おやじのぼやき

日々おやじが思う事。。。。。

2008年03月

火曜日の庭

地面に植えた「こごみ」

満開の桜桃(サクランボの木)匂いが桜とは全然違うんですね。

こごみおうとう

早川町のイベント情報を掲載していただきました

哲学者・内山節 オフィシャルサイト
内山さんの著作などのリンクは素晴らしいです。是非この機会に読んでみてはいかがでしょうか。釣り師の方は「山里の釣りから」などがよろしいかと。1980年なんですね、出版。内山さん30歳の作品。

バカにならない読書術 養老孟司、池田清彦、吉岡忍 朝日新聞社 2007

図書館本

第一部は養老先生の養老流本の読み方
「読み聞かせ」と子供の脳
「読書脳」の仕組み
「唯我独尊」としての読書
「バカの壁」を越える読書
第二部は鼎談 バカにならない本選びとして3人がが推薦図書をあげている。

第一部の備忘録的メモ
人は「知育」(感覚、五感のこと、入力でもある)、「徳育」(入力を元に頭の中での演算)、「体育」(エンザにもどづく身体の動き、出力)で成長する。体育は単なる体を動かすことではなく、赤ん坊がハイハイから歩けるようになる過程を考えると分かりやすい。入出力の循環。これは「文武両道」でもある。
現代社会で一番体育が足りない。
子供ははだしで育てる(同じ硬さ、平面の地面の弊害)。脳を育てるバリアオンリーの家が良い(同一規格の問題)。
魚釣りより魚捕りの方が子供の外遊びとして優れている。

第二部はまさに「知」の鼎談なんだろうが、池田氏がこれほど多くの本を読まれているのには驚いた。しかし何故、ここでも品がないのだろうか?
彼の本(ブラックバスや環境)の品の無さはある種のマーケッティング用の態度なのだろうか。もちろん小生の小市民的感覚でしかないとは思うが。

バカにならない読書術 (朝日新書 72) (朝日新書 72)

めで鯛のでR

長崎のハウステンボスの男さんからお祝いが届く。
開けてびっくりである。
鯛の塩釜焼きと言うらしい。
TVで見たことがあるだけである。

グルメでもある彼は色々とオイラの知らない世界を知っているのである。
木槌まで付いているじゃない。

二男がめでたく割らせていただきました。ペコリ

塩釜塩釜2

Googleとの闘い ジャン ノエル ジャンヌネー 佐々木勉訳 岩波書店 2007

図書館本

フランス国立図書館長、歴史学教授さらにはミッテラン政権時に通商政務次官を努めた2005年および2006年改訂版の「グーグルがヨーロッパに挑むときー驚愕な理由」の翻訳である。また佐々木氏が本書末に解題「検索エンジンのゆくえ」として現在の地球上での知の集積の流れをITと言う文脈で分かりやすく解説している。

発端はグーグルプリントである。著作権の切れたあるいは無い書籍を全てデジタル化しネット上にオープンし検索可能なデータベースを構築すると言うものである。
著者は単にグーグルに敵対するのではなく、文化の多様性を維持するためにどうすればよいのか?これまで無気力に過ごしてきたヨーロッパに注意喚起をしたいのである。それは単に検索エンジンというアルゴリズムが検索順位として表示され、一部にはその検索単語に付随する広告が示される恐怖でもある。いかに金銭的に利害の無い平等な検索結果が提示されるかの担保はないのである。ましてアルファベット以外の文化を持つ国々はさらに不利な状況に思える。
著者は「自由」の概念を再考する必要があると指摘する。キツネが鶏小屋で楽しむという自由と言うものは無いと。
また本と言うものは、全体として設計されたもので「連続的にまた蓄積的に読まれるべきものである」から検索ワードに対応するページだけを対象とすべきでない。
より多様な国家の歴史や文化をいかに尊重しあいながら我々は進むべきなのか?非常に考えさせられる本である。
また解題部分では佐々木氏がグーグル八分や他の問題に関しても的確な指摘をしている。
検索エンジンを使って得られたデータを鵜呑みにしない市民が育たないと非常に危険な世界が構築され得るという未来像が見え隠れする。

Googleとの闘い―文化の多様性を守るために

春なのである

手入れの悪い庭にも春が来る。

季節の回帰性の中で短い人生を1回楽しむのである。
クロッカス(植えっ放し)
チューリップ(一部球根追加)
桜桃(自然のまま)

