おやじのぼやき

日々おやじが思う事。。。。。

平和

日本をどのような国にするか 丹羽宇一郎 岩波新書 2019

図書館本 良書です。絶対お勧め。

丹羽さんの様な方が国のトップに立って欲しいと思う方が沢山いると思います。
企業トップ(伊藤忠)、在中国日本国大使も経験された経験に基づく文章には
非常に重みがあります。
また自然災害やAIに関しての専門家との対談もおさめられています。
ご自身の戦争経験やご実家(書店)での教育と社長業と大使としての外交経験、すべてが
日本の将来、アジアや世界の将来への提言となっています。
反戦、脱原発を見据えた日本の未来設計のための人材育成が間違いなく待った無しの
課題であることを丹羽さんは指摘している。

備忘録メモ
劣化するリーダー達
中国がアメリカに勝てない理由 心の自由がない
定義の曖昧さと日本 瀬島龍三氏が戦後伊藤忠に入ってやったこと言葉の「定義」
戦争中の瀬島氏の評価は?(大本営作戦参謀)
政府、日銀がやっていること、全部が出口無き戦略
地震予測は出来るが予知は出来ない(予知という言葉を使ったのは予算獲得のため、他書でも明らか)
インフラ更新時の今、武力増強?
日本も中国も食料大量輸入国
世界の指導者から戦争経験者が居なくなった時が一番怖い by田中角栄
焼夷弾を浴び、走る両側を艦戦機に撃たれた経験
日本は戦争に近づくな、日本の国是は平和
今の憲法で十分
平和と自由貿易
習近平氏との10数回に及ぶ会談 日本と中国は住所変更できない
新しい天皇が即位の折に習近平氏と天皇の会見 日中5度目の政治声明を希望
日本科学技術研究の劣勢 制約
社長の一番の仕事、後継者を見出す
嘘を付かない真面目に努力する人材
読書 「死ぬほど読書」出版
2018年6月23日 沖縄平和記念公園 中学3年 相良倫子さんの平和の詩「生きる」



南京の日本人 - FNSドキュメンタリー大賞

南京の日本人 - FNSドキュメンタリー大賞


良い番組でした。深夜でしか流せないのが残念です。
未だに南京事件(虐殺)は無かったと平気で語る歴史修正主義者が居る事が日中友好にも
影を落としている。
もちろん、僕は現場を見た訳でもないが、歴史学者や清水潔さんのレポートなどを拝見すれば
事件があった事を明らかだろう。日本軍兵士も証言している。
TVでの検証番組もありましたね。



BSフジ 
019/04/08
BSフジ 【第27回FNSドキュメンタリー大賞】
石川テレビドキュメンタリー・南京の日本人
中国江蘇省・南京市に移住し、インターネット番組「私がここに住む理由(我住在這里的理由)」を作り続けている日本人ディレクター・竹内亮に密着した。
1978年10月23日、日中は平和友好条約を締結し、錆びついていた歴史の歯車が再び動き出した。
竹内はまさにこの日、千葉県で生まれた。
映画好きが高じて日本の映画制作会社に就職。
2010年、中国・長江が舞台の番組を制作。
アジア各国での取材を重ねる内、激しく変動する中国に惹かれ、妻の故郷・南京への移住を決意。
南京から情報を発信する珍しい日本人だと、中国メディアにも注目されている。
中国を理解しようという竹内を、番組ファンは親しみを込めて「假日本人(ニセ日本人)」と呼ぶようになった。
箭厂視頻(インターネットメディア)・郭容非ディレクターのコメント。
日中平和友好条約批准書交換式の映像。
ナレーター:秋元才加。

以下HPより
日中戦争さなかの歴史認識をめぐり、中国・南京市には、今も日中関係のわだかまりが残っています。そんな南京の地に移住し、インターネット番組を発信し続ける日本人男性がいます。日中両国をありのまま紹介する番組は中国で人気を博し、日本に対する中国人の意識を変えつつあります。避けては通れない歴史問題と向き合いながら、一人の“南京の日本人”は何を思い、何を表現しているのでしょうか。日中関係の今を見つめ、これからを考えます。

中国の古都・南京市で、中国向けのインターネット番組を作り続けている日本人がいます。千葉県出身の竹内亮さん(39)は1978年、日中平和友好条約発効の日に誕生。元々日本のテレビディレクターとして活躍していましたが、アジア各国を取材するうち、変化の激しい中国にひかれて移住を決意。2012年、妻・趙萍(ちょうへい)さんの実家がある南京へ渡り、翌年、インターネット番組の制作会社を立ち上げました。看板番組の『私がここに住む理由』は、中国に住む日本人、または日本に住む中国人を主人公とする人気コンテンツ。累計再生回数は配信開始から2年余りで3億回を超えました。

妻と二人三脚で仕事に励みながら、2児の父として不自由ない生活を送る竹内さん。しかし南京という地で暮らす以上、避けては通れない道を歩んでいました。1937年のいわゆる“南京事件”。日中戦争さなかの歴史をめぐり、両国の議論は80年経った今も平行線をたどったまま。南京市内には史実を伝える施設(通称:南京大虐殺紀念館)が建ちますが、展示資料の中には真偽に争いがあるものもあります。“南京の日本人”として竹内さんは多くの中国メディアから取材を受けましたが、答えの出ない歴史について何を口にすべきか、迷いを抱いていました。

歴史問題に領土問題、さらには文化や習慣の違い。日中両国の関係は浮き沈みがあり、決して良いとはいえない状態が続いています。竹内さんの両親、そして妻・趙さんの両親でさえも、当初二人の結婚に抵抗がありました。そんな状況を肌で感じながら、竹内さんは南京で暮らし、日本と中国の“いま”をありのまま伝え続けました。その活動は日本に対する中国人の理解を深め、竹内さんの存在は“両国の架け橋”と呼ばれるまでになりました。

「南京の日本人」を通して見えてくる日中関係のいまを日本人に投げかけ、ともにこれからを考える。番組では2017年12月に大規模改装を終えた南京大虐殺紀念館(通称)の内部を取材。また12月13日の国家哀悼日(旧日本軍が南京を占領した日)に撮影した、南京市内の様子も収録しています。両国の現状を脚色しないよう音効は最小限とし、ナレーションも極力客観的な表現にとどめています。






アフリカ少年が日本で育った結果 ファミリー編 星野ルネ 毎日新聞出版社 2019

前著 アフリカ少年が日本で育った結果が凄く良かったので続編にあたる本書も購入。
さらにパワーアップして素晴らしい1冊となっている。

沢山の不条理や差別、いじめも有ったのだろうと思うのだけれど、親友やご家族、親戚の
暖かい愛情や見守りで過ごしてきた著者。

文章と絵がほのぼのとして、そしてウイットが効いている。

人種って何?
肌の色って何?
国籍って何?
国境って何?

