おやじのぼやき

日々おやじが思う事。。。。。

2007年11月

疲れているであろうあなたに、そして皆さんに

南木佳士さんの「臆病な医者」より。

悩んだら脳ではなくて身体に聞け。幼い日に感じた薪の火のぬくもり、私はいま、身体全部であの穏やかな熱をあびたい。脳ではなく、身体でやすらぎたいのである。

逆立ち日本論 養老孟司 内田樹 新潮社 2007

図書館本

養老先生が内田さんの「私家版 ユダヤ文化論」(本書の出版後に小林秀雄賞)を読んで興味を持たれて対談が行なわれたようだ。内田さんのご自身のブログでこの対談では養老先生の発言の多くの部分(おそらくは非常に本質的な部分)は削除されていると書かれていたと思う。しかしながら全体を通じて感じるのは、やはり養老先生のものの見方(「逆さメガネ」に書かれている態度、本書では「対偶」的な見方か?)を内田さんもお持ちであり、お互いの対談を通して物事の本質の極め方を示されているように思った。
「ユダヤ人」とは何かという問いに、「有責性」(ユダヤ人は非ユダヤ人よりも世界の不幸について多くの責任を引き受けなければならない。だからこそ神に選ばれた民だという有責性)が一つの答えの端緒となると言う。そして日本人だからこそ、ユダヤ人論をある種客観的に論じられるのだとも。到底お二人の「知」に付いて行く事すら出来ないが、実はこの「何々人」とは何かという問いが実は「唯脳論」的な問いである事が分かる。
そして話は国内問題やアウシュビッツ問題、蒟蒻問答、小泉政治、日本語論など多岐にわたって展開する。地方分権の文脈で養老先生が北海道独立論をぶち上げたり、「きめないでおこう」という態度の必要性、あるいは「オープンクエスチョン(開かれた問題)」の必然性を話されていて、まさになるほどと思ってしまう。只者ではないお二人の編集無しの対談を聞いてみたいものです。


逆立ち日本論 (新潮選書)

電子メイル

毎日 100通以上のいわゆるスパムメイルが入ってくる。メインは外国であるが日本語の出会い系的なものも沢山来る。
Eudoraのフィルターでおおよそは選別するのだけれど、フィルターを通りすぎるものや、スパムの中にものすごく大切なメイルが紛れ込んでいたりする。

携帯もパソコンも待たなかった池田晶子さんが見ていたら、「たわけもの」と天国から怒られるのは間違いないのだが。。。

仕事のメイルでも若いのに非常に丁寧な方も居るし、いい年こいて非常識な奴もいる。まあ日常的にも挨拶すら出来ない企業人も公務員もいるので、まあ生物の多様性と言う事でバカは無視することにしている。

しかしである、あまりにも自己中心的でアホな奴に関しては、我慢せずに切れる事にしているのである。

本日も「いつも傍観者的な態度を取られるのはいかがなものか?」とメイルしてやりました。何も自分でしないで、散々こちらがネゴしてまとめているのに、文句を言うバカ。まったく困ったもんです。

スパムメイルの中にあった宝石メイルも今日は無いようなので、明日に期待して寝ましょう。

池田晶子さんを尊敬してますので、メイルで使う言葉も良く「考えて」から書くようにはしてますが、ブログの誤字脱字はご勘弁。(笑)

これ凄いです。 青空文庫 読み放題

最近図書館で借りたのですが、凄いDVD。
著作権が切れた文学が読み放題。DVD1枚に6千ストーリー以上。
ネット上でも利用可能です。

無人島に流れ着いてもソーラーバッテリーとノートPCとこのDVDがあれば一生楽しく生活できます(笑)(食料があればだけど)

