おやじのぼやき

日々おやじが思う事。。。。。

平和

日本ーガーナ 友好旗

以前在ガーナ日本大使の方に友好旗ピンバッチを頂いて使っておりました。

今度はポケットマネーで100個ほどオーダー。
校正サンプルが届きました。

ゴーサイン

来月には到着予定

こちら今回作成
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K上大使にいただいたピンバッチ
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映画『マリアンヌ』 原題 Allied

映画『マリアンヌ』大ヒット上映中!


エミレーツの機内映画 これも素晴らしい作品でした。

戦争という行為が何を残すのか。

賢者は歴史から学ばなければ愚者になるだけ。




大村先生 アフリカ 心の時代

大村智博士が地元で講演 - NHK山梨県のニュース


大村先生には1月末に機会があり、ガーナ人研究者、保健省関係者と共に北里研でお会いする
機会がありました。

大村先生の功績は、ノーベル賞であれば、平和賞、化学賞、医学賞のどれにも該当するモノです。

残念ながらアフリカでの素晴らしい貢献(寄生虫疾患に対する薬剤の開発とその無償使用)にも関わらず、北里大学がアフリカ大陸に一つの研究交流契約(MOU)を結んでいる組織がありません。

そんな事もあり、なんとか早く、北里大学とアフリカの大学や組織と研究や人的交流の足場が出来ないかと思っております。

今回の渡航では、少しだけお手伝いをしてまいりました。上手く実を結ぶと良いのですが、、、、

下記の記事はまさに大村先生の神髄だと思います。心の問題はまさに生き様の問題なのですね。

以下記事
おととし、ノーベル医学・生理学賞を受賞した大村智さんが、出身地である韮崎市で講演し、「21世紀は科学技術だけではなく、心を大切にする世紀にしなければいけない」と訴えました。

この講演会は、大村さんの出身地である韮崎市神山町の住民が企画し、会場の神山町体育館には、およそ220人が集まりました。
大村さんは「私の歩んできた道」をテーマに講演し、幼少期は祖母から「とにかく人のためになるのが一番大事」と言い聞かされていたエピソードなどを話しました。
そのあと、ノーベル賞の受賞理由となった寄生虫が原因で広がる感染症の特効薬が、アフリカなどを中心に今も使われ撲滅にむけた活動が続いていることを伝えていました。
また、大村さんは、みずからが設置に関わった病院や研究室には、世界中から集めた絵画などの芸術作品を展示していることを紹介し「20世紀は科学技術は進歩したが、心の問題が置かれてしまった。
21世紀は心を大事する世紀にしていかなければいけいない」と訴えていました。
講演を聞いた50代の男性は「大村さんが医療以外にも、さまざまな分野で社会に貢献していることを知ることが出来ました。同じ出身地の人間として誇りに思います」と話していました。

03月05日 12時49分


テロリストは日本の「何」を見ているのか 伊勢崎賢治 幻冬舎新書 2016

図書館本 良書

伊勢崎さんの本は何冊か読んだ。
若い時から紛争地に足を運び、NGO等での活動も長い。
そして、近年では国際紛争の仲介役的な仕事がメインであろうか。

日本の国際社会での役割とグローバル化する世界でのテロの問題を多角的にわかりやすく
説明している。
そしてグローバルテロリズムにどう対応すべきかと。
編集者による聞き取りでまとめられている。

備忘録メモ
予防ではなく、起こることを想定する
ドローンが運搬するのは爆発物だけとは限らない
核セキュリティー 福一を国連統治領にしてもよい
日米地位協定の在日特権性問題
不処罰の文化の有用性
戦争プロパダンダ10の法則
インサージェント
在日米軍経費 38年間で20兆円
ウヨクもサヨクもおかしい


日本の宗教観が世界を平和に TED京都


8時だヨ!神さま仏さま ラジオ番組があるそうです

宗教者駅伝 実際に行われた様です


是非、宗教都市鎌倉でも平和のために宗教者が




これも良いですよ。
「ど〜せ無理」という言葉を世の中からなくそうよ!

だったらこうしてみたら!をはやらせよう。 思いは招く

沢山本を読んで夢を追いかける!


スラムドッグ$ミリオネア 映画 インド 2008

amazon プライム 

良く出来た映画です。

スラム出身のイスラム教の兄弟

なぜミリオネアになれたのか。

決して清廉潔白で生きた物語ではありませんが、筋を通した生き方をうまく
描いています。

貧困ビジネス(浮浪児や赤んぼ、盲人を使う)も上手に描写しています。

いろんな意味で深い映画でした。

最後の出演者のミュージカルも良かったね。


人種って?国境って?

イミシン


日本語訳つきはこちら
https://www.facebook.com/imishin.jp/videos/970395246396039/

なぜ、憎みあい、殺し合うのだろう。
国境なんてヒトが勝手に引いた線じゃないか。


オリジナル


原発輸出大国、武器輸出大国、ギャンブル大国を目指しますか?

2016年12月1日(木) 『吉原毅×古賀茂明 コラボ講演会』
日本を変える起死回生の切り札〜メディアが伝えない政治・経済の真実〜

古賀さんの講演

古賀さんと吉原さんて麻布で同期なのかな。




1月14日 ◆安倍政権NO!+野党共闘★0114 大行進 in 渋谷◆
   ゲストスピーカーの古賀茂明さん







乱交は人間の動物的本能?

クリストファー・ライアン: 乱交は人間の動物的本能? | TED Talk | TED.com


少し古いですが、FBでも知人が話題にしていて、個人的には日本の民俗も実は明治以前は
かなり自由度が高い風俗だったと民俗学的にも歴史学的にも明らかだと思っているので。
和訳テキストはこちら。


まあ、学校の同じ年代間の良い年した連中がご乱交というのはおバカとかしか言いようがないけどね。
まあある意味本能のままに生きているのでしょうが、この講演を浮気や不倫の言い訳にしないように!


