図書館本
2020-21年にかけての日本経済新聞と北海道新聞で掲載されたエッセイ、それと5短編の書き下ろし。
南木さんの著作を多く知っている方には、既視感の多いエッセイだと思う。
まさに、南木さんの生きて来た過程を「私」を中心に同心円で描いたエッセイ。
そこに芥川賞作家と医師の兼業が招いた精神的苦悩などが綴られている。
媒体が新聞という事もあり、かなり個人情報等は抑えて書かれていると感じた。
もちろん、文章は読みやすく、無駄のない流れのある文体は変わらない。
1951年生まれの南木さんの老いる生き様を死生観と共に感じた一冊。
2020-21年にかけての日本経済新聞と北海道新聞で掲載されたエッセイ、それと5短編の書き下ろし。
南木さんの著作を多く知っている方には、既視感の多いエッセイだと思う。
まさに、南木さんの生きて来た過程を「私」を中心に同心円で描いたエッセイ。
そこに芥川賞作家と医師の兼業が招いた精神的苦悩などが綴られている。
媒体が新聞という事もあり、かなり個人情報等は抑えて書かれていると感じた。
もちろん、文章は読みやすく、無駄のない流れのある文体は変わらない。
1951年生まれの南木さんの老いる生き様を死生観と共に感じた一冊。