おやじのぼやき

日々おやじが思う事。。。。。

2011年02月

ダムの現場を知る人 

発信箱:ダムと日本人=福岡賢正(西部報道部) - 毎日jp(毎日新聞)


福岡さんの本は何冊か読ましていただいた。
現場を歩き、話をして、そして記事にする。
新聞記者として素晴らしいと思う。
もちろんダム以外の本も凄い。

以下記事

発信箱:ダムと日本人=福岡賢正(西部報道部)

 長年の被害に耐えかねた住民の運動で撤去が決まった球磨川の荒瀬ダムが、水門を全開して10カ月。撤去工事は来年からで、まだ開門しただけだが、巨大な水たまりが消えて流れが戻ったことで、川が注ぐ八代海にまで目覚ましい変化が現れ始めた。ぬかるんで人が近づけなかった河口干潟にダムで遮断されていた砂が供給され、歩ける面積が時を追うごとに広がりつつあるのだ。

 それに伴って砂地を好む生物も戻ってきた。地元の自然観察指導員、※(つる)詳子さんによると、消滅寸前だったミドリシャミセンガイが普通に見られるまでになり、オオノガイも復活した。タイラギも激増し、歩きやすくなった干潟には穴ジャコやハマグリ、マテガイ目当ての潮干狩り客が押し寄せて、過剰利用が懸念されるほど。消えたアマモの群落も広がり始め、休みに来るウナギを捕る漁師たちも現れた。大雨後に発生していた赤潮も起きなくなったという。

 国は昨年末、諫早湾を閉め切った潮受け堤防の開門調査を命じる高裁判決を受け入れた。堤防と言っても、あれも川と海のつながりを断つ巨大な河口ダムだ。その開門がもたらす効果は荒瀬ダムの比ではあるまい。調査で門を開けることにすら激しい反対が起きているのも、調査中に劇的な環境改善が進み、再び閉めることなどできなくなるという恐れの裏返しにほかならない。

 6日の愛知県知事、名古屋市長選で圧勝した2人も、全国的な反対を押し切って建設され、著しい環境劣化と漁業衰退を招いた長良川河口堰(ぜき)の開門を公約している。曲折はあろうが、この選挙結果が河口堰開門への大きな弾みになるのは間違いない。

 その同じ時に、自治体の反発で民主党の脱ダム路線が尻すぼみとなり、各地でダム計画が続々蘇生しつつある。私たちは何と懲りない民族なのだろう。

※雨かんむりの下に「金」と「鳥」






国が川を壊す理由(わけ)―誰のための川辺川ダムか
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隠された風景―死の現場を歩く
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たのしい不便―大量消費社会を超える
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マイクロファイナンス 援助や施しでない協力

Kiva Japan | 今僕らにできる社会貢献


ダンビサ・モヨさんが書いたDead AID(援助じゃアフリカは発展しない)の中で書かれている、融資のシステム。
調べたら(ググッただけですが)日本語のホームページが既にありました。

寄付や施しでない協調。
グラミン銀行のインターネットバージョンでしょうか。
参加してみたいと思います。




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沈まぬ太陽の主人公(恩地)のモデル、小倉寛太郎と甲府中学

小倉寛太郎「私の歩んできた道」


自分は沈まぬ太陽を大分前に読みました。
ノンフィクションではありませんが、当時の社会を描きだしていると思っています。
映画はテレビで中途半端に見損ねました。

そして御子息は大学院で先輩です。(本の中では確か薬学部となっておりますが、農学部です。年は一緒かな)。そして職場でも一時ご一緒させていただきました。


思想やイデオロギーを超えた、ブレない人であることは、周りの皆さん(ナイロビの方々)からも聞きました。
そんな小倉さん(2002年没)が一時的ではあれ母校の先輩でいた事を誇りに思うのです。

以下上記講演会より抜粋

甲府中学に疎開されていた時の話。

●疎開先の甲府中学時代

 そして私の場合、父の仕事の関係で、一家が甲府に疎開しました。甲府中学に疎開しました。3年の時です。甲府中学の動員先は山梨自動車産業という会社でした。そこでは自動車などはつくっておりませんでした。私たちのクラスが割り当てられた部屋には、かんなくずとおがくずとそれから、木材だけがたくさんありました。何をつくる工場なのか最初はわかりませんでした。我々に指示された仕事は鉄のちょうつがいみたいな心棒のところに桧材とベニ板で模型飛行機みないなもの、船みたいな胴体をつくってそこにネジでとめることでした。聞けばそれは飛行機の昇降舵と方向陀(尾翼のところにある舵)だそうです。木製です。その飛行機は聞いたところでは木製特攻機で、当時、日本には鉄もジェラルミンもアルミニウムも枯渇していました。いったん離陸したらぶつかるだけの飛行機に、ジュラルミンも鉄もアルミニウムも使うのはもったいない。もうそれだけの余裕はない。死ぬためのだけだったら、つっこむだけのためだったら、木で十分だということで木製特攻機。

