おやじのぼやき

日々おやじが思う事。。。。。

2011年02月

人はなぜ生きるのか

asahi.com(朝日新聞社):認知症患者への人工的栄養補給、医師4割「中止の経験」 - アピタル(医療・健康)


多くのご老人は「ポックリ」逝きたいと考えている。
それは自分自身が苦しまない事、そして家族に迷惑を掛けたくないという気持ちの表れかもしれない。

誰かが書いていたが、人間は赤ん坊で生まれて赤ん坊で死んでいく。と。
認知症という現象を「赤ん坊」とあらわすのだろう。
個人的には違和感があるのだけれど、考え方としては「自然」という流れでは正しいとも思う。

ただ、意思表示出来ない個体として人間を生かす事が何を意味するのか?これがまさに死生観の問題なのだろう。

脳死を人の死に定義すること。
安楽死を法律として認める国があること。
再生医療あるいは万能細胞という名の長寿指向
臓器移植という経済に絡む医療行為
増え続ける医療費という社会福祉政策

人は何歳まで生きれば満足するのだろうか?
ふとそんな事を考えずにはいられない記事でもある。

もう子供は大きくなったし、生命保険も止めて、
人に迷惑を掛けないで人生の表舞台を去っていく準備を
することが必要なんだろうと思うのである。



腰痛なわけ

週末の土曜日は本来、秩父で岩魚の会に行く予定だったのだが
諸般の事情で職場に午前中行き、そのため午後は家で過ごすことに。
秩父までは3時間はかかるし。

そんな訳で、以前枝を落としたり、日当たりを良くするために手入れしておいた木々をチェーンソーで刻んでおりました。

小枝はひたすら焚き火にして暖をとり、疲れると、DVDを見たり。
日曜日は朝から夕方まで同じ作業。

少しは薪ストーブ用の燃料になるのかな。

でも、良く良く考えると、石油という化石燃料でチェーンソーを動かしている限り、完全なる持続的循環生活ではないですね(笑)

庭にはクロッカスが咲き、水仙やチューリップの芽が出てきました。
自然という循環する環境にいつも驚くばかりです。

腰が痛いのはしょうがないのですが、はやいところお金のことなど
考えない生活が出来ないものかと思います。

無駄遣いしている訳ではないと思いますが、お金は溜まりません。
車の任意保険の更新案内が来た、年間8万弱。割引率20等級
初年度登録が平成8年、もちろん新車で買った訳でもなく、中古を17万円程で数年前に買ったんだけどね。まだ当分この車に乗るわけです。
まあ、お金が溜まったからと言って幸せを買えるわけでもないですが。

なんかやたらと疲れた週末でございました。

DSC00168
DSC00170
DSC00172

facebookいいね

連絡が取れなかったガーナ人の知人をfacebookで見つけた。
友達リクエストしたら直ぐにメイルが来た。
なんでもメイル環境が良くなかったそうだ。
メイルだけでなく、skypeでも何度かコールはしてみていたのだけれど
やはり、何らの代替方法があると言うのは良いものですね。

さらに、現在北大に来ていて、携帯に電話までしてもらったし。

実名でのコミュニケーションという文化と匿名でのコミュニケーションと言う文化をどの様に考えるのか。
1次情報という文脈で考えると、おいらはfacebookの方が今の所よいのではと思うのである。

いずれにせよ、あくまでもツールであって基本は自分で考える事なんだけどね。

どうで死ぬ身の一踊り 西村賢太 講談社 平成18年

図書館本

芥川賞を最近受賞されました。芥川賞作品は「苦役列車」

残念ながら相性が合わないです。
家庭内暴力とか言葉の暴力って読んでいて苦痛です。
文章はきっと上手なんでしょうが、題材とか表現が受け付けないと
いう感じ。



どうで死ぬ身の一踊り
どうで死ぬ身の一踊り
クチコミを見る

究極のたんぼ 岩澤信夫 日本経済出版社 2010

図書館本

リンゴの木村さんの本も日経だったな。
なんか農業と日経という係わり合いが未来を暗示しているようだ。

さて、本書は無農薬、不耕起栽培による米作りに関してである。
読んでいて、やはり岩澤さんも福岡翁の本を読んでいたのである。
木村さんも読んだと綴っていた。
しかし、岩澤さんも木村さんも自分自身で自然農法を編み出すわけである。(木村さんは自然栽培と呼ぶが)
本来自然が持っている能力を引き出す事で、農薬を使わず、耕さず、でも収穫量は多い。これは自給自足的な農ではなく、経済を基準にした業としての取り組みなのだ。
また不耕起栽培用の田植え機まで企業と一緒に作ってしまった。

