東京)は5日、リニア中央新幹線の環境影響評価(アセスメント)準備書に対し、絶滅の危険が高いとされるイヌワシ、クマタカなどの希少猛禽(もうきん)類の繁殖や、絶滅の危険が増しているとされるサギ科の渡り鳥ミゾゴイの生息が確認された下伊那郡大鹿村の環境について、十分な環境影響の軽減対策を示すよう求める意見書をJR東海に送った。

 事業者のJR東海は、大鹿村に作業用トンネルの出入り口(完成後は非常口)や変電施設、工事用道路を計画している。意見書は、ミゾゴイについて「世界中でほぼ日本でのみ繁殖するとされる」と記載。地上部の改変の影響や、トンネルなどから出る残土の置き場の場所や面積、運搬ルートが不明確だとし、具体的に予測して「環境影響の軽減対策を示すべきだ」とした。

 JRは、2011年9月にアセスの手法を記した方法書を公表した際などにも意見を募集しているが、日本野鳥の会がリニア計画に関し意見書を出すのは初めて。同会が沿線7都県の各支部にリニア計画に意見を出すか聞いたところ、伊那谷支部が意見書提出を求めたという。

 同会自然保護室の葉山政治室長は「多くの貴重な野鳥が生息する大鹿村に、南アルプスの山岳トンネル出入り口が設けられると分かり、対応を求めた」としている。

 環境省のレッドリストでミゾゴイは、イヌワシ、クマタカの「絶滅危惧1B類」に次いで希少な「2類」に分類。世界の生息数が600〜1700羽とされ、4月から10月ごろにかけて日本で過ごし繁殖する。準備書では工事に伴って「生息環境に変化は生じない」と明記したが、JRは取材に対し「確認場所は工事に伴う改変地域から600メートル以内」と説明している。

 大鹿村は、リニア中央新幹線の準備書について、同村大河原に予定されている工事用道路の建設を見直すよう求める意見書をJR東海に郵送している。

地性の人々 須田治 川辺書林 1997

志賀高原で自然保護に命をささげた山本教雄さんの事を知りたくて。

須田治氏(1954-)が信濃毎日夕刊文化欄1992-1997に連載された文章の中から表題に沿ったものを選んだとある。

第一部(森に訊く)、第二部(土に学ぶ)から成る。
中橋実(淡路島、奇形ザルに学ぶ)と、阿波根昌鴻(沖縄伊江島、米軍基地)以外は長野県の方をルポしている。多くの方が福岡 正信さんの思想を受け継いでいる事が分かる。

山本さんは雑魚川の在来魚保護でお名前は知っていたのだが、本書を読んで、ますます凄い人(ある意味、こんな人が正常で僕らが異常だと思う)だと思った。

自然保護などという言葉に惑わされことなく、自然に生かされている人間がしなくてはいけない事を誠実にやり通す。そんな当たり前の事すらやらななくなった自分。

壊したら、わずかでも自然に近いものを返す。
水の思想とj表土復元
カラマツ単純林はドイツ森林学を導入した学者と国の責任
自然から教わって謙虚になれば、必ず自然は応えてくれる。このイワナを見てごらんよ。(雑魚川)
自然はウソをつかない。
事実の積み重ねだけだよ。学者じゃねえから、文はかけない。その代わり、この大地に俺の生きざまを刻みつけたい。それが自然に対する懺悔だよ。
西洋タンポポによる早期緑化に対して(環境庁のご推薦):川のブラックバスと同じで、アメリカ産の牧草が在来種を駆逐している。古来の植生を追い払うということは、白人がインディアンを追い出したのと同質の行為だ。

破壊のプロセスをフィルムに撮り、それを逆回しさせれば、環境問題はいくらでも解決できる、俺はそう考えている。人間のエゴを許してくれ、でもわずかでも自然に近いものを返します。そんな思想から築かれたダムなんだ。この周辺は水源涵養保安林であると主張し、法的規制も出来た。環境保存とは、木を切って、保護論を印刷するこtじゃないんだ。(剣沢ダム、農業用)
山本教雄さんの名言―「人に. 逆らっても、自然には逆らうな」


