おやじのぼやき

日々おやじが思う事。。。。。

平和

映画『キセキの葉書』

映画『キセキの葉書』オフィシャル・サイト 鈴木紗理奈 監督:ジャッキー・ウー 配給:ミューズ・プランニング


鑑賞券があったので行って来た。
伊勢佐木町の横浜テアトル(いつもここだけど(笑)


内田樹さんが以前書籍の中で書かれていた。
I can not live without you.の思想
あなたが居るから私も生きられる(あなた無しに私は存在しない)。

まさにそんな映画。

平凡(これが大事なんだな)な生活の中に存在するであろう、生かされている自分。
障害(この言葉は嫌いだけど)を持って生まれてきた子供
ウツ、認知症になっていく母親

助け合い、励まし合い(愛)、日々を過ごしていく。

実話に基づいた映画だそうです。

嘘を付かない、ズルをしない、そんな当たり前の日常がキセキを起こすのだと思った素晴らしい
映画でした。





罪人の嘘 2014

罪人の嘘をAmazonビデオ-プライム・ビデオで



最近Amazon prime ビデオの中でWOWOWの作品が選んでみています。
非常に良く出来た作品が多いと思います。

敏腕弁護士の人生の光と影

生きること、幸せとは、死とは、家族とは、そんな事を考えさせる作品でした。



連続ドラマW 罪人の嘘 [DVD]
伊藤英明
TCエンタテインメント
2015-03-18

今年のネーブル

ここ数年は毎年収穫できるようになりました。
庭のネーブル
葉っぱをアゲハ?に食べられたりしますが。


今年は数が少ない分、大きくなっています。

ネーブルの果汁でジンを割って飲むのがこの季節の旬です(笑)

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<愛国心>に気をつけろ! 鈴木邦男 岩波ブックレット 2016

図書館本

昨今の「日本スゴイ」「反中嫌韓」的の記事、書籍、テレビ番組の多さに大きな危惧をを感じています。
真面目な意味において右翼が保守なのであれば、米国への従属を嫌い、自主憲法制定も理解できるのですが、最近は憲法改正、米国従属、日米安保維持、沖縄基地問題無視といった感じが右と左を分ける
指標の様に思えてなりません。

そんな文脈からすると鈴木邦男さんは筋が通った保守ではないかと思います。
そして、今の政治に危機感を持っていて本書に繋がったのでしょう。

非国民だの売国奴だと人を罵る連中が真の右翼だの保守だのとの到底思えません。
愛国心などの言う言葉を連発する輩には注意しましょうということです。
鈴木さんは故竹中労さんとも親しく、竹中さん自身が非常に鈴木さんを評価していたと思います。

備忘録メモ

美しいが毒をもつ「愛国心」 愛国無罪 国は傷つき貶められる
愛国心の持つストーカー的危険性 
ヘイトスピーチ・デモと愛国のリンクは無い
鈴木氏は改憲派だが今の急激な改憲の動きは危険だから反対
憲法24条 ベアテ・シロタ・ゴードン(1923〜2012)さんが草案 その先見性はアメリカ憲法以上の民主的・理想的 女性の権利
愛国者の政治家はいるのか 国賊とは
自由のない自主憲法より自由のある押しつけ憲法
改憲派の小林節教授が改憲反対になったきっかけ 国が国民に愛国心をもてという事の問題
空疎なナショナリズムと言葉だけの愛国者の急増
安倍首相の「日本を取り戻す」 自主憲法と愛国心の押し売り
愛国心を批判した三島由紀夫 人類愛ならわかると 愛国心は国家を以て閉ざされた愛
三島は右翼が嫌いだった 憂国






秋深き 2008

秋深きをAmazonビデオ-プライム・ビデオで


amazon primeで視聴

なかなか深い映画でした。

生きる、生きがい、生かされる。

溺れる者は藁をもつかむ、でももしかしたら藁で助かるのかもと信じたい。

生老病死をうまく描いていたと思う。

個人的にはサトエリの胸を沢山触っていた八嶋智人が憎い(笑)



秋深き [DVD]
八嶋智人
東宝
2009-05-22

731免責の系譜 太田昌克 日本評論社 1999

図書館本

2017年NHKスペシャルの番組 731部隊の真実〜エリート医学者と人体実験〜 
番組であらたに出て来た証拠を詳細に写し出していた。
それで興味を持ち、過去の書籍を読んでみた。