トークより最後の部分
エドワード・ウィルソンは 人のセクシュアリティは 人と人をつなげる道具であり 生殖は二の次だと言います その通りだと思います なぜなら 我々の進化したセクシュアリティが 現代社会のあちこちで 葛藤を起こしているからです こう感じるべきだと 教えられてきたことと 実際に感じることとが 相違することで たくさんの苦しみが 無駄に生まれています セクシュアリティに対する理解が より正確で より新しいものになれば 自分自身に対しても お互いに対しても もっと寛容になれるはずです 慣例に囚われない形の性関係 たとえば 同性婚や 多夫多妻などにも もっと理解が生まれ 男が本能的そして 生まれながらに 女の性を支配し管理する 権利があるという概念に 終止符が打たれることを 私は願っています (拍手)
ありがとうございます また カミングアウトする 必要があるのは ゲイの人に限らない ということもわかるでしょう 私たち皆 カミングアウトすべき ことがあるはず そうでしょう? そして 本当の事を言えた暁には もはや戦うべき相手は 他の人間ではないと気づくはず 敵は ビクトリア時代的な 古い性意識です この間違った考えのせいで 人は欲求と所有権を勘違いし 理解や共感すべきところで 恥と戸惑いを生み出します 男は火星 女は金星から来たなど もう古い だって 真実は 男はアフリカで誕生し 女もまた アフリカで 生まれたのですから ありがとうございました









グローバリズム以後 エマニュエル・トッド 朝日新書 2016

図書館本 良書

1998年から2016年までに朝日新聞に掲載されたトッド氏の語り
夢の時代の終わりは語り下ろし 2016年8月
新しい順に文章が置かれているので、逆に終わりから(1998年の語り)から読まれると
トッドの予測がどうなったかが良く分かります。
もちろん予測が外れた部分はトッドが率直に認めている。
そしてシャルリ・エブド襲撃事件(2015)でのフランス人の反応に落胆したトッド

備忘録メモ
エリートについての経験主義的な研究が不足していた、過大評価していた。
フランスの指導層が結局ユーロの失敗を認めて、自分たちが引きずり込んだ通貨の泥沼から、社会を引きだしてくれるだろうと思っていた。2016年
アメリカ:自由貿易にたいする意見を変えた中流層 45−54歳までの米国白人死亡率1999年から上昇 グローバリゼーゼンファティーグ(グローバル化疲れ)
エリートたちの責任の放棄
フランス指導者層、中間層に対する批判(シャルリとは誰か?で) 2016年
アラブ世界の基本的弱点、国家を建設する能力の弱さ 縁戚関係が国家より重い
脱イスラム化が進むなかでのシーア派とスンニ派の対立(宗教戦争ではない)
ニヒリズムが現在の中東を分析するときの中心的概念
時代遅れの預言者に。歴史上でかってなかった新しい事が沢山起こる(高齢化、経済的人間)
共同的展望(信仰)高齢化、教育革命、女性の地位向上
日本の本等の問題は人口動態
日本の非正規労働者は移民労働者がうける扱いと同じ、そして帰る祖国さえない。
2重国籍を認めるフランスが国籍剥奪問題を議論し始めた
多様性が崩れるフランス 混合結婚 寛大なフランス パリ5月革命を経験しているトッド 2016年1月
消費社会の退化(西側諸国) 移行期にある途上国(識字率向上、人口増加率減少) 発展段階の違う社会が共存 015年2月
米国の衰退は予想以上に進んでいる (2002年 「帝国以後」で覇権の終わりを示唆)
グローバル化(ヒト、モノ、カネが国境を自由に越える)
ユーロを救う唯一の道は欧州として保護主義をとること ユーロは憎しみの製造機 2011年12月
教育格差の広がりと民主主義の弱体化、平等という感覚の弱体化は繋がっている
自由貿易が経済危機の解決を阻んでいる 2011年1月
アメリカ金融帝国の崩壊
アメリカの過剰消費に支えられた日本、中国 アメリカの貿易赤字 8千億ドル
経済を引っ張るのは弁護士ではなく技術者
欧州、北米、極東に保護主義圏を。3つの保護主義圏を。2008年10月
日本に核武装を勧めたい(トッドは反軍主義者)
日ロ関係を強く ロシアは1905年の敗北を忘れていない 2006年10月
米国以外の同盟国を持つべき
世界秩序混乱の原因は米国 (資本の自国集中、軍事手段を常に機能)
米一極支配と国連の意味 2004年2月
2005年にはユーロは無くなっていると思う 1998年5月





グローバリズムが世界を滅ぼす (文春新書)
エマニュエル トッド
文藝春秋
2014-06-20




武器輸出と日本企業 望月衣塑子 角川新書 2016

図書館本   絶対のお勧め本
調査報道のあるべき姿を示していると思います。

日本における戦争という仕事(内山節著)が経済的徴兵制(奨学金を返済できない学生、移民同様に低賃金で働かざるを得ない非正規雇用日本人)と憲法の解釈変更、安保法でリアルになる様を綴っているように思う。そして武器(戦争)商人としての日本企業が存在する。
いつも戦争は「自衛」のためと言って始まる事を覚えておこう。
そして最終的には科学者や技術者の社会的責任の問題が大きな役割を担うのだろう。


備忘録メモ

武器ではなく防衛装備品と呼ぶ日本
武器輸出3原則 1967年 佐藤栄作 76年三木武夫
新3原則 防衛装備移転3原則 2011年 野田政権で方針転換し安倍政権で 禁輸対象国はわずか12か国
デユアルユース(軍備、防衛に応用可能な民生技術)と大学研究者
武器企業、下請け企業がテロの対象となる可能性
日本企業が製造する武器価格 国際的な価格の3−8倍 ファミリー化が進んでいないから
ソニー製のビデオカメラ ベトナム戦争でスマート爆弾の誘導部に装着
輸出の審査基準の曖昧さ
日本が目指すアメリカ式軍産複合体
スターウォーズ計画(米 1983)国防費から大学へ研究開発資金として
軍事的研究計画の民需に転化する:スピンオフ その逆をスピンオン
東大 軍事研究中止(反対)から「研究者の良識のもと、軍事・平和利用の両義性を深く意識しながら個々の研究を進める」に
日本学術会議 突然の私見披露 大西隆会長 京大山極総長が危機感をあらわす。
3D仕事(ダル(退屈)、ダーティ(汚い)、デンジャラス(危険))を無人航空機に
グローバルホーク3機1000億 三沢基地 GA−ASI社 3機100億
無人攻撃機(プレデター)の操縦士のPTSD問題 守秘義務と殺人というストレス

あとがき 南原繁(戦後初の東大総長)の論集より
「大学は国家の名において学問研究の自由の範囲が著しく狭められ、時の権力者によって都合よき思想と学説が保護せられ、これに反するものはしばし迫害せられ、弾圧せられ来った。われわれは、わが国の教育をかような官僚主義と中央集権制度から解放し、これを民主的また地方分権的制度に改編しなければならぬ」
「国の政治に何か重大な変化や転換が起きるときは、その前兆として現れるのが、まず教育と学問への干渉と圧迫である。われわれは、満州事変以来の苦い経験によって、それを言うのである」
「大切なことは政治が教育を支配し、変更するのではなく、教育こそいずれの政党の政治からも中立し、むしろ政治の変わらざる指針となるべきものと考える。…いまの時代に必要なものは、実に心理と正義を愛する真に自由の人間の育成であり、そういう人間が我が国家社会を支え、その担い手になってこそ、祖国をしてふたたびゆるぎない民主主義と文化的平和国家たらしめることができる」