 後で調べましたら、正式番号「キの115 剣(つるぎ)」という陸軍の特攻機でした。そうしてこの特攻機は離陸の時、車輪をおいていくそうです。なぜなれば、再び着陸することはないんだからもったいない、次の飛行機がまた離陸に使うということでした。私たち軍国少年は、とにかくお国のためだということで、終業時間が来ても、もっともっと増産というかけ声で残業に残業をついで働きました。表彰もされました。

 ところが、ある時、私にとって大きなショックを与えるできごとがありました。担任の先生に用があってさがしまわったんですが、先生がいらっしゃらない。そして工場の人に聞いたら、「ああ、当直室にいるよ」というので、当直室にいきました。ドアをノックして「甲府中学3年小倉、○○先生に用があって参りました」という軍隊式の申告をして、「はいれ」という声がしたので入ると酒のにおいがしました。見ると、配属将校(当時、各中学校、高等専門学校、大学には陸軍から配属将校というのが配属されて、監視役をやっていました)、担任の先生と配属将校と工場の幹部、それから工場の監督官である中佐が、車座になって酒を飲んでいて、お酌をしているのは当時、我々中学生といっしょに動員されてきた甲府の芸者さんたちでした。人に愛国を説き、増産を説き、滅私奉公を説いている人たちが昼間から、このような状況でいるというのは私は目が信じられませんでした。

 悪童れいに言わせると甲府に動員されていた芸者さんたち、普段は我々は一緒に働いていたんですけど、非常にかわいらしい私たちとかわらない人たちもいたんですけど、「そういうかわいい人がお酌をしていたから、お前はやきもちで怒ったんだ」というような人がいたんですが、そうではないんです。このとき、私は偉そうなことを言っている人たちが、本当に偉いのかどうか、疑問があるという気持ちがしました。しかし当時の情勢の中では、これはあくまで例外的なものだ、と自分で自分に言い聞かせていました。


●戦後、甲府中学でのストライキ

 そして先ほど申し上げたように、偉そうなことを言っている人が、必ずしも偉くないということが、戦争が負けていろいろでてきました。軍部の腐敗、政治家の腐敗、官僚の腐敗。そしてそれを明らかにして究明しようという動きも当然出てきます。

 卑近な話では、我々、甲府中学の在校生は平日は朝から晩まで特攻機づくりをしていました。学校にいくのは日曜日だけ。学校にいっても授業をするより忙しかったのは校庭での畑仕事です。当時、もう食べ物がほとんどありません。それで校庭をほじくり返し、じゃがいもをつくり、さつまいもをつくっていたんです。それでその次の日曜日に、そろそろ収穫期だと思っていくともうきれいにないんです。聞いたら先生が全部もっていってしまったということなんです。

 そして当時の先生方で悩んでいた方も例外の方もいますけど、やはり世の時流に流されて、軍の学校をうけないのは非国民、教練を熱心にやらないのは非国民、自由主義者だ、といってののしり、たたき、けりという状況だったんです。その反面、我々がつくった、食べ物のことをいうのはさもしいですが、育ち盛りではらぺこなんですよ。食うものがなくて。我々がつくったものを先生が全部もっていっちゃった。で戦争が終わった時に、われわれの怒りは爆発しました。同じように、ほうぼうの中学校でも爆発したんですけど、甲府中学が一番先頭をきって、校長やめろ、教頭やめろ、この教師やめろ、と名指しで大ストライキをやりました。食い物のうらみというのは恐ろしいですな。その中で、泣いて謝られた先生もおられます。

 それから、50数年たって、泣いて謝られた先生を中心に、毎年われわれはクラス会をやっています。そうして先生は、「君たちのときでよかった、君たちの一、二年上は、3分の1ぐらい死んでいる。私も送り出すために力を貸した。申し訳ない」と今でも言われます。というようなことで中学3年の時に戦争が終わりました。



沈まぬ太陽〈1〉アフリカ篇(上) (新潮文庫)
沈まぬ太陽〈1〉アフリカ篇(上) (新潮文庫)
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燻製なのである

