放送予定|NHK 戦後史証言プロジェクト

再放送あります。7月12日 是非

科学者の社会的責任を湯川と武谷の二人から考える。
そして、高木仁三郎との絡みも。

科学者が政治に絡め取られていく歴史もよく映像としてまとまっています。
正力、中曽根、御用学者達

果たして現在の科学者が社会的責任を自覚して研究をしているのか?

1938年 オットー・ハーン原子核分裂発見 44年ノーベル化学賞
1955年7月 ラッセル・アインシュタイン宣言 湯川秀樹も署名 アインシュタインは3カ月後に逝去
1957年7月 カナダ、第一回パグウオッシュ会議 湯川秀樹、朝永振一郎、小川岩雄が日本から参加

核廃絶というパグウオッシュ会議の本質がやがて核軍縮に変色していく歴史は、下記の唐木さんの著作でも分かります。

また3.11以来自分の無知を痛感し、読んだ本、映画等をまとめてみました。参考になれば幸いです。
その1.
その2.
その3.
その4.



この番組で示唆していた、高木さんと武谷さんの立ち位置の違いは知りませんでした。(これまた無知、、)

以下転載


【再放送】2014年7月12日(土)午前0時00分〜午前1時30分(金曜深夜)

ノーベル物理学賞を受賞した湯川秀樹とその共同研究者、武谷三男。戦時中、原爆開発に関わった二人は、戦後「科学者の社会的責任」を唱え、原子力の平和利用のあり方を模索する。

武谷は、広島を訪ね、原子力が二度と軍事利用されない研究の枠組みが必要だと考え、原子力研究の「自主」「民主」「公開」の三原則を主張した。1956年原子力委員会の委員となった湯川は、海外からの原発の早期導入を進める方針に対し、自主的な基礎研究を重視するよう主張し、辞任。晩年まで、核兵器の廃絶、核なき世界を訴えた。

湯川たち物理学者は「原子力」とどう向き合い、その未来をどう見つめたのか。