おやじのぼやき

日々おやじが思う事。。。。。

2006年10月

音と環境

山梨方面にお住まいの人生の先達の方に教えていただいた。
このような学会がある。サウンドスケープ協会。

景色はLandscapeなのは知っていましたが、音と環境と言う視点はおいらには全く欠如しておりました。
釣り人の何人かは瀬音や森の風音だけで満足しているでしょう。
釣り人が五感すべてを満足する事は中々難しいと思いますが、これが可能ならばまさに桃源郷なのでしょう。そして五感の内の一つでも満足出来れば幸福感が得られる境地に早く達したいものだと感じます。

森と五感なんですね。かなり感動。
音、匂い、味、触れあい、風景
凄い凄い、一人で感動しております。

マイナスイオンはまだ科学的には全く認知されていない。でも音は音楽として認知されているから、案外と一般的に自然音の効用が評価されるかもしれませんね。

西山さんらの書籍

4adc1581.jpg西山さんの楽しい文章が懐かしい今日この頃です。
内山さんの本は是非皆さんに読んでもらいたいです。
高桑さんや今野さんの本も素晴らしいです。

森関係書籍2

bb691f10.jpgこちらは読んで無いもの多数ですね。
早く読まねば。。。。

森関連書籍

0806105e.jpgネタキレ企画(笑)

まだ読んでない本もあるのですが、非常に示唆に富む本が多いです。
早く読まねばと思いつつ。。。。

家事手伝い

f5995cdd.JPG土日は少し風邪気味であったが庭の手入れ等々。

玉ねぎが芽を出したのでちょっと前に庭に植え替えたのだが、あまりまだ成長していないのが気になる。

コウライシバがそろそろ枯れてくるので懲りずに西洋芝の種をバラ播く。
山梨では上手く行ったのに、なぜかこちらでは上手く育たない。これが上手くいくと、一年中庭が緑なのだが。。。

裏山で切りっぱなしになっていた竹を乾いたものから焚き火場で燃やす。
太いものは鉈で切り目を入れて、大爆発しないようにしてあるが、小枝はそのままなので、ハゼル音がかなりでかい(笑)

ついでにカスミソウの種を播く。

とり野菜みそとカップ麺が午前中届いたので、カップ麺の方を頂く。
それなりに旨い。ちなみにとり野菜みその「とり」は野菜を摂るの「とるーとり」だと初めて知った(笑)たしかに鳥の成分は入っていない。
関西方面某所に宅急便用に少量を梱包。山梨分は後日持参予定(笑)

そんなこんなで日曜日ももう夕方なのである。

山本素石の本

ffd032e7.jpg画像以外にも何冊か本があるとは思いますが。有名なモノ。
素石の生き様を釣り人は一度是非とも読まれる事を期待します。
「釣り影」は新書等でも出ております。

まさに波乱万丈な釣り人でした、佐藤垢石のような。

大本営発表なのか?

イーホームズの藤田社長がアパマンション等の耐震偽造に関してプレス発表したが、メインな新聞社は何も書いていない。きっこのブログ等で書かれている事が真実なのか?
パブリックジャーナルの真価が問われますね。

以下記事
官邸前騒然 イーホームズ社長、首相に面会求め問答

 耐震強度偽装を見逃した確認検査機関、イーホームズ(東京、廃業)の藤田東吾社長(45)が20日、東京・永田町の首相官邸を訪れて安倍晋三首相に面会を求めて拒否され、官邸前が一時騒然となる一幕があった。

 藤田社長は午後1時ごろ、川崎市内のマンションが新たな「偽装物件」であるなどと告発する書面を手に官邸を訪れた。「腐り切った国土交通省に渡してもどうしようもない。直接首相にお渡しし、対応してもらいたい。首相とは知らない仲ではない」と首相に面会を求めた。

 官邸側の対応を待つ間、取り囲んだ報道陣に、これまでの国の対応やマスコミ報道を批判。周辺には警備の警察官も多数集まり、物々しい雰囲気となった。結局、官邸側は受け取りを拒否。代わりに内閣府の職員が書面を受け取った。

 藤田社長は同社の架空増資事件で、電磁的公正証書原本不実記録・同供用の罪に問われ、東京地裁で18日、懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役2年)の判決を言い渡されている。

