おやじのぼやき

日々おやじが思う事。。。。。

2011年09月

わが故郷に大きな図書館。

韮崎市民交流センター NICORI -ニコリ-


韮崎駅前です。いいですね〜。パチンコ屋とかにならなくて。市の玄関ですからね。


高校出るまで甲府住民でしたが、30歳の時に親との同居のために家探しをしたのですが、まさにリニア土地買占め思惑等で土地は高騰。

結局、韮崎郊外の中古住宅(土地90坪弱、建坪45坪)という2世帯住宅を購入。

しかしながら、父親は一度、家の中を見ただけで、結核の後遺症で亡くなり、地元の方には引越し後わずか1週間で、父親の顔すら知らないまま、お葬式を出していただきました。

当時は、セレモニーホールで葬式というようりは自宅で共同体で葬式を行うという形が一般的でした。多くの地元の方がお勤めを休み、手伝っていただきました。

甲府の下町育ちなので、すべての業種の方がいる地域も好きですが、農地が広がり、富士山も八ヶ岳も南アルプスも見ることが出来る韮崎も最高です。

そろそろ農作業を地元の方に教えていただいてお米や野菜を作りたいと思う今日この頃です。

参加できませんが、応援します。

集まれ5万人! 9・19は「さようなら原発集会」へ | さようなら原発1000万人アクション


コストだけで社会を考えるアホな人たち。

技術万能だと信じる、研究者や技術者。
都合の悪いことには口をつぐむ人々。

欠陥だと知りながら福島原発を動かし続けた東電。

核の四面体あるいはペンタゴン構造を、一人ひとりの意思で壊していきましょう。

山尾三省の遺言の一部です。2001年没

第二の遺言は、とても平凡なことですが、やはりこの世界から原発および同様のエネルギー出力装置をすっかり取り外してほしいということです。

自分達の手で作った手に負える発電装置で、すべての電力がまかなえることが、これからの現実的な幸福の第一条件であると、ぼくは考えるからです。


脱原発が陥りがちな罠にご注意を! by 宮台真司 

2ヶ月前(7月21日)明治大学シンポでの宮台アピールの文字起し - MIYADAI.com Blog


以前、彼は「日本の難点」の中で、利他的な官僚の存在を自身の同級生らを例に取り、書かれていた。間違いなく国家という枠組みを真剣に考えている役人がいる。この文章の中にもそんな思いが込められている。

スライヴ Palmo 首もみマッサージャー EM-004

4972円で購入。

私首コリ人間なんです。

なかなか良い感じです。
1万円じゃ買わないけど(笑

以前、足湯ジェットバスなんていうアイテムを買って家中の非難を受けましたが、今回はそれほどでもないようです。
あるいは、完全に馬鹿にされているのでしょう。

市中のマッサージは10分が千円程度するので、1時間マッサージ店に行ったことにしてチャラです。

スライヴ Palmo 首もみマッサージャー EM-004
スライヴ Palmo 首もみマッサージャー EM-004
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悲しむ力 中下大樹

石巻・女川での活動|中下大樹のブログ


写真家であり、映画監督でもある大西さん、
僧侶であり、自殺問題等にも取りくむ中下さん

二人とも凄いのである。

本当にわずかではあるが、中下さんのご活動にも支援させていただいた。
そのご報告をわざわざメイルで知らせてくれる男である。

そんな人たちとメイルでやり取りできるだけでも有難いのである。

自分の出来ることを精一杯する。
良いですね。



悲しむ力 2000人の死を見た僧侶が伝える30の言葉
悲しむ力 2000人の死を見た僧侶が伝える30の言葉
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Japanese NO NUKES movement.

asahi.com(朝日新聞社):脱原発ポスター、ネットに広がる 印刷→デモ参加者も - 社会


既存メディア内部でも地殻変動があるのでしょうか。

ポスターはこちら。

大西監督からのプレゼント

水になった村の監督でもあり写真家でもある大西さんは、現在東北の震災を記録しながら支援を行っている。
わずかばかりな支援をさせていただいたら、ご丁寧に1000冊限定で作られた書籍を送ってくれた。(すでに完売、増刷予定なしとのこと)