ご希望あればDVD焼きます。違法ではないので。

図書館に入っているものは、図書館協会かなんかの配布なので無料のようです。市販品もあるようです。

青1

青2

環境問題はなぜウソがまかり通るのか 武田邦彦 洋泉社 2007

図書館本

著者は名古屋大学の教授を歴任された方である。以前からHPなどは知っていてたまに見ていたのであるが、それなりに過激な発言をされている。図表などは出典が書かれているものも多数あるが、無いものもあり、果たして本当なのか?という感じもする。言い換えれば筆者に都合の良い結論あり気ではないかと。リサイクル問題、温暖化問題、発ガン物質、環境ホルモン等に実は多くのウソがあるのだが、メディア等ではそれを取り上げないと指摘する。ダイオキシンは猛毒ではない。なるほどと思う。しかし猛毒でなくとも毒性はあるのではないかと誰もが心配する。その点の答えは無い。DTTも同じ論じ方である。ペットボトルは分別するだけ無駄であり、燃やした方が良いような記述しているが、果たして本当にそうなのだろうか?
もう少し感情的に成らずにデータの蓄積による説得力のある文書構成でも良いと思う。
根本的な環境問題の解決は市場経済活動を控える事であり消費を少なくすることであることは間違いない事は良く分かった。車を使わず、自給自足的な生活をする事がもっとも正しいウソの無い答えだろう。

環境問題はなぜウソがまかり通るのか (Yosensha Paperbacks (024))

落葉小僧 南木佳士 文春文庫 1996

南木さんの雑誌等に発表した短編6編 単行本は1990年

この本が発行された時はまだ南木さんはパニック障害と鬱にはなっていないのかもしれない。
南木さん自身が釣り人であり、多くの作品に釣りのシーンが出てきますが、この作品は6篇全てが釣りに関係しています。そして、その釣りが人生の流れという文脈の中で行なわれています。
出会い、別れ、葛藤、そしてそれを包み込む大きな自然。
釣りと言う遊びは実は人生という川の流れに身を委ねて自然に還れと言っているのかもしれません。
中年釣り人必読。

落葉小僧

内山さんの話を聞きに

0c866276.JPG月曜日の午後、有給を取って有楽町に話を聞きに行く。
企業の森と言うCSRがらみの会なので、内山さん的には市場経済を組み替える話は抑え気味だったように思うけど。やはり最後は上手くまとめていたと感じる。自らも森づくりNPOを運営し、専従職員が8人も居るという。

少し気になるのは「森づくり」というキーワードは実は多くの場合、林業振興と結びついていることである。本来、その土地にあった樹木を経済という文脈の中で金になるスギやヒノキに変更してきた歴史を今後どのように生物の多様性という流れのなかで変えていくのか。
森は林業だけでなく、人の手入れにより娯楽環境でも良いし、医療として癒しの空間でも良い。そして生物の棲家でもある。
樹種の単純化によって絶滅したり瀕死の動植物が居る事は間違いないのだから。

なんて考えながら、会が終わった後は高校時代の友人と酒を飲んで騒いでいたわけである。

ああ息子 西原理恵子 母さんズ 毎日新聞社 2005

図書館本

通勤電車の中で笑いを堪えるのが大変でした。
自分も二人の男の子がいるので、それなりに育児の苦労は知っているつもりですが、やはり母親にはかないません。
養老先生的に言えば、子供は自然であるから予知不能な事が沢山あってあたりまえなのでしょう。本書に出てくる子供の多くがまさに自然のままに育っていく子供であって欲しいと思いました。もちろん「手入れ」は必要ですが、管理や覚える事だけを教えるのでなく、「考える」ことの大切さを分かる子供に育てることを。って我が家はもう遅いけど(笑)




ああ息子

戦後は?

asahi.com:中国残留孤児が一時帰国「六十数年間待ち望んだ」 - 社会
靖国問題や君が代問題を云々する前にまず、戦死した方の遺骨収集や外地で行き続ける日本人を救う事が国家の品格だと思う。

歴史のロマンです

脚光浴びる縄文農耕論 山梨・5000年前の大豆痕 - MSN産経ニュース
脈々と続く人類の歴史、果たして縄文時代の我々の祖先は現世の末裔をどのように思うのだろうか?進歩と発展という文脈が何処に我々を導くのか。忘れられた日本人、忘れられた縄文人に自分は何を学ばねばならないのか考えてみたいと思う。壮大な過去と言う遺産の中に。

世界の車窓から 世界一周鉄道の旅 6 アフリカ大陸

図書館ビデオ

エジプト、モロッコ、チュニジア、ケニア、ウガンダ、南ア 最近放映された西アフリカ編はまだ入っていない。
懐かしいケニアの風景も出てくる。南アにも行った事があるが残念ながら列車に乗る計画をビザの問題でキャンセルした苦い思い出もある。
いつの日かノンビリと景色を眺めながら、3等車で気ままな旅をしたいものだ。