木村さん同様、岩澤さんの自然を見る目、稲を見る目の鋭さは文章のいたるところに見出すことができる。
詳細は省くが、重要な点は下記だろう。
イトミミズが肥料を作り出す。
冬季湛水
これまでの田んぼはメタンガスを発生する
タニシ(山梨ではツボと言う)のいる田んぼ
田んぼの浄水能力(緩速ろ過で綺麗な水)
水が無ければ、米も肉も野菜も出来ない。
大豆が飢餓を救う(岩澤さんは日本の飢餓を予測している)
発芽玄米の栄養価

本書は決して楽して作物を作ろうとするものでなく、自然を十分に観察して自然の摂理を利用して、そこに人間の我がままを少しだけ入れさせてもらって生きようとする態度だと思う。

p96の日本の川は滝のようだと言ったのはイギリス人でなくてオランダ人ですね(記憶に間違いがなければ)
究極の田んぼ
究極の田んぼ
クチコミを見る

先生のあさがお 南木佳士 文藝春秋 2010

図書館本

雑誌 文学界に2009,2010に発表したもの。

南木佳士ファンとしては読まざるを得ないのだけれど、最近の作品の単調さは残念ながら相性が合わないように感じる。
パニック障害からうつ病を発症し、その後、自然との触れ合いの中で、徐々に体調を回復された過程を小文に綴りながら生きておられる。
それは、多くの中年過ぎの輩にはある意味救いなのであるが、同じ文脈が何回も違う書の中に出てくるのは食傷気味でもある。
さらに、泌尿器の衰えの表現が多様されるのも、男という未練なのかと思ってしまう。

こんな文章に出逢うと嬉しいのは確かなのだが。
あのころ、山で針葉樹の香を嗅ぐとざわついていた心身がわずかずつ鎮まってきて、もてあましていた「わたし」は、いつの間にかただ歩いて汗をかくだけのからだのなかに回収されていった。その快感が病みつきになり、やがて針葉樹の香の依存症になって、ほとんど毎週山に入っていた。

また、茅ヶ崎の開高健記念館の別棟の勉強部屋を見た感想として。
ここを書斎と記さなかった彼の思慮深さをあらためて思い知るとともに、深夜、ウヲッカやストレートウイスキーを酔わない程度にすすりつつ、一字たりとも書き直しのない精緻な文を原稿用紙の上に愛用のモンブランの万年筆で紡いでいた本物の作家の苦しげな息づかいの残響が聴こえる部屋を覗き見てしまったことをやりきれない罪悪感を覚えたものだった。

今は京大教授の山極寿一さん(ゴリラの専門家)が南木佳士さんと同じ高校で同学年であったことは新たな発見であった。山極さんはバスケット部、南木さんはサッカー部だったそうだ。


僕は山極さんと1984年アフリカを旅(調査)した事を思い出したのである。そしてやっぱり女性にもてていたことも、本書の中の文章のように(笑)

先生のあさがお
先生のあさがお
クチコミを見る

Kiva で投資

Kiva - Loans that change lives

ダンビサ・モヨ女史のDead Aid(無駄な援助)の中で紹介されていたマイクロファイナンス。

日本のHPがあり、そこからスターターキットを購入(3000円)(一件の投資が可能)

早速、登録(英語のウエブから)して1件融資。
ウガンダのジョンさん。家畜の商売です。

そして、さらにもう一件、セネガルの女性グループ、これも家畜の商売です。

施しや無償援助じゃない、お手伝い。
現在の返済率は99%だそうです。(利子は付きません)

見返りを求めない投資。単なる寄付でもありません。
お金でお金を買う様なマネーゲームとしての投資や投機ではありません。

投資した人の顔が見えるのと、投資された方の情報も見られるという透明性も良いですね。

お金というものが実体を持って循環している感じが気持ちよい(笑)

大島正建 石橋湛山 水上達三、甲府中学の基礎

<水上達三の生き方に学ぶ日本復興への思い> : by 寺島実郎|ヤマト姫の玉手箱


このブログから引用。


その後、私は水上達三さんについて調べて感慨深いことがありました。まず1つは人間山脈であるということで、人間はひとりでは育たないということです。水上さんは山梨県の甲府中学校の出身者で、中学の先輩の影響を大変に受けたそうです。彼が尊敬してやまなかった人物は東洋経済の石橋湛山で、戦後、首相にまでなりました。水上さんは石橋湛山主宰の勉強会にいつも参加をしていました。
 石橋湛山は甲府中学校の伝統としてクラーク博士の影響を物凄く受けた人物です。それは何故かというと、これは話がややこしくなりますが、私の故郷北海道で、クラーク博士というと札幌農学校で現在の北海道大学です。クラーク博士が日本にやって来て、実はクラーク博士は8カ月しか日本にいませんでした。つまり、第1期生だけしか教壇に立っていないということになります。第2期生の人たち、その中には内村鑑三もいますが、実際はクラーク博士の顔も見たことがなかったのです。しかし、先輩たちが「クラーク博士という人が昨年まで教壇に立っていて彼はこんなに情熱がある素晴らしい人だった」と、あの有名な「Boys Be Ambitious」の世界を語り継いでいって大きな影響を与えているということです。