これは、大西監督が岐阜新聞社に連載した震災報告をまとめたものである。
10冊いただいたので、大西ファンの方に差し上げる予定である。

また、彼の活動を応援してくださる方はお知らせください。確実に大西さんに届けます。

別件であるが、僕は監督は独身だとばかり思っていたのである。
なんと、同封されていた引越し案内のはがきには綺麗な奥様と可愛いお嬢さん(平成19年生まれ)が写っているではないか。それも、築90年のお借りになった大きな日本家屋とともに。

現在徳山の方と囲炉裏を作っているとの事。
一度呑みにいかねばいけないな(笑

IMGP1062

簡単でした。

【楽天市場】■冷凍生地■全粒粉ミニクロワッサン<解凍・発酵不要> 30g×20_:ママの手作りパン屋さん


Facebookで知り合いが美味しそうなパンを紹介していたので、詳細を聞いてお取り寄せ。

全粒粉ミニクロワッサン<解凍・発酵不要> というのが簡単でよいです。
出来立てのクロワッサンがホクホクしていて美味しい。

同時に、別のカスタードパイも購入しましたが、こちらは解凍が必要でした。

モンゴルで巨大魚 タイメン

モンスター・フィッシュを探せ!|番組紹介|ナショナル ジオグラフィックチャンネル


自然保護がメインの主張だと思うのですが、なぜか、モンゴルで巨大魚(最大のマス、タイメン)をフライフィッシングで釣るんです(笑

ナショナルグラフィックチャンネルってもう少し学術的だと思ったのですが、若干恣意的な構成な様にも思えました。

フィッシングツーリズムを通じて、現地の人々の雇用や観光業をおこし、巨大魚が生息できる環境保護という方策は良いとは思います。

日本のダムや堰堤でズタズタにされた河川を見るにつけ、人間の欲望のすざましさを感じるのです。

モンゴルでも金鉱と河川の生態系破壊が進みつつあるとの映像もありました。

タイメン釣りは確か開高健さんも挑戦されていたと記憶しています。
いきて〜〜モンゴル(笑




NHKおまえもか。

NHKスペシャル「生活保護 3兆円の衝撃」の残念さ - 学習院大学教授・鈴木亘のブログ(社会保障改革の経済学) - Yahoo!ブログ

NHKまでも、恣意的な報道操作をするわけです。鈴木さんの社会保障の「不都合な真実」という本を読んでから注目しているのですが、報道により本来の意見が曲げられたり、カットされるのでしょうね。


社会保障の「不都合な真実」社会保障の「不都合な真実」
著者:鈴木 亘
販売元:日本経済新聞出版社
(2010-07-16)
販売元:Amazon.co.jp
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年金は本当にもらえるのか? (ちくま新書)年金は本当にもらえるのか? (ちくま新書)
著者:鈴木 亘
販売元:筑摩書房
(2010-07-07)
販売元:Amazon.co.jp
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今回は石巻市と南三陸町です。

鎌倉市/鎌倉市災害復興支援ボランティア募集


前回は山元町でした。

今回も応募したいと思います。


「輪中堤」の決壊

asahi.com:【上】「氾濫被害は人災」-マイタウン三重


ニュースで何回も報道されました。

初めて「輪中堤」なるものを知りました。

この「輪中堤」の中に住まいのあった方の人的被害がなかったのが救いですが、構造物だけで人を守ろうという奢りがあるように思うのです。

そして想定を上回るたびに基準を高くするような対策はまったく現実的ではないし、経済的でもないのだと思う。

住民の方は50億かけるのなら、移転の方がよかったという意見が出るのも当然であろう。

今年はキノコが食べられないのかな?