世界の車窓から 世界一周鉄道の旅 6 アフリカ大陸

暮らしの哲学 池田晶子  毎日出版社 2007

図書館本

僕の夏休みは高校時代だったんだと深く心に刻んだ本でした。(独り言)

読むにしたがい、残りページ数は減る。当たり前である。しかしそのページをめくる行為が辛い。サンデー毎日に2006年4月16日号から2007年3月4日号まで掲載されて文章。
同時期に週刊新潮のエッセイをまとめられた著書(人間自身 考えることに終わりなく)とは大分趣きが違うように感じる。人生の一回性を季節の回帰性から哲学しているように素人読者は思った。そしておそらくご自身が死を受け入れている中で(彼女自身は死は怖くないと幾つかの著作の中で語っているが)若い頃の想い出、父親の想いでを哲学者としてよりむしろ一人の少女(旅人)として最終章に向かいながら書き綴っているようでもある。

「金、女、権力」の週刊誌上で、哲学するとこ見せようじゃないの。本質が現象を射抜く現場をお見せしようじゃないの。じっさい、筋道に沿って正しく考えているのなら、専門用語なんか要らないのである。普通の言葉で言えるのである。p31
色即是空は暮らしの哲学 p33
回帰する季節に記憶を重ねることで、人生の一回性を確認することに他なりません。中略。大人になっても夏は来ます。でも夏休みはもう決してやって来ない。毎年、夏の気配を感じとる頃、夏を待っているのか、夏休みをまっているのか、よくわからない感じになる。大人になって勝手に夏休みをとることができ、贅沢な旅行ができるようになっても、子供の夏休みの日々、あの濃縮された輝きにかなうものではないとういうことが、よくわかっている。おそらくすべての大人がそうでしょう。すべての大人は、もう決してやって来ない夏休みを待っている。人生の原点であり頂点でもある無時間の夏、あれらの日々を記憶の核として、日を重ね、年を重ね、流れ始めた時間の中で繰り返しそこに立ち戻り、あれらの無垢を超えることはもうこの人生にはあり得ないのだという事実に、今さらながら驚くのではないでしょうか。(夏休みは輝く)

「旅人」の池田晶子さんは、いまどの辺を思索しながら旅をしているのだろう。

暮らしの哲学

素晴らしいご発言だと心より思います

asahi.com:「琵琶湖のブルーギル繁殖心痛む」 天皇陛下ごあいさつ - 社会
生物の多様性の問題を一部の方はブラックバスを魔女にしていると言う。しかしそんな小さいレベルでないことは明らかである。今回の天皇陛下のご発言はまさにその点を的確に捉えている。人間と言う種が勝手に自然を管理しようと言う浅はかな行為を率直に反省しなければいけないと言う事を。外来種や移入種問題は動物だけではない、植物でも大きな問題だと聞いている。

やはり星空の方がよいな

919edaf0.JPGベルギーの街並みもクリスマスが近づくとイルミネーションで飾られます。もちろん、こんなに派手ではありません。
綺麗ではあるのですが、何か人工的なものに感動しない今日この頃。

星が降り注ぐ高原の夜。

最近は岐阜の源流で釣り師男二人で焚き火しながら酒を飲み、
寝転がって「綺麗だな〜〜〜」と叫んでいるわけですが(笑)

また何処かに星を拾いに行くか。

鴨志田穣 アジアパー伝(西原理恵子との共著) 講談社 2004 

図書館本

西原さんの冒頭の絵が深い。2007年3月に無くなった著者を暗示しているような。(離婚、復縁、ガン)
タイや戦場での行動をある種コミカルに綴っている。書中のハシダさんが2004年にイラクで無くなった橋田さんだとwikiで調べて分かった。橋田さんを師匠に戦地を歩いていた光景が目に浮かぶ。
戦争を仕事にしている人々や理不尽に死に逝く人々を見た人だから書ける文章なのかもしれないと思った。

