おやじのぼやき

日々おやじが思う事。。。。。

2006年10月

また談合 天下り法人

役員の半分が農水からの天下り、こんな事していて日本の森は大丈夫なのでしょうか?

ちなみに給与はボーナスは別で、下記との事
第4条常勤役員の俸給の月額は、次のとおりとする。
(1) 理事長1,015,000円
(2) 理事827,000円
(3) 監事709,000円

以下記事

林道整備事業で官製談合の疑い 農水所管の機構を立ち入り調査 (共同通信)


 全国の林道整備事業をめぐり、農水省所管の独立行政法人「緑資源機構」(川崎市、理事長=前田直登前林野庁長官)が発注するコンサルタント業務の入札で談合が繰り返されていた疑いが強まり、公正取引委員会は31日、独禁法違反(不当な取引制限)の疑いで機構本部や受注各社など約30カ所を一斉に立ち入り検査した。機構上層部が落札者決定に関与したり、予定価格を漏らすなどしていたとみられる。
みどり

えひめAI−2

32847cf3.jpgバージョンアップしたようです。
我が家ではコンポストに振り掛けておりますが、腐敗臭はしなくなったように思います。身近な材料で作れるのが良いですね。特に37度とかにコダワル必要はないように思います。お風呂の残り湯にでも浸けておけば良いのだと思っております。

ソフトバンクのTVCM

明らかにおかしい。
以前のサラ金のコマーシャルと一緒。

電話代、メイル代 ゼロ円 しかしその画面の下に読めない小さい字でその条件が書かれている。
あまりにもセコイ。

ソフトバンクもセコイがこんなCMを平気で流すTV局のモラルとか規制はないのですかね?
我が家のおんぼろ28型ブラウン管TVではまったく読めません。

ADSLでのIT普及はソフトバンクの功績は大きいと思うが、今回の件はまったくサラ金以下である。(サラ金の赤字転落が報じられておりましたね)

なんだかな〜〜

こんな記事を読むとモラルなどと言う言葉は死語であり、公僕などという概念もないのだろう。

なんで税金でアルコール探知機なんでしょう?
こんな事をしなくてないけない職員を採用する行政の責任ってないのかな?

以下記事(朝日)

アルコール検知器、全課に 韮崎市

2006年10月31日

 飲酒運転をなくそうと、韮崎市は市職員向けにアルコール濃度の測定検知器を導入した。12台購入し各課に1台ずつ配備する。県内13市で全課にアルコール検知器を導入するのは初めてになる。

 検知器は縦3・5センチ、横6センチのキーホルダー形。検知器の穴に息を吹きかけると、アルコールに反応して濃度別に5段階で表示される。アルコール濃度が「0」以外の場合には運転を自粛してもらうという。

 朝日新聞が県と13市を調べたところ、県内で公務員による飲酒運転の摘発が相次いだ昨年度、県と甲府市は公用車の運転手向けにアルコール検知器を配備したが、全課にアルコール検知器を導入したのは韮崎市が初めて。同市の規定では、飲酒運転が発覚した場合の処分は原則、免職としている。

 韮崎市の担当者は「罰則で職員を縛るのではなく、自ら飲酒運転をやめるように意識の向上を図りたい」と話している。

国民総幸福量(GNH)

ブータンの例がよく取り上げられますが、物的幸福と精神的幸福との違いをそろそろ日本も分かった方が良いと思います。
ウサギ小屋といわれている日本の家庭には4,500品目ほどの消費財があるようですがブータンでは数十だとか。アメリカが2,000程度だそうです。でもブータン国民は幸せと感じる。まさに心脳問題かもしれませんが、消費が幸福だとなぜ信じ込んでしまったのでしょうか?