3連休は山梨で薪ストーブを完成させる予定でしたが、雪の予報だったので諦めて
読書三昧とテレビの録画観賞でした。
キャンプの時に使った小型の燻製器を使ってみました。

前日、スーパーで半額のアメリカ産豚肉の塊と同じく半額だった粗引きウインナ
さらに、画像には出てきませんが、一口カマンベールチーズとベーコンを
入れてみました。

日曜日のダッシュ村でも燻製してましたが、塩漬けや塩抜きなどの正式な方法ではありません。
だって何日もかかるしね。

塊肉はクレージソルトを擦り込んで、ハーブ?の粉末をちょっとまぶして、後は熱燻です。

昼過ぎから夕方まで適当にいぶして、終了。

肉は娘にも好評でした(酒飲みだな)。

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月島 ほていさん アンコウ鍋

2月10日 会議の後に脱兎のごとく皆で月島へ。

企業人、同時通訳、ポスドク、専門学校生、おいら 合計6人

ここは2回目。

以前はもっと大人数でやはり会議の後に座敷でした。

相変わらず旨い。
アンキモの甘さが、なんとも言えません。

最後の雑炊に到達出来ない事も多い(満腹で)

2次会はやはり月島のイタ飯屋さんでワインと生ハムでありました。

来年もぜひ行きたいぞっと。

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どうぶつのおかあさん 小森厚 文、 薮内正幸 絵 福音館書店

1981年初版 2009年74刷

対象年齢2歳から4歳

記憶に間違いがなければ小森さんは獣医師として動物園で働いていて最後は園長さんになった。

ひらがなのテキストを子供と一緒に読むのだろう。

お母さんがいて、子供がいる。
動物の社会が人間の社会と同じことを子供は絵の中に見出すのかもしれない。
自然の中に普遍的な絆がある。
人の中の絆が変容するのは、進化なのだろうか?
それとも退化なのだろうか?



どうぶつのおかあさん (福音館の幼児絵本)
どうぶつのおかあさん (福音館の幼児絵本)
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続 失敗百選 中尾政之 森北出版 2010

続 失敗百選 中尾政之 森北出版 2010

献本

350ページを超える本書。
前著から続編であるが、前著は読んでいません。
今回は民生品、ソフトウエアー、商品開発、労働災害の分野から108個の失敗事例、前著から選びそこねたハードウエアの失敗を82個、トータル190の失敗事例を紹介している。
これは、科学技術振興機構(JST)の「失敗知識データベース」の検索トップ100をほぼカバーするという。
筆者はハードウエア以外の分野ではリスクよりベネフィットのほうに天秤が傾いていることが分かったと指摘する。リスクを減らすとベネフィットも減るのである。だから商品開発では、たとえば大手メーカーはある商品に関して撤退したりする。
失敗事例を学ぶということで次の分類を作り個別の案件を説明している
技術的で要求機能未達の失敗:劣化や基礎不良、バランス不良
技術的で要求機能干渉の失敗:異常摩擦、自動制御不能、誤作動
技術的で要求機能複雑の失敗:化学反応暴走、感染症の蔓延
組織的で要求機能未達の失敗:火災避難、入力ミス、安全装置解除、マニュアル無視
組織的で要求機能干渉の失敗:だまし運転、コミュニケーション不足、組織間の齟齬
組織的で要求機能複雑の失敗:違法行為(耐震強度)、企画変更の不作為(ダム工事)、倫理問題、事故訓練不足等

小さな部品から原発事故や感染症の蔓延まで、失敗の「なるほど」が網羅されている。
最近ではアメリカでのトヨタレクサスの電子制御部品の問題が大きく取り上げられたが、つい数日前(2011年2月)にアメリカ政府機関は電子制御部品に異常はないことを発表した。果たして、車の暴走は何によって起こったのか?
失敗学から成功を学ぶために我々は何をしなければいけないのか、それはきっと技術的な問題とともにヒューマンエラーと思想や哲学にも繋がるように思うである。


続・失敗百選 - リコールと事故を防ぐ60のポイント
  • 中尾政之
  • 森北出版
  • 3780円
Amazonで購入
書評

好きなTV番組

Mi/Do/Ri 〜緑遊のすすめ〜

録画してみています。

いろんな緑遊人の方々出てきます。
みな顔が穏やかなんですよ。
心が顔に出るんですね。

そして素晴らしい技能。
先日、チェーンソーアートの梶谷哲也(36)さんなんかは、林業のプロで枝打ち技術なんか凄い。
さらにチェーンソーアートが凄い。

こんな人が森を大切にしてくれるんだと思いました。

人生の楽園も見てますが、最近、ちょっと違うんじゃね?と
思う事が多々あるんですよ(笑)