自然を壊し里を壊すリニア

信濃毎日新聞[信毎web] リニア計画「やり直しを」 自然保護協会、JRに意見書


JR東海の反論を是非公開して欲しいですね。

自然保護協会からの意見書全文はこちらです

以下記事

リニア中央新幹線の環境影響評価(アセスメント)準備書について、日本自然保護協会(東京)は4日、東京―名古屋の建設計画をいったん凍結し、路線など事業位置の再検討を含め、手続きをやり直すよう求める意見書をJR東海に郵送した。希少動植物の保全方法や地下水への影響回避、残土処理計画に問題点があると指摘。路線が多くの活断層を横断するのは「人命を軽視した計画」とし、南アルプスの隆起による影響はないとした準備書資料についても、「科学的に誤った評価と言わざるを得ない」とした。

 意見書は、路線が糸魚川―静岡、中央、伊那谷など多くの断層帯を横切る形で計画されていることについて、活断層は「数メートル規模で動く可能性がある」と記載。走行中にトンネルが被災することも想定した計画とするべきだと主張している。

 JR東海の準備書資料は、南アの隆起量を「1年間でおおむね1〜4ミリ」とし、南アを貫く長大トンネルに「影響を与えるような状況は考えられない」としている。これに対し、同協会は、地表面の浸食を考慮した数値「年間4〜6ミリ」の隆起量で評価するべきだと指摘。「南アの地殻変動量は場所による違いが大きく、トンネルが破壊される危険を有している」とした。

 オオタカの営巣への影響低減策として掲げた人工的な代替巣を設置に対しては「評価が確立されていない方法で、科学的に妥当でない」と主張した。静岡県側では事後調査の対象としているイヌワシについて、長野県側でも繁殖が確認されており、県境にとらわれずに同様に対象とすべきだとした。

 トンネル掘削が地下水に与える影響についても、山梨実験線(山梨県)延伸工事で起きた水枯れ問題の検証をしていないとした。トンネル工事などから発生する残土の置き場は、静岡県内では示されているが、地形・地質学的に災害の要因になりかねないと強調。場所が具体化されていない長野県内なども早急に具体化するように求めた。

 同協会理事長の亀山章・東京農工大名誉教授(造園学)は、準備書の長野県内分を審議して知事に意見する県環境影響評価技術委員会の委員長も務める。亀山氏は「技術委は各委員の意見を聞き、取りまとめる」とし、同協会理事長の立場とは区別して対応する姿勢を示している。




このページの一番下より意見をお願いします。JR東海の分かりにくいHPより。

人口減少社会という希望 広井良典 朝日新聞出版 2013

図書館本 

広井さん(1961−千葉大教授)は東大文一から科学史、科学哲学に専攻を変更され、その後、厚労省に10年程おられたようだ。
本書は非常に広範なデータや思想哲学を網羅して日本の未来への希望を綴っているように思う。
前半部分(I部)は非常に読みやすいというか理解しやすいがII部は地球倫理というコンテクストの海を僕の様な読者は泳がねば(溺れる?)ならない。参考文献も非常に多い。
森林療法の上原さんの本や都市問題の三浦展さんの本なども参照している。

いつもの備忘録
拡大、成長、上昇という発想の矛盾が出生率の低下、その見直しの必要性
成功体験がしみついて人達、分配の問題など考える必要がなかった時代を生きた人たち
アメリカで3年暮らした筆者にも「アメリカの豊かさ」は感じなかった。
都市型コミュニティー、ゆるい繋がりという時代?
経済成長という信仰からの脱却
コミュニティ経済 1.経済の地域内循環 2.生産コミュニティと生活コミュニティの再融合 3.経済が本来もっているコミュニティ的(相互扶助的)性格の再評価 4.有限性の中での生産性が居年の再定義
貿易立国神話からの脱却―付加価値戦略とローカル化戦略 (日本の輸出依存率の低さ、オランダ54%、タイ57%、韓国43%etc ,日本11%)
都市の低炭素化推進
限界団地(都市型限界集落)問題
高齢者中心の社会保障問題の議論から人生前半の社会保障議論へ 若者に冷たい日本 教育費問題
国家保障から地域保障へ 緑の福祉国家・福祉社会
鎮守の森セラビー
ファスト&クローズドからスロー&オープンへ
成長のための科学の再考 池田勇人(当時通産大臣)の水俣病が企業公害ではない発言でさらに悪化
研究テーマを決めるのは誰か 科学の社会化
日本の福祉思想 神仏儒と3つのエコロジー 自然 精神 規範倫理 地球倫理へ
自然信仰、普遍宗教(思想)、地球倫理へ



