図書館本
本書の一番素晴らしいのは倉本さんに吐露させた北海道新聞の記者だと思う。
上村英生さんと尾張めぐみさん。
お二人の熱い想いが倉本さんに通じて本書が出来たのだろう。
倉本さん(1935-)の華麗なる人脈がなぜ出来たのか?もちろんある意味倉本さんは学歴エリートでもある(麻布ー東大)が、それだけで倉本さんの周りに多くの人が集まる訳がない。本書ではその辺の背景が非常に良く分かる。
そして北海道が倉本さんの人生を作り、それに応えて倉本さんは北海道に大きな貢献をした。(凄い経済効果だろうと思う)
もちろん、多くの素晴らしい作品を作り、人々を楽しませ、考えさせた。
北の国からの裏話、秘話、苦労話などファンの方にはたまらないだろう。
多くの手がけられた作品の説明や経緯、役者さんの事、地域の事。
富良野塾、富良野自然塾と人づくり街づくりにも大きな足跡を残した。
そして経済優先、科学技術万能論や環境を重視しない世の中の動きに対して常に警告を発して来た。
僕はこの本を読むまで知らなかったのだが、子供心に大きな感動を持ったテレビドラマ「君は海を見たか」は倉本さんの作品だったんですね。またデビュー前の松山千春の事など。
最後の方には富良野の人達の声も綴られている。そしてどんな街作りが可能なのかと。
補助金やインフラ整備でない、まさに人と人との関係性の中での共同体の在り方までも倉本さんは昔から考えていたのである。
本書の一番素晴らしいのは倉本さんに吐露させた北海道新聞の記者だと思う。
上村英生さんと尾張めぐみさん。
お二人の熱い想いが倉本さんに通じて本書が出来たのだろう。
倉本さん(1935-)の華麗なる人脈がなぜ出来たのか?もちろんある意味倉本さんは学歴エリートでもある(麻布ー東大)が、それだけで倉本さんの周りに多くの人が集まる訳がない。本書ではその辺の背景が非常に良く分かる。
そして北海道が倉本さんの人生を作り、それに応えて倉本さんは北海道に大きな貢献をした。(凄い経済効果だろうと思う)
もちろん、多くの素晴らしい作品を作り、人々を楽しませ、考えさせた。
北の国からの裏話、秘話、苦労話などファンの方にはたまらないだろう。
多くの手がけられた作品の説明や経緯、役者さんの事、地域の事。
富良野塾、富良野自然塾と人づくり街づくりにも大きな足跡を残した。
そして経済優先、科学技術万能論や環境を重視しない世の中の動きに対して常に警告を発して来た。
僕はこの本を読むまで知らなかったのだが、子供心に大きな感動を持ったテレビドラマ「君は海を見たか」は倉本さんの作品だったんですね。またデビュー前の松山千春の事など。
最後の方には富良野の人達の声も綴られている。そしてどんな街作りが可能なのかと。
補助金やインフラ整備でない、まさに人と人との関係性の中での共同体の在り方までも倉本さんは昔から考えていたのである。