最後のアジアパー伝

こんなAVが欲しかった

livedoor ニュース - 「AVは最高の啓発ツールになり得る」女子大生に聞く、日本のエイズ
最近は殆ど興味が無い(笑)しAV見ない。年は取りたくないもんですな〜。正直言いまして、若い頃と言っても24歳以降位にしかVTRを持っ居なかったのでAVなんて見たことも無かった訳です。しかし初めて見た感動たるや(笑) ちなみに当時HIV問題はありませんでした。一人でコソコソ見れるし、何度も見れるし、お世話になりましたよ。しかし良く考えると間違った、あるいは興味本位の構成になって居る事を後日気が付く訳です。
学校でコンドームの重要性を教えるのも重要ですが、AVで性感染症の事や避妊の事、愛のあるセックスの事なんかを何気に映像として映し出すのは良い事ではないかとオヤジは真剣に考えてみました。

雨の週末

558b5c0b.JPG鎌倉も雨、東京も雨でございます。

なぜかお仕事してたりします。トホホ

夏の日の岐阜を思い出しながら(笑)

彼にとってビジネスの定義はなんなんだろう

サッカー通じて貧困と環境問題解決…中田英寿氏が今後を語る(サンケイスポーツ) - Yahoo!ニュース
池田晶子氏が書いていたと思う。儲け方には長けているが儲けた金の使い方を知らない人間が多すぎると。是非とも貧困や感染症に苦しむ人々を救ってもらいたいと思う。モナコに住みながら。

薬はあるけど、一生飲むんですよ。副作用もあるし

エイズ:新たなHIV感染者が過去最高 7〜9月期 - 毎日jp(毎日新聞)
性感染症は教育で感染予防出来るんです。ピルでは出来ません。クラミジア等の症状の出にくい性感染症に感染しているとHIVの感染効率は上がります。もちろん梅毒や淋病に罹っていても同じです。今付き合っている人の元カノ、元カレがどんな行動をしていたか分からないのであれば保健所で是非検査しましょう。決して献血で検査などと思ってはいけません。抗体陰性期でウイルス陽性で輸血による感染を起こす可能性がありますから。これは犯罪です。

短期も重要ですが、やはり長期展望でしょう

山梨県、4年間の行動計画素案を策定 - MSN産経ニュース
かなり知事が交代して活性化しているようですが、ここはもう一ふんばり、50年後の山梨将来像の夢と実現可能性を熱く語って貰いたい。子供が、老人が、そして自然が穏やかに生きられる山梨を。

雨鱒の川 知人の感想

本をプレゼントしたり貸して喜んでもらえると非常に嬉しいです(笑)
「翼はいつまでも」と「ビトウイン」を貸してあげよう。

おいらも池田、南木、佐高&魚住、養老&内田、西原、木村英造と6冊読み終えているのだが早く感想をメモっておかないと内容を忘れてしまいそう。週末になんとかしよう。

ちなみに雨鱒を見たことの無い知人へ。今年の北海道釣行のブログにおいらの釣ったアメマスが映っていたりします。
「しまれだなあ」は確かに俺もわからない。調べてみたら。いいな〜とかの意味の様ですね。状況により少し意味合いが変わるようです。

こんな感想が戻ってきました。

以下感想文
よかったです!雨鱒の川!!!

一気に読んでしまいました。
止まらなくて。

最初読み始めは景色の描写がすごくて、
目の前に川とか山とか
キラキラ見えるみたいでした。
雨鱒も見た事ないけど
想像の雨鱒が二人と話してます。
それに感銘を受けつつ
東北弁が嬉しくて(両親の出身が東北で
うちのばあちゃんちの言葉に近いんです。
でも小百合がばっちゃにゴーグル買ってもらった
というのを聞いた心平の「しまれだなあ」の
意味がわからなくて母にメールで聞いてもわからなかったから
作者の人の青森に近いのかもしれないなって思いました。)

心平と小百合の周りの人との
何気ない日常があったかくて。
その後は心平と小百合の恋の話に
のめり込み…
最後あきらめモードで読んでいたら
あのどんでん返しで大泣きです。。。
今もあの二人がいつも笑っていそうな
あったかい感じが続いてます。
なんか幸せです〜。
えーちゃんもいいやつだったのが嬉しかったです。