武器輸出と日本企業 (角川新書)
望月 衣塑子
KADOKAWA/角川書店
2016-07-10



パタゴニア 環境問題 「横浜市都市計画公聴会」

パタゴニアは長崎の石木ダム問題にも積極的に取り組んでいます。
こんな企業が増えると良いですね。

以下パタゴニアからのお知らせ。

パタゴニア日本支社は2017年1月17日(火)に神奈川エリア3店舗(横浜・関内、
ベイサイド・アウトレット、鎌倉)および東戸塚オフィスを17時にクローズし、
社員に対し「横浜市都市計画公聴会」に参加する機会を提供させていただきます。

お客様には営業時間の短縮によりご迷惑をお掛けしますことを心よりお詫び申し
上げます。

パタゴニアでは環境問題を解決するための様々な取り組みを行っています。日本
支社のある横浜市でも<認定NPO法人ホタルのふるさと瀬上沢基金>と<上郷・
瀬上の自然を守る会
>の2つの環境保護団体に支援を行っています。
1月17日(火)には、その2団体が保護活動を行っている横浜市に残された最大
規模の緑地の一部大きさ約32ヘクタール(東京ドーム約7個分)の大規模開発計
画に関して市民などの意見を聞いて開発の是非の参考にする「横浜市都市計画公
聴会」が横浜市栄公会堂の講堂で開かれます。

*公聴会はどなたでもご参加可能です。
開発計画について詳しく話を聞きたい方、関心をお持ちの方は以下をご覧くださ
い。

【 ホタルのふるさと瀬上沢基金Facebookページ 「そうだ、公聴会に行こう」 】
http://mpse.jp/pata_jp/c.p?02cvxSClbaG  


<これまでの背景>
現在、横浜市では都市計画市素案として緑地が存在する多くの地域に対し、開発
の計画が進められています。その中には、横浜市に残された希少な緑地である上
郷・瀬上沢緑地(横浜市栄区)を対象とした、住宅や商業・医療・福祉施設等を
含む大規模開発計画も含まれています。上郷・瀬上沢緑地の開発の対象となる希
少な緑地の大きさは約32ヘクタール(東京ドーム約7個分)です。
上郷・瀬上沢緑地は横浜市最大のホタルの生息地であり、オオタカ、コサギ、カ
ワセミなどの野鳥たちや蝶、トンボなどの昆虫類など多様な生き物が暮らす大切
な自然環境であり、また、子供たちの遊び場として多くの人が親しむ、横浜市に
残された貴重な場所です。
これまで11万筆を超える緑地保全を望む署名がある一方で開発計画は進んでおり、
1月17日(火)の公聴会は緑地保全にとって重要な機会となります。


<参考ページ>
【 ホタルのふるさと瀬上沢基金 】
http://mpse.jp/pata_jp/c.p?12cvxSClbaG

【 上郷・瀬上の自然を守る会 】
http://mpse.jp/pata_jp/c.p?22cvxSClbaG

【 都市計画市素案説明会のお知らせ 】
http://mpse.jp/pata_jp/c.p?32cvxSClbaG  

*公聴会とは?
国または地方公共団体などが、一般に影響するところの大きい重要な事項を決定
する際に、利害関係者・学識経験者から意見を聴く会です。
今回の場は横浜市内在住、在勤に関わらず、どなたでも傍聴(参加)できます。
関心をお持ちの方は、ぜひご参加ください。なお、傍聴席は先着順となります。

「この世界の片隅に」

キネマ旬報ベスト・テン 1位は「この世界の片隅に」 | NHKニュース


はやく観に行きたいのですが、、、、

DVDが出るまで待つか、、、、

悩む

2009年に原作は読んでいるので。
再録
「あとがき」の文章が総てを語っているように思います。
昭和18年から21年という日本の時代。
戦争という言葉で歴史を片付ける事はた易い、とくに戦争を知らない世代の僕らには。
歴史からしか、あるいは過去からしか僕らは学ぶことが出来ない。
未来は必ず来るが、未来は夢見れても未来からは学ぶことは出来ない。
その歴史あるいは過去を僕らは忘れてはいけないし歪曲させてもいけないと
思う。
こうのさんの作品は、淡々と戦時中の日常を描いていながら、計り知れない戦争の不条理を訴えているようにも思う。
文章では表現しきれない部分を絵で綴っている。



宮澤賢治と保阪嘉内 FM富士 12月31日

FM-FUJI


宮澤賢治の心友と言われる保阪嘉内

今年は保阪嘉内さんのご子息が亡くなられた年でもあります。

お孫さんが話される様です。

嘉内生誕120年

県立文学館で特設展もありました。


嘉内の事を僕は萌木の村の木内さんに教えて頂きました。
そして、嘉内も大島校長の薫陶を受けたことを後になりしりました。



嘉内 FM富士








天国の本屋〜恋火を 2004

天国の本屋〜恋火をAmazonビデオ-プライム・ビデオで


音楽: 松任谷正隆
主題歌:松任谷由実「永遠が見える日」

松任谷由実 2016年 38thオリジナルアルバム「宇宙図書館」 そしてコンサートツアー 「宇宙図書館」

ユーミンと「本」の繋がりを感じますね。

良い映画でした。

出演者も素晴らしい。
竹内結子
玉山鉄二
香里奈
新井浩文
香川照之
原田芳雄



科学者は人類を愛せ 東京新聞

東京新聞:大学と軍事研究 科学者は人類を愛せ:社説・コラム(TOKYO Web)



益川敏英先生の著作も是非お読みください。(なぜか良いね数が一番多い?おいらのレビュー)

12月19日社説


戦争の反省から日本学術会議は二度も「軍事研究には協力しない」という決議をした。だが今、防衛省の豊富な予算を前に、方針が揺らいでいる。

 戦後、大学は学術研究に専念し、軍事研究は防衛省や防衛産業などで行われてきた。戦争中、核兵器開発などに多くの学者が関わった反省からだった。学術会議は一九五〇年と六七年に「軍事研究はしない」と決議している。

 その方針を見直すかどうかの検討が学術会議で続いている。十六日夕に開かれた「安全保障と学術に関する検討委員会」で議論は一段落し、年明けには中間取りまとめに入る。
◆50年ぶりの議論

 きっかけは、防衛省が防衛装備品開発のために「安全保障技術研究推進制度」を昨年、発足させて大学などに直接、研究費を助成するようになったことだ。狙いは防衛装備品に利用できる新技術の開発。原則として研究成果の公開を認める。新技術は民生用の利用も期待するので、デュアルユース技術だと説明している。

 初年度は三億円の予算で、百九件の応募があった。このうち四大学を含む九つの研究機関の提案が採用された。

 従来の学術会議の方針に反することから、同制度への対応が研究者や大学によって分かれた。学術会議会長の大西隆・豊橋技術科学大学長が提案者となって検討委員会を設置し、約五十年ぶりの議論が始まった。

 設置時には「自衛のための軍事研究は許されるのか」とか「民生と軍事両用のデュアルユース技術をどう規制するのか」といったことが課題と考えられた。議論が深まるにつれて、別の課題が明らかになった。研究成果の公開と、大学の研究・教育への影響だ。
◆米国とは違う仕組み