水上達三と石橋湛山

水上達三(1903-1989)北巨摩郡清哲村字青木出身(現在の韮崎市)、甲府中学(現甲府一高)から東京商科大(現一橋大学)

三井物産社長、会長、相談役を歴任 日本貿易会会長



水上は石橋湛山の勉強会に欠かさず参加していた。石橋湛山は同郷であり、甲府中学の先輩である。その石橋は甲府中学の校長であった大島正健(クラーク博士に直接教えを受けた札幌農学校の一期生である。クラーク博士の在任期間は8ヶ月)の薫陶をうける。



「湛山回想」のなかで石橋湛山は書いている。

「(私の)意識の底に、常に宗教的、教育的志望の潜んでいることは明らかであった。そこに私は、大島校長を通じ、クラーク博士のことを知り、これだと、強く感じたのである。つまり私もクラーク博士になりたいと思ったのである。私は今でも書斎にはクラーク博士の写真を掲げている」





寺島実郎 佐高信 新しい世界観をもとめて(2010 毎日新聞社)より。

寺島はこの水上達三に三井物産の新入社員時に会っている。

そして寺島は書く、石橋湛山の揺るぎなさは凄まじいですよ。何度も繰り返しますが、戦争に向かう狂気の逆風の中で、小日本主義を提唱するなんて、現在からは想像できないような凄いことです。中略 そんなときに「(戦争、侵略を)止めた方がいいと」意見した。

素晴らしい先輩が居たのである。(過去形なのかな?)

ひたすら読書と読書メモ

雪の予報だし、その予報が外れずに田舎も雪だということで
薪ストーブの最終工程は延期して3連休です。

まあ、あとはレンガをちょこっと積むだけなのですが
薪が燃えるところを見えないが残念です。

そんな訳で、読み終えていて読書メモをしていない沢山の本と
格闘です。
年をとると直ぐに記憶が飛びますね。(笑)
ポストイットをなぜこの文脈に張ったのか。。。。
それすら忘れるしまつ。
困ったもんです。

読みかけの本も沢山あるので、読書も続きます。
読書で自分の無教養さを少しでも補おうと思うわけですが
結局、死ぬまで無教養なんだろうな最近思います。
まあ、若いときにあまり読書しなかったので
しょうがないですね。(笑)

どうぶつのおやこ 薮内正幸 福音館書店

1966年初版、2010年103刷

対照年齢 10ヶ月から2歳向きとある

言葉も文章もない。

僕も小さいときに沢山の絵本で育った記憶がある。
決して裕福ではなく、おそらく貧しい部類であっただろう。
しかし、家には沢山の絵本があった。
それも決して安くなかったと思う。
母親や父親と一緒に見たり、一人で見たりしていた。

もしかしたらそんな絵本が僕を獣医に目指させてのかもしれないと
この絵本を見て思った。

実家の近くに薮内さんの美術館があるということをしった。
春になったら訪れてみたいと思う。


どうぶつのおやこ (福音館の幼児絵本)
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日本人の行動

Kiyoshi Kurokawa's blog: 「変な外人」から日本人の行動について「10の質問」


日本固有の文化と歴史があるわけですが、とりあえず簡単に訳しておきましょう。あと自分のコメントもね。

ちなみに黒川先生はマイノリティーな日本人ですが世界からは評価されております。70歳を超えた今も自分でブログをアップしてますし。(おいらは見ました、ガーナのホテルで(笑)

QUESTIONS / ISSUES
(1) “Why is it that most Japanese go to conferences and always stay and sit together in a corner and talk to each other, without including any foreigner into their conversation?
... there are no other country citizens behaving that way !!!

(2) “Why is it that the Japanese participants never dare to raise a question or give some comments in a workshop or at the Q&A session in a conference”?
... other Asians from China, Singapore, Taiwan, India, etc. are very different in this regard !!!

(3) “Why is it that many of my Japanese colleagues and friends have to take a vacation when participating in a conference or think-tank overseas”?
... the Western people consider this to be part of the business activities !!!

(4) “Why is it that most Japanese go to international conferences without a specific objective and measurable results in mind”?
... Most other country participants have very clear targets to meet a certain number of suppliers, customers, etc., in order to end up with specific new business proposals !!!