本書はジャーナリストの調査報道である。緻密な取材を元にいかに731幹部らが罪を免れて
なんら謝罪することなく戦後生きていたかを綴っている。
エリートと言われる官僚、技官(医師、獣医師)らがいかに悪魔として戦争の名の下に悪行を続けてきたのか、
そして戦後、口裏を合わせ、アメリカへ協力することで戦犯免責を付与されたか。

読んでいて、戦争というものが、いかに人間を狂わせるのか、そして感情を失わせるのかが少しだけ
理解できた様に思う。

備忘録メモ
陸軍中央も731部隊での人体実験は承知していた。 
関東軍作戦主任、731部隊担当 竹田宮恒徳央王
風船爆弾に細菌を積む計画 内藤良一軍医中佐(後のミドリ十字社長)人体実験は無かったと嘘証言
100部隊(関東軍軍獣防疫廠)高島一雄獣医大佐 
牛疫ウイルスの風船爆弾でアメリカ攻撃計画
サンダースレポート (戦争免責にかんする文言は無い)
ハバロフスク裁判 日本軍の実験により2千人が死亡 細菌戦関係者12人を捕虜
亀井貫一郎(政治家、通訳) 鎌倉会談
731 2代目部長 北野政次軍医少将(東京帝大医科学部、伝研、石井と同卒業年次)
アメリカでの生物兵器開発と野外実験 1950年以降






NHKスペシャルのHPより 731部隊の真実〜エリート医学者と人体実験〜 
戦時中、旧満州で密かに細菌兵器を開発し実戦で使用した、731部隊。部隊が証拠を徹底的に隠滅、元隊員が固く口を閉ざしたため、その実像を知る手がかりは限られてきた。
今回NHKは、終戦直後、旧ソ連で行われたハバロフスク裁判の音声記録を発掘。20時間を越える記録では、部隊中枢メンバーが、国防や国益のためとして細菌兵器を開発した実態、そして旧満州で日本に反発していた中国や旧ソ連の人々を「死刑囚」とし、細菌兵器開発の「実験材料」として扱っていた実態を、克明に語っていた。
さらに、元隊員の資料や当時の学術界の膨大な記録からは、軍だけでなく学術界からも多くの研究者が部隊に参加していた実態が浮かび上がってきた。満州事変以降、学術界が軍と関係を深めていった過程、そして日本軍が旧満州で反発する人々を死刑にすることについて世論の支持が高まる中で「死刑囚」を研究に活用する動きが相次いでいた実態も明らかになってきた。
731部隊はどのようにして生まれ、そして医学者たちは、どう関与していったのか。数百点にのぼる資料をもとに、731部隊設立の謎に迫る。



「満州」再訪・再考 重田 敞弘 草の根出版会 2003

図書館本

副題:平頂山虐殺と731部隊への道

筆者が自らの足で歩いて記録した本。

2017年夏、NHKは731部隊の新な事実をロシア裁判資料から明らかにしましたね。

未だに明かされていない戦争に関する事実。

戦争には常に加害性と被害性の切り口があると思う。

そして自国の歴史に記述されているテキストが果たして正しいのか?
都合の悪い事実を加害側は常に隠蔽しようとするのだろう。

未だに南京虐殺が無かったとまことしやかに主張する人が居る。

そして多くの日本人(自分を含めて)が知らない平頂山虐殺(3000人に及ぶ)を
中国をどの様に記録しているのか。1931年9月16日 

そして731部隊という狂気の集団の悪魔の行為。しかし幹部は罪を逃れた歴史。

被害や虐待を受けた側が何を思うか?そこを想像出来ない日本人にはなりたくないと思った一冊。
沢山の写真が掲載されていて中国の様子も分かります。


6年6か月 


人間が自然を管理、維持出来ると考えている限り、不条理な事が続くのだろう。

それは想定外であるという言い訳で。

なぜ、福島第一を完全に廃炉すら出来ないのに、再稼働などいうアクションが取れるのだろか?

結局、今だけ、金だけ、自分だけという愚かな人々が過半数を占めるからなのだろうか。


黙祷

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731とは何であったか

再度真剣に読みたいと思う。
常石さんの本もどこかに埋もれているはずである。

本来人類の健康のためにあるべき医学生物学研究を人を殺すために使った研究者達

医学教育や大学教育の中でもこの負の歴史はしっかりと教えなければいけないと思う。

もちろん、兵器研究をDual useなどと言い逃れして研究費のために民政利用と誤魔化す物理、化学、工学系も。

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NNN ドキュメント '15 南京事件 兵士たちの遺言(チーフディレクター 清水潔)