外務省のリンク

パンジー

96090750.JPG2週間ほど前に小さい苗を買って来て寄せ植え。
毎日綺麗な花を見せてくれる。
当分朝はこの花を見て出かける事が出来る。少し幸せである。

オランダ発のニュース

面白い記事がありました。ニュースの元はここ


緑の多い地域の子供は太りにくい傾向 - 全般
ワーゲニンゲン大学のアルテラの調査によると、郊外の緑の多い地域に住んでいる子供たちは緑のない地域に住んでいる子供たちよりも15%太りすぎが少ない。調査は農業、自然、食品省が都市の周りの緑の効果について調べるためにアルテラに依頼したもの。
緑の多い地域の子供は外で遊ぶ機会が多いため太りにくいが、このほかに親の収入も関連があるということが調査でわかった。緑の多い地域のほうが一般に家の値段が高いため、所帯所得が高い傾向がある。
発行:2006-10-25 Wed 13:26 by PF

報道の自由度、オランダはトップ - 全般
世界168カ国の報道の自由度を調査する団体「国境なき記者団」Reporters Without Bordersが昨日発表したメディアの自由度インデックスによると、これまで自由度がかなり低かった貧困国(モーリタニアやハイチ)などが自由度をあげているのに対し、フランス、米国、日本は順位を下げている。

自由度が最低な国は北朝鮮、キューバ、ビルマ、中国で、これらの国は前回の調査から何の変化もない。
いわゆる政府による検閲や弾圧が皆無に近い北ヨーロッパの国々(フィンランド、アイルランド、アイスランド、オランダ)は、自由度トップにランクされている。昨年までトップの地位にあったデンマークは、ムハンマドの諷刺画事件で19位に転落した。
米国は2002年には17位であったのが今年は53位。イラク戦争やブッシュ政権に反対する報道に対する「国内安全対策」がこの下落の要因となっている。

本だけが教養だとは思わないが。

こんな記事を見ると将来を憂いますよね。
目先の銭儲けだけを煽る雑誌やチラシ、人生の幸福や環境などを他人の眼からみた書物を読んでみるだけでも肥やしになると思うのですが。

以下記事
「1か月読書せず」49%、若者の本離れ進む

(読売新聞) 2006年10月29日(日)19:33

 読売新聞社の「読書」に関する全国世論調査(14、15日実施、面接方式)で、この1か月間に1冊も本を読まなかった人は49%だった。 前年調査より3ポイント減ったものの、過去10年、50%前後を推移している。年代別では、20歳代で「読まなかった」が前年より7ポイント増の48%となり、この質問を開始した1980年以降では最多だった。

小田釣り文学他

5e977d24.jpg現在の釣り文学の第一人者かも。
北帰行はなかなか手に入りませんが、もし機会があれば是非。北海道の良き時代が読み取れます。
志水哲也さんは言うまでもなく黒部の達人。

落とし所はどこに

履修漏れで文部大臣の裁定が出る模様ですね。
教育基本法の改正も当然取引材料だし、日教組問題も材料でしょう。
誰が筋書きを書いて脚本を作ったのか気になる所です。

奈良の不良公務員もTBSが9月から追っていた事が今日のTVで分かりました。国民の目に触れる前に多くの動きがあるわけですよね。
奈良と大阪は同和絡みでしたが、一度全国の公務員を調査した方が良いと思います。かなり人件費が浮くことになると思いますよ。当然出勤してるけど働いてない奴の調査も必要です。

以下記事
履修漏れで文科相、「今週中に私の責任で措置」


 高校の必修科目の履修漏れ問題について、伊吹文部科学相は29日、「ルールはルールとして守らなければならないが、現実というものもあるから、生徒に過剰な負担や不安を与えないよう、今週中に私の責任で措置する」と述べ、週内に具体的な救済策を打ち出す考えを表明した。NHKの番組の中で語った。

 伊吹氏は27日の記者会見で「(補習は)学習指導要領に定めた通り、やってもらう」と語るなど救済には否定的だった。だが、安倍首相や与党から救済策の検討を求められたほか、350コマも不足している高校など必要なコマ数を補習で対応するのは難しい事例もあり、方針を転換した。