笑い、嬉しさ、美しいと思う気持ち、友人や家族の絆、人類、いや宇宙共通でしょ。
経済的な格差、宗教や文化に基づく偏見差別がこれ以上大きくならないために
緩やかな国境の消去やUBI(universal basic income)が広まると良いですね。
ヘイトスピーチなんてくだらない事をやっている間に、どんどん日本は世界から
置いてきぼりになっていますよね。

ルネ君の様な所謂外国人(日本から見た場合)や多くのハーフやクオーターが世界との
架け橋になって活躍している現状を是非とも知って欲しいですね。特に若い人達。

次回作に超期待。


増補新版 隔離の記憶 高木智子 彩流社 2017

図書館本

自分の読書歴の中でベスト10に入ってくるであろう1冊。
300ページを超える書ですが、少しづつしか読み進めないので読了するまでかなりの日数がかかりました。心が締め付けられるのです。
個人的には国立療養所多磨全生園、国立ハンセン病資料館、国立駿河療養所には伺った事がありお話を元患者(この表現もおかしいのであるが)さん等に訊いた事があります。
しかしながら、本書に出て来るような魂の叫びとも言える嘆き悲しみは当時は感じる事が出来なかったと記憶しています。単に医学者、行政の怠慢で行われた人権迫害だとの認識でした。
そして本書で自分の愚かな認識を痛感しました。
名前を変え、出生地も語れず隔離され、死んでも祖先の墓に入れない、両親の死に目にも会えない、差別と偏見がなぜここまで継続してきたのか。正しい情報や知識の欠如を導いた国策と国民の無関心が今も全国に根を張っているのかもしれません。

著者の高木さん(1972-、読売から朝日新聞に転職)は多くの療養所等を巡り、取材して生の声を収集して本書をまとめたのでしょう。その過程ではおそらく心を強く折られ、憤り、涙したことでしょう。文章の暖かさの中に彼女の強い意志と優しさが読み取れます。
喜怒哀楽の喜と楽がハンセン病報道では伝えられて来なかったとの指摘が的を得ています。
是非多くの方々に読んで欲しい一冊です。医学分野を目指す医師、看護師、薬剤師、研究者には必読としたいです。強制隔離、堕胎、断種、偽名、断絶、人権侵害、偏見、病み棄て こんなテキストをしっかりと読み込んで。

備忘録メモ
1907(明40)年「癩予防に関する件」制定。放浪患者を隔離。
1909(明42)年 全国5カ所で公立療養所開設。
1931(昭6)年「癩予防法」制定。隔離の対象となる患者の範囲が広まった。無らい県運動
       強制隔離
1943(昭18)年アメリカでファヂニー、プロミンの治らい効果を発表。
1953(昭28)年「らい予防法」制定。「強制隔離」「懲戒検束権」などはそのまま残っている。患者の働くことの禁止、療養所入所者の外出禁止など
1996年(平8)らい予防法廃止 療養所約5400人が生活 仮名、偽名で4割弱
1998(平10)年熊本地裁に、星塚敬愛園、菊池恵楓園の入所者ら13人、「らい予防法」違憲国家賠償 請求訴訟を提起。
2001(平13)年「らい予防法」違憲国家賠償請求訴訟で、熊本地裁は原告勝訴の判決。国は控訴せず。小泉内閣総理大臣談話。衆参両院で謝罪決議。ハンセン病療養所入所者等に対する補償金の支給等に関する法律成立。和解に関する基本合意書締結厚生労働大臣、副大臣が各療養所を訪問し謝罪
2002(平14)年全国50の新聞紙上に厚生労働大臣名で謝罪広告掲載。国立ハンセン病療養所等退所者給与金事業開始
2003年(平15)熊本県 ハンセン病元患者宿泊拒否事件

笹川記念保健協力財団 世界のハンセン病対策支援 
映画 風の舞 吉永小百合 塔和子の詩を朗読
いのちの初夜 北條民雄 没後77年にして本名の七條晃司と明かす
小説 映画 あん ドリアン助川原作



映画 風の舞~闇を拓く光の詩~ 日本語字幕スーパー版 (VHS)
吉永小百合
ピース・クリエイト(有)
2004-11-01

火花 北条民雄の生涯 (角川文庫)
高山 文彦
KADOKAWA / 角川学芸出版
2013-09-26



あん
樹木希林
2016-03-16


「きけわだつみのこえ」反戦、非戦、不戦

“わだつみ”日記が文化財へ|NHK 山梨県のニュース


どんどん戦争をする国になっていませんかね?
戦争を知らない議員やら歴史修正主義者の皆さんが。

勉強、学問をしたくて死んで行った中村徳郎さんを忘れないために。

そして戦争を主導した軍部や政治家の歴史を知っておくこと望みます。



以下記事


戦没学生の日記や手紙を集めた「きけわだつみのこえ」に収められている、いまの甲州市出身で太平洋戦争で戦死した中村徳郎さんの日記などが、市の文化財に指定される見通しとなりました。

甲州市出身の中村徳郎さんは東京大学在学中に出兵してフィリピンで戦死し、中村さんがつづった日記や手紙は「きけわだつみのこえ」にも収められ、戦争の悲惨さをいまに伝えています。
18日は、甲州市役所で市の文化財審議会が開かれ、中村さんの日記や家族にあてた最後の手紙など47点について審議されました。
このうち、最後の手紙には「こちらのことは心配なく。爪と頭髪とは出発間際聯隊へ残してきました」などと戦死することへの覚悟がつづられています。
また、日記からは「何において生甲斐を見出すべきか」などと苦悩する心情が伝わってきます。
甲州市教育委員会は、こうした資料は70年以上たち、劣化が進んでいることから文化財として保存する必要があるとして、指定に向けた手続きを進めてきました。
18日の審議会では有識者など6人の委員が審議し、日記のほか「死亡告知書」など47点すべてについて「文化財の指定に相当する」という答申を出し、市の文化財に指定される見通しとなりました。
甲州市教育委員会によりますと、太平洋戦争に関連する資料が文化財になるのは全国的にも珍しいということです。
甲州市教育委員会の保坂一仁教育長は「戦争の悲惨さを伝えるだけでなく、わたしたちがどう生きるかを問う貴重な資料なので、多くの人に知ってもらいたい」と話していました。





昭和の怪物 七つの謎 保阪正康 講談社現代新書 2018

図書館本 良書

保阪さん(1939-)と半藤 一利さん(1930-)の近現代史の調査記録等には信頼を置いています。義務教育や高校でも教科書では詳しく習う事のない日本の近代史を莫大な資料や当事者およびその家族から聞き取りをして歴史を考証してきています。

本書では東條英機、石原莞爾、犬養毅(娘の道子)、渡辺錠太郎(娘の渡辺和子)瀬島龍三、吉田茂(娘の麻生和子)について書かれています。
歴史にIf は無いと言われていますが、東条英機が居なければ、日本の戦後は変わっていたのだろうと容易に想像がつきます。
未だに東京裁判に関して異議をとらえる輩もいますが、それ以前の問題として、戦争に突入した政治とその周辺の事をしっかり検証しなければ同じ過ちをまた繰り返すのでしょう。著者も現政権の危なさを当然感じているのです。