清水さんの作った番組 調査報道というもの

http://www.dailymotion.com/video/x5nxc5t

消えていたら検索してみてください。


番組の内容はこちらの書籍に書かれています。

「南京事件」を調査せよ
清水 潔
文藝春秋
2016-08-25





ぼくたち、ここにいるよ アキノ隊員 影書房 2017年8月

宮城秋乃さん(1978−)の写真図鑑であるとともに殺される動植物と自然の記録でもある。

宝箱の様な多様性に富むやんばるの森。
もちろん毒を持つ動物や昆虫もいるだろう。
でも、それはあくまでも人間という動物の価値観だけなのですよね。

ヘリポッドという戦争訓練用の施設を森を殺し、動植物を殺して作る人間。

言葉を発することが出来ない動植物の姿をアキノ隊員は撮り続けている。
ご自身のFBやHPで素晴らしい写真を公開されているので、そちらも御覧ください。

是非とも多くの方に見て頂きたい本書でもあります。

壊される森の写真を平気で見られる人が少ない事を祈る。

犠牲のシステムのしての沖縄をいつまで続ければ良いのか?

犠牲のシステムとは(高橋哲哉 東大教授)
「犠牲のシステムでは、或る者(たち)の利益が、他のもの(たち)の生活(生命、健康、日常、財産、尊厳、希望等々)を犠牲にして生み出され、維持される。犠牲にする者の利益は、犠牲にされるものの犠牲なしには生み出されないし、維持されない。この犠牲は、通常、隠されているか、共同体(国家、国民、社会、企業等々)にとっての「尊い犠牲」として美化され、正当化されている」


宮城さんを取材した記事がこちらから読むことが出来ます。8月17日 鎌田彗さんの取材
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170817-00010387-jprime-soci&p=1




731部隊に関する香港映画

NHKスペシャル | 731部隊の真実〜エリート医学者と人体実験〜


NHK頑張っていますね。

ロシアで見つかった裁判記録から番組を構成しています。

科学者(医学関係者)の社会的責任に関して考えるのに良いですね。

戦争というものがいかに非人間的(もしかしたら、これが本来に人間性なのかもしれませんが)な
行為に導くのか。

香港で作られた黒い太陽731(英語は悪魔の731)という作品 2時間以上あるようです。








その他、色々あります。





沖縄 抗う高江の森 山根博明 高文研

図書館本

世界中の人に見て欲しい。

沖縄の現実

壊される森 自然 人の心

犯される海 

生き場を失う動物や植物

森の中に張られた有刺鉄線 

切り刻まれる森林

あまりに愚かな行為でではないか。

日米地位協定、日米合同委員会 米国政府より米軍の方が日本政府より強い。

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原爆投下の日を迎える

NHK長崎放送局 | 長崎原爆ノート


幾つかの番組が戦争という悲劇を風化させないために放映されるようです。

被害性ばかりを主張するのでなく、日本が国家として、また個人として行った加害性もしっかりと
歴史に残し、未来に残さなければいけないと思う。

被害者にもなり、加害者にもなる。
そして悲劇を生み、憎悪を生み、さらに新たな憎しみや恨みが生じる戦争。

決して二度と同じ過ちを繰り返してはいけない。

BS1スペシャル「長崎 幻の"原爆ドーム"」

“原爆の絵”は語る〜ヒロシマ 被爆直後の3日間〜





「南京事件」を調査せよ 清水潔 文藝春秋 2016

図書館本


NNNドキュメント「南京事件 兵士たちの遺言」日本テレビ2015年10月4日放送
著者の清水さん(1958-)が調査報道という手法で作った番組で伝えきれなかった内容を綴っているとともにご自身の親族と戦争という文脈で語っている。
調査による「真実」の積み重ねが正しい歴史を組み立てていくという流れだろう。
邦人保護という名で進んだ戦争への道筋がわかります

政治家の中にさえ、南京事件(虐殺事件)は無かったという方がいる。
戦争という行為が常に不条理な行為を行うことは常識であり、加害者にもなり、被害者にもなる。そうならないためには戦争を起こさないというのが人類に課せられた義務だろうと思う。