原子力資料情報室(CNIC) - ニュース記事

いまだにチェルノブイリ原発事故の影響で日本への輸入が積み戻しになる食品があります。
最近では2009年のスエーデンからのキノコが積み戻しになったようです。

福島でのキノコの放射能汚染が報道されていますが、広範囲でのセシウム検出が認められていますから、他の県でのキノコも検査が必要なんだと思います。

特に子供が口にするようなキノコはしっかり検査してほしいですね。

小出先生が指摘するように、R-60指定とかして、60歳以下は食べてはいけないとか、50歳以下は食べないようにするとかでもよいかとは思うけど。



2009年のキノコのレイはこの本に出ておりました

最近のお買いもの

古くからの釣友達は、おいらの光ふぇち?なことを知っているのですが。
LEDランプが出てきてから、ハンドライトやヘッドランプに親和性が(笑

もちろん、ガスランタンも縁を切ったわけではないですが。。。。

ほとんどは3.11前に買ったものですが。。。。
黄色のライトは最近です。

プチ源流行にはいつもペツルのヘッドライトです。肩甲骨骨折の時も暗い林道を照らしてくれましたです。


GENTOS(ジェントス) 閃 325 【明るさ150ルーメン/実用点灯10時間】 SG-325
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GENTOS(ジェントス) ヘッドウォーズ 【明るさ200ルーメン/実用点灯10時間】 HW-888H
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GENTOS(ジェントス) LEDランタン エクスプローラー プロフェッショナル 【明るさ280ルーメン/連続点灯72時間】 EX-777XP
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GENTOS(ジェントス) ザ・LEDフラッシュライト 【明るさ200ルーメン/実用点灯20時間】 LK-014L
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GENTOS(ジェントス) スーパーファイアXキューブ 【明るさ700ルーメン/実用点灯6時間】 SF-755X3
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GENTOS(ジェントス) メガファイア 【明るさ1000ルーメン/実用点灯3.5時間】 MF-1000D
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PETZL(ペツル) ティカ2 E93
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サッボロ

キリンビール園です。英語だらけ。

アフリカに賭ける 布施克彦 彩流社 2010

図書館本

ある大手商社マンの一生。評伝の形と言ってよいかな(会社での先輩を描いている)。
自らアフリカ勤務を希望し、ビジネスだけでなく、草の根の交流を現地の人たちとかわす。
時には政府関係者やスラムの若者と同じ目線で会話する。
早期退職後はケニアで中古車の販売をするとともに現地のNGOにも貢献した。
1941年生まれの主人公は2006年の1月、ウガンダで交通事故死。
アフリカ大陸と日本をビジネスを超えて駆け巡った男の生きざまが興味深い。

あえて言えば、元同僚等の思い出やご家族の文章があってもよいかと思ったのである。

アフリカに賭ける―ある商社マンの痛快人生
アフリカに賭ける―ある商社マンの痛快人生
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リニア新幹線お断りのお店を望む

東京電力の正社員お断りの風俗が出現 / 風俗店「貴方の○○○をメルトダウンさせてる場合ではない」(ロケットニュース24) - livedoor ニュース


いいんじゃないですかね。
ぜひ、甲府の街でやってくれないかな。

ちなみに、長野県は文教県なので、風俗は基本的にはないはずです。(笑)

もちろん、いろいろとあるようではありますよ。

自分たちの運賃や税金が無駄に使われますからね。


学会

ノーベル賞サイエンティスト三人の話を聴きます。今二人目、エイズウイルス発見者

満足


超豪華な朝食
札幌駅地下のお店。 870円でした。こんな生活は毎日は出来ないね(笑

ウイキリークス以後の日本 上杉隆 光文社新書 2011年3月

ウイキリークス以後の日本 上杉隆 光文社新書 2011年3月

図書館本
副題:自由報道協会(仮)とメディア革命

上杉さんといえば、記者クラブ問題点を精力的に指摘し、既存メディアに大きな風穴を開けつつある。
本書は日本でほとんど報道されていないウイキリークスの世界での反応と日本における既存メディアの問題点を論じている。