 番組の中で伊吹氏は「ずるをした高校の生徒が被害者であると同時に、ルールを守って勉強した生徒が同じ大学を受験する。115万人の全生徒が被害者だ」と指摘。「よくバランスを考えて結論を出す」と述べ、できるだけ不公平感が生じない形での救済策を検討する方針を示した。

必須と選択

履修科目不足の問題が続いておりますが、大体学問において必須科目とか選択科目とか分けるのがそもそもオカシイ。
さらに、理系だの文系だの芸術だと分ける。それならはじめから高校の時点で甲府一高文学コースだとか甲府一高医学コースだとかにしておけばよいのである。工業高校だと商業高校にさらに分けるのも問題。
中学を卒業した時点ですでに人生の選択肢が狭すぎる。
自分の興味や得意分野を見つけるための高校や大学であって欲しいと思う。だから色んな科目を半ば強制的に開示する事が人生の上で役に立つのだと思っているのである。
人生早咲き早枯れの人、遅咲き早枯れの人だっている。そして60歳や70歳になって花を咲かせる人だっているのである。
試験の点数や偏差値で若いうちに人間を評価する事の無意味さを知っているんでしょう?
大学なんて基本的に入りたい大学に入れてあげて、努力しない奴は卒業させなければ良いのある。そして社会人や育児を終えた女性とかにどんどん門戸を広げれば日本の未来は明るいと思う。

考えることは皆同じなのだ。。。。

色んなアイデアを用いて町おこしや村おこしが行なわれている。
多くが補助金依存型だと認識しているが、豊かな教養に結びつくような種がまけると良いと思っている。(単に思っているだけである)
個人的には養老先生提唱の参勤交代制度が(ある種税金依存だが)良いとは思っております。

以下記事
「源流大学」08年度開校、小菅村と東京農大が協定調印
自然体験、学習に単位認定

多摩川源流域の小菅村と東京農業大が共同で計画している、源流域の自然体験や文化学習などを通し森林再生や地域活性化を図る「多摩川源流大学」で、両者は二十八日までに協定に調印した。同大は来年度から一部を開校し単位認定を始め、○八年度の本開校を目指す。同村は将来的には下流域の複数の大学と連携した事業展開も視野に入れるという。
 同村と同大などによると、「多摩川源流大学」は文部科学省が社会的要請の高いテーマに取り組む大学などを支援する「現代的教育ニーズ支援プログラム」に同大が本年度選ばれ、二○○八年までの三年間で約一億円の補助を受ける。村全域で水源涵養(かんよう)林や多くの休耕畑、廃校などを拠点に間伐や農業実習、住民の知恵などを体験しながら森林や源流域の再生に取り組む。
 同村は拠点施設となる廃校の改修を進め、九月下旬には、村民の経験とノウハウを生かし農林業や伝統芸能、“生活の知恵”を伝えていくなど村内での「源流大学」の活動を支援するため地域再生計画を国に提出している。
 同日は同村中央公民館で「第七回全国源流シンポジウム」(同実行委主催)が開かれた。県内外から約二百八十人が参加。道志村や宮崎県五ケ瀬町、奈良県天川村など県内外の源流域に位置する自治体の首長らが源流の現状などを報告した。
 「源流大学」をテーマにしたパネルディスカッションでは、「大学という以上、研究機関の設置をしてもいいのでは」「全国の源流域でも同様のケースを展開していくためにどのようにしたらよいか」などについて意見を交わした。

白石、天野、秋月足立その他書籍

a630696b.jpg皆好きな本です。
秋月さんは外来魚問題を取り組んで以来、矢口さんと疎遠になったとシンポジウムで言っておりました。

竹を焼く

88ac029f.JPGある目的のために熾き火がほしい。

そしてダッチオーブン

9fc731b7.JPG大分前に買って最近使っていなかった。
山梨のオフクロが畑で取れたと言って送ってきた。
それを中に入れて焚き火の中へ。

そろそろいいかな?