目次
はじめに/人口減少社会という希望
第I部…人口減少社会とコミュニティ経済――ローカルへの着陸
1.ポスト成長時代の価値と幸福
2.コミュニティ経済の生成と展開
3.ローカル化が日本を救う
4.情報をコミュニティの進化
5.鎮守の森・自然エネルギーコミュニティ構想
6.福祉都市または人間の顔をした環境都市
7.環境政治の時代――3大政党プラス“緑"へ
8.緑の福祉国家あるいはエコソーシャルな資本主義

第II部…地球倫理のために――科学・宗教・福祉またはローカル・グローバル・ユニバーサル
1.「自己現実」と「世界実現」
2.「古事記」と現代生命論――アジア/地球に開かれたアイデンティティに向けて
3.「成長のための科学」を超えて
4.「もうひとつの科学」とは可能か
5.統合医療の意味
6.日本の福祉思想――喪失と再構築
7.地球倫理の可能性
8.自己形成的な自然――地球倫理と宇宙
参考文献
あとがき


リニア 意見書 中川村 ローカル・ルールの設定を。

中川村

曽我村長のいる中川村

以下意見書HPより

 2013年10月14日、大鹿村でのリニア中央新幹線環境影響評価準備書に関する説明会に出向いた。
 中川村に対しては、準備書の送付もなく、説明会の予定もなく、説明会でのスライドの関係市町村一覧にも中川村はなかった。影響予測地点も中川村内には設けられていない。これはつまり、中川村は環境影響を受けることはないという意味かと思ったら、発生土の搬出等で県道松川インター大鹿線を朝から夕まで最多で一日1700台余のダンプカー等が通行するとの説明があった。そうなれば中川村渡場地区およびその他の住民の生活環境に重大な影響が出るのは必定である
 中川村渡場交差点等を影響予測地点に加え、騒音、振動、粉塵などの影響を事前シミュレーションした結果が公表され、また継続的モニタリングがなされなければならない。加えて同路線近辺には、ブッポウソウなど希少生物が生息しており、これも事前に状況を把握し、工事の影響を監視するべきである。
 中川村でもしっかりとした説明会を開き、上記の点など住民の理解を得た上で工事を進めるよう要求する。

 説明会では、「国の基準に照らして、影響は小さいと予測する」との判断が繰り返された。しかし、一日8時間に1700台が通行するなら、一分に3.5台、17秒ごとに一台が通過することになる。静かで自然の溢れた中川村、大鹿村の暮らしの中を、これだけのダンプカーを中心とする車両が走るのである。しかも10年と言えば、保育園の子供が中学を卒業するまでの長い期間だ。本来自然豊かな中で最も情操が育まれるべき時期が、工事で台無しにされる。子供のみならず、観光や通院、通学、通勤等への悪影響も甚大である。
 国が一律に定めた基準を押し付けるのではなく、住民との協議によって住民が合意できるローカル・ルールの基準を定めるべきである。

 また「事後調査を実施します」との説明も何度かあった。事後調査ではなく、工事期間中に繰り返し環境影響度の確認を行うべきである。住民が合意した基準を上回る数値が出たら、直ちに工事を中止し、原因や対応について住民に説明し、住民の納得を得て、しかるべき対応がなされた後に工事を再開すべきである。説明会においては、「工事との因果関係が明確になった場合には工事を中断する」との発言があったが、因果関係が判明するまで基準値を超えた工事を継続することは許されない。基準値を超えた数値が観測されれば、すぐさま工事はストップされるべきである



夢売るふたり [DVD]

タダ券で映画館で見れたのだけど、見損なったのでレンタル。

難しいのか?深いのか?単なるコメディなのか?
良く分からない映画でした。

それなりの俳優さんを使った映画ではあります。

何気ない、そして頑張っている日常が不条理に壊されると、どうなるのか?という映画なのか。。。

女は?なぜ男に貢ぐのか?