興味深いのは、日本メディアの多くがウイキリークスは単なるハッカーによる暴露系サイトで信じるに値しないと報道していることだろう。すでにウイキリークスから流れた多くの外交文書が本物であるにもかかわらずだ。
今後、在日アメリカ大使館からの文書も公開される可能性がある。
すでに上杉さんらが指摘しているように、日本の既存メディアの行政や一部業界との馴れ合いの報道体勢(報道する自由と報道しない自由の両方を使い分ける)がウイキリークスあるいはフリージャーナリストらによるオープンな情報公開により崩壊しつつあるのだろう。
上杉氏は書く「ジャーナリストはニュースの信頼性を疑うのが仕事ではなく、それを取材・検証し、確認するのが任務である。政府と一緒になって、情報源に批判の矛先を向けるのは、結果として自らの仕事に唾を吐きかける行為に他ならない」

チュニジアから始まった民主化の大きな波、それは一部の権力者により秘匿されていた情報がツイッターやファイスブックというツールにより市民に行きわたったから可能であった。
政治家の記者会見がオープンにならず、記者クラブという既得権益が未だに存在する日本は世界からどう見えているのか?本書を読まれれば理解できるのだと思う。
多くの欧米メディアの日本のフィースが中国等に移転する事実からも明らかだろう。

ウィキリークス以後の日本 自由報道協会(仮)とメディア革命 (光文社新書)
ウィキリークス以後の日本 自由報道協会(仮)とメディア革命 (光文社新書)
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亜米利加ニモ負ケズ アーサー・ビナード 日本経済新聞社 2011年1月

亜米利加ニモ負ケズ アーサー・ビナード 日本経済新聞社 2011年1月

Neither snow, nor rain, nor the USA.

図書館本
アーサーさんは自然系のテレビ番組に詩人として登場していた事は知っていました。
3.11後の彼の発言をラジオ番組等で聞いて、非常に論理的かつ詳細な発言であることに感動すら覚えた。特に原発問題に対するコメントは非常に俯瞰的であった。
日本人の特性を歴史や文学から読み込んでいて、ある意味、いわゆる日本人の知識人以上に客観的かつ中立的にコメントしているように思えた。
そして今回、初めて彼の本に接した。
2006年から2009年にかけて種々な媒体に発表された文章である。
靖国神社の遊就館に対するコメントなどはまったく同意するところである。
そして彼はアメリカのイラクでの戦争を、アメリカの侵略だと言い切るのである。
ちなみに彼の漢字の理解は少し前の総理大臣より格段に優れている。もちろん小生など及びもしないレベルなのである。

亜米利加ニモ負ケズ
亜米利加ニモ負ケズ
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不買運動ってのがありますよね。 リニア

昔、フランスが核実験をした時に、フランス産ワインやフランス商品の不買運動が日本でも展開されました。

リニア新幹線も、各県で推進している企業がありますよね。

そんな会社の製品の不買運動という消費者の意思表示も可能ですね。
一市民は既存メディアに広告なんか出せないし、ローカル新聞はイケイケでスポンサー様の言いなりだしね。

さて、リニアを応援している企業のリストアップを始めましょう。

ディアスポラ 勝谷誠彦 文藝春秋2011年8月 

ディアスポラ 勝谷誠彦 文藝春秋2011年8月 
図書館本

初出 文学界 2001年8月、2002年6月

評論的な勝谷氏の書籍は何冊か読んできた。
おそらく3.11のフクシマがあったので、急きょ出版されたのだろう。

国外退去させられた日本人、そして国内に留まり続けた日本人。
多くの描写は勝谷氏が歩いた世界をなぞっているのであろう。
人間が作り出した巨大な構造物である原発とダム。つねに経済という文脈や100年に一度の洪水のためにというお題目で進む事業。

個人的には後半部分の「みずのゆくえ」に勝谷氏の自然に対する強い思い入れを感じるのである、酒蔵、森、ダム、渓流。

放射線障害で亡くなる老林業家が登場する。
「家からな、見えるんじゃ、ここが。そしたら、枝伐ちしてない木に蔓がからまっとるのが気になりだしてな。杉が辛そうで見ておられんのじゃ」
「ダムでどうせ沈むと決まってからも、茂作さんの山は植林をしてましたよね」
「阿呆が。補償金目当てだとか言う奴がおったな。お前も信じておったろう」
「木は百年先のために植えるもんだ。百年の間には何があるかわからんだろうが。しかも、はじめて今年植えるのではない。わしらの先祖から百年の間、百の場所で植えて来たんじゃ。順繰り順繰り、木を植え、育て、伐るという流れじゃ。どうしてわしだけが、その流れをとめていいものかね」