くろっかすチューリップ






桜桃

ああ娘 西原理恵子 父さん母さんズ 毎日新聞社 2006

図書館本

ああ息子、に続く作品。
読者からの投稿テキストと西原さんの絶妙なイラスト。
自分が娘を育てた、娘から育てられた経験が実に生き生きと綴られている。
そして、息子と違う「女」としての生態が赤裸々に爆笑とともに、そして懐かしく感じる。
子育ての楽しさ、子供に癒されている両親や爺婆の姿が目に見える。
そして感じるのである。あんなに可愛く天使だった我が娘は、どうして
今はこんなんだろうと(笑)

西原さんの描く自然の中にたたずむ子供は自分自身の子供時代にタイムトラベルさせてくれる。泥んこ遊びして夕日を眺める、そんな時代が多くの子供達が共有していた時代。

ああ娘

ついつい買ってしまいました

こんなのは買うもんじゃねえ!と言われてしまいそうですが。

ついつい
ちなみにお値段は
コシアブラ780円
コゴミ480円
行者ニンニク298円
畑ワサビ380円
でした

その他
芝桜128円
松葉菊 128円

山菜山菜2

熊谷さんはお疲れなのだろう

無断使用:作家の熊谷さん、抗議受け小説連載中止 - 毎日jp(毎日新聞)
東北学を今後さらに充実していくためには欠かせない人だと思う。邂逅の森を始めてとする素晴らしい作品、人と森、動物達との対話。読書メモを見ていて、やはり「モビィ・ドール」の後の作品にある種のスランプの様な感じをもっていた。あせることなく作品を作ってもらいたい。1958年生まれなんだから。

共通性

最近特に感じる、共通性
普遍性とか本質とかと言えるほどの教養がないので共通性としてみた。

老人の不機嫌さ、特に爺さん(養老さん)、老人の無表情さ(内山さん)

覚悟の欠如(養老さん、内山さん)

手入れの思想(養老さん、内山さん)

家の造りー土間、居間、客間(宮本常一、内山さん)

等価交換の弊害(内田樹さん、内山さん)

西洋哲学あるいは西洋思想への疲れ、厭き(池田晶子、内山さん、養老さん)

発展、進歩への疑問(宮本常一、内山さん)

労働における仕事と稼ぎ(内田樹さん、内山さん)

自然あるいは動物との対話能力の欠如(養老さん、内山さん、福岡正信さん)

思いつくままにメモっておこう。
基本的には養老さんの脳化社会という文脈なんだとは思うけど、おいらが好んで読む本はこんな文脈で偏っているのかも。。。。


内山節in早川町 早川の明日を考えるー哲学の視点から

内山節in早川町 早川の明日を考えるー哲学の視点から

一部修正です。
JRのダイヤ改正のため無料送迎バスの時間が変わります。
4月5日(土)下記の列車にお乗りいただければ下部温泉より現地まで
お送りいたします。

●静岡方面から
静岡10:40発→富士11:08→下部温泉12:12着
●甲府方面から
甲府11:29発→下部温泉12:36着

春告鳥

ウグイスが先週くらいから裏山に今年も来てくれている。

鳴きはじめの音色はなぜか頼りないのである。

しかし、もう少しすると、今度は鳴き過ぎじゃね?
と思う位に自信をもってさえずる。

また今年も季節が巡っている、人生の一回性の中で。

ライズ戦記 増田 千裕、角 敬裕 つり人社 2007

副題:ライズを追ったフライフィッシャー20年の軌跡

渓流解禁を迎えてバーチャルフィッシングを楽しむ。

1962年、1965年生まれの骨の髄までフライフィッシャーな二人。
下記の様な目次を見てしまうと居ても立ってもいられない釣り人が多いだろう。
ライズ(浮上波紋)はそこで魚が水生昆虫や陸生昆虫を食べている証拠であり、時にはまさにイワナやヤマメ、アマゴが狂った様に水面を乱舞する。
それを釣り師は魚が食べている虫に模した毛鉤を作り、流れにキャスト(投射)し対峙する。たかが遊び、されどそこに人生が見える。
文章の中に何気に織り込まれる先人達の描写。佐藤垢石、山本素石、開高健、芦澤一洋。湯川豊はなかったかな。
ライズの釣りをしない自分(源流の叩き上がり)にも十分楽しめた本書である。願わくば次回作は戦術よりも上記の先人らが記した様な渓流とつり人が自然やムラ人と折り合う作品を期待したい。釣鬼といわれた鈴野藤夫さんの後期作品のように。それが出来る著者だと思う。