備忘録メモ
東條は文学書を読んでいない(秘書役の赤松談)
東條は人事を動かすのが大好き 東條人事こそが陸軍最大の誤り
施政方針演説など徳富蘇峰に添削してもらい、秘書がルビを入れる。
東條の精神力の戦争 軍人に国を任せたことの悲劇
太平洋戦争中 東條は石原莞爾を監視(特高警察を使い)東條暗殺未遂事件
昭和10年代の陸軍人事の過ち
石原莞爾 兵士を人間として扱う
トラウトマン工作 日中和平 南京
1932年(昭和7年)5月15日 5.15事件 犬養首相殺害 「靴でも脱げや、話を聞こう」
ゾルゲ事件で父健の逮捕(無罪)
1936(昭和11)年2月26日 2.26事件 渡辺錠太郎(陸軍大将)殺害 和子9歳現場に。
後にノートルダム清心女子学園理事長
皇道派(荒木元陸相、真崎大将が青年将校を煽った?)50年後処刑された青年将校の慰霊日 澤地久枝さんと
保阪氏の瀬島氏インタビュー 瀬島氏75歳 保阪氏48歳 事務所への自由アクセスを許される
 3つの事象 ソ連スパイ説 収容所の赤いナポレオン、東芝ココム事件
ソ連側証人としての東京裁判
吉田茂と護憲 反戦
12条の自主戦犯裁判の法案
講和条約 東京裁判の受け入れ、謝罪の受け入れ国多数 領土問題への言及 ソ連の違法占拠

目次

第1章 東條英機は何に脅えていたのか
第2章 石原莞爾は東條暗殺計画を知っていたのか
第3章 石原莞爾の「世界最終戦論」とは何だったのか
第4章 犬養毅は襲撃の影を見抜いていたのか
第5章 渡辺和子は死ぬまで誰を赦さなかったのか
第6章 瀬島龍三は史実をどう改竄したのか
第7章 吉田茂はなぜ護憲にこだわったのか




反戦貫き出陣、戦没…東大生手記を文化財指定へ 甲州市、全国初

反戦貫き出陣、戦没…東大生手記を文化財指定へ 甲州市、全国初 - 毎日新聞



以下記事

反戦貫き出陣、戦没…東大生手記を文化財指定へ 甲州市、全国初

毎日新聞2019年3月4日 18時00分(最終更新 3月4日 18時13分)


 反戦を貫きながら学徒出陣し、フィリピン沖で戦死した東大生・中村徳郎(とくろう)氏(1918〜44年)の日記や手紙の資料47点について、ゆかりのある山梨県甲州市の市教育委員会が文化財指定の手続きを進めている。条例に基づき、3月中に開く市文化財審議会で正式決定される見通し。文化庁によると、太平洋戦争に焦点を当てた資料の指定は全国初とみられる。

 指定されればきちんとした保存が定められ、未公開だった資料が公開される。戦没学徒の思想や時代背景の研究に貢献しそうだ。

 資料は、中村氏が家族に宛てた手紙や長年つづった日記で、一部は遺稿集「きけ わだつみのこえ 日本戦没学生の手記」や、わだつみ会編の書籍「天皇陛下の為(ため)のためなり」に収録されている。学校で義務づけられていた軍事教練を拒否するなど、反戦の言動がうかがえるが、大半は未公開だった。

 上官の目を盗み、戦争に納得できない心情を兵営で赤裸々に表現した日記は、面会に来た弟の克郎(かつろう)氏(25〜2012年)にこっそり託したもの。また、中村氏が国内有数の登山家として名をはせた旧制一高山岳部時代のノートや写真もある。

 中村氏は、研究対象とされてきた戦没学徒の一人で、岡田裕之・法政大名誉教授は「編集者が切り取った部分ではなく、資料の全体像が見られれば心情に深く迫れる」と期待する。保坂一仁(かずひと)市教育長は「ありのままの資料がないと、歴史が変わって伝わる恐れがある。文化財指定により、記録を正しく残せる」と話す。県や国指定の文化財指定も目指すという。

 甲州市(旧塩山町)は、弟の克郎氏の疎開先で、戦後は産婦人科医として開業。兄の無念な気持ちをくみ、49年に出版した「きけ わだつみのこえ」編集の中心人物でもあり、兄の資料を保管していた。現在は同市が管理し、一部が08年に開館した市の「わだつみ平和文庫」に展示されている。

 文化庁の高梨真行(まさゆき)・文化財調査官は「戦争関連の資料の文化財指定を戦争賛美と誤解される懸念もあるが、それでも条例に基づいて厳重に保存される価値がある。戦争体験を語れる人が減り、文書による記録は歴史的価値が高まっている」と話す。【荒木涼子】
「きけ わだつみのこえ」に収録された中村徳郎氏の主な記述

1943年2月20日 学問が時世をリードするというのでなくてはならない。現在では学問が時世にリードされている。

4月29日 夕暮れの武蔵野を戦車で西へ。夕げのみそ汁の香がする。かすかに嗅ぎあてた時の嬉(うれ)しさ。

5月15日 不敗国であるとて、誇りに思って済ましていられるだろうか。うぬぼれた国で興隆した国はない。

1944年3月5日 戦いの最中にも平静でありたい。真理への思慕を喪(うしな)って国家の隆昌はない。

3月12日 日本がどういう風になっても、私たちはこれを背負って立つべく運命付けられている。

6月5日 父上、母上に。長い間あらゆる苦難と戦って私をこれまでに育んで下さったご恩は忘れません。私は何も恩返しをしませんでした。不孝をお許し下さい。慚愧(ざんき)に堪えません。