 大学の研究者は主に文部科学省の研究予算を使う。経済産業省や厚生労働省、企業などの助成を受けることもある。研究者がすべてを公開できるとは限らないが、成果は公開できる。

 防衛省は「採択するのは基礎研究で、成果は原則として発表できる」としている。学術会議が調べると、お手本にしたはずの米国防総省のDARPA(国防高等研究計画局)の仕組みは違っていた。

 米国では研究を公募する段階で「基礎研究」か「公開制限付き研究」かが示されている。基礎研究は契約に公開の自由が入る。一方、制限付き研究では機密保護が求められる。マサチューセッツ工科大(MIT)などは、機密性の高い研究をするために大学から離れた場所に研究所を置いている。

 検討委員会に出席した防衛省の担当者は「原則、公開が可能」と答えたが、制度的な保障はない。「特定秘密」についても「指定されることはない」と口頭で述べただけである。

 なぜ、契約書に入れないのか。不信と不安を呼んでいる。

 特定秘密の指定は、研究者個人だけでなく、大学への影響も大きい。将来、指定される可能性を考えれば、留学生は同制度の研究には近づけないという対応も必要になる。サイバー(電脳)セキュリティーを含めて、大学構内の態勢強化が求められる。

 教育機関としても問題がありそうだ。米国では制限付き研究を受託した研究室の卒業生は、軍需産業への就職が多かった。企業側も共同研究などを通じて優秀な学生を見いだしやすい。日本でも人材供給につながるだろう。

 今年のノーベル医学生理学賞を受賞した大隅良典・東京工業大学栄誉教授は「基礎研究が大事だ」と繰り返し話す。大隅さんの言う基礎研究は、そこから別の基礎研究や応用研究が広がっていく大樹のイメージだ。

 一方、防衛省のいう基礎研究は、要素技術の開発だ。新装備に不可欠な多くの基礎研究を集めて防衛装備品の完成を目指す。広がりは期待されていない。

 安全保障研究の領域は、陸海空から宇宙、サイバー空間へと拡大している。防衛省だけでは対応が難しい。このため、消極的な研究者に対して「国立大学が政府の方針に従わないのか」とか「学者には愛国心はないのか」との批判も出ている。
◆坂田昌一の言葉

 そうした批判にひるむことはない。それぞれが、何のために研究をするのかを考えることだ。

 ノーベル物理学賞を受賞した益川敏英・名古屋大特別教授の研究室に、恩師で物理学者の坂田昌一・元名古屋大教授の書がある。

 「科学者は科学者として学問を愛するより以前に、まず人間として人類を愛さなければならない」

 坂田さんは第一回学術会議総会の感想として「学問の政治に対する幇間(ほうかん)性をぬぐいさり」という言葉も残している。





草食系のための対米自立論 古谷経衡 小学館新書 2016

図書館本

古谷さん(1982-)の本は
「若者は本当に右傾化しているのか?」
「左翼も右翼もウソばかり」と読んで面白かったので、今回もまた。

特に草食系云々は気にすることはないと思います。本来の草食系というのは、
論者により定義が違うが深澤真紀さんの、『恋愛に「縁がない」わけではないのに
「積極的」ではない、「肉」欲に淡々とした「草食男子」』との定義であり、
別の論者は異性をがつがつと求める肉食系ではない。異性と肩を並べて優しく
草を食べることを願う草食系の男性のこと、の様に定義していたりします。
古谷さんは政治的「草食系」を本書で述べている。

さて、本書は、アメリカは日本を助けてくれないよ!
だから自立しようよ!というごもっともな論議です。

序章でアメリカへの違和感
1章でシン・ゴジラと3.11
2章で日本人と政治的発言
3章で対米自立意識の芽生え
4章で原発事故と消えたアメリカ (トモダチ作戦の米兵被爆には関しては記述なし)
5章でドナルド・トランプという衝撃 (親米保守の戸惑いを指摘)
おわりに と続きます。

親米保守のスタンス
 対米自立を唱える人々に対し、常に中国の脅威を引用して在日米軍の必要性を説く、しかし
彼らの多くは、同時に自衛隊の戦力は世界一で、中国軍と戦えば簡単に勝つと夢想する。

どうか、属国民主主義から対米自立という自明のことを、日米地位協定や
日米合同委員会という文脈から多くの若者が議論して欲しいと思う。

トランプ大統領の出現はもしかするとその流れを大きくするのかもしれませんね。



第5回石橋湛山平和賞

平和の港 : 第5回石橋湛山平和賞について


いつか応募したいな(笑) 大島正健先生からの流れで、、、、

母校の生徒頑張っていますね。
自分が同じ歳の時など、平和なんて考えないで遊んでいたな。。。。。


以下HPより

第5回石橋湛山平和賞の結果を発表いたします。

  応募数  一般の部 25件  中高生の部  347件

 5人の選考委員(委員長 井出孫六)による審査の結果、下記の方々が

 最優秀賞となりました。

  一般の部  最優秀賞  仙台市  木村直人  

          平和の象徴である大和魂の語源、戦争遂行の原因と国全
          体の空気を考える

          優秀賞 貝塚市  寺田高久


  中高校生の部  最優秀賞 甲府一高2年  岡 夏輝

           新たな一歩へ

           優秀賞  都留2中  谷内奈央

                  甲府南高  望月とお深

  なお、表彰式は、12月23日(祝日)午後2時〜 甲府市朝気の 
 
  ぴゅあ総合で行います。
  



アメリカ帝国崩壊 エマニュエルトッドさんのコメント

「トランプ氏は真実を語った」 エマニュエル・トッド氏:朝日新聞デジタル


待っていたトッド先生のコメントが出ましたね。
歴史を検証するために、全文引用しておきます。未来に読み返すために。

■仏人類学者・歴史学者、エマニュエル・トッド氏

 今年夏、米国に滞在しました。そして10月初め、日本での講演で「トランプ氏とクリントン氏の勝率は半々だ」と言いました。彼の当選を予言したというより、可能性を指摘したわけです。


 歴史家として見るなら、起きたのは当然のことです。ここ15年間、米国人の生活水準が下がり、白人の45歳から54歳の層の死亡率が上がりました。で、白人は有権者の4分の3です。

 自由貿易と移民が、世界中の働き手を競争に放り込み、不平等と停滞をもたらした、と人々は理解し、その二つを問題にする候補を選んだ。有権者は理にかなったふるまいをしたのです。

 奇妙なのはみんなが驚いていること。本当の疑問は「上流階級やメディア、大学人には、なぜ現実が見えていなかったのか」です。

 選挙戦では、候補個人について多くのうその応酬がありました。しかし、社会について語る場面では、真実を口にしていたのはトランプ氏の方でした。

 彼は「米国はうまくいっていない」と言いました。ほんとうのことです。「米国はもはや世界から尊敬されていない」とも言いました。彼は同盟国がもうついてこなくなっている事実を見ています。そこでも真実を語ったのです。