余笹川とマエグロヒメフタオ―栃木県余笹川
住んでみた狩野川―静岡県狩野川
クロカワムシのうた―岐阜県高原川
高原川浮上波紋紀行―早春編
高原川浮上波紋紀行―初夏編
新緑のワーム―富山県庄川支流
山峡のライズ―常願寺川支流
世紀末の山田川―富山県井田川支流山田川
常願寺川と羽アリ―富山県常願寺川
岐阜のシラメ釣り―岐阜県長良川
ライズを追って西へ―奈良県吉野川
新天地・ライズ三昧の日々―奈良県吉野川・十津川
紀伊半島奥地への想い―奈良県十津川支流
ヤマビルの渓へ―奈良県十津川支流滝川
オオマダラの瀬―奈良県十津川本流
南紀のライズ―和歌山県日置川
ヒラタの季節―和歌山県日置川・富田川
南紀、春から初夏へ―和歌山県熊野川支流・日置川上流部
逃げろモンカゲ―それは中禅寺湖から始まった
増田さんのこと
ライズ戦記―ライズを追ったフライフィッシャー20年の軌跡

しっかりやっている研究者もいるんです

asahi.com:鼻に噴射、新ワクチン開発 新型インフルで厚労省研究班 - 暮らし
オオカミがくるぞ〜と叫びまくっている研究者(研究者と言ってよいのか?)もおりますが、地道に着々と仕事をしている研究者もいるわけです。この結果が出るまでにすでに前任者らの長期間の基礎研究がある訳です。
ただただ恐怖を煽るような、自分自身は研究をしていない人間が本やらメディアで「オオカミがくるぞ〜」と言っている事を一般の方にもご理解いただければと思います。もちろん、新型インフルエンザが発生する危険が無いわけではありません。

やまめ物語  内山節 現代書館 毎日小学生新聞編 1986

図書館本

小学生向けの読み物。絵も可愛い。
内山さんが36歳の時の作品でもある。
やまめと言う渓流魚を通して人間社会を厳しく、そして時に優しく観察している。森、里、海を繋ぐ川がある。その一つでも荒廃すれば人間と言う生物が生存出来ない。そして多くの生物も死に絶える。
森を荒らし、川を荒らして来た人間が真剣に自然を考えれば、まだ明るい未来があるのだろう。
しかし、ダムの無い二つの河川(四万十川と長良川)と書かれているが、すでに長良川は河口堰というギロチンで川は遮られてしまった。
環境教育なんて大げさな事は言わない。自然が「じねん」であった時代を考えれば人間と自然は折り合いをもって生きていける事を子供の頃から体で感じて欲しいと思った一冊である。
ちなみに池田晶子さんも毎日小学生新聞に連載を持っていて、それが本になっている。

やまめ物語―自然を考える

喜び半減じゃん

asahi.com:東大合格発表で「フライング」 郵政民営化の影響か - 社会
掲示板発表をドキドキして見たかったと申しておりました。クロネコさんにすれば良いんです。所詮中身は郵政省。

村上春樹にご用心 内田樹 アルテス 2007

図書館本

内田さんの村上さんへの強烈ラブレターである。
出だしが幻には終わったがノーベル文学賞を受賞した暁に出るはずの新聞社への原稿。
自分自身、村上さんの本は書棚にあるが果たして読んだのか読んでないのか記憶が無い。でもこの本は村上本を読んで無くても日本の文学界や日本の文壇と呼ばれる業界が垣間見える。日本で評価されないが世界で評価される村上文学の理由である。翻訳家でもある(最近は養老さんにべた褒めされる内田さんでもあるが)内田さんが、これでもかと言う位に村上文学を咀嚼翻訳しているのである。例えばこんな文章であろう。
世の中には「誰かがやらなくてはならないのら、私がやる」というふうに考える人と、「誰かがやらなくてはならないんだから、誰かがやるだろう」というふうに考える人の二種類がいる。 村上春樹は前者なんだと言う。それが「雪かきをする人」なのだ。この文章は内田さんのブログ2005 12.27で読める。その他、倍音からの村上春樹論も凄い。ちなみに内田さんのブログを真剣に読んでいれば本書は読まなくても理解できるのであろう。その辺はご自身も指摘しているところである。