過去のブログ記事
http://dream4ever.livedoor.biz/archives/52369962.html


中村徳郎
昭和19年6月20日午前8時

父上母上様。弟へ。
門司市大里御幸町 辰美旅館        徳郎

何もかも突然で、しかも一切がほんの些細な運命の皮肉からこういうことになりました。しかし別に驚いておりません。克郎(弟)に一時間なりとも会うことが出来たのはせめてもでした。実際は既にその前日にいなくなっているはずでした。そうしたら誰にも会えなかったのです。
中略
最も伴侶にしたかった本を手元に持っていなかったのは残念ですが致し方ありません。それでも幾冊かを携えてきました。
中略
今の自分は心中必ずしも落ち着きを得ません。一切が納得が行かず肯定が出来ないからです。いやしくも一個の、しかもある人格をもった「人間」が、その意思も意志も行為も一切が無視されて、尊重されることなく、ある一個のわけもかわらない他人のちょっとした脳細胞の気まぐれな働きの函数となって左右されることほど無意味なことがあるでしょうか。自分はどんな所へ行っても将棋の駒のようにはなりたくないと思います。
 ともかく早く教室へ還って本来の使命に邁進したい念切なるものがあります。こうやっていると、じりじりと刻みに奪われてゆく青春を限りなく惜しい気がしてなりません。自分がこれからしようとしていた仕事は、日本人の中にはもちろんやろうという者が一人もいないと言ってよいくらいの仕事なのです。しかも条件に恵まれている点において世界中にもうざらにないくらいじゃないかと思っています。自分はもちろん日本の国威を輝かすのが目的でやるのではありませんけれども、しかしその結果として、戦いに勝って島を占領したり、都市を占領したりするよりもどれほど眞に国威を輝かすことになるか計りしれないものがあることを信じています。
 自分をこう進ましめたのは、いうまでもなく辻村先生の存在が与って力ありますが、モリス氏の存在を除くことが出来ません。氏は自分に、真に人間たるものが、人類たるものが何を為すべきかということを教えてくれました。また学問たるものの何者たるかを教えてくれたような気がします。私はある夜、西蔵(チベット)の壁画を掛けた一室で、西蔵の銀の匙で紅茶をかきまわしながら、氏が私に語った"Devote yourself to Science."という言葉を忘れることが出来ません。

こちらも過去ログ
http://dream4ever.livedoor.biz/archives/52589022.html

猿払村 ふるさと納税

昨年猿払に釣りに行こうと思っていました。

しかし北海道の地震があり、返礼品無しのふるさと納税等で少しだけ応援したので
北海道釣行は無しでした。

そんな訳もあり、今回は返礼品ありのふるさと納税

刺身でも食べられるホタテ貝

かなりの数が入っています。家族でも何回かに分けないと食べきれない!
こちら参照
https://www.furusato-tax.jp/product/detail/01511/392693?city-info_rank

BBQにも使いたいと思います。


そして今年は行きますよ、猿払にも。


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AIとBIはいかに人間を変えるのか 波頭亮 幻冬舎2018

図書館本

人工知能とベーシックインカム
貧困、格差、分断の問題解決にいかに貢献するのだろうか、という論考でしょうか。

AIに関しては、ソフトおよびハード面でかなりの進歩をしてきていてディープラーニングなどにより人間を上回る分野も出て来てはいるが、やはり「快」などの感情的な部分は当分AIには無理だろうと指摘いている。AIが生み出す富を再分配しないとディストピアに向かう。
要するにAIと人間との共存をいかに人間の幸福に利用するのかが課題ということだ。
そこでBIとAIの共存が注目されている。
結果的にはBIの導入が民主主義を守り、資本主義のダイナミズムを回復させてくれる多分唯一の方策だと筆者は指摘する。
そして労働からの解放は仕事と活動が豊かな生活を導きだすとする。そのためにはAIが一部の人間(資本側)に支配されてはいけないとも。

BIの制度的長所
シンプル
運用コストが小さい
恣意性と裁量が入らない
働くインセンティブが失われない
個人の尊厳を傷つけない
3つの経済思想(共同体主義者、自由主義者、新自由主義者)からの合理性
財政的障壁は解決可能
BI導入の抵抗
 官僚の抵抗
 働かざる者、食うべからずの社会通念
 経済学的イシュー フリーラーダー(ただ乗り)問題、財政問題
BI試験導入事例 フィンランド、オランダ、カナダ、シリコンバレー、ケニア
再分配における高い国民負担率(ヨーロッパ諸国)

2029年には知的活動の全ての分野において特化型AIが人間の能力を上回り、2045年には汎用型AIが開発され知能面で全面的に人間を凌駕すると予想。
第1次、2次産業革命がもたらした豊さ(人口増大、寿命、収入)



3連休終了

ひたすら庭仕事のせいでしょうか?
腰痛、筋肉痛ですね。

2月11日は7年11か月の月命日でした。

未だに復興の途上

原発震災は収束にほど遠く、垂れ流し

そんな日本凄い!

実はヤバいという事に気づいている方もいるのですが。

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私を最後にするために ナディア・ムラド 東洋館出版社 2018



原題:The Last Girl

世界はどこまでも理不尽であり暴力的なのだろうかと胸を締め付けられる思いで読了しました。
宗教、文化、思想、哲学、どれもが人を傷つける事を良しとはしていないであろう。
そうして正しい戦争も間違った戦争も無い、すべての戦争は悪だと私は思っている。

しかし歴史は常に戦い、殺し合いで現在に至っている様に思う。

主人公であるナディアが、まさに自分が最後の女性になることを願い綴った文章が本書である。そして彼女の活動が2018年のノーベル平和賞に選ばれたのだ。

イラク北部の小さな村コーチャ、少数派宗教のヤズイディ教徒として貧しくも平和に位して家族、親族そして同じ宗教の民。異教徒との結婚は認められていない。
ナディアはそんな村の家族の11人目の母の最期になる子供として誕生した。
山羊を飼い、畑を耕す、そんな日常がそこにあった。

宗教的にはレタスを食べない等の特定の食物を取らないことや、太陽に向かって祈ることで偶像崇拝者といわれ、輪廻転生を信じる。それゆえムスリムから差別されていたという。
またカーストが存在するそうだ。
しかしヤズイディ教は他を征服したり改宗させたりすることは無い。
最初の学校が村に出来たのがフセイン政権下の1970年代という。しかし学校ではアラビア語で授業が行われ、ヤズイディ教徒が話すクルド語は許されなかった。

アメリカの侵攻後、若干ではるがヤズイディ教徒の生活は良くなったようである。そしてコーチャ村にも米兵が訪問して色々なモノをくれたと。

そして2014年ISISがコーチャの村近くまで侵攻。

そこから耐えがたい虐殺、奴隷化が進んでいったのである。読むに堪えがたい様な過酷な運命が女性たちの身に降りかかった。そして男たちの多くは殺された。

やがて逃げ出す事に成功し、すべての事実を世界に向けて発信する様になったのだ。




トッピング 川上健一 集英社 2018

図書館本

川上さんは岡山に行ってしまったの?(山梨から)

「雨鱒の川」から「翼をいつまでも」、までの10年間を山梨の田舎で生活していて
その間のエッセイが「ビトウィン」2005年ですよね。

本書ですが、
一言で書けば
夫婦愛

もう少し丁寧に書けば
色んな愛、家族愛、隣人愛、地元愛、郷土愛
生きる辛さを上回る愛の物語。

新聞の連載小説として書かれたものに加筆修正との事。
岡山弁をしゃべる友人が大学時代いたので結構意味が良くわかったかな。


水木しげるさんの戦争

WEB特集 直筆メモが語る水木しげるの原点 | NHKニュース



記事に出て来るラバウル(PNG)に僕も行った事がある。
調査研究のために。
まだ火山の噴火前で、山本五十六が居た指令基地などが残されていて見る事が出来た。
そして多くの慰霊の碑があり、花が添えられお線香が香っていた。

当時思った事は、なんでこんな所まで日本は兵を進めていたのだ?