制御不能なモノを作り出した人類、コストという経済指標だけで評価される電力やエネルギー。祖国あるいは郷土という自然に生かされている人間であることを忘れてしまった日本人が多いのだろうか。

ディアスポラ
ディアスポラ
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ビールは

ベルギーです。

最底辺の10億人 ポール・コリアー 日経BP社 2008

最底辺の10億人 ポール・コリアー 日経BP社 2008

「民主主義がアフリカ経済を殺す」(日経BP 2010)を先に読んでいたので、若干先入観念(上から目線の開発論)を持って読んでみた。
翻訳のせいなのか「底辺の10億人」というテクストが頻繁に出てきてイライラする。
いずれにしても、開発援助がいかに問題あるかという事を示している。
おそらく無数にある問題点を、資料の精査をもとに解析し、なんとか経済的に困窮する人々を救いたいという気持ちは理解出来るのだけれど。
ただ、やはり西欧が正しい方法を教えて上げようという態度が感じられる。

備忘録的メモ

世界銀行時代はノーベル経済学賞を取ったジョセフ・スティングリッツの示唆を受け、最貧国の研究に集中した。スティングリッツは2010の「フリーフォール」で、アメリカ金融主義の問題点を嘆いた。
低所得は貧困を意味し、低成長は未来への希望を抱けなくなさせる点も一因。
援助は極めて政治化されており、その計画は機能不全に陥っていることが多い。
左派:援助は植民地主義に対する一種の償い。右派:援助は無能な者への施し(生活保護)
中間的:「開発援助」という智慧
援助における「オランダ病」問題
メディアの買収(フジモリ政権)、メディアの透明公開性(予算配分の放送等)
保護貿易か自由貿易か?(筆者は自由貿易主義)関税問題、農業問題(先進国の補助金)
援助問題とMDGs(国連ミレニアム開発目標)は貿易における政策ともパラレルで調整されるべきである。
MDGsは対象が大きすぎる(50億人の進歩を追求)
左派ジェフリーサックスは援助の重要性を過大評価している。援助だけが底辺の10億人の国の問題を解決するわけではない。
右派ウイリアム・イースタリーは援助のマイナス面を誇張し過ぎ。

目次
第一部 なにが本当の問題なのか?
第一章 脱落し崩壊する最底辺の一〇億人の国

第二部 これらの国を捕らえる数々の罠
第二章 紛争の罠
第三章 天然資源の罠
第四章 内陸国の罠
第五章 小国における悪いガバナンスの罠

第三部 グローバル化がもたらしたもの
第六章 世界経済の中で好機を逸する最貧国

第四部 われわれのとるべき手段
第七章 救済のための援助となっているのか?
第八章 軍事介入
第九章 法と憲章
第一〇章 周縁化を逆換させる貿易政策

第五部 最底辺の一〇億人の国にとっての戦い
第一一章 われわれの行動の指針

本書が基礎とした資料
訳者あとがき

最底辺の10億人 最も貧しい国々のために本当になすべきことは何か?
最底辺の10億人 最も貧しい国々のために本当になすべきことは何か?
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民主主義がアフリカ経済を殺す 最底辺の10億人の国で起きている真実
民主主義がアフリカ経済を殺す 最底辺の10億人の国で起きている真実
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あまり危機感ないんだろうな、高齢者は。

図録▽人口の超長期推移(縄文時代から2100年まで)


仕事の内容に見合わない給料、退職金、そして年金、そんな言葉が良く合う、公務員。

内田樹さん的には、オーバーアチーブメント(給料分以上に働く)のヒトの割合が多ければ(3割だっけ)なんとか組織として成り立つんだけど。
ほぼ業務評価もいい加減で年功序列、終身雇用の公務員の場合、おそらく1-2割じゃないのかな?オーバーアチーブメントな職員。一番問題なのは給与分も働かない職員。
大阪の橋本知事が人事体系を変えようと思うのも理解出来る。
権利だけ主張して義務を果たさない。
もっとダメなのは、俺は一生懸命やってきたと主張するけど、何ら地域に貢献もしてない奴。