(5) “Why do most Japanese companies not like to see their employees writing and publishing industry articles or even books with other colleagues in their professional domain, even if they do it in their spare time over the weekend and the evenings”?
... in the Western world we consider this to benefit the company and the employee, as it demonstrates domain expertise vis-à-vis potential customers and peers in the industry !!!

(6) “Why do Japanese speakers in international events and conferences only present or ask in Japanese (there are always a few exceptions to the rule)”?
... it is common practice the government officials may speak their own language at an event in their own country, but most of the time, Japanese also do so in international conferences overseas !!!

(7) “Why do all the conference participants or students keep their hands down and lower their heads when the professor or speaker asks a question that everybody is able to answer”?
... there are always a number of Europeans who have good answers or questions, while many Americans will raise their hands even before the question ends, whether or not they have a full or only a partial answer !!!

(8) “Why is it that most Japanese executives only see the differences, risks and threats but never look at the similarities or opportunities?”
... it always leaves a strong sense of pessimism and no optimism, hence, how can you advance personally or as a nation with such an attitude !!!

(9) “Why is it that most Japanese people and senior executives are scared to call for serious changes in their organizations or even in the nation”?
... without constant changes, you cannot adapt to the ever rapidly changing world around us, hence, you are left behind !!!

(10) “Why is it that Japan and its citizens will only be able to change or are willing to change when the country will either hit the wall, or will experience a total market crash, or is about to disintegrate completely”?
... a common answer by some of the highest ranked corporate officers, association or some government leaders, whom I spoke to during the “Japan Night” in Davos !!!

Nifty WMAXの問題点

昨年の12月に契約したんだけど。nifty自体にはかなり前に契約。

料金請求が非常にいい加減。
いつ何パケット使ったか分からないのに、それが当然というように請求書が来る。
それも2ヶ月後に。

おいらの場合WiMAX stepという画像の一番下の契約をしているわけです。
外出先で使えれば良い程度なので。

結局Niftyとしては、年間契約等の使いたい放題を契約させたい訳ですよ。

ヤフーのモバイル契約(マクドナルド等では使いたい放題)の月300円程度(ヤフープレミア会員は)
にまた戻そうかなと思う今日この頃。

モバイルルーターも買ったのに。。。。

契約を考えている方、よ〜〜く使用目的と料金体系を考えてからの方が良いですよ。

まあ、家で使用の光フレッツNiftyは5人で使い倒しているから良いですが。

wimax_pricelist

永田洋子死刑囚

拘置所で亡くなった。

小池まり子さんの本
映画でしか知らないのだけれど。

革命とか真剣に考えて、日本を変えたかったんだろうなと思う。
ただ、同志として仲間を殺害するという行為は理解出来ないのである。



悪女と呼ばれた女たち (集英社文庫)
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実録・連合赤軍 あさま山荘への道程 [DVD]
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世界を知る力 寺島実郎 PHP新書 2010

図書館本

はじめに、で百数十年前のの僻村の日本人女性は村を出ることは嫁ぐ時くらいではと書かれ、「世界」は日帰りの半径20kmほどの広がりと書かれていますが、果たして本当なのか?という疑問で読み始めた。
まあ、これは人類学や民俗学という文脈でなく、経済という流れのみを中心にして書かれているからよいのかな。

現在はアジア日帰り圏内になり、その世界観が変わってきている訳ですね。
そして日本の近代は黒船から始まったというステレオタイプなテキストを捨て、歴史をしっかり読み込む重要性を指摘しています。
備忘録的にメモ
中国に対する見方の変化(尊敬から優越感へ)
ユダヤグローバリズム:国家の枠組みより、国境を越えた価値観の重視
アメリカのアジア政策の基軸は日本ではない
外交シンクタンクの欠如した日本
agree to disagreeの態度(反対するという態度にたいして、相手の主張は認める)

世界を知る力 (PHP新書)
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アフリカの新たな独立国

asahi.com(朝日新聞社):スーダン南部の独立決定 アフリカ54番目の国に - 国際
備忘録的に記録しておきたい。
民族自決の原則が、少しずつ国境を消していく作業とうまく同調すると良いと思うのです。

遠くない歴史の中で、勝手な思惑で引かれてしまった国境という目に見えない枠組み。
本来のグローバリゼーションという文脈はそんな場面で使われて欲しいと思う。

文化や歴史、そして科学技術の押し売りも、まずは現場の人々の思想や哲学に裏打ちされないで行われてきた現実を、単に経済という貨幣の多寡で行ってきた所謂先進国は反省しなければいけないと思う。