 クリントン氏は、仏週刊紙シャルリー・エブドでのテロ後に「私はシャルリー」と言っていた人たちを思い出させます。自分の社会はすばらしくて、並外れた価値観を持っていると言っていた人たちです。それは現実から完全に遊離した信仰告白にすぎないのです。


 トランプ氏選出で米国と世界は現実に立ち戻ったのです。幻想に浸っているより、現実に戻った方が諸問題の対処は容易です。

 興味深いのは、トランプ氏が共和党で、経済的な事実認識で優位に立ったということです。共和党は本来は金持ちの党。レーガン氏やブッシュ親子が大統領の時代、白人大衆層が共和党を支持するのは、理屈に合わないことでした。

 当時、選挙公約で中絶や銃規制の問題を前面に出したり、福祉のカネは黒人にわたっていると示唆して反黒人のメッセージを潜り込ませたりしていました。で、大衆層の票で勝つと、今度は完全に金持ち優遇の政策をとる。ふつうの人をだましてきたのです。

 しかし、トランプ氏が候補になることで、最優先事項が人種や宗教の問題ではなく、経済闘争になったのです。議会共和党が、トランプ氏を制御するのではと言われます。でも、自由貿易がこの選挙で中心的なテーマになったことは、みんな知っています。議員たちも反自由貿易の空気を考慮せざるを得ないでしょう。

 米国ではレーガン時代から不平等が急速に拡大しました。人々はもうたくさんだと感じた。人類学的には、アングロサクソンの人たちは不平等に寛容ですが、経済や階級、利益の対立が力を持った。

 米国政治の世界は、マルクス主義モデルに戻ったと言えるかもしれません。トランプ氏がマルクス主義者だと言うのではありませんよ。経済的な対立が前面に出てきているということです。

 トランプ氏が劣勢をひっくり返して支持を広げたのは、ラストベルト(さびついた地帯)諸州です。破壊された古い製造業の地元です。彼を選んだのは虐待されたプロレタリアともいえるわけです。マルクスが生きていたら、結果に満足したかもしれません。

 民主主義という言葉は今日、いささか奇妙です。それにこだわる人はポピュリズムを非難します。でも、その人たちの方が、実は寡頭制の代表者ではないでしょうか。大衆層が自分たちの声を聞かせようとして、ある候補を押し上げる。それをポピュリズムと言ってすませるわけにはいきません。人々の不安や意思の表明をポピュリズムというのはもうやめましょう。(聞き手 編集委員・大野博人)

     ◇

 〈エマニュエル・トッド〉 51年生まれ。人類学者、歴史学者。人口や家族構造の分析によってソ連の崩壊などを予見。近著に「グローバリズム以後」。10月に朝日地球会議で講演した。








帝国以後 〔アメリカ・システムの崩壊〕
エマニュエル トッド
藤原書店
2003-04-30

日本会議とは何か 上杉聰 合同出版 2016

図書館本

上杉氏(1947-)の本は初めてである。以前より「新しい教科書をつくる会」等に関する著作が
あるようです。今後、菅野完さんや青木理さんの関連本を読んでみたいと思う。

さて、まったくの門外漢であるが、日本の憲法がアメリカからの押し付けなのかどうかは
非常に気になっていた。
そして、押し付けだから独自の憲法が必要だと主張するグループがあることは知っていた。
以前、内田樹さんだったと思うけど、他国の憲法を参考にしない憲法など世界中に一つも無いと
書かれていたかと思う。ブラッシュアップしてよりよい憲法を作れば良いのだと思う。
もちろん、地球上から戦争や武力紛争が無くすためにも。

さて本書では日本会議の歴史的背景をひも解き、9条を含む憲法が本当にアメリカの言いなりの
憲法であったのかを考察していく。
答えから書けば、日米合作であると。日本側、アメリカ側、そして連合国・極東委員会(在ワシントン)だと。国会審議もされた9条改正案。

育鵬社はフジ・メディア・ホールディングス子会社で教科書を発行するためのみに発足(2007年)
大日本帝国憲法(明治)は素晴らしい、日本国憲法は押しつけという構図
大阪でのアンケート調査問題 フジ住宅
政治動向を分析する場合には宗教への視野を欠いてはいけない





憲法

駆けつけ警護 問題 

荻上チキ・Session-22 | TBSラジオクラウド


無料で聞けます。

フジサンケイグループのラジオ等に出てくる軍事専門家(自衛隊出身者や変な評論家)と伊勢崎さんや木村草太さんの論理のスゴイ違いを知る事が出来ますよ。

一番苦しいのは現場に生かされる自衛隊員。
バカな政治家やネトウヨ系の市民に翻弄される国家に成り下がりませんように。

戦闘だとか衝突だとか言葉遊びしている場合じゃないんだよね。




2016年11月03日(木)「憲法公布から70年、文化の日。南スーダンでの自衛隊のPKO活動を考える」(探究モード)
■テーマ  憲法公布から70年、文化の日。南スーダンでの自衛隊のPKO活動を考える ■スタジオ 東京外国語大学教授の伊勢崎賢治さん ■電話出演 首都大学東京教授で憲法学者の木村草太さん

配信終了日時:2016/12/03 23:40



ご参考までに比べてみては?

日本はなぜ、「戦争が出来る国」になったのか 矢部宏治 集英社インターナショナル 2016

図書館本

前著の、日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか、戦争をしない国 明仁天皇メッセージに続いて読んでみた。

教科書や学校で絶対に習わない日本の戦後史だろう。
日本国憲法の上位に位置するアメリカの支配構造。
著者は決して落胆することなく、未来のあるべき筋道も示している。
ただし、日本国民が現状に甘んじるのであれば、間違いなく米軍指揮下で戦争に参加し、多くの日本人が戦闘で死に、相手国の国民も殺す事になるのだろう。
アメリカの公文書、外務省の公文書等からの一次資料に基づき筆者が調査した内容が記載されている。

備忘録メモ
ホテルと言う名の米軍基地 ニュー山王ホテル 港区
日米合同委員会 日本の超エリートが在日米軍のエリート軍人と直接協議するシステム(米国の外務官僚や米大使館員ではなく)ブラック・ボックスとして機能
二つの密約: 基地密約(日本の基地を米軍が自由に使う)
 指揮密約 (日本の軍隊を自由に使う)
日米行政協定1952 日米地位協定1960
再軍備密約 1951年2月3日 保安隊(5万人)の発足
占領終結後の対米従属
マッカーサーvsダレス マッカーサーの解任 国連軍構想
9条2項と在日米軍(違法な先制攻撃を繰り返す)のねじれ
国連軍の様で国連軍でない在日米軍
国連憲章と例外規定(安保理が必要な措置をとるまでの間、集団的自衛権行使可能)
朝鮮戦争と警察予備隊(75000人)創設と8000人の海上保安庁増員 1950年7月8日 その後保安隊へ 米軍基地の保安 米軍から兵器の供与
海上保安庁の掃海艇部隊が実質的に朝鮮戦争に参戦
吉田・アチソン交換公文 
平和条約後の沖縄軍事占領のトリック 米軍の法的支配の構造(旧安保、新安保)下記図参照
国連軍地位協定が終了するのは朝鮮戦争が終結した時(現在も休戦中)それまで日本は完全隷属状態
マッカーサー・モデルからダレス&マグルーダー・モデルへの転換
砂川裁判の残したもの:政府が憲法違反の条約を勝手に結ぶことで、正式な手続きをへることなく、実質的な憲法改正を行う事が可能になる。57年前の最高裁判事の予言が2015年の安保法案の審議に合致。
サンフランシスコ・システム(平和条約後のアメリカへの軍事的従属体制)
フィリピンモデルとドイツモデルによる独立への模索
憲法改正は修正条項追加型が良い(現行憲法本文はそのまま残す)