 クラーク博士に直接薫陶を受けた1期生のひとりで大島正健(註.2)という人がいました。この人がその後に甲府中学校の校長となって赴任していくのです。大島正健の影響をもろに受けたのが先程からお話ししている水上達三だったわけです。
 水上さんが影響を受けた石橋湛山は自分の「湛山回想」という本の中で、「自分の意識の底に常に宗教家的、教育家的な志望が潜んでいたことは明らかであり、私は大島校長を通じてクラーク博士のことを知り、これだと強く感じたのである。つまり、私もクラーク博士になりたいと思ったのだ。私はいまでも書斎にクラーク博士の写真を掲げている」と書いてあります。ここのポイントは何かというと、クラーク博士がアメリカからやって来て撒いた種のようなものが大島正健という校長を通じて石橋湛山に繋がり、石橋湛山を尊敬してやまなかった水上達三が戦後日本の貿易を支えて頑張って戦ったのです。私はこれがまさに、人間山脈であると言いたいわけです。人間の影響が脈々と伝わっていくもので、小さな1粒の種がそのように大きな影響を与えて、戦後の日本の貿易の戦線を支えていく人になっていったと言ってよいと思います。

4年の月日が流れ

池田晶子氏が亡くなって4年 2007年2月23日没
1960年生まれ、生きていれば今年51歳になる。

考える快楽
喰うために生きるのではなく、生きるために食う

40代の頃に馬鹿の頭を思いっきり殴ってくれた彼女の著作の数々。

多くの人の中に、池田晶子が生き続けている。




14歳からの哲学 考えるための教科書
14歳からの哲学 考えるための教科書
クチコミを見る


14歳の君へ―どう考えどう生きるか
14歳の君へ―どう考えどう生きるか
クチコミを見る


魂を考える
魂を考える
クチコミを見る

企業と人間 佐高信 小倉寛太郎 岩波ブックレット 2000

副題:労働組合、そしてアフリカへ

図書館本

沈まぬ太陽の主人公の小倉さんである。
佐高さんとの対談という形で記録されている。
組織の中の人間、佐高さんの有名な命名に「社畜」というのがある。
会社という組織に奴隷のように(奴隷に失礼であるが)飼いならされて
しまった社員の事である。
本書の中には別の単語も出てくる「民僚」。官僚の民間版だろうか。
日航という巨大組織の中に運輸省出身者が大手を振って利益をむさぼる。

小倉さんの組合に対する真摯な考え方が伝わってくる。それには小倉さんの
体験した戦争での疎開時代の思い出があると書かれている。
威張るだけの先生や不正をする軍人などである。

魑魅魍魎とした巨大航空会社が、まさか倒産するとはだれも想像していなかったであろう。そして小倉さんも。
しかし、崩壊は小倉さんが組合活動による左遷で途上国勤務をさせられている時にすでに始まっていたのだろう。
企業という組織が健康体を保つために必要な事、それはおそらく組合活動だけでは成しえないのであろう。ただ小倉さんの様なブレない人間が必要な事は言うまでもない。


企業と人間―労働組合、そしてアフリカへ (岩波ブックレット)
企業と人間―労働組合、そしてアフリカへ (岩波ブックレット)
クチコミを見る

東京・上野の東京国立博物館で開催中の「仏教伝来の道 平山郁夫と文化財保護」展

東京国立博物館 -トーハク- 特別展 特別展「仏教伝来の道 平山郁夫と文化財保護」
知り合いのママ(ママと書くと微妙だな〜)、30年来の知人と書くべきか。大学時代からお世話になっている母親の様な人と書いておきますかね(笑)

そんなママからいつも美術展などの招待券を頂くわけです。
最近は娘が上野のお絵かき大学に行っている関係もあり、少しは芸術なるものに親しもうと思っている親ばかであります。

と、言い訳をして、早退して鑑賞

多くの展示物が平山郁夫シルクロード美術館 (山梨県北杜市長坂町小荒間)から来ておりました。

アジアの歴史として仏教、その影響がいかに広大なのか、そして、その文化歴史遺産を守るために生きた平山郁夫さんの姿がキラキラしてました。

備忘録 森林環境

asahi.com:早川町長 森林環境税促進連会長辻一幸さん-マイタウン山梨


記者の設問がちょっとな〜。
常に上から目線の様に感じるんだけど。

ナショナルトラストとか無いのかな?
固定資産税なんか非常に安いですよね。
自分の森、自分の自然、そしてみんなの水と空気を作り出す。
そんなコンセプトでね。

林野庁の緑のオーナー制度なんていう馬鹿なシステムじゃなくてね。

税金の行方

山梨県議:自民3人、視察報告書を丸写し 日経サイトから - 毎日jp(毎日新聞)


税金で観光旅行ですよね。
ノブレスオブリージュなんてテキストは知らないんだろうね。

埋蔵金?