多くの日本兵は戦って死んだ数よりも感染症や飢餓で亡くなった。

英霊などと言葉で飾ってはいけない。

戦争自体が悪なのだから。

二度と戦争という仕事を作ってはいけない。

嫌中嫌韓を煽る様な一部報道が続いていますが、そこから何か生まれるの?
何処の国にも犯罪者やレイシストは居る。
その人たちを非難するのは良いとして、〜〜人とか〜〜国という括りで批判するのは
絶対におかしい!

僕たちの出来る事は、二度と愚かな戦争(戦争自体が愚か)をしないために歴史を正しくみつめ
都合よく歴史を解釈修正しない事だと思う。


是非リンクの記事を読んでみてください。

水木さんは慰安所の事も書かれていましたね。



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まぼろしの「日本的家族」早川タダノリ編 青弓社 2018

図書館本

早川タダノリさんの本は
「日本スゴイ」のディストピア: 戦時下自画自賛の系譜
原発ユートピア日本
憎悪の広告
などを読んできました。

いかに普通の市民がメディア等に騙されてしまうのかが良く分かります。
本書は、改憲案から見えてくる日本の家族という幻影や思い込みを識者の皆さんが
詳しく説明してくれています。
結局は男性優位で男尊女卑的な明治以降の家族制度を復活定着させたい様に思えますね。
改憲では24条を変えたいらしい。

備忘録メモ
サザエさん、3丁目の夕日的な3世帯同居が理想?
家族の崩壊はGHQのせい?
日本の伝統的家族って、いつの時代の?高度成長期?
シングルマザーに冷たい国 男性優位 
3世帯同居住宅への助成金の謎




目次はこんな感じ 出版社のHPより

はじめに 早川タダノリ

第1章 「日本的家族」のまぼろし 早川タダノリ
 1 日本国憲法が「一家の団欒」を破壊した? 
 2 「食卓崩壊」?
 3 「食卓」像の謎
 4 国策としての「食卓の団欒」
 5 「日本国憲法」以前の家族理念
 6 「家族が仲睦まじく暮らしてきた日本人」バージョン
 7 「家制度の復活ではない」という言い訳
 8 「わが国の伝統的な家族観が基本」とは?
 9 情緒的な「家族の絆」の実体はネオリベ……

第2章 右派の「二十四条」「家族」言説を読む 能川元一
 1 改憲論の現状と二十四条
 2 二十四条改憲派は何を主張しているのか
 3 右派にとって「家族」とは?
 4 「自然な」家族とは?

第3章 バックラッシュと官製婚活の連続性――「女性活躍」の背後で剥奪されるリプロダクティブ・ヘルス/ライツ 斉藤正美
 1 安倍政権の官製婚活の問題――「三十五歳以上の女はいらない」
 2 中高生向け冊子に見るジェンダー・家族像の変容
 3 バックラッシュが与えた影響

第4章 税制と教育をつなぐもの 堀内京子
 1 税制で誘導される家族のかたち
 2 親学は「国家親道」を目指すのか

第5章 家庭教育への国家介入の近代史をたどる 奥村典子
 1 一九三〇以前の「家」の観念と家族の特質
 2 一九三〇年代の家庭教育振興政策の動向
 3 総力戦体制下での家庭教育振興政策の動向
 4 近年の家庭教育をめぐる施策の動向

第6章 在日コリアンと日本人の見えにくい「国際」結婚の半世紀 りむ よんみ
 1 近現代の日本社会における結婚規範の変遷――「身分違いの恋」の悲劇の超克?
 2 言説にみるインターマリッジをめぐる社会規範の変容
 3 インターマリッジからみえる日本の結婚観――むすびにかえて

第7章 憲法二十四条改悪と「家族」のゆくえ 角田由紀子
 1 二十四条がもつ意味
 2 自民党憲法改正草案での二十四条の問題
 3 夫婦別姓に関する最高裁大法廷判決の憲法二十四条論
 4 二十四条改正の目的はどこにあるのか
著者プロフィル

早川 タダノリ(ハヤカワ タダノリ)
1974年生まれ。フィルム製版工などを経て、現在は編集者として勤務。著書に『「日本スゴイ」のディストピア』『「愛国」の技法』(ともに青弓社)、『神国日本のトンデモ決戦生活』(筑摩書房)、『原発ユートピア日本』(合同出版)など。



原発ユートピア日本
早川 タダノリ
合同出版
2014-01-25

憎悪の広告
能川 元一
合同出版
2015-09-14

戦争の大問題 丹羽宇一郎 東洋経済新報社 2017


図書館本(やっと順番が回ってきました)

今年読んだ書籍のベスト5に入るであろう良書

経済人は文化人であれと言ったのは城山三郎さんでしたっけ?
まさにそのカテゴリーの上位に位置する丹羽さん(1939-)だと感じました。
そして、本書が石橋湛山が居た東洋経済から出版されているのも良いですね。
本書出版の後に歴史的な南北朝鮮対話、トランプ大統領と金正恩氏との会談などがある。