難病に光を

昨晩のニュースでもやっておりました。
生きて死ぬ智慧 柳澤桂子 小学館 2004、の確か後書きに柳澤さん自身もこの病気だと言う事がかなり時間が経ってから分かったと書かれていました。
仮病だとか、ぐうたら病だとか医者や周りからは信用されない事も多く、症状だけでなく第三者からの言葉や態度にも苦しまれて来た方が多いそうです。また、病名がないので診断書も作ってもらえないとか。

慢性疲労症候群(CFS)なんかも未だ原因が分からず、周囲の方からも働く意欲がないんでしょう、などと非難される事が多い難病ですね。

こんな病気などの大きな予算を割くのが福祉国家と言うものだと思うのですが。

以下記事

頭痛やめまいの原因、「脳脊髄液減少症」に診療指針
2006年10月21日(朝日)

 交通事故や激しいスポーツによる衝撃などの後に続く頭痛やめまいなどの原因として、近年注目を集めている「脳脊髄(せきずい)液減少症」について、診療指針がまとめられることになった。京都市で20日開かれた日本脳神経外科学会のシンポジウムで、方針が固まった。日本神経外傷学会や日本頭痛学会など関連学会にも呼びかけ、1年以内の策定を目指すという。

 脳脊髄液減少症は、頭蓋(ずがい)骨などの下、脳と脊髄の周囲を流れている液が漏れて起きるとされる。交通事故などの後に原因不明の不調に悩む人は多く、その中に脊髄液の漏れが原因である人がかなりいるらしいことが分かってきた。だが検査や診断方法などは医療機関によってまちまちだった。

 診療指針のまとめ役の嘉山孝正・山形大教授は「過剰にこの病気とされる人がいる可能性がある半面、診断から漏れている人もいるかも知れない。適正な基準をつくりたい」と言う。

 患者団体のNPO法人「サン・クラブ」の栂(とが)紀久代理事長は「医療機関に行っても『こんな病気はない』と言われ傷つく患者は多い。大きな一歩だ」と言っている。

イワナの本 森の本

af94dae7.jpgネタも切れてきたことだし(笑)

これは全て読んだかな。そしてかなり影響を受けました。白日社の本は本当に良いと思った次第です。根深さんの本も白神の素晴らしさと林野行政の杜撰さを教えてくれました。

多忙

おいらが忙しい訳ではありません。
ふと見たちらし。

忙しいという字は心が亡くなると書く。とあった。 なるほど
それでは、多忙は多くの心が亡くなる。まさにその通りだと思った。

忙しい時はあまりまわりに目が向かないし考える余裕がない。
漢字と言うものは上手く出来ていると思う。

最近まで知らなかった「儚」は人の夢は「はかない」を表している。

3人の子供の名前に夢を入れたバカ親父である。

これが八尾の旭ポンズである

d3583ae9.jpg以前富山かどこかの鳥味噌に感動しましたが、今回久々の感動。
チュンさんに頂いた、旭ポンズ。
これは病みつきになりそうです。このポンズにやはり知人宅自家製の柚子胡椒などを入れて鍋をするわけですよ。。。。(ジュルジュル:ゆだれ音)

まだまだ知らない味、それも高価では無いものが沢山あるんでしょうね。
美味しい空気と水、そして食材 さらに調味料これらのコラボレーションで素晴らしい食文化が出来ていくのでしょう。

大学の授業

確かに面白くない授業が多かった、特に地方にいた時。
専門の講義はある程度しょうがないと思いつつも、毎年変わらない試験問題。やる気のない教授とか。
教養課程はほんと、1つだけだったかな面白いと思ったのは、確か今西先生の経済学だったような。。。(忘却の彼方)
最低だったのは、ドイツ語です。訳本を持っている奴が多く、それに先生が激怒しておりました、おいらは教壇に訳本を叩きつけてまいりました。
なぜか「可」で進級。何人かのクラスメイト(2−3名を除きおいらより断然優秀)が落第で留年。語学だけで留年が沢山でたクラスでした。
訳本が出るような教材を使うアホな先公がいる事自体がおかしいのだと思いました。(今も思っているけど(笑))

そんな訳で朝から晩までパチンコを打っていたのは秘密です。(笑)
当時フィーバー台が導入されたばかりで、まだソフトがしっかりしてなかったのでしょう、7,7が何回か出るとその次の7,7は確実に7,7,7となりました。そんな訳で自分の台より隣の台を観察する毎日。(笑)