617759c7.JPG1時間半ほどほっておいた。

出来上がり

11bf5a2c.JPG少し時間を掛けすぎたようです。
でも、凄く甘い焼き芋の完成。
娘と一緒にスプーンでほじくりながら食べたとさ。

とり野菜みそ鍋

先日、紹介した味噌である。
一人鍋はやばいんでない?とのコメントを頂きました(笑)
そんな訳で家人と二人で豪勢な具(1500円位か?)をおいらが帰宅時にスーパーで購入。豚コマ、鳥ムネ、ズワイガニ、白菜、えのき、舞茸、しめじ、豆腐。レストランで食べれば1万円コースか?
第3のビールをグビグビ、その後ウイスキーの富士山麓(安くてアルコール度50)の水割りでひたすら食べる。近くのスーパーで950円なり。
あまりの苦しさに一休みと思い横になったら、土曜日の朝でありました。
そんな訳で画像が無いのだ。(笑)

天皇と東大 下 立花隆 文藝春秋 2005

図書館本

やっと読み終えました。下巻も700ページ。
画像は立花さんがまとめた要旨。
さらに収まりきらない分は文藝春秋のウエッブサイトにあります。
下巻は5.15事件から終戦までを扱っていて、いかに日本が不幸な歴史を刻んだかが分かります。まさに天皇の名を借りた軍部の暴走といえるのでしょうか?もちろん天皇の責任はあると思います。
未だ戦争責任や靖国問題で揺れる国である事は終戦処理が曖昧に終わってしまった事に起因するのでしょう。
東京大学と言う官吏養成所のエリート達が本当に国益のために動いたのか?なぜもう少し早く終戦工作が出来なかったのか。
天皇制(国体明徴)が良かったのか悪かったのか。
まだまだおいらの様な人間には不勉強すぎて理解が出来ずにおります。でも結局、政治も戦争も人が作り出す(脳が作り出す)と言う事は間違いないと認識しました。立花さんの7年を掛けたまさに資料収集と知的好奇心の集大成だと思います。
東大1東大2東大3






天皇と東大 大日本帝国の生と死 下

鍋はいつなんだろう(笑)

日本中で熊の被害が出ていますね。
人間を恐れなくなっているのでしょうか?昔では考えられないような被害が多いように思うのはおいらだけでしょうか?
もちろん、森の中で出会いがしらとかは危険だと習いましたが、熊の方から人を目がけて襲ってくると言うのは、北海道での一部のヒグマの例だと思っておりました。

さて、こんな記事が出ると不謹慎にもお腹が鳴るのであります。
根深さんの本では、よくマタギ衆が狩ったクマ料理の話が出てきます。いつか食べてみたいと思うのであります。

以下記事(人的被害がなくて良かった)

クマ:1匹を射殺−−早川 /山梨

 26日午前9時ごろ、早川町高住の同町役場近くの早川の河原にクマがいるのを近くの住民が見つけた。連絡を受けた同町の依頼で地元猟友会がクマ1匹を射殺した。けが人はなかった。
 同町によると、射殺されたクマは成獣。25日夕にもこの河原付近でクマの目撃情報があり、防災無線で町民に注意を呼びかけていた。同町では今年、人里近くでクマが目撃される事例が例年よりも多く寄せられているといい、猟友会のクマ射殺もここ数年では珍しいという。

下筌(しもうけ)ダム

師匠様が現場を見られてコメントをいただいた。
自分は興味があって本を探しているのだが、鎌倉図書館にはない。
文庫も無い。
なぜなのか??また古本も高い。何か意図を感じてしまう。

砦に拠る 松下竜一 ちくま文庫

以下いただいたコメント

阿蘇から日田へ抜ける途中、かねてから宿題にしていた、下筌・松原ダムに回りました。
阿蘇の外輪山を大観峰から抜け、さらに小国から杖立温泉経由で、津江川の右岸から下筌ダムの上に立ちました。


「公共事業は、法に適い、理に適い、情に適うものでなければならない」との、理念のもと、このダム建設に際して「蜂の巣城攻防」を指揮した故室原知幸氏の思い入れに触れようとしたものでした。