備忘録メモ
公式軍事史料の焼却
南京大虐殺を記録した皇軍兵士たち(大月書店)96年筆頭編者小野賢二さん
裏付け取材 日記の原本を調査(1次資料)
小野さんの元兵士への面会と取材 記録
大手メディアの小野さんへの接触 記事にはならなかった 南京事件の難しさ
2015年 戦後70年
報道写真の信憑性: いつ、どこで、誰が撮影したか
1937年(昭和12年)12月16日の揚子江での捕虜銃殺(虐殺)の記録
自衛発砲説の信憑性?
虐殺事件 通州事件(日本人虐殺)、重慶爆撃、九州帝国大学生体解剖事件、ビハール号事件、対馬丸事件、ソンミ村事件、旅順虐殺
見なかったという事と無かったという結論は異なる。(報道の問題点)
言葉の置き換え(大本営発表も) 戦争を事変、侵略を進出、退却を転進、全滅を玉砕
特攻隊という理不尽 2千万の男子を特攻隊として繰り出せば戦局挽回は可能、国民全部が特攻精神を発揮すれば、たとえ負けたとしても日本は滅びない by 大西龍治郎
満州国は私の作品 by岸信介 ソ連侵攻前に司令官、軍人家族、満鉄関係者は避難 約155万人の邦人は置き去り


「南京事件」を調査せよ
清水 潔
文藝春秋
2016-08-25





石橋湛山と日野原先生 医学と平和

日野原さん 湛山記念館の関係者は|NHK 山梨県のニュース


長男と次男が聖路加病院で生まれただけの関係性ですが(笑) 長女は甲府の病院で、きけ わだつみのこえ 日本戦没学生の手記の編集をされた故中村克郎先生のお嬢様にお世話になりました。遠い目

記事の中の湛山と中学時代の恩師というのは甲府中学校長の大島正建先生ですね。大島先生の存在なくして石橋湛山は存在しなかったと。人が人を作る関係性。湛山は留年したおかげで大島先生と出会う事になったわけです。

日野原先生も数多くの人々を育て見守って来られたと思います。

心よりご冥福をお祈りいたします。


以下記事
100歳を過ぎても現役の医師を続け、高齢者が活躍できる社会のあり方などについて提言を続けた日野原重明さんが、けさ、亡くなりました。
105歳でした。
日野原さんが主治医を務めた山梨県ゆかりの石橋湛山元総理大臣の記念館の関係者からは日野原さんの死去を惜しむ声が聞かれました。
日野原さんは石橋湛山元総理大臣が亡くなる昭和48年まで主治医を16年間にわたって務め、7年前の平成22年には湛山の資料を展示している甲府市の山梨平和ミュージアムを訪れています。
このとき案内役を務めた浅川保理事長によりますと、日野原さんは当時、展示品の1つでかつて自らが湛山の体調を気遣って本人に宛てた手紙を懐かしそうに見ていたということです。
また、湛山と中学時代の恩師との出会いについて紹介した資料や湛山が唱えた平和外交に関する論説などを深くうなずきながら眺めていたということです。
浅川理事長は「落ち着きのあるとても優しい方で、展示品を懐かしそうに熱心にご覧になっていたのがが印象的でした。長い間、活躍されていた方なのでとても残念です」と話していました。






NHKと八ッ場ダム

NHKネットクラブ 番組詳細(探検バクモン「八ッ場ダム」)


NHKも権力に忖度?

そもそもの問題点を明らかにしてからやれよ!

HPより
平成31年度の完成を目指し建設が進む「八ッ場ダム」の工事現場に潜入!貯水量1億トンの水圧に耐える強さの秘密は?建造技術の意外な発想、最新重機に爆笑問題も感動!「ダムマニア」と呼ばれる愛好家がいるほど、大自然の中、雄大な姿を見せるダムが人気を呼んでいる。そこで、現在日本で唯一、巨大コンクリート堤を建造中の群馬県の八ッ場ダムの工事現場に潜入。貯水量1億トン!堤にかかる大きな圧力になぜ、ダムは耐えることができるのか?工事の裏側には、ダム建造100年の歴史を受け継ぐ技術者たちの知恵、驚異の最新機器、想像を超える繊細な作業があった!今しか見られないダムの作り方!【司会】爆笑問題,【出演】サヘル・ローズ,【語り】木村昴,島本須美




Kiva 絶対もうからない投資 でも笑顔が見える


ボーナスも有難く出たので、大目に投資

なんとか1000件の投資(貸付)が出来ました。何年かかったのだろう?
絶対もうかりません。さらにKiva組織に寄付もするので、損をします(笑)
得られるのは自己満足と見えないけど笑顔かな。

返済される資金で今後も投資を続けます。

ダンビサ・モヨがDead Aid (援助じゃアフリカは発展しない)の著作の中で紹介していたマイクロクレジットがKiva.