あと、秀二郎爺っちゃの心平が東京に行くのを
悩んでいた時にかけた言葉(p299)
「人にはそれぞれの身体の中さ川っこ流れでるのよ。…
自分の川っこの流れさ乗って、あどで後悔しねおにすんだ」

というのが好きです。

雨鱒の川 (集英社文庫)

テロとの対峙とか言うけど

良く政治家やメディアが言いますよね。

知らないうちに、テロは倒さなければいけないという洗脳が行われます。
ではテロを生み出した本質は何かという疑問に対して政治家やメディアは確信を持った意見をお持ちなのだろうか。

イラクやアフガンではテロ対策といいつつ未だ多くの民間人が巻き添えで死んでいるし。

テロを生み出した原因を見極めなければ、結局無駄に命と銭が失われていくわけですね。失われる銭は一部に蓄えられるわけでもありますが。

日米同盟ね〜
地政学的に考えれば日中露同盟の方がしっくりこないか?

佐藤優さんの本の読みすぎかな(笑)

ペリーの黒船以降、日本はアメリカの属国であることを皆認めたくなくて同盟なんて言葉でごまかしているようにしか思えないと思う今日この頃。

ビリーバンバン さよならをするために 1972

青春と言うよりはガキの頃ですね。
でも詩が深いことを大学後半で分かりましたです。
動画はあまり意味がないです。曲はオリジナルですね。by youtube

詩は石坂浩二さんなんですね。

過ぎた日の微笑みを みんな君にあげる
ゆうべ枯れてた花が 今は咲いているよ
過ぎた日の悲しみも みんな君にあげる
あの日知らない人が 今はそばに眠る

温かな昼下がり 通りすぎる雨に
濡れることを夢に見るよ 風に吹かれて
胸に残るお思い出と さよならをするために

昇る朝陽のように 今は君と歩く
白い扉を閉めて やさしい夜を招き
今のあなたにきっと 判るはずはないの
風に残した過去の さめた愛の言葉

こんなブログ発見 応援しますよ

強行遠足を支援する会のブログ
多くの先輩や後輩が復活を願っています。だんだんこの輪が広がる事を祈ってます。

世の中が性善説から性悪説へ移行しているようですね

外務省のラスプーチンこと佐藤優さんは日本外交は性善説を基礎にしているが他国の多くは性悪説に基づく外交を展開していると書かれていたと記憶する。
最近の偽装、捏造問題(過去からづっと続いているのかもしれませんが)を見ていると、日本の国内においてもすでに性善説では物事が動かないような状況になっているように思います。
さらには子供や老人を標的にする犯罪などを見るにつけ、どうしてこんな世の中になってしまったかと真剣に考えざるを得ません。

ガキの頃、家の玄関なんて空いていて当たり前、鍵を閉めるのは旅行に行く時ぐらいでした(もちろん貧乏で現金など家の中にあるはずもないのですが)、もちろん共同体として向こう三軒両隣的な繋がりがありますから、見知らぬ人が居れば何気に挨拶したりしてある種の監視的状況はあったのかもしれません。
それが今では、周りの人は疑ってかかった方が間違いないような現実。
答えは簡単では無いのは分かりますが、やはり銭に踊らされるグローバリズムと言う流れは一つの理由ではと思います。汗水流さないでネット上の数字のやり取りで巨万の富を得る人がいると思えば、何十年もかけて育てた樹木が原価を割るような状態になる。
そこにはやはり身体性の欠如が見えてきます。

人類はこのまま快楽のみを追及し、経済という記号を求めて絶滅に向かって走り続けるのでしょうかね。
そんな事を東京の夜景を職場の窓からみながら思ったのでありますよ。

良い人が移住してくれると良いですね。

読売新聞の記事

テレビ電話で移住相談
早川町 東京・日本橋の県窓口で


 過疎に悩む早川町は7日から、東京・日本橋にある農村交流や移住などの県の相談窓口「グリーンカフェやまなし」で、テレビ電話による移住希望者の相談を始める。町の担当者の顔を見ながら相談してもらうことで、信頼関係を築き移住促進につなげたい考えだ。