こんな記事

大学生活、一番の不満は「講義」

 大学生活で最も不満なのは「講義」――ジャストシステムが10月18日に発表した、大学1年生に対するアンケートでこんな結果が出た。

【表】

 調査は、9月9日から11日にかけ、全国の大学1年生412人に対して、ネットで行った。

 今通っている大学に進学した理由のトップは「ブランドや魅力」(34.0%)、2位は「就職に有利だから」と「資格を取るため」が同率(33.5%)だった。

 大学生活の中で一番楽しいことは「友人と遊ぶ」(28.9%)がトップ。以下「サークル活動」(17.0%)、「趣味を楽しむ」(16.7%)と続いた。

 大学生活の中で一番不満なことは「講義が期待したほど面白くない」(21.1%)がトップ。2位は「キャンパスが遠い」(16.3%)、3位は「特にない」(11.9%)となっている。

 大学生活の満足度は、100点満点で平均61.1点、講義内容の満足度は同56.6点だった。

 理想の大学教授は、上位から順に北野武さん、太田光さん、三谷幸喜さん、イチローさん、タモリさんだった。

 教職員412人に対する調査も同時に行った。今の大学に欠けているものとして挙がったのは、順に「研究環境への投資」(36.4%)、「大学改革の前向きな取り組み」(35.4%)、「大学自体のPR活動」、「社会に出て役立つ講義内容」(29.1%)だった。

http://www.itmedia.co.jp/news/
(ITmediaニュース)

源流紀行を購入

08859368.JPGタツミムムックに達人紀行と源流紀行と言うシリーズ?がある。
某オヤジ様が源流紀行の方に出ている事を知り、当然書庫にあると思っていたらそれが達人紀行の方でありました。そんな訳でネット古本やヤフオクでリーソナブルなオヤジ値段であるものを探しておりました。
やっとゲット!

なるほど、記事は意味深であります。(在来魚保護にとって非常に)

最近はあまりこの手の雑誌は少なくなっているのですが、遡行図等が出ると必ず魚が減るようです。わずかに残る源流は当日の焚き火でのおかずだけだとしてももはや許されなくなるのかも知れません。
本に出てくるような沢登りの達人達はゴミを捨てないし乱獲もしないとは思いますが、本の影響も考慮しなければいけない時代になってしまいました。

釣れさえすれば良い人にとって遡行図は必要ですが、在来魚保護や環境保護の記事などは必要ないから読まないのでしょう。そんな人たちから森や源流を守るためにはどうしたらよいのでしょうか?
教育基本法の改正に織り込んでもらうしかないのか?(笑)

間違いを探せ

卒業生としてミスは許しません(笑)
そして先輩の名誉のためにも。記者も真剣に書けよ!

そして、復活しましょう。フル強行遠足に!

以下記事

強行遠足:県立甲府一高で、伝統行事 長野の野辺山へ55キロ踏破 /山梨

 県立甲府一高(甲府市美咲2、高瀬孝人校長)で15日、生徒が長野県南牧村の野辺山までの約55キロを踏破する伝統行事「強行遠足」があった。大正時代に始まり今年は第80回の節目。北海道北見市の北海道北見北斗高校の生徒4人も招かれ、甲府一高生798人とともにゴールを目指し、計692人が野辺山に到達した。

 自然に親しむとともに自己の体力の限界に挑戦してもらおうと1924年(大正13年)に始まった。当初は長野県小諸市役所までの約105キロを踏破していたが、02年の強行遠足で女子生徒2人が乗用車にはねられ死傷する事故が発生。一時は廃止論も出たが「伝統は守りたい」として野辺山までに短縮して続けることにした。

 この日は午前5時に男子生徒408人が同高グラウンドを出発。55・4キロ離れた長野県南牧村野辺山の観光案内所を目指し、一斉に駆け出した。女子生徒394人は北杜市須玉町若神子の市立須玉小学校グラウンドから30・3キロ離れた同案内所を目指した。【中西啓介】

