先週末は清里にいてポールラッシュさんの記念館にも伺った。


学芸員さんのお話では白洲とのやり取りの手紙は残っていなとの事でしたが
同行していたTさんは、まだ整理されていない書類等が沢山あると言っていました。
日本の近代史の貴重な資料なのかなと。

白洲の長女の桂子のこんな記載が本の中にあったのを想い出しました。
父は亡くなる数年前、大きな古い鞄を持ち出して大好きな焼却炉の前に陣取り、鞄から次々に書類のような紙を取り出し燃やし始めました。何を燃やしているのか尋ねると、「こういうものは、墓場に持っていくもんなのさ」と言い、煙突から立ち上る煙をじっと見上げて何かを想っているようでした。

ボール先生と白洲。
興味深いです。

昔読んだ時のメモ