ほぼ欧米の思いこみによる援助が逆にアフリカの貧困を加速したことは今や常識として認識した方が良いのだと個人的には思うのである。


ほぼ完成 薪ストーブ

1998年ベルギーから帰国時の引っ越し便に積んできたモルソーの薪ストーブと煙突。
本当は山小屋なんかを作って、そこに設置しようと思っておりましたが、、、
教育費や酒代?でそんな夢は遠のき、とうとう2011年。

ハウスメーカーさんに設置の見積もりだしたら、これまたボーナスを越える様な金額。
そんな時に中学時代の友人がMLで聞いたら、自分の山荘のストーブを自分で設置したとの事で
無理やり、「俺のも設置して」と頼み込み、一部を彼の知人の大工さんにお願いして、残りは
おいらと友人で組み立てました。

一部不足していた煙突等もホームセンターやホンマストーブから通販して、炉台をレンガで造り
2011年2月6日、火入れを行う事が出来ました。
何回かは慣らし運転が必要なようですが、耐熱ガラスの窓から燃える木が見えるのって
最高ですね。日曜日はほんの短い間でしたが、またゆっくり燃やしたいと思います。

今年は、手を抜いて薪は購入してしまいました。400Kgで15000円。白州町から運んでいただきました。来年は少しでも自分で割った薪を燃やしたいと思うのであります。
ちなみに安い斧も、ベルギーから買ってきてあるんです(笑)

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作ってもらった

職場の互助会組織で会費を集めて講演会などをしている。
海外の方の中には謝礼を受け取れない方も多い。また日本においても謝礼を辞退する方がいる。(おいらも極力辞退するようにしている。交通費は頂きますが)

そんな方に記念品を差し上げようという事になり、一つの案として名入れボールペンというのがあった。

すでに同僚で個人的に作ってもらっている方がいたので、見せて貰い、自分も作ってみた訳だ(笑)

送料込みで5000円ちょっとで替え芯付き。

職場のロゴと互助組織のロゴを入れてみるのも良いだろうと思った次第。

web

宮本常一 没後30年

「継承の形宮本常一没後30年」−中国新聞から(連載) - 周防大島郷土大学のブログ - Yahoo!ブログ


生誕100周年が先日だったように記憶していたら、既に4年前だった。
1981年1月30日から30年。
宮本常一の魂は生き続けているし、生かし続けなければいけないと思う。

もっとも影響を受けた1冊である「忘れられた日本人」の中に歴史では記述されてこなかった常民の生活がキラキラと綴られていた。
網野善彦が指摘するように、歴史の多くは権力者(支配者)に都合よく書かれている。しかし実際の文化や歴史の多くは非文字として語り継がれている。

決して、「忘れられた日本人」で日本人の優等性を声高らかに宣言するものではない。ただ、そこに共同体としての民主主義や、晴れと褻の時間の流れに生き生きとした人間の生き様が存在する。
勤勉とか謙遜とかは他民族と比べる事ではない、まして貨幣の多寡などは問題外ではないだろうか。

宮本常一が民俗学の枠を超え、地道に生きる人びとの共同体の地域振興にも大きな働きをした理由は、単純に人間が好きだからではなかっただろうか。


忘れられた日本人 (岩波文庫)
忘れられた日本人 (岩波文庫)
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星野リゾートの教科書 中沢康彦 日経BP 2010

星野リゾートの教科書 中沢康彦 日経BP 2010

以前、「星野リゾートの事件簿」を読んで非常に魅力的な経営者である星野さんに興味をおもった。
今回の書は、その星野社長(1960-)の経営方針や経営哲学の一端を示している。
経営は教科書どおりにすれば良い。この大前提で、星野さんがこれまで読んだ書籍を挙げながらいくつかの再生中リゾートをケーススタディーにして話がすすむ。
僕自身は経営学など習ったことがないので、本書に挙げられている書籍が果たして実際のビジネスに役に立つのかどうかの判断は出来ない。ただ、読んでいて思った。サービスや顧客満足度がしっかりしていれば経営は成り立つのであろうという、かなり当たり前の方法論。
「言いたい時に、言いたいことを、言いたい人に言う」これもかなり当たり前だとは思うけど、実は出来ている会社や組織が少ないのかもしれませんね。
そしてブランドを作っていく。これも特徴ある色を旅館やホテルが出していくというあるしゅ当たり前の戦略ではないだろうか。
当たり前のことを当たり前にできるようにする雰囲気を星野社長は作りだしているのだと思う。本書では書かれていないこと。すなわち星野という個人のもっている経営者としての力量と人間的な力量、それは社員やお客様にたいする溢れんばかりの愛情の様に思えてならない。単なる教科書だけの知識では、経営は出来ないのである。人間としての魅力をどうして獲得できたかは残念ながら本書では明らかにはならないのである。だからビジネスって面白いのかもしれませんね。