毎日新聞 2006年10月18日

おやじのマイブーム

焼肉とかも好きなのですが、年をとるとあっさり系でしょうか。

一人用の鍋(100円)に安い豆腐、油揚げ、キノコを入れてポン酢で食べます。カロリーも高くはないでしょう。
でもついついお酒の量が。。。

ポン酢に関しては、画像では青シソポン酢ですが、毎日違うポン酢なのです。特に旨いのは、チュンさんにこの夏いただいた八尾のポン酢なのですが、これが凄いです。もったいないのでたまにしか使いません。
近くのスーパー等では絶対売ってない地域の名品ですね。

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素晴らしい人がいる

5c48fd5c.jpg裏金問題で揺れる岐阜県であるが、素晴らしい人がいる。

10月14日の岐阜新聞記事
岐阜新聞の特集には多くの自然問題や環境問題の取り組みが紹介されています。また機会があれば紹介したいと思います。

魚道設置 どんどんお願いいたします。

こんな記事を見ると嬉しいのです。
まさに生物の多様性を復活させるのではないでしょうか。
もちろん無駄なダムや堰堤、河口堰などもしっかりと考えてもらいたいものです。

以下記事 (山梨日々)
鰍沢・大柳川 魚道設置3年で魚類生息が回復傾向
県など環境調査、流れや川底が改善
 県と山梨大、総合建設コンサルタントのハヤテ・コンサルタント(甲斐市篠原、中込富夫社長)が鰍沢町柳川の大柳川で行っている、堰堤(えんてい)への魚道設定に伴う河川環境変化の調査結果がまとまった。魚道設置から約3年で、川の流れや川底の様子が複雑化するなど環境改善が見られ、魚類の生息状況も回復傾向にあることが確認された。調査は継続中で、今後は大雨時の変化や他の河川への応用なども検討していく。
 県などは大柳川の上下流に設置されていた既存の人工堤の四カ所に、二○○三年七月に深さ○・五−一メートル、幅二−四・二メートルの魚道となるスリット(切り込み)を入れた。このうち中央の二つのスリットに挟まれた約八十メートル間を調査対象とし、スリット化前の二○○二年十一月、スリット化直後の○三年八月、○四年九月、○五年十月、○六年五月の五回にわたり調べた。
 河川環境では、スリット化前は長径三センチ程度の小粒の石がほとんどだったが、スリット化でたい積土砂が下流に流れ、同三十センチ以上の大型の石や砂などが現れ、粒径が多様化。魚の産卵や隠れ場所となる浮き石も増え、水の流向や水深も複雑化するなど「河川環境の改善は一定の成功を収めていると考えられる」(ハヤテ・コンサル技術部の梶原誠氏)としている。
 環境の複雑化に伴い、生物の生息状況にも変化が見られた。魚類の個体調査をした県水産技術センターの加地弘一研究員によると、スリット化直後は一時的に魚類が減少したが、その後は川底の浮き石の下を利用するカジカやヨシノボリが増加。スリット化前は見られなかったアブラハヤも確認できるようになった。
 またカジカのゼロ歳魚の増加や、水生昆虫の分布にも変化が見られたという。加地氏は「既設の堰堤のスリット化で、水生生物の生息空間の回復が可能であることが明らかになった。今後も魚類の個体数は増えるだろう」と話す。
 調査結果は、九月末に都内で開かれた応用生態工学会で発表された。今後は、防災面での安全性の確認や、他河川への応用の有効性なども検討していくという。

森でカヤックも良いのでは

素晴らしいアイデアですね。
法的にクリアーしないといけない問題もあるかもしれませんが、水上バイクみたいに騒音やCo2の問題もないし。人力ってのが良いです。

○畑湖なんかでいかがでしょうか?

以下記事(毎日)