さて、リンクしてある人口動態である。
日本(まあ、日本という概念は7世紀とか8世紀に出来た網野さんは書いていたと思うが)は有史以来、ずっと人口が増え続けてきた(過去形)。
そして、これから有史以来経験したことが無い人口減少社会になる(間違いなく。日本だけではない)

明治以降の人口爆発は医療の発達も若干貢献しているが、実は石油である(養老さんの受け売り)、ある意味、自然の恵みであろう。
そして識字率の向上と供に女性一人当たりの出生数は減る(エマニュエル・トッド他)。

多くの所謂先進国は同様である。

そこで、最も重要となる生産年齢人口層(15歳から64歳だったかな)の大きさが実は国の枠組みで非常に重要な意味を持ってくる。1次産品があり、石油等のエネルギーが確保出来る国。

もう、おわかりであろう。

日本が高齢者や退職者を優遇している限り、日本の将来は確実に無い。それはいくら技術立国だのモノづくりだろうと言おうが無意味なのである。

今の若者は決してガツガツしていない(団塊の世代と逆だな)し、視野はグローバルである。
(未だに中国だのイスラムを対立軸に持って行こうとするのは、大体ジジイと心優しい騙されやすいネト右のヒト)

そろそろ、50年とか先を考えて動く政治家や企業人が出てこないとダメなのだろうね。(人ごとの様に(笑)
養老さんは参議院はそんな50年先とかの事だけを議論する場にすれば良いと書いてましたね。




研究者一人の発言を信じるのかな?

「くまもりNews」(日本熊森協会公式ブログ)


獣害と言われる問題は、しっかりしたデータを元に分かっている事、分かっていない事を整理して議論すべきでしょう。

この記事の様な思い込み、認識不足での批判はなんら進歩になりません。

ちなみにおいらは獣医師免許を持っている野生動物保護マインドですが、こちらの会の言動には賛成いたしません。

笑った。良い記事だ。

私も原子力について本当の事を言うぞ:NBonline(日経ビジネス オンライン)


ご堪能下さい。飯田哲也さんもfacebookで紹介してました。

読売の社説に対する評論。(以前ブログでも紹介した社説)

中二病というテキストが素敵だ。(笑)


リニア問題点 

連載・加速するリニア 展望と課題<4> 長大トンネル掘削


最近、ウエブで全記事が無料で読めるわけではないので(笑)
読み落としていました。

たとえば読めない記事
今頃ストロー現象とか言っているし。。。。。

2011年09月09日(金)
リニア駅「手放しで喜べない」 
甲府、中央市長 議会で同じ見解 
「ストロー現象」を懸念

 「リニア開業はもろ刃の剣」−。リニア中央新幹線の中間駅の候補地となっている甲府市の宮島雅展市長、中央市の田中久雄市長は8日、それぞれの市議会での質問戦で、駅開業により、近隣都市圏に人口や産業が奪われる「ストロー現象」などへの懸念を示した。その上で両市長は、駅を最大限活用する施策の議論が重… 続きは山梨日日新聞紙面または山日携帯サイトでご覧になれます。

以下記事

2011年08月14日(日)
連載・加速するリニア 展望と課題<4> 長大トンネル掘削
水脈、生態系影響を懸念 災害対応、強化求める声も
 山梨リニア実験線の建設工事が進む笛吹市御坂町。竹居区集落から数百メートル離れた山あいに、竹居簡易水道の水源がある。実験線延伸工事でトンネルの掘削が進められていた2009年6月、山肌から湧き出ていた水が止まった。
 建設主体の鉄道・運輸機構は、水が枯れた原因を工事の影響と認め、ボーリング工事で水源を確保したが、竹居簡易水道組合長の諫山広司さん(62)は「地域の住民が先祖代々飲んできた水は山肌から湧き出たもの。元には戻らない」と残念がる。
 竹居区以外にも山梨リニア実験線の工事現場周辺では、水源や川が枯渇する問題が発生。工事の影響かは分かっていないが、笛吹市に寄せられた同様の訴えは「数十件に上る」(同市建設課)という。