左岸側の少し上流に、建設省が設置した資料館があったのですが、月曜日ということではなく、来館者が少ないためか、閉館していました。
下筌ダムや、ダム湖である蜂の巣湖を見ても、ここに来るまでの私の思い入れに反して何故かあまり感慨がありませんでした。
資料館に入れなかったことからではなく、あまりに年月が過ぎていて、なおかつ土地の人間でもないため、実感がないということでしょうか。


ささやかながら、30年以上前に、町の簡易水道の計画の反対闘争に加わった体験のある私でさえ、そんな感覚しかなかったわけですから、この「蜂の巣城闘争」を知らない一般観光客など、単なるダム湖としか見ないことは明白です。



室原氏の「法に適い・・・・」の理念は、私とすれば人智を超えたところにあったのではと思っています。
たしかに、この「蜂の巣城」を契機に、河川法の改正を始め、土地収用法やら、公共事業に関する各種の法整備は一気に進んだと言われていますし、事実そうでしょう。
うまく言えないのですが、進んだとは言っても、これらの法整備は所詮人間の手に拠るというか、限界があるはずです。
しかるに、長良川・吉野川などで行われ、あるいは行われようとしていることは、まったく、その人間たちが作った法・理にさえ適っていないと思います。


公共事業に関わる人たちは、もう一度この室原知幸氏の「法・理・情」の言葉を噛み締め、この理念に照らして恥じることのない対応をしなければならないと、こういう思いだけは、私本人も痛切に感じた次第です。


* 川辺川は行程上、時間がなく、今回は巡れませんでした。
  未乗の九州新幹線とともに、次の機会にします。

東京の下層社会 紀田順一郎 新潮社 1990

(図書館本)
副題 明治から終戦まで
立花隆さんが書いた書評にあった。
読んでいるうちに気分が悪くなる方もいると思います。まさに日本のスラムあるいはそれ以下の生活を当時のルポや書籍から紹介しています。
残飯を売る商売が成り立ち、その日暮らしの人たちがまさに東京の街中のスラムに肩を寄せ合って生きている。後半では娼婦や女工に焦点を当てて金ある者が同じ人間を人間扱いしないで虐待搾取していく状況がこれでもかと言うほど書かれている。
現在言われている格差社会と言うコンテクストと比べようも無いと思ってしまう。普通に餓死し、野垂れ死にし、医者にもいけず死んでいく、騙されて売られていく少女、飢饉で親から売られる子供。
それほど昔ではないであろう時代の日本に普通にあった現実なのだ。
東京の下層社会―明治から終戦まで

源流域の宝なんだけどな。。。

新聞記者と言うのは時として一人よがりなんだと思う。
小学生がニジマスを放流したり、どぶ川にコイを放流することを良い事のように報じたりする。

この記事も在来魚の危機的状況を知らない人が読むと俺もやってみようなんて思ってしまうのではないか?
どうせなら、キノコでキノコご飯くらいにしてほしい。10匹のイワナを殺す意味が見出せない。もちろん1−2匹食べる事に反対はしないが。
あえて新聞記事にする意味があるのか。。。

以下記事(朝日)
釣ったイワナ食べ、日沈めば眠る サバイバル登山に反響


 イワナや山菜で食料を自給自足しながら、自分の力だけで山に登る雑誌編集者服部文祥さん(37)=横浜市=の「サバイバル登山」が注目を集めている。登山でも当たり前となった携帯電話などの電気製品を排除し、自然にとけ込もうとする姿勢が共感を呼んでいるようだ。
写真


 9月末、新潟県五泉市の早出川流域の沢登り。林道から約10キロ離れた河原に着くと、服部さんはすぐに食料調達に出かけた。沢に入ると魚影が素早く動く。これを釣らないと、この日の食料はほとんどない。