所詮、男は女の手のひらの上で踊るのか?

松たか子の自慰シーンは何を現わしているのか?

夢売るふたり [DVD]
松たか子
バンダイビジュアル
2013-03-06

勝間とリニア? 

「エンジン01」前に横内知事らと文化語る - 山梨日日新聞 みるじゃん


12月1日には
東京−山梨15分 リニアで山梨はどう変わるか?
[出演]磯田道史 / 勝間和代 [ゲスト]横内正明 / 森地茂
というのがあるらしい。原発再稼働の葛西会長は来ないことになったらしい。
なんで勝間さんだろう? 原さんやら橋山先生でよいのに。

森地 茂 [モリチ シゲル]
1943年生まれ。京都府出身
1966年 東京大学工学部土木工学科卒業。工学博士昭和41年 4月 日本国有鉄道入社 昭和42年 2月 東京工業大学 理工学部 土木工学科 助手
1975年 東京工業大学工学部土木工学科助教授
1980年 マサチューセッツ工科大学客員研究員
1987年 東京工業大学工学部土木工学科教授(-1996年)
1996年 東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻教授(-2004年)
2004年 政策研究大学院大学教授開発政策プログラムディレクター(現)
2004年 財団法人運輸政策研究機構運輸政策研究所所長(現)
 
1992年 フィリピン大学客員教授(-1993年)、国土審議会委員、交通審議会委員、交通工学研究会会長、アジア交通学会会長、土木学会会長
鹿島とか清水とかJRとか、(接待は)どうしてるんだろう? (これネットに落ちてました(笑))

ちなみにこのエンジン01では「つに上陸 不倫SNS」なんていう講座もあり石田純一も来るらしいよ。(笑)
さらに [性欲の研究 エロがアジアを救う] 岩下志麻子先生だ!

確か講師は手弁当なんて何処かに書かれていたけど、本当なんですかね? 茂木なんかも来るようですが。
中井美穂、安部譲二、中村桂子、湯川れい子、三枝成彰、辰巳琢郎、江原啓之、中田英寿、なんて名前がありますが。

知事語ろうエネルギー問題というのもあって、泉田新潟知事も来るようだ。是非ともリニアと原発の問題を突っ込んでもらいたいね。

プログラムはこちらのようです。

以下記事
2013年08月30日(金)
「エンジン01」前に横内知事らと文化語る
「山梨は資源そろってる」林さん、ワインや温泉を評価

 11月29日から県内で開かれる「エンジン01文化戦略会議オープンカレッジin甲府」を前に、同実行委は29日、甲府・県立図書館で、文化座談会「やまなし・こうふの文化を語る」を開いた。作家の林真理子さん、政治学者の原武史さん、横内正明知事、宮島雅展甲府市長の4人が、山梨についてさまざまな角度から語った。

 山梨の資源について林さんは「ワインや温泉、果物など、『舞台装置』はそろっている」と評価。一方で「(文化人や財界人など)人材が県外に流出してしまっているのではないか」と指摘した。

 林さんは山梨県人の気質についても触れ「(最初は冷たいイメージがあるが)いったん仲良くなると、とことん良くしてくれる」と評した。横内知事は「人口当たりの図書館や博物館、美術館の数は全国トップクラスで、文化的関心がとても高い県民性がある」と話した。

 リニア中央新幹線も話題に上り、原さんは「(リニア利用者が増えれば)速さと引き換えに、JR中央線からの四季折々の素晴らしい景色が見えなくなることにつながり、大きな損失だ」と警鐘を鳴らした。宮島市長は「(フードの透明化などにより)リニアの姿を多くの人に見てもらい、乗客にも景観を楽しんでもらえるようにすべきだ」と話した。