「金歯や入れ歯が金塊に」-日本財団 秘書室だより
携帯電話に使われている鉱物なんかを都市金鉱と言ったりする。

火葬場や下水道などからも金などが回収出来るという。

米粒以下の金も溜まれば金塊になる。

一人一人の努力で大きな貢献が出来るのだと思う。

落し物が落とし主に多くの場合に戻ってくる日本という国。

良いと思った事をブレ無いでやる事が重要なんだろうね。

ついでに自販機止めれば、電気代もペットボトルもアルミ缶もスチール缶も減ると思うのですよ。



笹川会長のブログでも同様な記事

自由貿易の罠 中野剛志 青土社 2009

自由貿易の罠 中野剛志 青土社 2009
図書館本

中野氏(1971−)は官僚である。そして、彼は書く、自分が大学教授であろうが、新聞記者であろうと、あるいはダンサーであろうと、本書に書かれたような主張をするつもりであると。(あとがきより)
ご自身の所属での方針がどうであり、自身の主張をする、このことが覚悟あるエリートの姿だと思う。Agree to disagreeを理解している人たちが議論することにより道は開けていくのだと願う。
本書は主流経済学という流れに保護主義(貿易)という石を投げ入れてみることを主張するものだろう。
中野氏は書く。本書が擁護する保護主義は、他国の利益を収奪するという攻撃的なものではなく、その反対に、他国による利益の収奪から自国の利益を防御することを目的とするものである。また、保護主義こそが、自国の利益だけではなく他国の利益をも増大することができると主張するものである。

備忘録的にメモ
今の保護主義の台頭をみて、世界恐慌の深刻化や世界経済の崩壊を連想するのは杞憂に過ぎない。
エマニュエル・トッド「経済幻想」(1998)で自由貿易は経済成長を妨げると論じ、保護主義への回帰を主張。(トッドはフランスの人類学者で人口論でも有名)
自由貿易は、成長を窒息させ普通の労働者の賃金を押し下げるとしても、社会上層の集団に法外な利をもたらす。(トッド 1992)
国際競争力の強化を口実に、実質賃金が抑制。(企業は利益をあげるかもしれないが)
保護主義の採用が、貿易を拡大する(トッド、2009)
グローバルインバランス(アメリカは消費に特化、アジア等の新興国は生産、投資、輸出に特化)、これが2008年の金融危機の構造的要因との指摘もある。
保護主義は、財政出動と同時に実行されるとき、近隣窮乏化政策とはならない。
主流派経済学が、非現実的な仮定に基づく理論モデルを有用だと信じている理由、「道具主義」と「合理主義」という立場
バグワティの「保護主義」
金融機関の不利にならない様なロビー活動「ウオール街・財務省複合体」(軍産複合体にならう)
主流派経済学の産業政策論 クルーグマン国際経済学
プラグマティズムは「万能でない政府が、どのようにして政策を実行すべきか」考えるためには適した哲学
進行形の計画の一連の過程のなかで発生し、発達していくものこそが、「社会的知性」
社会的知性を発生させるコミュニケーションの場とし決定的に重要なのは、最終的には地域共同体である、とデューイは力説する。
有能な政府とは、政策のエキスパートから構成される。
自由貿易パラダイムから保護主義パラダイムへの大転回の予兆は、すでに現れて始めているそれが見えないのは、頭を砂の中に埋めた駝鳥のように、自由貿易のドグマにしがみついているからではないだろうか。

序章 保護主義覚醒
第1章 リカードの罠
第2章 経済神学
第3章 崩れ落ちる自由貿易神話
第4章 産業政策のプラグマティズム1
第5章 産業政策のプラグマティズム2
第6章 自由貿易からの自由


自由貿易の罠 覚醒する保護主義
自由貿易の罠 覚醒する保護主義
クチコミを見る

韮崎は温泉の宝庫なのである

http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/spa/nirasaki_asahi/nirasaki_asahi.htm

薪ストーブの最終工程のために(ただレンガを積むだけですが)
週末山梨に来ておりました。

土曜日に簡単にストーブ関連は終わり、おふくろを連れて、近くの温泉です。
ここは2度目か3度目ですが、泉質が良いです。

入った瞬間から体中の体毛にびっしり気泡がつきます。そして
2分後には体が浮きます(これはうそです)。

マイクロバブというお気に入りの入浴剤がありますが、その数十倍?の効果でしょう。

現在は入浴料が600円になっていて、そこが少しネックですが。

近くに沢山温泉があるのはうれしいです。

もうひとつお勧めは、大村教授(北里大学)の作られた 白山温泉。美術館も併設です。

http://www.hakusanonsen.com/

薪ストーブ完成!

残っていた、レンガ積みを軽く行い(笑)

祝 完成!