米軍支配2米軍支配1

「日本スゴイ」のディストピア 早川タダノリ 青弓社 2016

図書館本

早川さんの本は
原発ユートピア日本
神国日本のトンデモ決戦生活―広告チラシや雑誌は戦争にどれだけ奉仕したか
憎悪の広告
等を拝見させていただいた。
広告やメディア、雑誌等から歴史を検証するといった立ち位置だろうか。

本書は昨今の日本は凄いぞ!という自画自賛な優越性を鼓舞して戦争に邁進した社会を戦時中の
書籍等を中心に検証している。(1925−45年頃)
ちなみにディストピアとはユートピア(理想郷)の正反対の社会をいう。

そして近年も同様の書籍が増えてきている傾向を危険視している。
嫌韓・嫌中との合わせ技的な論調にも注意しないといけないとも。

備忘録メモ
皇国思想+勤労道徳+アメリカ・イギリス憎悪+日本スゴイのワンセット的書籍
男尊女卑的(ある意味、日本懐疑的かな?)痴漢をされる女性にも問題がある敵な道徳観
神の国には敗戦はない
トンデモ理論(〇〇を食べるから日本人は〇〇だ)

日本スゴイ言説の究極形態は、「ブラック国家」とでも呼べるような奇怪な国家体制を作りあげた
イデオロギーだったので。

別に自分がスゴイわけでも何でもないのに、なぜか自分が褒められているかのような感覚にしてしまう「日本スゴイ」現象







大鹿村 鳥ケ池キャンプ場

9月10日夜

リニア勉強会の宿泊地 携帯圏外です。標高1700m

イワナは大鹿産ではなく、メンバーが東北で釣り貯めたものを持参
から揚げも旨かった
キノコも当日とれたハナビラタケも美味しく(茹でてポン酢)、キノコ汁(保存したキノコでしたが)も最高でした。

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小説 外務省II 孫崎亨 現代書館 2016

図書館本

実名を交え中東問題を綴る小説。
イラン大使でもあった孫崎さん(1943−)だから書ける内容なのだとも思う。
多くの優秀な外交官が国益のために命を懸けて働いていると思う。
もちろん、単なる職業外交官や外務省職員もいるとは思うけれども。

複雑に絡み合う国あるいは部族(エスニックグループ)の利害を調整し、落としどころを見付けて
我が国の国益に結び付けていく外交官。
多くの場合、歴史に名前を残さず、去っていくのだろう。
沖縄密約(西山事件)における吉野文六氏の生き様などはまさに外交官の矜持であろう。
(佐藤優 私が最も尊敬する外交官 ナチス・ドイツの崩壊を目撃した吉野文六(講談社))

さて、本書である。
1人のイランへ左遷された外交官を主人公に中東問題を読み解く流れだろう。
何故、後藤健二氏はISに殺害されたのか?
バングラディッシュテロの前に殺害された日本人農業指導者の件とISの関係性
ISに殺害された2名の日本人(湯川、後藤)の事件:マーティン・ファクラーNYタイムズ日本支局長の見た日本のメディアの異常性
スカル・アンド・ボーンズ(Skull and Bones、S&B、頭蓋骨と骨)アメリカのイェール大学にある秘密結社とアメリカ要人の関係性
9.11と陰謀論 NHK解説主幹の長谷川浩の変死
日本のメディア報道と中国のCCTVの類似性(権力迎合)
反骨の外交官 魚本藤吉郎 東京オリンピックのために代々木の米軍キャンプ(ワシントンハイツ)を朝霞に移転させて代々木にオリンピック村を作る
(文部省との闘い、ライシャワー大使との交渉)

「正しいと思ったことはやれ、それを出来るのが外務省だ」by 魚本


「ハンセン病患者・回復者の尊厳の尊重とホリスティック・ケアに向けて」

「ハンセン病とバチカン」―ハンセン病に対する勧告―-日本財団会長 笹川陽平ブログ



病気と差別の問題は歴史を見ても非常に長く暗い。

日本財団のこの取り組みは先代の笹川良一さんから始まっている。
未だに多くの方が笹川氏を右翼の大物だとか、軍部と結託していた悪人だとか信じているようですが
おそらくその方は一次情報を何ら示せない。多くは伝聞や現在ではネットのヨタ記事。

ご興味ある方は、しっかり文献等をあたっていただければ幸いである。


ノーベル平和賞 早く財団が受賞してほしいと思う。そうしてハンセン病の事がより広く世界で共有され、他の病気の理解も進む事を。


以下笹川さんのブログより

「ハンセン病とバチカン」
―ハンセン病に対する勧告―


教皇フランシスコ聖下のお話の中にたびたび悪い例え話としてレパー(ハンセン病への差別語)なる言葉が使われた。私は今後はお使いにならないようにとのお願いの文書を二度送付したが、教皇さまはお読みになっておられないと直感した。

もっと建設的な方法でこの問題を解決したいと考え、法王庁と日本財団の共催でハンセン病を考える国際シンポジウムの開催を申し入れたところ、快諾を戴き、既に6月9日10日とバチカンで行われた会議は実り多いものであったことは、7月11日、13日、15日のブログで報告した通りである。

このたびバチカンより、この国際会議、正式には「ハンセン病患者・回復者の尊厳の尊重とホリスティック・ケアに向けて」の最終文書「結論と勧告」がイタリア語、スペイン語、ポルトガル語、フランス語、英語の5ヶ国語でカトリックの全ての教会に配布されたことになり、12億人のカトリック信者に多大な影響力を行使してくれるものと期待しているところである。

なお、日本語訳は日本財団で翻訳したが、5ページと長文なので、重要な点を下記に掲載します。

*****************


【勧告】

2つの基本点
1. ハンセン病の患者・回復者がこの病気と病気に起因する差別と闘う主要なアクターであると認識されなければならない。こうした彼らの関わりこそが、社会的包摂のための平等な尊厳および権利を認識させ、スティグマを打破することができる。この点は下に列記した勧告のすべてに当てはまる。