小さいビジネスを応援する投資

日本語の説明Kiva

オリジナルのKiva
ウイキペディアでのkiva

kiva 1000-1

沖縄慰霊の日 

「平和の詩」に上原愛音さん(宮古高校3年) 全戦没者追悼式で朗読【詩の全文掲載】 - 沖縄タイムス+プラス


涙なくして読めないです。


誓い〜私達のおばあに寄せて

 宮古高校3年 上原愛音



今日も朝が来た。

母の呼び声と、目玉焼きのいい香り。

いつも通りの

平和な朝が来た。

七十二年前

恐ろしいあの影が忍びよるその瞬間まで

おばあもこうして

朝を迎えたのだろうか。

おじいもこうして

食卓についたのだろうか。

爆音とともに

この大空が淀んだあの日。

おばあは

昨日まで隠れんぼをしていたウージの中を

友と歩いた砂利道を

裸足のまま走った。

三線の音色を乗せていた島風に

鉄の臭いが混じったあの日。

おじいはその風に

仲間の叫びを聞いた。

昨日まで温かかったはずの冷たい手を握り

生きたいと泣く

赤子の声を抑えつけたあの日。

そんなあの日の記憶が

熱い血潮の中に今も確かにある。

決して薄れさせてはいけない記憶が

私の中に

私達の中に

確かに刻まれている。

少女だったおばあの

瞳いっぱいにたまった涙を

まだ幼かったおじいの

両手いっぱいに握りしめたあの悔しさを

私達は確かに知っている。

広がりゆく豊穣の土に芽吹きが戻り

母なる海がまた

エメラルドグリーンに輝いて

古くから愛された

唄や踊りが息を吹き返した今日。

でも

勇ましいパーランク―と

心臓の拍動の中に

脈々と流れ続ける

確かな事実。

今日も一日が過ぎゆく。

あの日と同じ刻ときが過ぎゆく

フェンスを飛びこえて

締め殺されゆく大海を泳いで

癒えることのない

この島の痛み

忘れてはならない

民の祈り

今日響きわたる

神聖なサイレンの音に

「どうか穏やかな日々を」

先人達の願いが重なって聞こえる。

おばあ、大丈夫だよ。

今日、私達も祈っている。

尊い命のバトンを受けて



祈っている。

おじい、大丈夫だよ。

この島にはまた

笑顔が咲き誇っている。

私達は

貴方達の想いを

指先にまで流れるあの日の記憶を

いつまでも

紡ぎ続けることができる。

誓おう。

私達はこの澄んだ空を

二度と黒く染めたりしない。

誓おう。

私達はこの美しい大地を

二度と切り裂きはしない。

ここに誓おう。

私は、私達は、

この国は

この世界は

きっと愛おしい人を守り抜くことができる。

この地から私達は

平和の使者になることができる。

六月二十三日。

銀の甘藷(かんしょ)が清らかに揺れる今日。

おばあ達が見守る空の下

私達は誓う。

私達は今日を生かされている。



日本中枢の狂謀 古賀茂明 講談社 2017

購入

古賀さんの本はほぼ全部読んでいるとは思う。
脱藩官僚と言われることもあるが、生き様はまさに改革はするが戦争をしない。
そしてズルしない、嘘をつかない民主主義、資本主義を目指しているのだと感じる。
既得権益を壊し、努力するものが報われる自由主義は決して格差社会を是認するものでもなく、機会均等と平等主義に基づいていると思う。
本書はメルマガ等でも指摘していた日本の権力中枢で起こっている問題を官僚として内部から見てきた経験に基づいて綴っている。
そして最も大きな元凶は権力とメディアの癒着だと指摘している。まったく同感である。
先進国(すでにこの名称は終わりかもしれないが)でこれほどメディアと権力が馴れ合いで存在するのは日本ぐらいではないだろうか?クロスオーナーシップ、記者クラブ制度等々。メディアのトップが権力者と一緒に飯を食うなどという事が有りうる国に成り下がってしまいましたね。(ある意味大本営発表が再びなのかもしれません)

備忘録メモ
藤健二さん殺害と安倍スピーチ(カイロ演説)
報道ステーション事件と古館プロダクション30億利権
安倍政権での復権:原発、天下り、民営化遅延
外国特派員らの危機感 記者クラブという名の究極の既得権益
武器輸出と経産省天下り
積極的軍事主義の実情
経団連と連合(正社員の既得権益)の馴れ合い? 残業問題
ニュービジネスや中小企業支援の無策
原発優先主義により再エネ後進国に
自動車産業も経産省の餌食に エコカー問題
中央リニア新幹線ですら財政投融資で資金供給 アメリカではありえない
農協改革の不透明さ 農協解体は? 農家の競争を否定して競争力を高める?
飼料用米への補助と減反政策
日本中枢の狂謀の陰の主役 経産省出身の政策秘書官等
原発問題 電源のベストミックス、ベースロード電源 原発マフィアの復権
欧州、中国にも遅れる自然エネルギー政策 20年遅れ
日本会議の啓発活動のマイルドさ リベラル系市民活動の限界?爺さんが永遠にマイクを握る
第4象限の活動 フォーラム4 改革はするが戦争はしない
地位協定、安保条約、憲法改正 すべての人が沖縄県民に寄り添う姿勢を。