いかに戦争が愚かである事を戦争体験者の回想やご自身の生き様の中から綴っています。
是非多くの方に読んでいただきたい書です。

備忘録メモ
「歴史」とは、勝者による、勝者のための、勝者の物語
中国が改めないなら、こちらも改めないというのは、あまりに幼稚な態度。
常に相手に非があるとするのは、紛れもなく精神的後退である。
ビジネスには正しいビジネスと間違ったビジネスがあるが、戦争に正しい戦争はない。
差別や蔑視が戦争に向かって背中を押す力、拡大させる要因になる。
膺懲(ようちょう)の文字が線損の新聞に踊る。実力行使で懲らしめるの意味。
交渉はAgree to differ からはじまる。
伊藤忠社長の時に4000億円の不良債権処理
保身、無責任:旧陸軍の満州での行動 負債の拡大
無責任文化、縦割り組織の弊害 権限・責任の不明確さ
1944年のマリアナ沖海戦での制海権、制空権の消失後から終戦までに200万人以上の戦没者
戦前の日本人の侮華(ぶか、チャンコロ)思想、土人思想 アメリカのベトナム戦争時のベトナム人は人間以下だという教育
味方同士(日本軍)での食料の奪い合い、殺し合い、人肉食
現地人虐殺、暴行、強姦 南京、フィリピン、平頂山事件 理不尽な殺人
悲劇の連鎖を止める 撫順戦犯管理所(日本人戦犯の待遇はよかった)周恩来、蒋介石ら
旧日本軍の毒ガス兵器 推定20−30万発 吉林省
同盟関係は無関係な戦争に巻き込まれる危険
スイス、スウェーデンのような安全保障政策
石橋湛山の小日本主義 満州放棄
「資本は牡丹餅で、土地は重箱、入れる牡丹餅がなくて、重箱だけ集むるのは愚であろう。牡丹餅さえ沢山出来れば、重箱は隣家から、喜んで貸してくれよう」湛山
国力にとって最も重要な影響力のあるファクターは領土や資源より労働力。
国力とは、その国の国民の質と量の掛け算である。土地は借りれば良いし、資源は買ってくれば良い。質の高い国民は、自国で育てるしかない。
いまさら止めるわけにはいかないという理由で「目的なき戦争」に突っ込んでいった旧陸軍のご都合主義。 戦意を高揚させていったメディアの責任も大きい。
中国の国防費はGDP比で見れば1.3%ほどで推移。日本と同程度(額が違う)
中国は過去の債権回収を始めた 阿片戦争、21か条の要求
日本人の中国嫌いは世界の少数派 日本人は世界一中国が嫌いで中国を脅威に感じているが、自国の安全保障や防衛にはまったく無関心(アメリカが付いているし?)
アメリカの本音 日本が中国との関係悪化させてアジアの火種になることでアメリカが巻き添えを食う
敵をつくらない政策を基軸として、その先の非常事態に備える手段が抑止力であり防衛力である。
防衛予算とは企業でいえばリスクマネジメントのためのコスト
安保条約がなければ日本は中国に侵略されるからというような、現実ばなれした浅はかな議論ばかりを続けているようでは日本の安全保障は心もとない。
1944年のマリアナ沖海戦の負けで日本は戦争を止めるべきだった。古賀誠氏
「決断するべき決断をせずに200万人の犠牲者を出した為政者と一緒に祀られることを英霊が喜ぶはずがありません」古賀氏
歴史修正主義:あの戦争は正しかった
虐殺とは殺した人の数ではなく、殺し方が非道であれば虐殺なのだ。三笠宮親王
日本に必要なのはポリティシャンではなくステーツマン(Statesman,賢人政治家)
エリート教育3つの心がけ 1.アリになること(コツコツ、地道に働く)、2.トンボの目を持つ、近現代史、戦争を知る事 3.自分の心に忠実に、人々、社会のために

丹羽宇一郎 戦争の大問題
丹羽 宇一郎
東洋経済新報社
2017-08-04

まんがアフリカ少年が日本で育った結果 星野ルネ 毎日新聞出版 2018

本年読んだ本(漫画)で間違いなくベスト5に入るかな。

心の国籍は自由だ! その通りですね。

外国人って何?
人種って何?
国境って何?
アイデンティティって何?
文化って何?

ちょうど今国会で入管法改正案が議論されていましたね。移民法案とも呼ばれています。

グローバリゼーションは人類の歴史が始まった時から進行しているわけで
一部の人種だけで世界を運営できるはずもない。
相互扶助は当然だし、富める者が富めない者を助けるのは当たり前。
特に経済では時差が存在する訳で、今の中国を見れば分かる通り今や世界第2の
大国になっている。同様にこれから多くの発展途上国と言われる国々がより豊かな
国へと経済的時差を縮めていくのだろう。
そんな世界の中で多国籍の方が日本に住み、また国際結婚等で日本や海外で生活をする。

著者はカメルーンで幼少期を過ごしたカメルーン人であり、お母さんがその後日本人研究者と
結婚して日本で生活をするようになった。
日本語(関西弁、標準語)バッチリ、フランス語(カメルーン公用語)および英語も話す。
日本の歴史や文化も理解している。
そんな著者が感じた事を漫画として出版したのが本書である。

日本という国が、やがてノーボーダーになった時にいかに他の地域と協調しながら存在するのか?
そんなことを本書から考えてみても楽しいかも。







素敵なイベント 子供にあたらず、火にあたる 和光市

継続されているイベントの様です。

ナイフを使えない子供や、焚き火の楽しさを知らない親子とか。

こういうNPO素敵だね。


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自己責任という愚かさ podcast

【音声配信】「ジャーナリスト安田純平さんに聞く〜シリアで拘束された3年間」安田純平×山崎やよい×保坂修司×荻上チキ2018年11月15日(木)放送分(TBSラジオ「荻上チキ・Session-22」22時〜)


ネトウヨのリア充中年オヤジ説がおそらく正しいのでしょう。
自分は何もしないでただただ人を叩く。

BBCやCNNに任せておけというおバカさんもいる。

職業に貴賎なし。

また、これはヘイト関連

音声配信】ヘイトブログをきっかけに起きた弁護士への大量懲戒請求。その経緯と背景に迫る▼安田浩一×荻上チキ▼2018年11月12日(月)放送(TBSラジオ「荻上チキ・Session-22」平日22時〜)

「明治礼賛」の正体 斎藤貴男 岩波ブックレット 2018

図書館本

好きなジャーナリストの一人である斎藤さん。

ニッポン凄い!の優越感を煽る昨今の一部メディアや出版業界。
そんな中、明治はスゴイ良かったという言説が流れていますね。
特に権力側の明治回帰を感じる方も多い事でしょう。

そんな状況を斎藤さんが簡潔にまとめています。

備忘録的メモ

明治150年記念キャンペーン予算は青天井
福井国体にも明治150年記念の冠称
坂の上の雲的な政官民一体の動き
富国強兵、殖産興業の歴史
明治150年礼賛の危険 明治幻想
官民汚職
官製の歴史に騙されないために
帝国主義としての明治 井手孫六
石橋湛山の様な眼力が必要 小日本主義

参考として下記の本もお勧めです。
早川タダノリ 「日本スゴイ」のディストピア: 戦時下自画自賛の系譜
        神国日本のトンデモ決戦生活―広告チラシや雑誌は戦争にどれだけ奉仕したか



目次はこんな感じ
第1章 国策としての「明治礼賛」――“明治一五〇年”の年に
 繰り返される「明治礼賛」/“明治一五〇年”という国策/福井国体も「明治一五〇年記念」/「明治日本の産業革命遺産」が世界文化遺産になった内幕/大日本帝国と吉田松陰/NHKドラマと「明治礼賛」/メディア・イベント“明治一五〇年”

第2章 安倍政権が目指す二一世紀版「富国強兵・殖産興業」
 「日本を,取り戻す」「この道しかない」の意味は/グローバルビジネスの展開とカントリー・リスク/財界が求める憲法改正/少子高齢化を背景に推進される「インフォーマル帝国主義」/“名誉白人”を目指し続けて/戦争やテロ,武器輸出も貿易保険の対象に/安倍首相の「戦後七〇年談話」をどう見るか/日米関係の際限のない深化へ

第3章 虚構の「明治礼賛」とこの国のゆくえ
 明治には汚職もなかった?/“明治一五〇年”に学ぶとすれば/「人類館」の時代と琉球支配/帝国主義下の琉球人/繰り返される差別の連鎖/福澤諭吉は生きている/民主主義への厳しい眼差し/安倍首相の施政方針演説と福澤諭吉/虚構の「明治礼賛」に未来はない/新しい「小日本主義」で支配・被支配の構造からの脱皮を