Mにキャンプの時に貰った、良く乾いた白樺の薪を燃やしました。

小さくハゼル音がストーブの中から聞こえます。
空気の流量を調整すると、火の大きさが変化します。
ストーブを設計して作った職人さん達の声が聞こえてきます。

いや〜もっと早く設置すれば良かったと思うのであります。
98年の春から、居間の木箱に入っていたわけですから(笑)


熾き火が無数のホタルの様に煌めく光景は、野外での焚き火を
室内で再現出来てしまうという人間の欲望そのものなのかも
しれませんが、たまらなく感動(笑)

灰を落とすスペースでは、蒸し焼きなんかが出来るようです。
もちろんストーブの上や中にダッチオーブンを置いて料理が
出来るようです。

ここまで薪ストーブの設置が旨く行ったのは、中学時代の同級生が
手取り足とり指導してくれて、さらに、彼の友人が大工さんを手配してくれたりしたおかげであります。ハウスメーカー見積もりの
10分の1でした。総工費!
好きなだけ、TとO氏には飲んで食って貰い予定です。
それも、幼稚園、小学校、中学と同じなHの焼き肉屋で(笑)

DSC00160

DSC00165


デフレの正体

ほぼ読み終えるところです。(図書館本)
この本は買います。既にアマゾンをポチットしました(笑)

もちろん内容のすべてに同意する訳ではないですが、ここまで数字で
攻められると、なるほどと思う部分が多々あるわけです。

ほぼ、二男が学校で習っている事と同じなのでしょう。
ただ、
保護貿易は発展途上国の政策と信じているところが、まだ主流派経済学なのかなと(笑)

最近たまたま読んだ本がすべて「人口」「あるいは人口動態」という文脈で経済を分析しています。

日本をまだ経済発展させようと思う人が本当にいるのだろうかと思う今日この頃なのであります。
最も簡単な一時的な経済発展は、爺婆がお持ちの資産を若者に移転して、それを消費する事のようです。
個人的には「消費は美徳」という思想には強く異和感があるので賛成はしませんが、高齢者資産を若者の就労や給与に反映することには全く異議を唱えないですよ。

まあ、騙されたと思って、図書館あたりで借りて読んでみてくださいよ、
若い人達。団塊の世代の爺達は読むとムカつくだろうから、読まない方が良いと思うよ。著者は1964年生まれ。



デフレの正体  経済は「人口の波」で動く (角川oneテーマ21)
デフレの正体 経済は「人口の波」で動く (角川oneテーマ21)
クチコミを見る

やっと読み終えた(流し読みですが。。。

中野剛志(1971-) 自由貿易の罠 

あとがきで著者が書く

世論の喧しきを憚らず、異端妄説の譏(そしり)を恐るゝことなく、勇を振て我思ふ所の説を吐く

福沢諭吉の文明論之概略からだと思う。

こんな若い官僚が居る事が嬉しい。

内容は結構難しい。
読書メモはまた後日(笑)


自由貿易の罠 覚醒する保護主義
自由貿易の罠 覚醒する保護主義
クチコミを見る

援助じゃアフリカは発展しない(原題:Dead Aid, 無駄な援助) ダンビサ・モヨ 東洋経済新報書 2010

援助じゃアフリカは発展しない(原題:Dead Aid, 無駄な援助) ダンビサ・モヨ 東洋経済新報書 2010
図書館本


原著(2009)を買っておきながら、結局邦訳を読むという体たらく。なかなか経済の用語とかは無理な自分であります。
さて、訳者あとがきで書かれてもいるのだが、本書ではウィリアムイースタリーの「傲慢な援助」やミレニアムデベロッピングゴールズ(MDGs)の提唱者であるジェフリーサックスの著作「貧困の終焉」等にはあまり触れられていない。訳者はそれが不思議だと吐露している。まったく同感である。
多くの場合、アフリカ大陸を一つの国の様に語るが、実はモヨが指摘するように、そこには53ないし54の独立国が存在する。そこに文化、歴史、宗教、民族が横たわっているのである。筆者も言うが、すべての援助が悪いものではない、ただ究極の目標は援助のない世界なのだと。
さて、本書であるが、備忘録的にメモしておきたい。