日本中枢の狂謀
古賀 茂明
講談社
2017-05-31

日本中枢の崩壊
古賀 茂明
講談社
2011-05-20



官僚の責任 (PHP新書)
古賀 茂明
PHP研究所
2011-07-16

この世界の片隅に 映画

やっと見ることが出来ました。

戦争という不条理、
多くを失い、普通を失った
たんたんと時間は過ぎる
ラスト近くの戦争孤児のシーンは決して広島だけではなく、世界の戦場で日常的にみられている
光景だろう。

原作を読んだ時の感想 2009

「夕凪の街 桜の国」の、こうの史代さんの作品 上、中および下巻

「あとがき」の文章が総てを語っているように思います。
昭和18年から21年という日本の時代。
戦争という言葉で歴史を片付ける事はた易い、とくに戦争を知らない世代の僕らには。
歴史からしか、あるいは過去からしか僕らは学ぶことが出来ない。
未来は必ず来るが、未来は夢見れても未来からは学ぶことは出来ない。
その歴史あるいは過去を僕らは忘れてはいけないし歪曲させてもいけないと
思う。
こうのさんの作品は、淡々と戦時中の日常を描いていながら、計り知れない戦争の不条理を訴えているようにも思う。
文章では表現しきれない部分を絵で綴っている。

ここまで

是非 
夕凪の街、桜の国 こうの史代も原作、DVDを御覧ください。 





夕凪の街 桜の国 [DVD]
田中麗奈
東北新社
2008-03-28

科学者の社会的責任 そして政治家の役割

東京新聞:「原発は社会に対立を持ち込む」 宇都宮 島薗・上智大教授が講演:栃木(TOKYO Web)


宗教学、死生学、そして3.11以降は低線量被曝や原発問題に論理的に発言を続けていらっしゃいます。
東大医学部に入り、その後文系に移られた。

日本の、世界の知性が当たり前の事を話しているのに、どうして日本は変わらないのだろうか?

今だけ、金だけ、自分だけという宗教が蔓延ってしまったのだろうか?


以下記事


「なぜ原発から脱却しなければならないか」をテーマに、上智大の島薗(しまぞの)進教授(宗教学)が、宇都宮市の県弁護士会館で講演した。

 市民団体「原発いらない栃木の会」が主催。島薗教授は「原発は社会に対立を持ち込む。原子力の平和利用などというが、そもそも軍事的なことから始まっている科学技術。将来世代にも大きな負荷をかける。止めるべきだ」と主張した。

 東京電力福島第一原発の事故以降、日本社会の変化についても、持論を交えて指摘。「原発事故で科学への信用が崩れ、『力』や『量』による支配が理屈を壊し、法治をも壊しはじめている」と強調し、「支持率が50%を超えているから正しいなどという社会になりつつある。科学技術や安全をめぐる議論にも(同じ傾向が)見られる」と警鐘を鳴らした。 (北浜修)








集団的自衛権はなぜ違憲なのか 木村草太 晶文社 2015

図書館本 良書

非常に分かりやすい文章(種々な媒体への投稿)で集団的自衛権の問題について木村さん(1980-)が綴っています。
最終章は國分功一郎(1974-)との対談。
付録として、木村さんの衆議院公聴会での公述

備忘録メモ

2013年8月 内閣法制局長官人事 外交官の採用
2014年5月 安保法制懇の報告書提出 北岡伸一
2014年7月1日 閣議決定
2015年5月 安保法制法案の閣議決定・国会審議開始
2015年6月 憲法審査会にて参考人が違憲発言
2015年7月 衆議院で強行採決

集団的自衛権の行使を基礎付ける憲法の条文は存在するか? 憲法73条に軍事規定ない
砂川事件判決は集団的自衛権の合憲性を認めたものだとは言い難い
個別的自衛権の範囲を超えた集団的自衛権の行使は違憲
押しつけ憲法論は話を単純化しすぎ。押しつけか自発的か。
明治憲法 言論の自由に限界 新聞紙法
国立図書館HPでの日本国憲法の誕生 明治憲法との比較
密室で作られた明治憲法と開かれた制定過程の日本国憲法 ベアタ・シロタ・ゴードン「1945年のクリスマス」到底押しつけではない過程
根拠法がないかぎり国家権力は行使できない
在外自国民保護は集団的自衛権とまったく関係がない
抽象的な文言を具体的な事案に当てはめるために、憲法解釈が必要になる。
独裁政権への反省こそ、立憲主義の魂 国家を理性的に運営するために必要な技術
憲法を燃やすことは、国家を燃やすこと
安全保障環境の悪化というなら早く法律を作って対応しなければならない
どこにも書かれていな軍事権 73条
9条を前提に、その例外を許す特別な根拠規定はない
軍事権を日本国政府に付与するか否かは、主権者である国民が、憲法を通じて決める。