配慮求め意見書
 東京−名古屋間をほぼ直線で結ぶリニア中央新幹線。途中にある南アルプスは、約20キロにわたる長大トンネルを掘削して通過する計画だ。最も深い所で地表から約1400メートル下を通るだけに、地下水脈などに影響が出ないか危ぶむ声も聞かれる。
 環境省は今年1月と5月の2回、大規模工事で自然や生態系が失われないよう配慮を求める意見書を国土交通省に提出した。ライチョウなど希少種がいる巨摩山地と赤石山脈の生態系、自然景観や地下水などへの影響を極力小さくするよう要請している。
 JR東海は年内にも、環境影響調査(アセスメント)に着手し、環境への影響を回避、低減する考えだ。
 ただ、不安の声は消えない。長野県の伊那谷自然友の会常任委員で理学博士の松島信幸さん(地質学)は「トンネルを掘れば、表流水や地下水に変化が生じる。何十年後に、どこに変化が起こるか分からない」と指摘する。また、トンネル掘削で山岳地帯に工事車両が進入するため、「南アルプスには本来いない外来種が持ち込まれ、植生が変化してしまう」(松島さん)という。

断層の多い場所
 「地震活動が発生した場合、その震源の活断層を横断する構造物には、壊滅的な被害が生じる」。日本自然保護協会は7月、JR東海に対し、南アルプスに長大トンネルを掘削することに反対する意見書を提出した。
 糸魚川−静岡構造線や中央構造線などの大断層が走る南アルプス。東日本大震災で東北新幹線に目立った損傷がなかったため、JR東海は、同等の基準で造るリニアのトンネルの耐震性は十分としている。しかし、防災への関心が高まる中、懸念の声はなくなっていない。
 リニアがトンネル内に停止し、動かせなくなった場合の対策も検討課題として残る。乗客は乗務員の誘導で、保守用通路を通って避難。5〜10キロごとに設置され、地上や山の側面に通じる脱出口を上ることになるが、1編成当たり千人もの乗客をスムーズに誘導できるかは不透明だ。
 山梨大工学部の鈴木猛康教授(防災工学)は「断層の多い場所を突き抜ける以上、当然、大きなリスクを伴う。最大限の努力が必要だ」と指摘。非常用電源や避難経路を十分確保することや訓練など、ハード、ソフト両面で徹底した対策が求められる、としている。

超・新幹線が日本を変える 川島令三 KKベストセラーズ 2008

図書館本

リニア関連の部分だけ読んでみた。
著者自身は車社会から公共交通への転換を望んでいるようなので、その点は理解できるのだが今後間違いなく迎える人口減少社会での公共交通需要(特に高速鉄道)を考慮していない様に思われる。

非常に詳細に時間短縮の方法論(列車本体やダイヤ構成等)を書かれていて、おそらく鉄道マニアの方には非常に面白いのかもしれない。

リニアに関しては、品川、新横浜、甲府鰍沢口駅が想定されていて、まさにリニア中央新幹線ではなく、第2東海道新幹線であると著者もJR東海も考えている。

もちろん、まったく環境問題や電磁波の問題には言及されていない。

是非とも鉄道マニアの方に置かれましては、これからの日本の人口動態や環境アセスの問題等も考慮していただき議論していただきたいと思います。

また、格安航空(LCC)や高速バス利用の経済効率性や日本の今後の経済成長率なんかも当然乗車率に影響するでしょう。速さだけでない因子が多数存在すると思われます。さらに開業までのJR東海の利子負担や国がどこまで関与するのか。駅に関しては地元負担とJR東海は当初より宣言しているわけです。

第二東海道新幹線であるならば、既存の中央本線のルートでの新幹線の法が圧倒的に環境負荷もなく建設費も安い事は本書でも指摘されているところである。

超・新幹線が日本を変える
超・新幹線が日本を変える
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