星野リゾートの教科書 サービスと利益 両立の法則
星野リゾートの教科書 サービスと利益 両立の法則
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国を破りて山河あり 藤田恵 小学館 2010

国を破りて山河あり 藤田恵 小学館 2010
図書館にリクエストして購入してもらった。

藤田さん(1939-)は徳島県の木頭村の村長(1993)に担ぎだされ、細河内ダム計画を中止に追い込んだ(2000)。行政や反対派からのすざましいまでの嫌がらせが在ったことは想像に難しくないし、本書の中にも押さえがちに書かれている。一度始まってしまうと暴走車のように止めることの出来ない大型公共事業の見本のようなダム計画である。そして、今現在も各地で同じような問題が起こっている。国の行政が利他的でなくなった時、小さな地域社会などはひとたまりも無く壊れていく。
中止決定までに50億円もの税金が投入され、仮に建設が始まれば1000億円ちかくの税金がさらに投入されたのだろう。いったい誰のためのダムなのか。そして木頭村にはすでに400以上の砂防ダムがあり、そのほとんどが土砂で今後埋まっていくという。
中止にいたる経緯は非常に示唆的である。たとえば役人に話をしてもまったく無駄であり、国会議員が最終的には政治的な判断をする。また多くの利他的なダム反対団体や個人のサポートがあったこと。
河川6法、これは川を壊してよいという法律である。これを変えなければ今後もダムは増え続ける。
ご自身の子供の頃のご苦労(多くの兄弟で、叔父の家に養子にだされ、両親の死、山の下刈りで同級生らと遊べなかった経験等々)が木頭村を守る原動力だったのかもしれない。


国を破りて山河あり 日本で初めて巨大ダムを止めた村長
国を破りて山河あり 日本で初めて巨大ダムを止めた村長
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木製ガードレール

日本の河川行政にコペルニクス的転回を - にっぽん改国(田中康夫) - BLOGOS(ブロゴス) - livedoor ニュース


木製ガードレールは田中さんが長野県知事をしていた時に考案したんですよね。そして国交省は無視した。

それが今、日の目を見る。
長野の土木業者は公共事業削減のため大きな痛みを味わいながら、業種転向や新規事業に取り組んできたと言います。

大型ダム計画は人目につきますが、砂防堰堤やら林道なんかは人知れず進んでいきます。時には地元の人も知らないで。
個人の山に個人の資金で治山ダムを作ろうが林道をつけようがそれは良いんですよ。大きな林家は木材の搬出のために自費で手当てするんですから。

治水、治山、利水などという言葉を使いながら実は単なる予算の消化だったりすることを、税金という文脈で考えないといけないわけですよ。

神去なあなあ日常 三浦しをん 徳間書店 2009

図書館本

三浦しをん(1976-)の林業小説。
いや奥山小説である。
あらすじはいろんなところで既に書かれているので省くとして。
三浦さんの自然に対する感性、あるいは村という共同体に対する親和性がテキストの中に埋め込まれている。
女性作家として高校卒業したての男子の心象風景を描き綴る。
その文脈がまさに自分自身のための日記の様に。

斜陽と言われる林業、そこには経済という文脈では語りきれない文化や歴史が横たわっている。そして職能者集団が森を守る。

終末で主人公が独白する。
「いやいや、そうじゃない。粘り強さが身についたんだ。長い年月をかけて木を育てる林業は、どんな風雪が襲ってきても悠然とかまえていられる性格じゃないと、とても勤まらないのである。」
俺は晴れ晴れした気持ちで、夜空を見上げた。

謝辞には尾鷲等の森林組合や林業に携わる方々の名前が見られる。

僕が見た尾鷲の明るい森も三浦さんは見たのだろう。人間の手入れと言う思想に裏打ちされた美しく、そして明るい森を。

通勤電車等で読まない方がよいです。泣きます。

さらに挿絵も良いですよ。

神去なあなあ日常
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変節 転向

茂木さんは「感覚的に堀江さんが好きなんだと」

ホリエモンがライブドア事件の際に茂木さんは朝日新聞のコラムに
堀江さんの悪口を書いていた記憶がありますけど。

脳科学者なら、とりあえず研究しましょうよ。しっかり。
クオリアは10ノーベルなんでしょう?