八ケ岳シーカヤック倶楽部:設立、八ケ岳の観光振興に一役 水鳥気分で /山梨

 マリンスポーツと山の魅力を一度に楽しみませんか――。八ケ岳南麓(ろく)の北杜市内の湖や池で、シーカヤックを楽しみ観光振興に役立てようと、同市に住む会社員らが「八ケ岳シーカヤック倶楽部(くらぶ)」を設立した。来月6日には満月の光を浴びながら水上から湖畔の夜の森を観察するムーンライトカヤックを同市内で計画しており、実施可能な湖や池を探している。
 代表の同市長坂町小荒間、ペンション経営、多賀純夫さん(56)によると、神奈川県横須賀市の三浦半島で1月に主催したスポーツのイベントで、参加したシーカヤック機材のレンタルなどを行う佐藤隆之さん(36)と知り合ったのがきっけになった。佐藤さんの仕事内容を聞き、「海から遠く海抜も高い地域でのシーカヤックも楽しいのでは」と八ケ岳南麓地域での実施を提案したところ、佐藤さんが5月下旬に機材を持参。付近の湖で一緒に試すと、気軽に楽しめる癒やし系スポーツで、「豊かな自然の中でゆったりしたいと同市を訪れる観光客にもぴったり」と感じたという。
 多賀さんが「まずは地元住民で機運を盛り上げよう」と仲間に呼び掛け、7月にクラブを結成。活動には湖や池の所有者や地域住民の許可が必要なため、現在は許可が得られた長野県の川上村、南相木村の湖で練習を行っている。
 シーカヤックは直径約50センチ、長さ約3メートルの円筒状の浮き船に乗り込み、方向を定めるためのパドルを手に進むマリンスポーツ。急流下りや、島から島へと自力で移動するなど激しいスポーツというイメージが強いが、大きな波や水の流れがない湖や池ではむしろ、ぷかぷかと浮かびながら水鳥のような気分になり、双眼鏡を片手に自然観察をしたり、読書を楽しんだり、魚釣りを楽しんだりできるという。
 同クラブは技術講習会や遠征などを行う予定で、シーカヤックに適した湖や池を北杜市内で探し、活動拠点を広げていく。活動の環境が整ってくれば同市を訪れた観光客にも参加を呼び掛けたい考え。
 参加希望と活動拠点の提供の問い合わせは多賀さん(電話0551・32・5888)

柳澤桂子さんの般若心経

お師匠様よりご丁寧なコメントいただいてので転載いたします。

以下転載
一読いたしました。
 訳者である柳澤さんのお力に拠るところが大きいのでしょうが、
私の中にスッと入ってくるのに、まず驚きました。
 我が家は曹洞宗の檀家で、通常在家では「修証義」(正法眼蔵の
エッセンスを更に解りやすくしたもの)を唱えるのですが、それら
から私自身の中に多少なりとも「無常」とか「空」といった概念の
ようなものがあったのかもしれません。
 日蓮宗門徒である親爺様がお唱えになる「寿量品第16」にも
そういう概念がお釈迦様の言葉としてあるようですから、同様な
感覚を持たれたかと思います。


 また、少し観点が違うかもしれませんが、高校の頃読んだ、湯川
秀樹博士の「旅人」の中に、例の中間子理論が閃くにあたっては、
老子や荘子の中にその発想の原点があったというようなところを
記憶しています。


 いずれにせよ、仏教を含め、東洋の古典・思想の中に「真理」が
あることは間違いないと思います。

河口湖は地域住民だけのものではない

国立公園内の自然に勝手に外来魚を放し、そこから生まれる利益に群がる。
河口湖自体がかなり以前より移植放流や外来魚の導入を行ってきていることは海洋大学の丸山先生らの研究調査で明らかである。
専門家の中にはブラックバスでの漁業権を剥奪すべきの意見もあると聞く。
当然そうあるべきだろう。

環境立県を目指すのであれば、利益代表のみの意見に耳を傾けるべきではない。観光リピーターは美しい自然を経験するためにその地を訪問するのであろう。魚が釣れなくなれば、直ぐ消えうせる連中とは違う。
目先の利益に惑わされることなく大局的に考えてもらいたい。