抑止力のことを学び抜いたら、究極の正解は「最低でも国外」 鳩山友紀夫 柳澤協二 かもがわ出版 2017

図書館本

鳩山さんと柳澤は同年齢 菅直人さんと柳澤さんは同じ高校で同時卒業だそうです。1946年生まれ。

防衛官僚でもあった柳澤さんと鳩山さんの対談ですが、非常に親和性に富んでいて興味深い。

鳩山さんの「最低でも県外」は外務省と防衛省の結託で作られた65海里基準ニセ文章で消えてしまった。

抑止力というテキストを考えるのに、種々な論考がある事は非常に良いと思う。

本書では北朝鮮の脅威が書かれているが、2018年には米朝のトップ会談、南北朝鮮トップ会談と
非核化と終戦協定へ進んでいる様に見える。
そんな中、アメリカの核の傘の下で核兵器禁止条約に署名しない日本。

日米地位協定、日米安保、集団的自衛権問題など日本の将来を大きく左右することを市井の者として
注目したいと思う。

備忘録メモ

ジャパン・ハンドラーの日本側受けての問題、外務省官僚
防衛は攻撃を引き寄せる 16世紀 モンテーニュ
戦争被害のシミュレーション 日本がハッピーなシナリオは無い
海兵隊の存在意義
柳澤氏は新外交イニシアティブ(ND)にも参加 今こそ辺野古に代る選択を
有事駐留へのシフト(柳澤)、常時駐留なき安保(鳩山)条件つき駐留ならわかる(アーミテージ)
イラクへの自衛隊派遣 帰国後数十人自殺(柳澤)

私は、海兵隊が必ずしも抑止力として沖縄に存在しなければならない理由はないと思っていたが、学べば学ぶほど、沖縄に存在する米軍全体の中で海兵隊は抑止力を維持できるという思いに至った。(認識が)甘かったと言われればその通りかもしれない 2010年5月沖縄訪問時 鳩山

抑止力とは、攻撃を拒否し報復する能力と意思を相手に認識させることによって、攻撃を思いとどまらせることだ。相手が当方の意思を疑わなければ、個別の部隊配置は二次的問題である。「沖縄かグアムか」という問いに軍事的正解は存在しない 2010年1月朝日新聞 柳澤



丸腰国家 足立力也 扶桑社新書 2009

図書館本

大変遅ればせながら拝読

軍隊を放棄して今年で70年のコスタリカ。(2018年12月)

私は、私たちは、日本は、世界は コスタリカから何を学ぶのか、学ばねばならないのか?

平和とは何か、戦争とは何か、その本質を根本的に考える事を問われているのだと感じました。
戦後70年を過ぎた日本、果たして、我々は、アジアは、そして世界は平和なのか?
平和のために何をすべきなのか。
そんな事を読了後に強く感じた一冊でした。非常に濃くて深い内容です。

備忘録メモ
国ではなく、社会のリーダーたちが実行
1983年11月17日 積極的永世非武装中立宣言
コスタリカは全ての政治的避難民の避難地である(憲法第31条)
非武装=外交力であり防衛力
軍隊=人を殺す 警察=人の命を守る
抑止論など真っ赤な嘘と考えるコスタリカ人
哲学から始まるコスタリカの大学院(ある意味当然、だってPhDの意味は哲学博士)
雑多の人種
大統領の米国イラク戦争支持に対する国民の反発 最高裁の大統領違憲判断
平和とは終わりなき闘い
戦争をイメージしての平和(無意識に考える)反戦教育としての日本の平和
経済指標は発展途上国、社会指標は先進国のコスタリカ 軍事費を教育、医療、福祉に
謝辞にジャーナリストの志葉玲さんのお名前


半分、青い 9月10日

他の場面も沢山生きる知恵(哲学)を感じましたね。

やはり北川マジックでしょうか。


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深夜番組が実は素晴らしい NNNドキュメント

孤独をなくしたい進め、分身ロボット|NNNドキュメント|日本テレビ


週末に溜まった録画を見る事にしています。

素晴らしいなと思う!インターネットの出来る事。
多くの人が知って欲しいですね。知らなくてごめんなさい

「ロボット開発者・吉藤オリィが生み出した不思議なロボット「オリヒメ」。人と人とをつなぐ"分身ロボット"だ。病気で学校に行けない孤独な子どもがベッドの上からオリヒメを使い授業を受けたり友達と話したりできる。吉藤はさらに自由に動き回れる「新型オリヒメ」を作り始めた。それは交通事故で寝たきり生活を送る親友の願いに応えるため。その願いとは『いつか自由に動いて働きたい』密着2年、孤独の解消に挑む男を追った。【制作:日本テレビ】

こちらも素晴らしかった。
http://www.ntv.co.jp/document/backnumber/archive/post-102.html

「宮城など3県にまたがる東北地方の名峰、栗駒山。その中腹に広がる栗原市・耕英地区は診療所も商店も学校もなく、生活は不便そのもの。いわゆる限界集落だ。戦後、入植者たちが決死に原生林を切り開き農地に変え、礎を作った耕英地区には世代を超えて、困難に打ち勝つ「開拓魂」が息づき、それは10年前の巨大地震を乗り越えようとする人々が前に進む原動力ともなっている。山の自然とともに暮らす人々の営みを描く。」

これも
http://www.ntv.co.jp/document/backnumber/archive/post-101.html


「ただいま」と言えない...
〜原爆供養塔に眠る814人〜

広島の平和公園にある原爆供養塔。そこに名前が判明しているにも関わらず遺族の元に戻っていない814人の遺骨が今も眠る。一体なぜ?我々が遺族探しを始めると存在しない住所も。そんな原爆供養塔から去年暮れ7年ぶりに遺骨が遺族の元に戻ってきた。名前が漢字一字違うことから特定に至らなかったが、映画「この世界の片隅に」がきっかけで行政も動いた。そして今年73年の時を経てある遺族が一歩を踏み出した。その思いとは...



釣行 追憶

7月の釣行 おそらく人生最高の釣りと記録されるのでしょう。

チュンさんが撮影してくれた画像の一部

ついつりスライドショーで見入ってしまいます。

流れる源流の水をガブガブと飲みながら、夜は焚き火と星空

来年も行けると良いな。


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資料25−1 米軍基地負担に関する提言(案)

平成30年07月26日、27日 「全国知事会議」の開催について/全国知事会ホームページ


日本国憲法より上位にある日米地位協定 それを運用する日米合同委員会

全国知事会の提言がニュースにすらならない日本の報道

対米従属(奴隷)を続けることが今の政府には都合が良いのでしょうね。


資料25−1
米軍基地負担に関する提言(案)
全国知事会においては、沖縄県をはじめとする在日米軍基地に係る基地負
担の状況を、基地等の所在の有無にかかわらず広く理解し、都道府県の共通
理解を深めることを目的として、平成28年11月に「米軍基地負担に関す
る研究会」を設置し、これまで6回にわたり開催してきました。
研究会では、日米安全保障体制と日本を取り巻く課題、米軍基地負担の現
状と負担軽減及び日米地位協定をテーマに、資料に基づき意見交換を行うと
ともに、有識者からのヒアリングを行うなど、共通理解を深めてきました。
その結果、