 テレビ電話は、グリーンカフェが入っている県の観光情報施設「富士の国やまなし館」が7日に改装オープンするのに合わせて設置した。相談を受けるのは、早川町薬袋の町づくりを考えるNPO法人「日本上流文化圏研究所」。同研究所では、職員が町内の空き家を把握し、移住希望者の要望に沿った物件を案内してきた。10月1日現在、人口1490人、世帯数766の同町には、400軒以上の空き家があるという。

 これまでは、グリーンカフェを訪れた人は、常駐している相談員と話した後で町に相談するという形だった。テレビ電話により、訪れた人がその場で「フェース・ツー・フェース」の雰囲気で町の担当者と移住相談ができるようになる。

 県内では、甲州市などで、空き家情報をインターネットで公開しているところもある。早川町の辻一幸町長は「テレビ電話で担当者と話してもらう方が安心感があり、町の魅力を伝えやすい」と期待する。

 2006年6月の開設以来、グリーンカフェを今年10月31日までに訪れた480人のうち、空き家情報を希望したのは373人と約75%を占める。県観光振興課の堀内久雄課長は「直接担当者の顔を見て検討すれば、移住に伴う不安も解消されるのでは」と町の取り組みを評価する。
(2007年11月7日 読売新聞)

こんなところを見ていたりします

山村起業
大草原の小さな家も凄く魅力的です。もう一つはやはり森の中の小さな家でしょうか。里山の中の小さな家でもいいな。自然に逆らう事無く、自然の恵みを頂きながら生活する。そこで成長した子供達がたまに帰ってくるのを待つなんてのもいいと思う今日この頃。早く、生きるために食べるモードに入りたいですね。食べるために生きるのではなく。

鉈なのである

一生ものである。
でも道具であるから使わねばならない。

鉈の柄は樫
鋸の柄はみつばつつじ
ケースは桧

なのである。

ケースと柄に名前の焼印を入れたいものです。

家の中をこの2丁差しを腰に付けて歩き回ったら、家族の目が凄く
冷たかったのは言うまでも無い(笑)

次男からは銃刀法違反の疑いを指摘され、確かに街中は歩けない(笑)

ご用命はこちらまで。

ちなみにおいらのは24000円なり。

親爺様どうも有難うございました。鉈1鉈2

最近の昼飯

d9efa729.JPGここ数ヶ月の昼飯。
ヨーグルトがブルガリアになったり違うメーカーになったりはするが、ほぼ150円前後の500gのヨーグルト。

それとリンゴか柿、いずれも山梨のものか庭で取れたもの。

これで痩せないってどういうこと?(誰に聞いてるんだ>自分)

朝飯も沢山は食べないし、。。。

やはり夜に問題ありですね(笑)
ビール350cc(発泡酒ですが)2本と鍋とかがまずいのだろう。

それにやはり運動不足。

これって。。。もしかして。県庁の○○○さんが。。。

なんで昼間やるんだろう。。。。誰か録音してくれ〜 内山さんのところ。
ちなみに内山さんは某レクチャーでは録音OKだと言われたそうですから大丈夫でしょう。

やまなし森づくりフォーラム

企業や団体等による森づくり活動の推進を図るために設立された「やまなし森づくりコミッション」を皆さんに知っていただくとともに、首都圏の企業や団体等による森づくり活動への取り組みの契機とするため、森づくり活動の意見交換の場としてフォーラムを開催します。

【日時】

平成19年11月12日(月) 13:30〜16:30

【会場】

有楽町朝日スクエア(東京都千代田区有楽町2−5−1 有楽町マリオン11階)

【参加費】

無料

【内容】

1 あいさつ

 柿澤弘治氏(山梨県特別顧問)

2 基調講演

 内山節氏(哲学者・立教大学教授)

 テーマ:「森をめぐる新しい協働」

3 活動事例発表及び意見交換

  川西務根人氏(ANAインターコンチネンタルホテル東京 マーケティング)

  篠原政美氏(日本たばこ産業株式会社 CSR推進部長)

  堀雅吉氏(サミット(株) 総務部ISO事務局)

  村上信行氏(キユーピー(株) 社会・環境推進室部長)

4 参加者との意見交換

※参加希望者は申込書によりみどり自然課あてFAXで申し込んでください。
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