昔の投稿のTBもごらんください。

以下記事
河口湖:「環境に悪影響」 漁協が「ワーム」禁止方針 /山梨

 ◇貸しボート業者ら、再考訴え清掃などPR
 ブラックバス釣りに多く使われるプラスチック製の疑似餌「ワーム」が環境に悪影響を与える可能性が河口湖で問題になっている。河口湖漁協(富士河口湖町、山中和栄組合長)は理事会で使用禁止の方針を決め、正式決定へ県と協議を進めている。これに対し、貸しボート業者らが「禁止する前に他の可能性を探るべきだ」と、清掃活動や、二酸化炭素と水に分解される環境配慮型製品のPRに向けて動き出すなど、同漁協に再考を促そうと活動を始めた。
 県花き農水産課や同漁協関係者によると、ワームに刺した針が湖底の岩や水草に引っかかって釣り糸が切れ、放置され堆積して残るなど環境に良くないとして、7月の理事会で使用禁止の方針が決まった。年末の総会で議決し、県に認可されれば正式に決まる。
 この決定に、同町河口の貸しボート業、大町悦章さん(32)が「バス釣り客が激減し死活問題になる。自分たちのできることをして、考え直してもらうようアピールしよう」と清掃活動を呼びかけた。
 15日に、釣具店や湖畔の食堂経営者、情報を知ったバス釣り愛好家など約50人がボランティアで清掃活動に参加。約3時間にわたり湖畔を清掃し45リットルのごみ袋に半分ほどのワームを集めた。大町さんは「今後は月2回程度清掃し、ダイバーに湖底の清掃もお願いしていきたい」と意気込む。
 同町船津でワームを製造し、環境配慮の新製品を開発した林圭一さん(47)は「従来のワームを使い続けてよいとは思わない。しかし、何も検討せず使用禁止はおかしい」と新製品の認知度を高める取り組みをするという。
遊漁問題を問う

2018 ワールドカップ

いいんじゃない?
まだまだ先の話ですが、ベルギービールやハイネケンを飲みながらサッカー観戦。当然フリッツ(ポテトフライ)をツマミに。

以下記事

2018年W杯 ベネルクス3国が共催立候補へ
2006年10月17日

 現地時間16日、ベルギー、オランダ、ルクセンブルクのベネルクス3国が2018年W杯の開催国として正式に立候補する方針であることが分かった。ロイター通信が報じている。

 このプロジェクトの関係者であるベルギーの国会議員・クルトワ氏が同通信に語ったところによれば、すでに3カ国のサッカー協会や政府、各自治体からも了承されているとのこと。ただ、FIFA会長のブラッター氏が、02年の日韓W杯に言及して、今後はW杯の共催を支持する考えはないと語っているが、クルトワ氏は「ベネルクスはひとつの政治的な機構なので、日韓のように組織委員会が分かれてしまうことなく、ひとつの組織として立候補する」と3カ国が一体となって大会を開催することを強調していた。

 18年W杯の立候補は10年まで受け付けられており、オーストラリア、イングランド、メキシコ、スペインなどが興味を示している。

らくらく農園で農水大臣賞受賞

記事が長いのでリンクを張っておきます

こんな爺がいる地域は将来明るいし、楽しいだろうと思う。

こんな発言が出来る爺さんは格好いい。
萩原さんは「農家は個々の土地にこだわりがちだが、私たちは地域全体で農業を興すという発想の転換ができた」と振り返る。当初は垣根の撤去に反発もあって説得に約2年かかったという。

 萩原さんは「ここまで合理化すれば、後継者がいなくても仲間と支え合って次の世代へ農業は続けられる。再来年に着工する第2農園の完成に向け、今後も頑張りたい」と話した。

戸田家の兄妹 小津安二郎監督 昭和16年

(図書館ビデオ)

自分が見た小津作品で一番古いものです。
まさに太平洋戦争がはじめる前の作品。小津監督の家族と言うものの捉え方が見えたような思いです。
次男役の佐分利信が母親と末娘(高峰美枝子)が兄弟間でたらい回しにされ、最終的に朽ち落ちそうな別宅に住んでいることを嘆き、父親の一周忌の食事の席で話します。
「たとえ食うや食わずの人間でも親と子の中はもっと暖かいはずのものなんです、どれもこれも一つの腹から生まれ、そのお母さんの面倒みれないなんて。。。。」
最後のシーンでは小津監督らしい、男の可愛さを佐分利信さんに演じさせているのが印象的でもあり心を暖かい気持ちにしてくれる。


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富豪・戸田家の当主が死去し、残されたものは借金の山。やむなく未亡人(葛城文子)は屋敷を売り払い、末娘(高峰美枝子)とともに子どもたちの世話になろうとするが、なかなかしっくりいかない。そんな折り、次男(佐分利信)が満州から帰還してきて…。
日中戦争たけなわで太平洋戦争勃発直前という緊迫した時期、小津安二郎監督がほぼ5年ぶりに手掛けた作品。松竹オールスター・キャストを迎えているが、後の『東京物語』などにも通じる故郷の喪失と家族の崩壊という小津映画ならではのモチーフが、ここで確と描かれている。またドラマとしては次男が母と妹を満州に連れていくというハッピーエンドなのだが、その後の日中の歴史と照らし合わせると、非常に哀しいものがあるのであった。(的田也寸志)
戸田家の兄妹