日米安全保障体制は、国民の生命・財産や領土・領海等を守るために
重要であるが、米軍基地の存在が、航空機騒音、米軍人等による事件・
事故、環境問題等により、基地周辺住民の安全安心を脅かし、基地所在
自治体に過大な負担を強いている側面がある。

基地周辺以外においても艦載機やヘリコプターによる飛行訓練等が
実施されており、騒音被害や事故に対する住民の不安もあり、訓練ルー
トや訓練が行われる時期・内容などについて、関係の自治体への事前説
明・通告が求められている。

全国的に米軍基地の整理・縮小・返還が進んでいるものの、沖縄県に
おける米軍専用施設の基地面積割合は全国の7割を占め、依然として
極めて高い。

日米地位協定は、締結以来一度も改定されておらず、補足協定等によ
り運用改善が図られているものの、国内法の適用や自治体の基地立入権
がないなど、我が国にとって、依然として十分とは言えない現況である。

沖縄県の例では、県経済に占める基地関連収入は復帰時に比べ大幅に
低下し、返還後の跡地利用に伴う経済効果は基地経済を大きく上回るも
のとなっており、経済効果の面からも、更なる基地の返還等が求められ
ている。
といった、現状や改善すべき課題を確認することができました。
米軍基地は、防衛に関する事項であることは十分認識しつつも、各自治体
住民の生活に直結する重要な問題であることから、何よりも国民の理解が必
要であり、国におかれては、国民の生命・財産や領土・領海等を守る立場か
らも、以下の事項について、一層積極的に取り組まれることを提言します。

1 米軍機による低空飛行訓練等については、国の責任で騒音測定器を増や
すなど必要な実態調査を行うとともに、訓練ルートや訓練が行われる時期
について速やかな事前情報提供を必ず行い、関係自治体や地域住民の不安
を払拭した上で実施されるよう、十分な配慮を行うこと
2 日米地位協定を抜本的に見直し、航空法や環境法令などの国内法を原則
として米軍にも適用させることや、事件・事故時の自治体職員の迅速かつ
円滑な立入の保障などを明記すること
3 米軍人等による事件・事故に対し、具体的かつ実効的な防止策を提示
し、継続的に取組みを進めること また、飛行場周辺における航空機騒音規制措置
については、周辺住民の実質的な負担軽減が図られるための運用を行うとともに、
同措置の実施に伴う効果について検証を行うこと
4 施設ごとに必要性や使用状況等を点検した上で、基地の整理・縮小・返
還を積極的に促進すること

平成30年7月27日
全 国 知 事 会



ファンティパイナップルの事

奇跡体験!アンビリバボー:長老は26歳★ガーナで英雄になった日本人 - フジテレビ


無駄な援助が多い昨今

確実に根付き、引き継がれている事もある。

芯までおいしく食べられるファンティパイナップル

そのパイナップルに賭けた青春

亡くなっている事は知っていたが、改めて記事を読んで感動。


心よりご冥福を祈ります。

JICAの記事はこちら
https://www.jica.go.jp/volunteer/outline/story/11/index.html




雑記 ポスター


予定を着々とこなし(結構奇跡的?)
ガーナ人同僚のサポートも大きく、そろそろ帰国です。

ポスターというのは色んな意味で国民色が出るのかな。

面白い。

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国の宝


子供は宝

可愛いね。

仲良くしたいです(笑)

アクラにてIMG_20180731_002445IMG_20180731_002443

村の平和 光と影

電気も水道もありません。
一応車ではアクセスできます。

ひっそりと慎ましく生活しています。

病気さえなければ素晴らしいと思うのは、いわゆる先進国の人間の驕りでしょうか?

時間の流れがゆっくり感じます。

もちろん、農作業や漁業でしっかり肉体労働しています。
子供たちは学校へも行きます。

未来を担う子供たちが大勢いることがガーナの将来を明るくしていると思います。

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宿命の戦記 高山文彦 小学館 2017

図書館本

高山さん(1958-)の宿命の子(2014)の続編だろうか。
460ページにおよぶ大著

日本財団の笹川陽平氏のハンセン病制圧の活動に密着した海外渡航記録、
バチカン、WHOでの孤軍奮闘から世界協働システムの構築
日本より海外で有名な笹川氏や日本財団の活動を綴っています。

ハンセン病に疎い方は最後の補遺が非常に良くまとまっていると思いますで
まずはそこから読まれるのも良いかと。

ちなみに私自身、笹川財団、日本財団の活動に興味があり、かつハンセン病にも
興味があったので下記の書は既読です。

人間として生きてほしいから 笹川陽平 海竜社 2008
世界のハンセン病との闘い 笹川陽平(1939- ) 明石書店 2010
世界のハンセン病がなくなる日 笹川陽平 明石出版 2004
この国、あの国 笹川陽平 産経新聞社 2004
外務省の知らない世界の素顔 笹川陽平 産経新聞社 1998
隣人・中国人に言っておきたいこと 笹川陽平 PHP 2010

評伝 笹川良一 伊藤隆 中央公論新社 2011
悪名の棺 笹川良一伝 工藤美代子 幻冬舎 2010
宿命の子 高山文彦 小学館 2014
残心 笹川陽平 幻冬舎 2014
くじけてなるものか笹川良一が現代に放つ警句80 工藤美代子編著 幻冬舎 2011




目次 出版社のHPより
はじめに
第一章 神よ、なぜに見捨て給う インド/ムンバイ、プネ
第二章 砂嵐のあとで エジプト/カイロ、アレキサンドリア
第三章 風光る国の奥には アフリカ/マラウィ共和国
第四章 ピグミーの森、踊る大使 アフリカ/中央アフリカ共和国
第五章 ゼロの大地から インド/チャティスガール州ライプール
第六章 引き裂かれた母子 ブラジル/リオ・デ・ジャネイロ
第七章 愛を乞う者 ロシア/ウクライナ
第八章 忘れ得ぬ人びと 中央アジア/西ヨーロッパ/アフリカ
第九章 叫びと囁き ブラジル/マットグロッソ州クイアバ
第十章 少女は拍手に包まれて 西太平洋/キリバス共和国
第十一章 フランシスコ教皇の改心 バチカン市国/ローマ教皇庁
補 遺 ハンセン病と人間 最後の一マイルのために
おわりに

巻末付録
年表
参考文献



Profile
鎌倉おやじ
趣味:イワナに遊んでもらう、菜園、読書、焚き火、ランタン

愛読人:内山節、池田晶子、養老孟司、山本素石、高桑信一、相田みつを、宮本常一、網野善彦、野田知佑、南木佳士、川上健一 佐藤優 内田樹(順不同)

夢:晴釣雨読で自給自足、在来魚保護 (最近釣りにはそれほど熱中してません、年のせいでしょうか)
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