戦争の予感 上杉隆 ケン・ジョセフ かんよう出版 2017

図書館本

戦後70年 今が一番戦争に近いと思う人も多いのではないだろうか?

メディアが権力側に寄り添う時、言論の多様性が失われた時、
そう、あの時の様に。

なぜ、今の日本に多様性が無くなってしまったのか?

騙されていたとか、知らなかったでは済まされない。
そんな事を改めて気づく一冊。

備忘録メモ
世の中に出していいかどうか忖度する。忖度メディア化している。単一化され一元化される。
憲法バッジ(永六輔、ケン)を作っても報道されない。(ノーボーダーと東京新聞が報道)
 憲法バッチ 東京新聞で検索すると2016年の記事が見られる。
多様性を混乱という日本
歴史の忘却が導く戦争の予感
自信のない国がやるパターン:凄い凄い、素晴らしい日本とか、安倍首相の本のタイトルとか
行動しないことで失敗を避けられると信じている日本人
就職でなくて就社な日本
降ろされることは失敗な日本 上杉さん、16本降板 
失敗だらけの職業(アスリート、芸術家)、ジャーナリストも失敗してよい
アメリカ大統領選挙 ヒラリーは素晴らしい、トランプはバカだというメディア
メディアが最初に死ぬ 大本営発表
昔の国会 右も左も関係なく戦争についてだけは絶対起こしてはいけないんだと一致
言論の一元化(これ言っちゃいけない、やらない方がよい)
メディアが愚かなエリート意識を捨てること
いつから誇れるはずの平和が恥ずかしいものになったんだろうか? by ケンの講演会





憲法バッチ記事(東京新聞)の記事


戦争の予感
上杉 隆 × ケン・ジョセフ
かんよう出版
2017-01-30






9つの森の教え 峠隆一(樫田秀樹) 築地出版 1994

図書館本 良書

無教養の僕は峠さんが樫田さんだと最近知りました。
樫田さんと同じ年齢の僕ですが、あまりに経験値が低い自分に腹が立ちます。
最近の樫田さんの活動が実は彼の若いころのアフリカ、アジア、オセアニアの経験に裏付けられていることが本書で確信できました。
幸せとは何か、平和とは何か、生きるとは何か、そんな問いを自らの森の経験と世界での経験から綴っています。

ボルネオのサラワクに通い続けた筆者が経験した素晴らしい社会、そこから導きだされる平凡という幸せ。
そして、その森が破壊されていく現実がある。第9章が辛い。

備忘録メモ
夢や大志を抱くことは確かに美しい。しかし一方で、夢や大志をもたずに生きている人を美しくないと言えるだろうか?
森の中の生活は平凡きわまる。そこには、夢は存在しない。そこで聞かれたのは「平凡でも、いっしょに生きる仲間がいるだけで幸せだ。それ以上望む事はない」という言葉だった。平凡な生活こそ、この世で一番美しい。


目次
第1章 赤ん坊は親だけで育てない
第2章 子どもをほめない、くらべない
第3章 料理は一人で、食べるのはみんなで
第4章 森は私だ、私は森だ
第5章 他人にはぶっきらぼうでも構わない
第6章 他人を助けるなんてできない
第7章 安心して死ねる場所で生活する
第8章 大志を抱かず、夢をもたない
第9章 大都会にも森はある

出版社のHP
樫田さんの略歴

9つの森の教え
峠 隆一
築地書館
1994-12





憲法という希望 木村草太 講談社現代新書 2016

図書館本

良書

木村さん(1980-)の憲法に対するスタンスが良くわかります。
大学の教養課程以来の「法学」に関する本を読んだという実感。
そして、自分の憲法に対する無知を再認識できた本でもあります。
また、国谷さんとの対談も非常に興味深く、しっかりした議論が展開しています。

ただ、昨今の日本を見ていると、日本国憲法より上位に位置する、日米地位協定や日米安保条約の存在が非常に気になるとともに、憲法改正の議論も非常に偏った流れで進むことに危機感がありますね。