村上春樹にご用心

Qちゃん

名古屋国際は残念な結果であった。でも高橋選手は好きなのである。

それは、「夢」を正々堂々と言葉にするからである。
かなうかかなわないかの問題ではない。
「夢」を持てることの幸せを夢と表現しているからである。

その夢を捨てない事の大切さを感じるのである。
何十年も経ってから思いがけず訪れるセレンディピティにも似た幸福があるのである。

夢追い人であり続けたい。

おめでとう

TのB2
何にもしてないのだけれど、嬉しい。父親はいななくて子は育つな。
天国のオヤジが生きていたら本当に喜んでくれるだろう。
山梨のオフクロも喜ぶだろう。
子供の頃から転々とした生活を強いてしまい、故郷と思える所を残して
あげて無い事が気にかかる。


長男は就活に頑張り、長女はすでに美大受験モードのようだ。

オヤジはただただ遊び回っている。
親ばか(名ばかりの父親であるが)許せ!

今度は頭を丈夫にする事が大切になるのだろう。頭が良い連中は沢山いるらしいからby養老孟司

水になった村 映画祭受賞

4月5日(土)に早川町で上映される(監督も来ますが)「水になった村」が
アースビジョン第16回地球環境映画祭最優秀賞を受賞したそうです

早くから日程を押さえておいてよかったと思う今日この頃(笑)

映画と内山さん講演会の案内はこちら

東大の公開講座 動画等

UT OpenCourseWare | Podcasts
東京大学の講義や公開講座の映像・音声をポッドキャストでもお楽しみいただけますとの事。放送大学や各大学のオープン講座でやる気のある人はかなり教養は身につくのだろう。問題は議論したりして、考える、と言うところが弱いのだろう。

お茶の水女子大公開講座

東京のメリットと言うのはこういうところなのだろう。

ついでに動画の公開もしてくれると良いのにね。(東大はしております)

お茶の水女子大公開講座
 H20年度前期募集中です。今年が最終年度、ご検討ください。
 「化学・生物総合管理の再教育講座」化学・生物を中心に、数多くの講座(化学物質・微生物リスク管理、科学コミュニケーション、環境、社会技術など)が揃っています。一流講師による高レベルの講座が充実しているにもかかわらず、無料。
 http://www.lwwc.ocha.ac.jp/saikyouiku/

水になった村 上映会

4月5日(土)早川町での上映会を行うわけですが。

こちらが水になった村の公式HPです

本はこちら。
水になった村―ダムに沈む村に生き続けたジジババたちの物語

夢とは

早川北小学校 わらべ日記
外国からの来ている先生なのだろうか。格言かどうか知らないのだけれど。良いな〜 
“Dreams are not things to be seen. Dreams are things to be fulfilled. The fulfillment of a dream means pressing onwards with an unbreakable will.”


Dream foreverなのである。by 中年メタボおやじ

この先生にも「水になった村」見て欲しいな。。。同時通訳は出来ないけど、要約くらいは出来るかな。。。学校においらより英語出来る先生いるから大丈夫かな。

最近の思考

比べない
比較するという行為の優先順位を下げる

求めない
ベストセラーにもなっているが、まだ予約が回ってこないのだが。
欲しない事を良しとするならば自然で居られるのではと考える

立ち位置を変えて物事を観察する
正面から斜めから、そして場合によっては後ろから眺めてみる態度が
出来るのなら、そしてそれでも同じ結論になるのであれば、その思考で
ブレない自分が出来るのかな。

知る事より考えること、そして体を使う
健康のためという目的で体を使うのでなく、自然からの感性を受け取るために体を動かし思考する。おそらく尖った思想はそこからは生まれないのだろう。

ふとこんな事を今更考えメモってみた。

これは必見でしょう。 今夜

NHKオンライン プレミアム10
チューリップです。泣くな。


青春の影

心の旅

虹とスニーカーの頃

銀の指輪

エイズの村に生まれて 後藤健二 汐文社 2007

図書館本

1991年独立(それ以前はソ連)のエストニア、そこにHIV感染率90%の町があるという。エルヴァである。TVカメラを持ち込み映像を記録していくのが後藤さん(1967年生まれ)である。本書はその取材過程を平易な文章でまとめたものである。おそらく小学生から大人まで読み込めるであろう。アジア、アフリカのHIV感染爆発が伝えられて既に10年以上経つであろう。1983年にAIDSの原因ウイルスであるHIVが発見されて20年以上が過ぎている。未だワクチンはなく、HIVを体内から排除する薬剤も無い(発症を抑え長期生存は先進国では可能であるが)。
エルヴァでのHIV感染の多くは麻薬の打ち回しによる、HIV汚染された血液の針を通しての感染である。もちろん、性行為による感染も同時に起こっているようだ。
本書に登場する少女ナターシャは15歳でおそらく麻薬静脈注射により感染し、ボーイフレンドとのセックスにより妊娠。16歳で出産した時点での検査で自分がHIV感染した事を知る。
他人事だと思っていたことが自分に起こる。無知だと言う事は簡単であるが決して解決にならない。先進国の中で唯一感染者が増えている日本。
是非とも子供達に読んで貰いたい一冊である。もちろん大人が読んで子供に伝えて欲しい。ちなみにHIV以外の性感染症も若年層で爆発的に増えているのである、この日本で。