 オープンカレッジに向けて林さんは「愛する故郷で開かれるので、ぜひ多くの参加をお願いしたい」と呼び掛けていた。


利権の復活 古賀茂明 PHP新書 2013年 11月

古賀さんの本は買う(笑) 有料メルマガも購読
なぜって? ブレない、主張にほぼ同意出来るから。
そして、古賀さんが退官する前に提言していた東電破綻処理。
ある意味古賀さんはコーポラティズム(政府と企業の癒着)により今もテレビ出演等に圧力を掛けられているのだろう。

さて、本書である。
官僚の霞が関文学あるいは霞が関レトリック(原さんの本でも書かれていますが)、専門家の東大話法が徐々に政治家にも浸透してきている(官僚出身の議員の存在)。
またそんな官僚に洗脳され利用される政治家。

法律を作る官僚がまさに省益重視で進んだらどうなるのか?そんな未来像を綴っています。
その源流あるいは根本になにがあるのか? それが既得権益である。そして公務員自体という既得権益。

減税という国民全体へのばら撒きでは議員や官僚は何も得をしない。一部の業界が減税となると議員にも官僚にも美味しいという現実。
そんな利益誘導型な政治を既得権益グループ(たとえば医師会、農協等)と官僚にいいように利用されている「市民団体」もある。

2項対立的判断の危うさ(対立の構図)をわざと作りだしている可能性として、正義の味方:規制委員会、悪魔の手先:原子力ムラを筆者はあげている。

TPP反対に潜む既得権益も注意が必要。(ブランド化を拒む農協)

政治ショーと化した医薬品ネット販売の裏側。

産業再生機構の成功の陰にある官の排除。極力天下りの排除、4年で利益を出して廃止。

安倍外交の脆弱さ。外との闘いでは勇ましい言葉、内なる闘いであるはずの既得権益には?

橋下大阪市長評価も的を得ていると思う、なぜ人気が落ちたか。そしてその才能とは。

最後に古賀さんが書く。
時は刻々と消費されていく。私たちに残された時間は、さほど長くはない。2013年9月。

利権の復活 (PHP新書)
古賀 茂明
PHP研究所
2013-10-16

石橋湛山 平和主義そして大島正健

平和の港 : 石橋湛山と早稲田、ジャーナリズムの使命


クラーク博士の教えを受けた1期生である大島正建甲府中学校長 そして2年留年したおかげで大島校長に教えを請う事が出来た石橋湛山、それが石橋湛山の生き方に大きく影響した。
そしてその石橋を尊敬した水上達三、脈々と続くのだろ素晴らしい思想は。

ただ、その水上を崇める寺島実郎はなぜか名古屋ー大阪 リニア同時開通をなどと暴言を吐いている。


以下転載
お知らせ

石橋湛山と早稲田、ジャーナリズムの使命
 今年は石橋湛山が亡くなって40年、来年は生誕130年の節目にあたります。それを記念して、
湛山の母校早稲田大学から、八巻和彦先生をお招きし、表記のテーマで、お話頂き、深めたいと思います。

と き   11月17日(日)14時〜

ところ   甲府市朝気1−1−30  YPM

内 容   石橋湛山と早稲田、ジャーナリズムの使命

  講師  八巻和彦氏 (早稲田大学教授 西洋哲学専攻)

       八巻氏は、1947年、山梨県生まれ。専門研究の傍ら、
       「ヒロシマからフクシマを問う」哲学者としての発言もされてる。
        氏は「石橋湛山記念早稲田大学ジャーナリズム大賞」の創に
       関わり、現在、同賞の選考委員をされている。




芦澤一洋 リールを鳴らせ!

もちろん、この本は持っていたのですが。
ネットオークションに署名入りのものが出品されたので、つい。(笑)

山梨が生んだ正真正銘なナチュラリスト、フライフィッシャーそして文学者。
ちなみに母校の大先輩でもありますが。。。

大切な蔵書が増えました。

イギリスの釣り休暇リールを鳴らせ





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