さて備忘録メモ
国家権力の3大失敗 無謀な戦争、人権侵害、権力の独裁
立憲的意味で憲法  軍事統制、人権保障、権力分立
憲法9条の内容はほぼグローバルスタンダード
憲法の番人である個人が憲法を使いこなしてこそ、憲法が活きていく。
沖縄基地問題 基地設置の法的根拠となる法律を、国会の責任で作るのが一番
 閣議決定と日米間の合意のみ
同じ事件でも、法律の主張の仕方が変わるだけでまったく結論が変わることがある。 法律構成
憲法92条 地方自治の本旨  GHQの草案時には住民自身が住民憲章を作ると規定 それが本旨に。
米軍基地の設置に住民投票が必要
7条解散の問題点 政権が勝手に有利なタイミングで選挙が可能



等身大のアフリカ/最前線のアフリカ(アフリカ地域研究者報告)

等身大のアフリカ/最前線のアフリカ | 著者 | SYNODOS -シノドス- | ページ 2



アフリカの色んな国も同じ目線で捉えています。

市場経済の波に飲み込まれながら、生きざるを得ないのだろうか。

素晴らしいレポートの数々。

コンゴ民主共和国における長距離徒歩交易

木村大治 / 人類学・アフリカ地域研究 これが最新となります。

http://synodos.jp/international/19346

日本ーガーナ 友好旗

以前在ガーナ日本大使の方に友好旗ピンバッチを頂いて使っておりました。

今度はポケットマネーで100個ほどオーダー。
校正サンプルが届きました。

ゴーサイン

来月には到着予定

こちら今回作成
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K上大使にいただいたピンバッチ
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映画『マリアンヌ』 原題 Allied

映画『マリアンヌ』大ヒット上映中!


エミレーツの機内映画 これも素晴らしい作品でした。

戦争という行為が何を残すのか。

賢者は歴史から学ばなければ愚者になるだけ。




大村先生 アフリカ 心の時代

大村智博士が地元で講演 - NHK山梨県のニュース


大村先生には1月末に機会があり、ガーナ人研究者、保健省関係者と共に北里研でお会いする
機会がありました。

大村先生の功績は、ノーベル賞であれば、平和賞、化学賞、医学賞のどれにも該当するモノです。

残念ながらアフリカでの素晴らしい貢献(寄生虫疾患に対する薬剤の開発とその無償使用)にも関わらず、北里大学がアフリカ大陸に一つの研究交流契約(MOU)を結んでいる組織がありません。

そんな事もあり、なんとか早く、北里大学とアフリカの大学や組織と研究や人的交流の足場が出来ないかと思っております。

今回の渡航では、少しだけお手伝いをしてまいりました。上手く実を結ぶと良いのですが、、、、

下記の記事はまさに大村先生の神髄だと思います。心の問題はまさに生き様の問題なのですね。

以下記事
おととし、ノーベル医学・生理学賞を受賞した大村智さんが、出身地である韮崎市で講演し、「21世紀は科学技術だけではなく、心を大切にする世紀にしなければいけない」と訴えました。

この講演会は、大村さんの出身地である韮崎市神山町の住民が企画し、会場の神山町体育館には、およそ220人が集まりました。
大村さんは「私の歩んできた道」をテーマに講演し、幼少期は祖母から「とにかく人のためになるのが一番大事」と言い聞かされていたエピソードなどを話しました。
そのあと、ノーベル賞の受賞理由となった寄生虫が原因で広がる感染症の特効薬が、アフリカなどを中心に今も使われ撲滅にむけた活動が続いていることを伝えていました。
また、大村さんは、みずからが設置に関わった病院や研究室には、世界中から集めた絵画などの芸術作品を展示していることを紹介し「20世紀は科学技術は進歩したが、心の問題が置かれてしまった。
21世紀は心を大事する世紀にしていかなければいけいない」と訴えていました。
講演を聞いた50代の男性は「大村さんが医療以外にも、さまざまな分野で社会に貢献していることを知ることが出来ました。同じ出身地の人間として誇りに思います」と話していました。

03月05日 12時49分


Profile
鎌倉おやじ
趣味:イワナに遊んでもらう、菜園、読書、焚き火、ランタン

愛読人:内山節、池田晶子、養老孟司、山本素石、高桑信一、相田みつを、宮本常一、網野善彦、野田知佑、南木佳士、川上健一 佐藤優 内田樹(順不同)

夢:晴釣雨読で自給自足、在来魚保護 (最近釣りにはそれほど熱中してません、年のせいでしょうか)
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