2. スティグマをより強める差別的な言葉、特に「leper」及び他言語における同様の用語の使用をやめるべきである。この用語は上記で説明した理由に加え、病気により個人を定義するゆえ侮蔑的である。そして、「leprosy」という言葉を比喩として使用することも避けるべきである。

5点の勧告
1. 全ての宗教指導者は、それぞれの信者団体において重要な役割を担っている以上、重要かつ緊急の課題として、教義、書物、演説においてハンセン病は治る病気であり、ハンセン病患者・回復者やその家族を差別する理由など一切ないことを人々に広く知らしめ、ハンセン病患者・回復者に対する差別を撤廃に向けて尽力すべきである。

2. 各国政府には、ハンセン病患者・回復者および家族に対する差別の撤廃に関し2010年に国連総会が採択した決議に付随する「原則及びガイドライン」の実施のため最大限の努力をすることを奨励する。「原則及びガイドライン」は完全に実施されなければならない。さもないと、ただ単に空虚な宣言として残るだけである。

3. ハンセン病患者・回復者に対する差別法や規制を修正もしくは撤廃すべきである。家族、職場、学校、その他直接間接にハンセン病患者・回復者を差別する政策は、ハンセン病を理由とした差別は許されないとの認識の下に変更されなければならない。

4. ハンセン病及びその合併症の予防と治療を促進するため、新たな治療法の確立を目指して、さらなる科学的研究が必要である。

5. ハンセン病およびそれに起因する差別のない世界の実現に向けて、全ての教会、宗教団体、国際組織、政府、主要な財団、NGO、病気との闘いに尽力してきたハンセン病患者・回復者の協会が一致団結して、協力に向けての共同計画を策定すべきである。





一部日本語訳が皮膚病と表示されるハンセン病
ブラザー・サン シスター・ムーン [DVD]
グラハム・フォークナー
パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
2006-11-02




宿命の子
高山 文彦
小学館
2014-12-17

外務省の知らない世界の“素顔”
笹川 陽平
産経新聞ニュースサービス
1998-04




Cocks Not Glocks 自分で意味は調べてね(笑)

Cocks Not Glocks: Texas students carry dildos on campus to protest gun law | US news | The Guardian


テキサス大学の学生
心より賞賛いたします。

『21歳以上で銃のライセンスを持つ学生は、大学のキャンパス内に銃を持ち込んでも良い』
そんな法律に対して反対を行動でしめしました。

銃無き社会への一歩!

どうして日本のメディアは報道しない? 

自主規制?

タブー?







youtubeにも沢山動画ありますよ(笑)


「戦後」の墓碑銘 白井聡 株式会社金曜日  2015

図書館本

週刊金曜日や他の媒体に発表された文章

永続敗戦論で賞(石橋湛山賞)を取り、メディアでも多く取り上げられている白井さん(1977-)。
日本戦後史論 内田樹 白井聡 徳間書店 2015 は読んでいますが、永続敗戦論は未読

キーワードは歴史修正主義、反知性主義、戦後レジームからの脱却、永続敗戦レジーム

白井さんは「戦後レジームからの脱却」とは「永続敗戦レジームの究極的純粋化」を通じた自己破壊である。と指摘

備忘録メモ
「永続敗戦レジーム」とは「戦後の国体」 保守指導層は米国による支援・承認によって支配層の座を守った。この事が許容されるためには、大東亜戦争の敗北(敗戦の責任)が曖昧化されなければならなかった。それゆえ、「敗戦」は「終戦」へと巧みな印象操作によって呼び換えられ、それが国民的記憶として定着した。「敗戦の否認」である。
国内・アジアに対しての曖昧化、米国にたいして敗北を無制限に認める対米従属の2重性
戦後の国体:天皇の上位に「ワシントン」
不都合な真実の否認 敗戦 福島原発事故の深刻性と2020東京オリンピック開催
1942年6月 ミッドウエー海戦での敗北(対米勝利の可能性消滅)
1943年11月 カイロ宣言(降伏要求)
1945年8月まで戦争継続  国体護持 300万犠牲者の半数は敗北想定の後に
敗北の誤魔化し:敗戦の帰結としての対米従属を無制限に受け入れるバーターの関係
敗戦の否定=侵略性の否定
メディア等至ところに巣食う巨大な対米従属利権共同体
無制限対米従属レジーム
憲法に優先する米国の意向 
冷戦脳が生み出す中国敵視政策
GHQと石橋湛山の対決 吉田内閣での大蔵大臣(占領軍の駐留費削減要求) その後公職追放 親米保守主流派との大きな違い
対外的な戦争責任の表明 日本国民による戦争責任追及はされていない ドイツとの違い
従属関係の天壌無窮化(天地とともに永遠に極まりなく続くさま)



藤田祐幸さん 核無き世界へ 遺志は未来へ

さようなら藤田祐幸さん : 小坂正則の個人ブログ


以下ブログより

藤田祐幸さんが7月18日にお亡くなりになりました。藤田祐幸さんと言ってもご存じでない方は知らないでしょうが、チェルノブイリ原発事故以後大分で反原発運動に関わってきた、私たちチェルノブイリ世代の者で知らない方はいないでしょう。これまで広瀬隆さんと一緒に、単独で九州を大分を何度来て、講演をして頂いたことでしょうか。
実は、今年3月に長崎の西海市に住んでいる藤田さんにお電話しました。「大分で伊方原発仮処分の裁判をやりたいんですが、藤田さん協力してもらえませんか」と。すると、「僕はだいぶ弱っているから、協力できることはあまりないかもしれないけどね。私はこれまで、原発裁判だけはやりたくなかったが、高浜の仮処分で考え方を変えなければならないと思っているよ。頑張ってやってくれ」と言った会話をしました。その後、6月の中旬に「広瀬隆さんを大分と熊本に呼んで講演をします」と、電話したら、藤田さんは「広瀬さんが来るのか。俺も会いたいから大分か熊本のどこかで合流しよう」と、元気そうに電話口で話していました。
私は久しぶりの元気な声に「先生だいぶお元気になりましたねえ」と、言ったくらいです。その後7月に入って、電話するとすっかり元気がないので、私は無理を言って「先生、広瀬さんと一緒に病院に見舞いに行っていいですか」と尋ねたら「ああ、いいよ」と、弱々しく承諾してくれました。そして7月18日に久留米市の病院の前まで行って、広瀬さんに電話をしてもらったのです。すると藤田さんではなく娘さんが携帯に出て「父はいま実家に帰っています。意識がなくなったり戻ったりしているんです。今は意識がありますから電話に出れるか聞いてみますね」と。すると藤田さんは、「ああっ」というような大きな声を出したそうです。それが広瀬さんと藤田さんの最後の会話でした。親友の広瀬隆さんからの電話にきっと喜んで声を振り絞って出したでしょう。藤田さんとは同じ年の広瀬さんは「電話してよかった」と言っていましたが、随分落ち込んでいるようでした。