 「尾びれが見えた」

 毛針を川に投げ入れた瞬間、服部さんはイワナをバチバチ釣り上げた。

 釣果は20匹。そのうち大きな10匹を食料にした。頭をたたいてはらわたを取り、三枚におろして刺し身にする。たき火をおこして、残りは薫製に。翌日の昼食用だ。

 持って出るのはコメや調味料のほか、最小限度の登山道具だけ。ヘッドランプなど電池で動くものは持たず、日が沈めば眠り、日が昇れば起きる。「一つ一つの行為が生きることに直結し、それが登山につながる。そこが何より面白い」

 翌日、コメは尽きたが、イワナの薫製で2泊3日を乗り切った。

 服部さんが登山を始めたのは大学に入学後。サバイバル登山を始めたのは、フリークライミングがきっかけだった。自分の体だけで岩を登るという思想に衝撃を受け、その発想を登山全体に応用しようと考えた。

 99年に南アルプス大井川から三峰川で初挑戦し、03年は25日間かけて北海道日高山脈を縦断。これまで10回ほどサバイバル登山を行った。方法は昔の猟師とほぼ同じだが、登山として実践する人はほとんどいない。技術的にも体力的にも簡単にまねできる登り方ではない。

 今年6月、これまでの登山や考え方をまとめ、「サバイバル登山家」(みすず書房)として出版すると、新聞や雑誌で30回ほど取り上げられた。登山をしない人にも読まれ、5回重版した。

 雑誌「山と渓谷」の勝峰富雄編集長は、服部さんの登山を「発想の転換」という。「ほとんどのルートが登られ、登山が行き詰まる中、装備を切りつめて新しい方法を提示した。記録は誰が読んでもわくわくする」と話す。

拳銃使用が当然

警官が負傷する事件が多いように思う。また加害者の人権が優先され被害者はメディアの晒しモノとなる事が多い。

拳銃使用が難しいのであれば、スタンガン等の使用を積極的に行うべき時代になってしまったようだ。
コンビニ強盗なども、どうして防犯カメラに写った映像をメディアに流さないのだろう?これも人権なのか?

以下記事(読売)
路上に包丁男、警察官1人重体1人重傷…東京・練馬

 
 26日午後0時30分ごろ、東京都練馬区関町南2の路上で、30歳ぐらいの男が包丁のような刃物ものを振り回しているのを、男の家族からの通報で駆けつけた警視庁石神井署員が取り押さえようとした。

 その際、男は抵抗し、同署員3人が負傷した。1人は首を切られて意識不明の重体、もう1人もわき腹を刺されて重傷。残る1人も顔を切られた。

 男は身柄を確保されており、同署は傷害事件として身元などを調べている。

 目撃者の男性(59)によると、男は下着姿で、連行しようとする3人の警察官を振り払おうと暴れ、持っていた包丁のような刃物で、1人の警察官の腹をいきなり刺した。

椎名誠氏の「絵本を旅する」 師匠様コメント

師匠様から、椎名誠氏の「絵本を旅する」のコメントを頂きましたので転載いたします。

福音館書店が「こどものとも」を創刊したころの、執筆陣はともかく、挿絵(挿絵ではなく、本来これがメインですね)を描いていた人たちも、堀文子さんや岩崎ちひろさんといった錚々たる顔ぶれだったことにも驚きました。堀さんは今、サライの後ろのほうで、「命といふもの」というエッセイと絵を描かれています。


加古里子さんの作品も何となく思い出したような気がしました。
「だむのおじさんたち」も見たような記憶があり、いわゆる横に続く、科学絵本の何冊かは、世話になっていると思います。


そのあとの椎名さんの、「スーホの白い馬」の話は、子供たちの教科書で見ました。シベリア旅行の体験者である私としては、モンゴルの風土には親しみも感じ(朝青龍は好きではないのですが)、この話は興味深く聞きました。


最後の茂木健一郎さんとの、焚き火の前での対談ですが、鎌倉様もコメントされておられる通り「読み聞かせ」「安全基地」がキーワードとして残りました。子供たちの思考力の形成過程で、「わくわくする」感覚、「寄り道をする」感覚、大人に比べて情報量が少ない(大人でも全くない奴もいますが)がため、ピュアな対応ができるといったあたりは、全く同感といったところでした。