また暗殺ですね ロシア

21世紀がどのような形で終わるのか、冷戦終了から宗教戦争、そして

以下記事

タス通信取締役殺害、遺体に多数の刺し傷…モスクワ

 【モスクワ=金子亨】タス通信によると、同通信のアナトリー・ボロニン取締役(55)が16日未明、モスクワ中心部の自宅で遺体で見つかった。遺体には多数の刺し傷があり、検察は殺人事件として捜査を始めた。

 ボロニン氏の運転手が遺体を見つけ、捜査当局に通報した。ロシアでは報道関係者を狙った殺人事件が相次いでおり、今月7日には、プーチン政権批判で知られた女性記者アンナ・ポリトコフスカヤさんが射殺体で見つかる事件が起きた。

隠れていた良さはそのままで良いでしょう

敢えて掘り起こす意義を住民や国民に示す説明責任があると思う。

こんな記事

南アルプスを「世界遺産に」

2006年10月14日

 南アルプスの世界自然遺産登録へ向けて13日、県内の4市町による連絡協議会が発足した。南アルプス市、韮崎市、北杜市、早川町の首長と議会議長らで構成し、会長に石川豊・南アルプス市長を選任した。今年度中に静岡、長野両県の関係6市町村も加えた推進協議会を立ち上げ、取り組みを広げていきたいとしている。

 政令指定市となった静岡市の議会が「南アルプスを世界に発信しよう」と昨秋から動き始め、「南アルプス」の名を冠する南アルプス市が音頭をとることになった。この日、同市の桃源文化会館で開かれた初会合にも静岡市側から石川久雄議長ら5市議がオブザーバーとして出席した。

 会議では、自然遺産と文化遺産では主務官庁が異なるなど、登録への流れが違うことが事務局から説明された。さらに03年に開かれた国の候補地検討会で、選に漏れた経緯が披露された。

 この時は「カナディアンロッキー山脈公園群など、より規模の大きな登録地がすでに存在する」「自然公園法などで厳しい規制がかかる区域は山稜(さん・りょう)部に限定されている」などと指摘され、登録基準に合致する可能性があるとは判断されなかった。

 こうした状況を踏まえ、3県による推進協議会設置後には、指摘された課題を整理すると共に、地質や動植物などの専門家による学術調査委員会を発足させ、国立公園のエリア拡大についても検討してゆくことにしている。石川会長は「3県が力を合わせ、隠れていた南アルプスの良さを掘り起こしていきたい」と話している。

ガーナの木琴 バラフォン

2001年にガーナから帰国する際、この木琴を数台お土産に持ってきました。これが最後の1台なのですが、物置に入れておいたままだったので虫食いやカビが出ておりました。
日光消毒して、今度は離れに収納予定です。
なんともいえない癒される音色がします。
楽器も自然からの恵みで作られているものは本当に良い音がすると最近特に感じます。日本で言えば尺八なんかはフルートに勝ると個人的には思うのです。
ばら1ばら2

椎名誠 絵本を語る 茂木健一郎さんの安全基地理論

昨晩の番組をビデオ録画で見ました。(ミスで最後が欠けていました)

久々に良い番組に触れた感じです。
もし、再放送があれば是非ご覧ください。おいらももう一度録画します。

椎名さんは沢山の絵本を子供の膝に乗せ話したそうです。
僕も母親に抱っこしてもらって読んでもらった記憶があります。
茂木さんは「安全基地」といいました。安全基地があるから絵本を冒険出来るのだと。色んな冒険をすればするほど夢が広がるのでしょう。
僕にとっても母親の膝の上が安全基地で、父親が乗せてくれるカブの後部座席で父親の背中にしがみつきながら周りを見る事が出来たのが安全基地だったのだと。

大人が理解出来ない絵本も実は子供には理解出来ているものが沢山あるんですね。
文字で書かれた本は最後のページに近づくことで物語やエッセイの終わりを予測させます。でも絵本は最後のページからも夢が大きくなるんだと思いました。

