図書館本

日本の近代化(消費優先社会)に警鐘を鳴らしたのが「北の国から」だと僕は思っている。

3.11原発震災が倉本さんに突き付けたモノ、それ自体を日本人全員がそして世界の全ての人が
自分自身に問わなければいけないと思う。

多くの方がこの会話覚えているのではないでしょうか?
純「電気がない!?電気がなかったら暮らせませんよ!」
五郎「そんなことないですよ」
純「夜になったらどうするの?!」
五郎「夜になったら、眠るんです」 

備忘録メモ
文明社会は進歩を求める。求めるというよりそれを追求する。追求しまくる。しかし自然には進歩というものがない。自然の営みに右肩上がりはない。そこにあるものは「循環」のみである。ではその両者間に矛盾は出ないのか。
経済、科学、便利、豊かさ、そこから倖せを生むという不思議な方程式が編み出された。
今の文明というものは、当たり前に逆らい、それを敵にし征服しようという敵意に充ちた挑戦ではなかったか。
原子力発電=核発電 核兵器
日本政府が、汚染水の問題、核のゴミの問題を何一つ解決できないままに、原発再稼働を推進し、あろうことか原発を輸出すらしようとしている。これはもしかしたら第二次大戦の戦争犯罪を超える巨大な犯罪と云えるのではないか。富国強兵を唱えるあまりに日本を滅亡へとかり立てたかっての日本政府。それが今、富国贅沢と旗印を変えて、今度はひとり日本ばかりでなく世界を滅亡へと駆り立てている。しかもこれだけ原因がはっきりしているのに、国民も司法もその犯人を逮捕することもなく放置している。そして犯罪者はぬけぬけと生き残り、ばかりか過去に学ぶこともなく、傲然と更なる犯意を見せている。こんなことが許されていいのだろうか。

ヒトに問う
倉本 聰
双葉社
2013-11-06