また最近の絵本(童話も含む?)作家のスケールが小さくなっているということも話していましたが、これはごく一部の人たちを除いて、世の中全てそういう風潮ではないのでしょうか。 せめてこれからの世を担っていく子供たちには、大きな夢・見方・考え方をして欲しいですね。
このところ世間を賑わしている、高校の社会科1科目のみの履修などという話は、論外だと考えます。(我々のころは、いわゆる地歴は、世史・日史・地理必修でした。)


親の膝の上で読み聞かせをする、焚き火をしながら話をする(同じものを一緒に見る)ということで、絆が深まるとの二人の話もよかったですね。


私自身は、親に読んでもらった記憶はあまりありませんが、だいぶ前に親爺様のブログに書いた記憶があるのですが、「雨が降ります雨が降る・・・」の歌詞の載った絵本の記憶が今も鮮明にあります。(本はある程度与えてもらっていたと思います。)
子供たちに対しても、それほど読んでやったということもありませんでしたが、年3回ほどの家族旅行の際には、かなり地誌・歴史・関連する文学関係なども講釈してきました。
ごく一部であっても、子供たちの記憶の中にあることを願ってはいるのですが(笑)


それにしても椎名氏と茂木先生は、兄弟とも言えるくらい似ていませか。焚き火を覗き込むように、少し下を向いているところなどそっくりです。

釣鬼と呼ばれて

0d3a9f38.jpg鈴野さんの本の凄いのは釣り場のある地域の民俗学にまで言及される事です。単なる釣り人でない鈴野さんの思い入れが感じられます。
是非一度お話を伺いたいと思っているのですが。。。。

朔風社のシリーズは当時の著名釣り人が書かれています。まさに色んな釣り人がいる事が分かります。
個人的にはヤフオクで素晴らしい本を紹介していただいた潮田さんも「渓流釣り」に沢山素晴らしい文章を残しておられます。

注意で済むなら法律はいらないと思うのだけれど。。。

税金が泡と消えるんでしょうね。

これら法人って天下りじゃねえの?
法人の理事長は弁済する義務を負うべきでしょう。民間だったらこんな事が注意で済みますか?

以下記事(毎日)
<産業投資特別会計>2879億円焦げ付き 会計検査院指摘

 国が「産業投資特別会計(産投特会)」から公益法人に出資している2879億円が回収不能になり、回収不能になる恐れがある出資も2415億円あることが会計検査院の調べで分かった。
 85年度から05年度までの21年間で、産投特会から各省庁の7公益法人に総額6348億円を出資した。7法人はこれを原資に、民間企業と共同出資で研究開発会社を設立し、会社が得た特許料収入で出資金を回収する予定だった。
 しかし、ほとんど収益を得られない会社が続出し、経済産業、総務両省の認可法人「基盤技術研究促進センター」は2684億円を回収できないまま03年に解散した。ほかの2法人の出資先も事業清算などで出資金の一部が回収不能になり、計3法人で総額2879億円の損失が確定した。
 また、7法人のうち、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)など6法人が行った出資先の中でも、特許料収入による収益が少なく回収不能になる恐れがある出資金987億円▽研究を継続しているが「注意が必要」1428億円――の計2415億円が回収不能になる恐れがあり、財務省などに対し、資金回収や今後の投資への注意を求めた。

スーパージェッターなのだ

5c54d63d.jpg同僚の壮行会の幹事をそつなくこなし(笑)
2次会に突入。
近い将来○○○○学会を間違いなく担う研究者が唄う唄う。
人は見かけによらないことをヒシヒシと感じた夜でございました。

アニメソングあり河島英五あり上田正樹ありと(笑)

ちなみに教授2名(40代)、来月から助教授1名、室長3名(教授クラス)
その他おいらを含む単なる飲兵衛3名でございました。

意味がわかりませせん、全然

気持ちよく酔っ払って帰ってきたらこの記事です。
???
何が民意で総意なんでしょうか??