キャンプ秘密兵器?

今回のキャンプでの秘密兵器。
USプロパンを使ったヒーター。
ちなみに、ブタンガスではなくLPガスなのであります。
だから寒くても液化したりしません。

ちなみに、円で囲った部分にはEPIの通常のアウトドアで使うガス
でのヒーターも見えます。(笑)
家にはさらに、カセットガスを使うアウトドアー用のヒーターが
あったりするようです(爆)これも、イソブタンのカセットガスを使えば冬季も問題なく使えます。

このUSボンベは詰め替えて使えますので(キャンプ用の他のガスも詰め替えて使用はしてますが、良い子はマネしないでね)、割安です。

昔の写真が出てきた。
2008年の1月
雪のキャンプでございました。
この時は3人のうら若き女子が初めてのキャンプでした。
凍死しなくて良かったね~。
魚も沢山釣れたしね。

USストーブUS-2US-3
08年鹿留

無教養さをまた実感 薮内正幸美術館



誰でも一度や二度は見ている動物の絵
おいらの場合は、好きという程度では許せない職種であるのに。

BSの番組でふと見たのである。
家の近くに美術館があるという。

絵本がまた凄い。

春になったら必ず行きます。

甲府の絵本屋さんも素敵です。

再放送もあるようです。
それもBShiなのですが…ご覧になれる方は是非!

【放送時間】
・1月27日(木) 9:00~9:33 
・2月 5日(土) 1:20~1:53 (実際は4日の深夜、ですね)

絵本は速攻でアマゾンに注文してしまいました(笑)

ご長男の館長のブログによると、世界中で放映されたらしい


どうぶつのおやこ (福音館の幼児絵本)
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どうぶつのおかあさん (福音館の幼児絵本)
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格付けも結構ですが

国・地方自治体、初の「債務超過」…09年 : 経済ニュース : マネー・経済 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)


要求ばかりする老人達の割合が多すぎるんでしょうね。
パラダイムシフトを若者が起こさないと国という枠組みが無用となりますね(まあ、なっても良いと思う若者が多ければ、それはそれで良いわけです)

エジプトでもギリシャでも略奪が起こっています。日本では起こらないと思っている方が多いようですが、富が偏在すると、かならずそのツケは回ってくるのではないでしょうか?
だから、公務員給与2割削減とか言わないといけない土壇場でもあるように思います。

アメリカというフィルターでしか世界を見てこなかった日本の未来を寺島実郎さんは、なんとかアメリカ、日本、中国という正三角形で今後の世界をドライブ出来ないかと考察してました。現在の米中関係を見ていれば、日本の生き残る道はおのずと見えてくるのでは思うのであります。

以下記事
内閣府が31日発表した2009年の国民経済計算(確報)によると、国や地方自治体を合わせた「一般政府」が持つ土地や建物、株式などの資産から、国債などの負債を差し引いた「正味資産」は、09年末には前年末より54兆9000億円減り、48兆8000億円のマイナスになった。

 一般政府の分が、負債が資産を上回る「債務超過」となったのは、1980年に現在の統計方式になって以降初めてだ。

 国債発行残高の増加などで、負債が3・6%増の1018兆9000億円となったことが響いた。

 個人や企業も合わせた国全体の正味資産である「国富」は、前年比3・4%減の2712兆4000億円と2年連続で減少した。経常収支の黒字が増えて対外純資産は18・1%増の266兆円だったが、土地資産や、道路や住宅などの有形固定資産が落ち込んだ。
(2011年1月31日23時56分 読売新聞)

キャンプおまけ

日帰り組の二人
すでにこの時氷点下(笑)
昼間はテンカラ竿にフライをつけて、一応爆釣かな。

来週のアンコウ鍋宜しくです!

sazae
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寒いけど暖かい

土日のキャンプ続報(笑)

こんな感じ。
相変わらず整頓が出来ないわけですが。。。。
小型の燻製器を持っていってよかったかな。(なぜか大型は家にあったりする)
折りたたみ出来るし、ガスの火器で簡単だし。

撤収は1時間半位かかったかな。。。。
キャンプ道具ってなかなか捨てられないですよね。

昔は家族5人で夜逃げの様に道具を積んでオートキャンプしてましたけど
その当時の道具がまだまだ使えるし。
でも、一人用の道具も欲しいし(笑)

白樺の薪は非常に良く燃えて暖かいです。
さらに屋久島の焼酎も頂き、夜はふけていくわけであります。


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