Amazon.co.jp: 文藝春秋 2011年 01月号 [雑誌]: 本
めったに買う事のない雑誌ですが。タイトルで購入。
弔辞の特集が良かったです。
誰もが必ず死を迎える。
残念ながら自身に与えられる弔辞は聞く事は決して出来ない。
されど、その言葉は後世のために歴史として残る。
こんな感じ:
◇近藤紘一へ 並みはずれた愛ーー柩の前でーー司馬遼太郎
◇小渕恵三へ 牛は随分強情だ 村山富市
◇赤塚不二夫へ 私もあなたの作品の一つです タモリ
◇星野哲郎へ 先生との約束の詩 水前寺清子
◇宿澤広朗へ 大きく不規則バウンドした楕円球 奥 正之
◇荒井 注へ 飲む場所はあんたが決めといてくれ いかりや長介
◇城山三郎へ 硬骨の人 渡辺淳一
◇植木 等へ おやじさん。みんなが笑っている葬式です 小松政夫
◇立松和平へ 君はいま、どこを旅しているのだ 北方謙三
◇横山やすしへ君はとっくに僕を追い越えていたよ横山ノック
◇寺山修司へ 本当にあの世というものがあるなら 山田太一
◇柳家小さんへ みごとなお骨でございました 柳家小三治
◇市川 崑へ先生は魔法使いでした岸 恵子
◇井上ひさしへ
ひさしさんのメモを机の前に置いて、「晩年の仕事」を準備します 大江健三郎
◇元朝日「素粒子」と現読売「編集手帳」が選んだ名「弔辞」河谷史夫 竹内政明