以下記事
国交省、「脱ダム」提言の淀川流域委を休止へ
2006年10月24日22時34分

 国土交通省近畿地方整備局は24日、淀川水系の河川整備のあり方を議論してきた同局の諮問機関「淀川水系流域委員会」(委員長・今本博健・京大名誉教授)を来年2月以降、休止する方針を明らかにした。同委が審議することになっている河川整備計画案の策定が遅れているため、としている。だが、同水系で建設・計画中の5ダムについて同委が「原則中止」を提言したのに対し、国交省は「2ダムは事実上中止するが3ダムは事業継続」との方針を発表しており、こうした意見の食い違いが休止決定の背景にあるとみられる。

 淀川水系流域委は、現在は一部公募で選ばれた学識経験者や自然保護団体関係者、流域住民ら25人で構成され、任期は来年1月まで。01年の発足後、現行の工事実施基本計画について議論を重ね、住民参加の新しいあり方として注目されてきた。

 03年1月には、河川の生態系に重大な悪影響を及ぼすとして、5ダムは「原則中止」との提言をまとめた。国交省は05年6月、「豪雨時の治水や渇水時の水供給に有効」として、うち丹生、川上、天ケ瀬の3ダムは事業を縮小するなどして継続する方針を決定。同委が「代替策の検討や、環境への影響評価が不十分」と批判するなどしていた。

 24日会見した同局の布村明彦局長は、国の審議会で検討中の河川整備基本方針や、河川整備計画案がまとまった段階で、議論を再開すると説明。一方で「(同委には)これまで相当意見をいただいたが、やりすぎという人もいる。自治体の首長からの評判はよくない」とも語った。

 委員からは反発や戸惑いの声も上がっている。委員の一人で、龍谷大教授の寺田武彦弁護士(前委員長)は「6年間の活動実績もあるのに『継続したらだめ』という判断か。発足時は国も意欲と覚悟を持って臨んだはず。意味がないと思っているなら残念」と語った。ほかの委員も「世間的に流域委つぶしと見られる」などと話した。

画期的な研究所が出来るとよいな

縦割りの弊害を排除して誰のための研究所かを考える良いチャンスですね。大村先生には是非頑張って欲しいものです。

出来れば韮崎の温泉はもっと安く住民に使わせてください(笑)

以下記事

県研究機関一元化を 科学技術会議が中間報告

 県科学技術会議(会長=大村智・北里研究所長)は23日、県立の試験研究機関の機能強化について、中間報告書の形で山本知事に答申した。縦割りの弊害をなくすため、各機関を各行政部から切り離し「組織の一元化」を図ることや大学・産業界との交流、業務の合理化検討などの必要性を指摘している。

 試験研究機関は、工業技術センターや総合農業技術センター、総合理工学研究機構など11機関。設置目的に応じて、商工労働、農政、森林環境、福祉保健、企画の5部のいずれかに所属している。

 中間報告書は、現状の枠組みが県民のニーズや分野をまたぐ研究課題に対し、柔軟な対応が困難だと分析。1つの組織・機構に集約して「流動的かつ戦略的」な体制を作ることを求めている。組織一元化にあたっては、企画立案や予算配分、行政部門との連携などで調整を担当する部門の設置が必要としている。

 人材の資質向上や活性化策としては、研修・交流を効果的に進めるプログラムの策定や、大学などと共同研究を進める重要性を指摘。将来の独立行政法人化も視野に入れ、長短所の精査などを検討するよう求めている。

 科学技術会議は、今年度中に策定される「やまなし科学技術基本計画(仮称)」のため、主要課題である研究機関の機能強化と重点投資分野の設定を中心に協議を進めている。投資分野は最終報告で触れる。山本知事は「報告書を尊重し、庁内で検討委員会を立ち上げて方向性を見いだしていきたい」などと述べた。
(2006年10月24日 読売新聞)
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