マーシャルプランの成功(アメリカの西欧への戦後援助、5カ年)をアフリカでも機能すると考えているアメリカ
ネオリベラル(新自由主義)ミルトン・フリードマンとシカゴ学派がレーガン大統領やサッチャー首相に影響を与えた。安定化プログラムと構造調整プログラム
Good governance (良い統治)という冷戦構造下における援助の結果は?
欧米型民主主義こそが正義であり、経済的にも政治的にも成功するというシナリオ
ところが、民主主義で経済好転した例より民主主義に関係なく経済好転した例がある。
中央計画経済から市場指向的経済政策へ(理論的には正しいが、無理)
3種の倫理性(西欧的、リベラル、罪の意識)が開発問題に浸みこんでいく
援助の諸条件(コンデンショナリー)の諸問題(
政党制民主主義でなく、毅然とした意思のある慈悲深い独裁者の必要性
民主主義は経済発展の前提条件ではない
援助量のピーク(1970-1998)にアフリカの貧困率は11%から66%へ上昇
援助と社会資本―信頼の関係 援助はむしろ社会資本を弱体化する
援助は貯蓄と投資を抑制する、援助はインフレを起こす、援助は輸出部門を窒息させる、援助はボトルネックの原因となる(吸収能力)、
良い投資(世界の中でのラインキングを高めていく)成功例、ガーナ、ボツワナ、ナミビア、ザンビア等 サックスのMDGs達成推定は悲観的すぎる。
中国援助の「面倒なし、質問なし」と欧米の「耳だけをもって、口はいらない」という態度
中国援助に対するアフリカの好意的世論調査結果
中国はアフリカが必要とするものを持っていて、アフリカは中国が必要とするものを持っている。
アフリカは先進国の自国内農業補助金によって毎年5000億ドルの輸出を失っているという推計がある。
ウルグアイラウンドやGATT/WTOでアフリカの貿易問題が主要議題にならない
ブルキナファソの輸出の3分の1は中国への綿花
貧者の銀行:マイクロファイナンスやKiva(ネット上の投資システム)
資本の移動と競争こそが、最短期間で最大多数の人々を貧困から救う
条件付き現金給付(conditional cash transfer、直接に貧しい人々にお金を渡す)の成功例を考えるべき(途上国だけでなく、ニューヨークでも試行)
西側諸国の間違い、与えるに際して何も対価を求めなかった。中国の成功はビジネス。



第1部 援助が主役の世界
 第1章 援助の神話
 第2章 援助の略史
 第3章 援助は役立っていない
 第4章 経済成長の無言の殺し屋
第2部 援助がない世界
 第5章 援助依存モデルについてのラディカルな再考
 第6章 債券発行
 第7章 中国人は朋友なり
 第8章 貿易で経済発展
 第9章 貧者の銀行
 第10章 アフリカに真の開発を


これまで読んだ本を忘れないようにリストしておこう。


援助じゃアフリカは発展しない
援助じゃアフリカは発展しない
クチコミを見る


傲慢な援助
傲慢な援助
クチコミを見る


民主主義がアフリカ経済を殺す 最底辺の10億人の国で起きている真実
民主主義がアフリカ経済を殺す 最底辺の10億人の国で起きている真実
クチコミを見る


アフリカ 苦悩する大陸
アフリカ 苦悩する大陸
クチコミを見る


貧困の終焉―2025年までに世界を変える
貧困の終焉―2025年までに世界を変える
クチコミを見る


地球全体を幸福にする経済学―過密化する世界とグローバル・ゴール
地球全体を幸福にする経済学―過密化する世界とグローバル・ゴール
クチコミを見る
DSC00135

経済成長という病 平川克美 講談社現代新書 2009

経済成長という病 平川克美 講談社現代新書 2009

図書館本
アメリカの金融崩壊後、日本は蜂に刺された程度だとの大臣発言があった。
ところが大企業の非正規雇用者の解雇が始まった。
平川氏の日米を往復しながらの疑問点を自問自答する形で本書は書かれているのだろう。
そしてアメリカの致命的な歪、リービ英雄は、それをアメリカの「家と家との間の距離が大きすぎる」と指摘しているという。

備忘録的にテキストを拾ってみた。
アメリカが正義である。
グローバリズムとグローバル化:グローバリズムとは世界を非対称に固定化することで秩序と利益を得ようとする。
エマニュエル・トッドの著作からのアメリカの凋落、「帝国以後」「文明の接近」人口動態と民主主義の進展の関連性(宗教や文化習慣には関連性がない)
消費の多様化、労働の多様性、多様なニーズ、などの言葉の示す本当の意味は?
(まさにこの多様性、多様化が今の無縁社会の基盤ではないかと僕(書評者)は思うのである)
株式会社という病:個人の倫理と会社の倫理
経済のグローバル化を推進しているのは人間の欲望である。
ビジネスの本質とは商品を媒介した交通、しかし現状は金融、投機といった金を金で買うような賭博資本主義
組織の最低生存ラインを確保するために、何をすべきか考える。
等価交換の社会は富裕層にとっては居心地が良い。そこにホスピタリティーは等価交換社会の価値観でないことを再確認する。



経済成長という病 (講談社現代新書)
経済成長という病 (講談社現代新書)
クチコミを見る

これって税金か?