椎名さんように沢山の絵本を子供に読んであげればよかったな〜と今頃後悔しています。

#椎名さんはおじいちゃんになり、茂木さんにも二人のお子さんが居ることを初めてしりました(笑)
椎名さんと茂木さんの焚火対談はノーカットで見てみたいですね。

世界自然遺産の目的


自然遺産にする目的とは?
* 自然遺産
すぐれた価値をもつ地形や生物、景観をなどもつ地域。 らしい。

何か観光客を呼び寄せるアドバルーンに思えるのは下種のかんぐり?
どうしても、白神、知床などを思い浮かべてしまいます。
特に白神なんかをね。散々、伐採や林道建設で自然を痛めて、住民運動でそれが止まったと思ったら、今度は地域住民まで山に入れないは狩猟や釣りは出来ないという猫の眼行政をしましたから。

以下記事
世界自然遺産:南アルプス山系、登録を目指し4市町が連絡協 /山梨

 南アルプス山系の世界自然遺産への登録を目指し、南アルプス、韮崎、北杜市と早川町の4市町の担当者が13日、南アルプス世界自然遺産登録県連絡協議会(会長、石川豊・南アルプス市長)を設置した。
 協議会では、自然遺産の対象になるとみられる地域の面積や同山系の特徴、登録手続きの手順などが説明され、今年度中に静岡、長野県内の6市町村との計10市町村で連絡協議会を設置したい考えで一致した。

釣り人のニーズではなく生物の多様性なのだ

無計画な放流よりは良い事だとは思うが、釣り人のために行うのであれば少し変。
もちろん、山梨県水産技術センターには非常に優秀な研究者が揃っており在来魚保護にも積極的に取り組んでいる。残念なのは予算や人員が十分で無い事だと思う。
他の漁協も釣り人の事以前に釣り場の環境を大局的に考えて人工産卵床をはじめ禁漁区域の設定を行ってもらいたい。
それでなくても甲州釣り人のマナーの悪さは昔から有名なのですから。
そう言うおいらも甲州人ですが。


以下記事
甲州市の日川支流に人口産卵場造成
峡東漁協、天然魚の増殖に期待
 渓流魚の産卵環境を人工的に整備して増殖を図るため、峡東漁業協同組合は十一日、甲州市塩山上萩原の笛吹川水系に人工産卵場を造成した。釣り人の天然魚志向が強いことなどから、同漁協は「徐々に人工産卵場を増やし、釣り人のニーズに応えたい」としている。
 同漁協は昨年、同水系に人工産卵場を造成。アマゴとイワナの産卵とふ化が確認され、効果が実証されている。
 今回は同漁協、県水産技術センター、山梨中央漁協から十五人が参加。日川の支流に直径十五センチ前後の丸太や大小の石を置いて流れを緩め、砂利を敷き詰めて人工産卵場二カ所を整備した。
 十月下旬には、アマゴやイワナが産卵場付近に産卵し、来年四月には稚魚がかえるという。
 同センターによると、人工産卵場による増殖は(1)天然魚志向の釣り人のニーズに合致する(2)整備費が安価で済み、費用対効果が期待できる−などのメリットがあり、養殖による放流以外の増殖方法として注目されているという。県水産技術センターは、県内漁協関係者に産卵場造成を推奨している。
 県内には河川工事や砂防堰堤(えんてい)が障害となって産卵場が確保できない河川が多く、造成場所が限られるのが課題とされる。
 同漁協は「産卵場造成は、放流に頼らない増殖法として有効。造成できる場所の把握を進め、天然魚が産卵しやすい環境を整えていきたい」としている。

生きて死ぬ智慧 柳澤桂子 小学館 2004

(図書館本)

般若心経と言うものはお坊さんのお経でしか知らなかった。
初めてそのお坊さんが読んでいる元に触れた。そしてまさに自然科学者の柳澤さんが到達した悟りから導かれた現代語訳に接する事が出来た。
慾であるとか恨みであるとか全くもって自分次第なのである。そこには第三者などは必要なく、己が感じえる全てが自己を形成しているのであろう。
偶像崇拝でない信仰心はやはり日本人に適しているように思う。

英語訳も付いていて外国人に説明するには便利かも。
ちなみに本文は10分あれば読めます。

やはり宗教も大きな心脳問題(物質である脳が心を生み出す)なんですね、養老先生や茂木さんが宗教に興味があるのが分かります。
生きて死ぬ智慧
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