藤田祐幸さんの意志は私たちが必ず受け継ぐ

18日の夜遅く亡くなりましたと、娘さんからお電話を頂きました。そして、20日の葬儀に私は北九州の深江守さんと一緒に長崎の西海市であった葬儀に参列しました。
娘さんの葬儀での挨拶で「父は反原発運動に人生のほとんど全てを捧げました。亡くなる前々日に意識がしっかりしている父に、私はこう聞きました。あなたの人生はどんな人生でしたか。何か思い残すことはありませんかと。すると父は『人生波瀾万丈。一点の悔いもなし』としっかりとした声で答えました」と。
文字どうり藤田さんは人生のほとんど全てを反原発運動に捧げて来たのです。「私は藤田さんのように言って死ねるかなあ」と、思ったら涙があふれ出してきました。藤田さんが亡くなるのは寂しいし、悲しいけど、彼は自分の人生に何の悔いもなく、真っ正面に生きてきたんだからそれでいいんだと。さて、「お前はこれから残り僅かな人生をどう生きるんだ?」と自分に問いかけてみました……。葬儀の前、自宅に伺って棺の中に小さく横たわっている藤田さんを見せてもらったら、いつものやさしい顔で、まるでぐっすり眠っているようで、今にも起きてきそうでした。(合掌)

藤田さんのお別れ会を予定しています

実は、私に取って、藤田祐幸さんはもう一つの関係があるのです。10年くらい前の話です。藤田さんが慶応大学を退官する時に膨大な資料をどうするかで悩んでいたのです。ご自宅に必要な資料は持って帰るけど、「自宅には入らないほどの資料を誰か引き取ってはもらえないか」という話を九州の仲間にしたそうです。すると、「小坂の自宅は随分広そうだから小坂に預けたらいいのでは」という話になって、藤田さんから「小坂君、君に資料を預けるから引き取ってくれ」となったのです。私はちょうどその頃、松下竜一資料館を造る準備をしていたので、「先生、それは願ってもないことです。私に預けさせてください」と、お願いしました。と言うわけで、私の家にある「松明楼」の棚の一部に「藤田祐幸文庫」があるのです。70年代から80年代の市民運動関係のミニコミ誌と月刊誌などです。
そんな藤田さんとのいろんな思い出を持っている私たち九州の反原発運動の仲間内で「藤田祐幸さんお別れ会」を企画しようと言う話が持ち上がっています。どこで開催するかが問題ですが、各県それぞれに藤田さんとの関わりや足跡があるでしょう。大分でもぜひ藤田さんを偲ぶ会を開きたいし、「藤田文庫」のお披露目もしたいと願っているのですが、まだまだ大分は来年の仮処分決定までは裁判最優先でなければなりません。
東京では9月21日(木)デイズジャパン主催で「藤田祐幸さんを偲ぶ会」が開催されます。詳しくは03-3322-4150までお問い合わせください。






"Devote yourself to Science." 戦死者の想い

5年前の8月のログです。

反戦、非戦、不戦のために再掲しておきます。

2011年8月23日

中村克郎、わだつみ平和文庫 知の喪失
中村克郎、わだつみ平和文庫で検索された方が沢山ブログに訪れてくれました。
調べたら、
8月21日放送 1:50 - 2:50 TBS
わだつみのこえよ永遠に
という番組が放映された様です。

大学院時代、共同研究をさせていただいた当時東大産婦人科の教授であった川名尚先生から
私が地元(山梨)に帰るのであれば、中村はるね先生(克郎先生のご長女)を紹介しますと言われた。

最初は、わだつみの声?、それは何?という感じであった。
その後、はるね先生ともHIV関連の仕事を山梨で一緒にさせていただき、県内で最初のHIV感染者報告に
繋がりました。また娘の出産でもお世話になったりと。

はるね先生はその後銀座で不妊治療等のクリニックを開業され、さらにわだつみ平和文庫の設立に
まさに満身創痍のご活躍です。
個人的に思うのは、克郎先生もはるね先生も、二度と愚かな戦争をしてはいけないのだというメッセージを
世の中に発信しているのだ。

研究者を目指したにも係わらず、国のために命を落とした中村徳郎(克郎氏の兄)の思いが本の中にある。

中村徳郎
昭和19年6月20日午前8時

父上母上様。弟へ。
門司市大里御幸町 辰美旅館        徳郎

何もかも突然で、しかも一切がほんの些細な運命の皮肉からこういうことになりました。しかし別に驚いておりません。克郎(弟)に一時間なりとも会うことが出来たのはせめてもでした。実際は既にその前日にいなくなっているはずでした。そうしたら誰にも会えなかったのです。
中略
最も伴侶にしたかった本を手元に持っていなかったのは残念ですが致し方ありません。それでも幾冊かを携えてきました。
中略
今の自分は心中必ずしも落ち着きを得ません。一切が納得が行かず肯定が出来ないからです。いやしくも一個の、しかもある人格をもった「人間」が、その意思も意志も行為も一切が無視されて、尊重されることなく、ある一個のわけもかわらない他人のちょっとした脳細胞の気まぐれな働きの函数となって左右されることほど無意味なことがあるでしょうか。自分はどんな所へ行っても将棋の駒のようにはなりたくないと思います。
 ともかく早く教室へ還って本来の使命に邁進したい念切なるものがあります。こうやっていると、じりじりと刻みに奪われてゆく青春を限りなく惜しい気がしてなりません。自分がこれからしようとしていた仕事は、日本人の中にはもちろんやろうという者が一人もいないと言ってよいくらいの仕事なのです。しかも条件に恵まれている点において世界中にもうざらにないくらいじゃないかと思っています。自分はもちろん日本の国威を輝かすのが目的でやるのではありませんけれども、しかしその結果として、戦いに勝って島を占領したり、都市を占領したりするよりもどれほど眞に国威を輝かすことになるか計りしれないものがあることを信じています。
 自分をこう進ましめたのは、いうまでもなく辻村先生の存在が与って力ありますが、モリス氏の存在を除くことが出来ません。氏は自分に、真に人間たるものが、人類たるものが何を為すべきかということを教えてくれました。また学問たるものの何者たるかを教えてくれたような気がします。私はある夜、西蔵(チベット)の壁画を掛けた一室で、西蔵の銀の匙で紅茶をかきまわしながら、氏が私に語った"Devote yourself to Science."という言葉を忘れることが出来ません。


わだつみ関連の書き込み
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Profile
鎌倉おやじ
趣味:イワナに遊んでもらう、菜園、読書、焚き火、ランタン

愛読人:内山節、池田晶子、養老孟司、山本素石、高桑信一、相田みつを、宮本常一、網野善彦、野田知佑、南木佳士、川上健一 佐藤優 内田樹(順不同)

夢:晴釣雨読で自給自足、在来魚保護 (最近釣りにはそれほど熱中してません、年のせいでしょうか)
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