NHKのウエブより2011年2月18日

市の企画とありますが。
こんな事業に税金使うんですかね?
観光やワイン業界がPRのためにお金を使うのは良いですよ。
まさか、こんな事に公務員が関与しているんですかね?
いくら税金あっても足りないよな。

雑誌編集者も、ご招待で接待付きなら悪い記事は書かないだろうな。
まあ、結局は「口コミ」情報がもっとも正確なわけですよ。
ネットでも情報の評価が流れているしね。

まあこのNHKの記事が間違いだと良いのですがね。

以下記事

雑誌編集者にワインなどPR

旅行関係の雑誌の編集者を招いて夜景などとともにワインを楽しんでもらうことでPRにつなげようという取り組みが17日、笛吹市で開かれました。
この取り組みは旅行関係の雑誌の編集者に山梨の観光スポットを体験してもらうことでPRにつなげようとと甲府市、笛吹市、甲州市、それに山梨市の4つの市が企画しました。
首都圏からおよそ20人が招かれ、このうち夜の部では宿泊する笛吹市の石和温泉の旅館からバスに乗って、市内のワイナリーを訪れました。
ワイナリーではワインに使われている地元産のぶどうの種類などについて担当者が説明し、編集者たちは夜景が見下ろせる部屋で赤や白のワインを試していました。
編集者の男性のひとりは「夜景とワインのコラボは地域資源を活用していて、とてもいいと思います。」と話していました。
編集者たちは18日は山梨市の根津記念館や笛吹川フルーツ公園などを訪れる予定だということで、主催者側は「今回の体験をもとに雑誌に掲載してもらい首都圏から多くの観光客が訪れてほしい」と話しています。

02月18日 13時39分

いよいよ中国から突っ込みがきましたね

中国、日本に財政再建注文=WTO会合 (時事通信) - Yahoo!ニュース


まあ、当然だよな。

以下記事

中国、日本に財政再建注文=WTO会合

時事通信 2月18日(金)8時8分配信
 【ジュネーブ時事】17日まで行われた世界貿易機関(WTO)加盟国・地域による対日審査会合で、中国政府が日本の巨額の財政赤字を問題視し、構造改革が後退する恐れがあるとの懸念を示していたことが分かった。主要先進国が日本に財政再建を促すことはあるが、新興国の中国が「注文」するのは異例。
 審査会合は15日と17日に開かれ、中国の易小準WTO大使が初日の会合で、金融危機を受けた日本の景気刺激策は「長年の構造問題に対処せず、むしろ財政赤字と政府債務を増大させた」と指摘。「改革が逆戻りしたとは言わないが、ペースは減速した」と語り、日本に改革努力をめぐる真意をただした。 

国も県もダメなもんなダメなんだよね

asahi.com : 県債残高見通し、過去最高9573億円 一般会計予算案 - マイタウン山梨


少子高齢化などというテキストを安易に考えていると、底なし沼に吸い込まれるんでしょうね。
生産年齢層は地方も首都圏も減っていて、高齢者だけが着実にそして爆発的に増えている訳ですよ。

果たして法人税が今後も増えていくと想定しているんでしょうか?

年金受給者の選挙権がある限り、福祉優先の赤字財政が続くのでしょうね。
まあ、これも国があるという前提ですけど。

団塊世代、団塊ジュニア、そして高齢者というキーワードの中で子供とか孫の世代という文脈におそらく「夢」とか「幸せ」という言葉は出てこないでしょう。

先進国が日本の既に始まった人口大減少過程における政策や政治を専門家を日本に送ってまでも観察しているという事実。

公務員給与の削減、退職金の廃止ないしは削減、退職者の再雇用だの天下りの廃止でとりあえず10年位は国の崩壊は凌げるのかな。。。。
消費税10%にした程度じゃ、だめでしょうね。きっと。

個人資産のほとんどは爺さん婆さんが持っていて、将来不安のために、結局年金まで貯め込む始末だし。結局内需の拡大やら消費に結びつかないしね。まあ良いとこ、孫のお年玉かな。

ますます、二男の主張が正しく思える今日この頃である。
まあ、ここでは、その主張は書きませんがね。(笑)

この国を動かす者へ 佐藤優 徳間書店 2010

図書館本

タイトル大げさ(笑)でも実は的を得ていたりするわけです。
でも、基本は「外務省ハレンチ物語」と同じ路線です。
アサヒ芸能に連載中の「ニッポン有事!」をを基に書かれている。
外務省のサンカク官僚(義理を欠き、人情を欠き、その上平気に恥をかく)を以前から実名で記載しているのですが、おそらくはさらに多くの国賊的な官僚様もいらっしゃるのでしょう。

僕は基本的に佐藤優さんの文章の使い分けが大好きな訳で、本書を称して品が無いというコメントもあるようですが、佐藤氏の他書と比べて見てから判断してみたらどうだろう。

佐藤氏の守備範囲の広さとゴム鉄砲から核爆弾までを所有する攻撃方法の使い分けが容易に理解できるだろう。
そんな佐藤氏を寺島実郎や西部邁は評価しているのではないだろうか。