エイズの村に生まれて―命をつなぐ16歳の母・ナターシャ

内山節 大西暢夫 in 早川町 山梨県

やっとお知らせできるようになりました。

皆様ふるってご参加お願いします。
単に早川町だけの事の議論にはならないと思います、また答えが出るような会でもありません。皆で「考え」る事の大切さが分かち合えれば良いなと思っております。
そしてまた来年も会が続くように、ムラが続くように。

ご質問等ありましたら、このブログでもお答えできますので、なんなりと。

**********************
内山節in早川町
早川の明日を考えるー哲学の視点から
日時:2008年4月5日(土)〜6日(日)
会場:山梨県早川町 ビラ雨畑(http://www.salps.net/user/suzurinosato/)


スケジュール:
4月5日(土)
13:00 開場
13:30 開会
基調講演「ムラは生き残れるかームラの思想の可能性」
講師:内山節氏
15:00 休憩
15:20 車座談義・第1部(大西暢夫監督も参加)

17:30
18:00 夕食
19:00 映画上映会「水になった村」(大西監督ご挨拶予定)
21:00 懇親会

4月6日(日)
8:00 朝食
9:00 車座談義 ・第2部
10:15 休憩
10:30 車座談義続き

12:00 閉会
昼食、解散

参加費:4000円(基調講演+車座談義+映画上映会)
宿泊費 7000円
懇親会費 1000円
映画上映会    500円(高校生以下無料)

主催:NPO法人 日本上流文化圏研究所(http://www.joryuken.net)

お問い合わせ:
電話:(0556)45-2160、FAX:(0556)45-2268
e-mail:tetsugaku@joryuken.net
〒409-2727山梨県南巨摩郡早川町薬袋430 (担当:柴田)

参加申し込みの方は、以下に必要事項を記入して、tetsugaku@joryuken.net宛 にお送り下さい。
(郵送・FAXでも受付可能です。)

-----------------------------参加申込書-------------------------------

◆申し込み代表者

氏名:
ふりがな:
年齢:
性別:
住所:
電話番号:
参加種別(参加するものに○)
・基調講演+車座談義+映画上映会
・懇親会
・宿泊
・映画上映会


◇同行者(必要人数分コピーして下さい)

氏名:
ふりがな:
年齢:
性別:
参加種別(参加するものに○)
・基調講演+車座談義+映画上映会
・懇親会
・宿泊
・映画上映会

知って考えよう 絶滅危惧種

展示案内 シンボル展 レッドデータブックの生き物たち
開催中であると教えていただいた。村松正文氏の写真等が見られる様です。お金にならない「仕事」を粛々とされている多くの方がいます。自分などは釣り人として少しだけ考えている程度なので、まったく頭が下がりっぱなしである。以前村松さんにお会いしてお話を伺ったが、かなり動物達の状況は厳しいものだという。人間だけが勝ち残れるはずがない。少し考えればこの程度は分かるはずなのだが。

地域の遺伝子をみがく 内山節 他 蒼天出版社 2004

2002年に山梨総合研究所開設5周年記念に行なわれた「地域から未来が見える」をテーマに行なわれた鼎談「21世紀の価値観の変化を問うーローカルな思想を作る」を出版化したもの。
タイトルに生物学系として非常に違和感を持って読んでしまったせいか、
内山 節さんの文章以外は何か絡みが悪いというか纏まりがない。中谷 健太郎さんは湯布院の町おこしで有名な方の様であり、 出島 二郎さんは地域開発アドバイザーの様な方なのだろう。
すなわち、内山さんは本質的な問題点を指摘するが、他の方は現実的な戦術的な方向性を議論しているように見える。確かに市場経済から逃げる事は出来ないのであろうから、いたしかた無いとは思うのだが。
読み手の立ち位置にも拠るのであろうが、言わんとすることは内山さんの書籍の本質以上ではないと思う。

地域の遺伝子をみがく
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