この国を動かす者へ
この国を動かす者へ
クチコミを見る

新しい世界観を求めて 佐高信 寺島実郎 毎日新聞社 2010

新しい世界観を求めて 佐高信 寺島実郎 毎日新聞社 2010
図書館本

寺島さん(1947-)の近著「世界を知る力」でも佐高さん(1945-)との対談がある。
ご両人ともにTVメディアはよくお顔を拝見するところであり、寺島さんは保守、佐高さんか革新系の様に思っていたのだけれど、この対談を読んでみると、どちらも愛国者としての思想家の様に思えるのである。寺島さんは商社マンとしての長い経験、佐高さんは経済誌の記者やその後の評論活動を通して多くの財界人や政治家との接点を持つ。そしてそこには「社畜」でない寺島という個として思想をもつ会社員がいた。
そして、お互いがブレない人々に共感を持つ。加藤周一、城山三郎、魯迅と藤野先生、石橋湛山、安倍能成などである。
経済最優先の政策が果たして日本の未来に夢を与えられるのか、それはノーであるとお二人は考えている。日本あるいはアジアとしての思想や哲学の必要性を示唆している。

備忘録的メモ
広島の原爆死没者慰霊碑の文言「過ちは繰り返しぬから」、誰のどういう責任における過ちだったのかという話が一切ない。中略 言葉の持つ重みが失われている。そして不思議なことに、それに対する深い問題意識に根ざした議論がおきない。(世界を知る力に同じテキストがあったと思う):寺島
村上春樹における個からいきなり類に話が飛ぶ違和感(民族等の種を超えていきなり人類を語る):佐高
だまされことは正義を意味しない、だまされること自体が悪であって、だまされたことは、だまされた人間の責任を解除しない。だから、だまされたと言って平気でいられる国民は、今後、おそらく何度でもだまされるのであろう。(伊丹万作のエッセイから、佐高)
石橋湛山の小日本主義、覚悟をもった少数派
クリーンなタカよりダーティなハト:佐高
新自由主義を推し進めた大前研一や竹中平蔵に欠けていたのは哲学と思想です:佐高



新しい世界観を求めて
新しい世界観を求めて
クチコミを見る

太郎頑張れ!

河野太郎公式サイト | くそったれ大臣


すべての官僚が悪ではない。
御用研究者や御用学者が都合のよい理論や基準を作っている。そして御用学者の元で育った若者はダムや道路を作る会社に就職する。

国民の財産や安全を守るという文言を盾に、これまでどれだけのダムや堰堤が出来てきたのだろうか。

確かに一部の既得権益者達には財産は確保されたのかもしれないけどね。

一度作ったモノにはかならず管理費がかかる。
持続可能性とか言うのであれば、本当の意味での国益をまず考えるべきじゃね?

頑張れ 松尾鎌倉市長

松尾たかし公式サイト-日刊政治日記 最新


補助金やらでの公共事業より市民、住民の意識改革でしょう。
ゴミを少なくする=無駄な公共事業が減る=税金も少なくてすむ。

生ゴミはコンポスト、資源ごみは回収リサイクル。

ついでに鎌倉市の自販機も無くしたらよいのにと思う。
無駄な電気代と飲まなくても良い飲料の代金。



バイオマス 補助金垂れ流し?

総務省|バイオマスの利活用に関する政策評価<評価結果及び勧告>


まだ詳細に読んでおりませんが。
新聞報道等でもダメ判定の様ですね。

http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/210215022.html
http://mainichi.jp/select/science/news/20110215k0000e010015000c.html

税金だけ使ってみましたという感じでしょうか。

日本の若者のために金を使えよ!と言いたくなりますよね。


それでも、日本人は「戦争」を選んだ 加藤陽子 朝日出版社 2009

それでも、日本人は「戦争」を選んだ 加藤陽子 朝日出版社 2009
図書館本 やっと順番が回ってきました。

東大教授の加藤さん(1960-)が神奈川の栄光学園(鎌倉の私立中高校)の歴史部部員20名ほどに行った講義をもとに書かれている。かなり売れている本だそうです。

相変わらず自分の無教養さを痛感するわけです。
公文書や日記を丹念に読み込む事により当時の日本と世界の動きが分かるのでしょう。またそれは権力側と市井の側との両方の認識を確認する作業でもあるのでしょう。
条約や密約を通して行われてきた地域秩序を維持しようとする動き、あるいは、マーケットの拡大や人口増に対する植民地をのぞむ欲望等々。
日本人の中に潜む思想、宗教、歴史的認識などの総体として戦争という行為は行われているのでしょう。
二度と愚かな(当時の人々はそうは思わないかもしれないが)争いをしないために歴史という文脈が存在するのだと思う。歴史にIFはないと言う。しかし、そのIFをシュミレーションしてみることで、戦争回避の可能性も見えてくるのではないだろうか。
その行為は軍人や政治家が行うだけではもちろんない、国という枠組みの中で生きざるを得ない日本人という民族としての自決を自ら決めないといけないだと思ったのである。


それでも、日本人は「戦争」を選んだ
それでも、日本人は「戦争」を選んだ
クチコミを見る
Recent Comments
Archives
お薦め映画