おやじのぼやき

日々おやじが思う事。。。。。

読書

MM 市川拓司 小学館 2017

図書館本

市川ワールド全開といった感じです。
電車やバスの中では読まない方が良いと思います。

15才 主人公の二人が過ごした短い期間
そして、いつの日か再び出会うのだろう

大人たちの醜い不正、それを真似た様なクラスメートの存在。
格差、差別、いじめ


そんな中で嘘をつかず、ズルをしない青春ラブストーリー。
そして感動の最終章へ。

種々な映画や音楽を背景に進む展開。

市川さんの描く主人公はいつも心優しく、気くばりができて、相手を思いやる事が出来る。
自己中心的ではないんだよね。
常に利他的なんです。
平気で嘘をつき、ズルをする連中の対極にいる。


ネタばれになるのでこれ以上は書かないでおきます。

一文だけ備忘録として書かせてください。
いまの世界は、なんでこんなのか?誰がこんな世界を作ったのか。
「ずっと、ずっと昔はもっと母性的なものが世界のルールをつくっていたのよ」とモモは言った。
「気前がよくて、面倒見がよくて、優しくて、自分と違っても嫌ったりなんかしない。弱くたって
いい。下手くそだっていい。そういうひとたち」
こういった世界は、何かを成し遂げるには時間が掛かるけど、みんなが幸せでいられる。
「でも、富の概念が生まれた途端に力の原理がしゃしゃり出て来た。中略 巧な嘘や噂なんかに
惑わされたりせずに、自分で考えて、真実を見抜くの。そして欲深い大人たちを孤立させるの。
おこぼれに与ろうなんて考えたりせずに、彼らを孤立させて、恥じ入らせるのよ」

MM
市川 拓司
小学館
2017-07-12


短歌 そして生きること

「施設の新聞で字を覚えた少女」が絞り出す歌 | 読書 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準


以前ブログで紹介しました。

その2


大きな賞、おめでとうございます。
短歌があったから生きてこられた。

想像を絶する壮絶な生き様。

ちなみにリンクの記事は下記の岩岡千景さんの本の内容とほぼ同じではないかな。
本当に取材したのでしょうかね??




是非読んでみてはいかがでしょうか?

キリンの子 鳥居歌集
鳥居
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
2016-02-09



「満州」再訪・再考 重田 敞弘 草の根出版会 2003

図書館本

副題:平頂山虐殺と731部隊への道

筆者が自らの足で歩いて記録した本。

2017年夏、NHKは731部隊の新な事実をロシア裁判資料から明らかにしましたね。

未だに明かされていない戦争に関する事実。

戦争には常に加害性と被害性の切り口があると思う。

そして自国の歴史に記述されているテキストが果たして正しいのか?
都合の悪い事実を加害側は常に隠蔽しようとするのだろう。

未だに南京虐殺が無かったとまことしやかに主張する人が居る。

そして多くの日本人(自分を含めて)が知らない平頂山虐殺(3000人に及ぶ)を
中国をどの様に記録しているのか。1931年9月16日 

そして731部隊という狂気の集団の悪魔の行為。しかし幹部は罪を逃れた歴史。

被害や虐待を受けた側が何を思うか?そこを想像出来ない日本人にはなりたくないと思った一冊。
沢山の写真が掲載されていて中国の様子も分かります。


暗闘 山口敬之 幻冬舎 2017年1月

図書館本 結構待たされました。

山口氏の「総理」を読んでいたので、一応読んでみた。
相変わらずの安倍氏ヨイショ本。
トランプ氏が大統領選を制し、大統領就任前に安倍氏が誰よりも早く面談した裏話(大した話じゃない)等々。そして外務省の暗闘だそうだ。
どれだけヨイショすれば良いのだろうか。
基地問題も拉致問題も原発問題も何一つ解決していませんよね?
ジャーナリストの役割をご存知でしょうか?

それよりもTBSを更迭されお辞めになった理由を独白した方が良いと思うのですよ。

2015年4月3−4日  しおりさん事件
2015年4月23日   山口氏ワシントン支局長解任
2015年6月8日    成田空港での逮捕状執行されず
2015年8月26日   山口氏書類送検
2016年5月30日   山口氏TBSテレビ退社
2016年7月22日   嫌疑不十分のため不起訴処分

2017年05月29日   しおりさん記者会見 検察審査会に審査申し立て
2017年9月22日   東京第6検察審査会が「不起訴相当」と議決

追記 9月23日
安倍御用記者・山口敬之レイプ疑惑がまさかの不起訴相当に! 官邸による逮捕もみ消しをうやむやで済ませるのか



産経さんの記事

暗闘
山口 敬之
幻冬舎
2017-01-27


総理
山口 敬之
幻冬舎
2016-06-09

メディアに操作される憲法改正国民投票 本間龍 岩波ブックレット 2017

購入

本間さんと言えば原発広告関連と広告代理店に関する著作で有名ですよね。

なんで国民投票?と思い手にした一冊。

なるほど、穴だらけの憲法改正のための国民投票法なんだということが分かります。

原発安全神話やプロパガンダも巨大公共事業やリニア新幹線などの印象操作による広告戦略の
一貫なんですね。
テレビ、ラジオ、新聞、ネット等を制するものが権力を思うがままに操作できるということでしょう。
国民投票法(2007年5月制定)された後、これまでメディアからの問題指摘は無い。それは
電通に忖度するメディア側の弱腰と、過度な広告収入への依存だと本間さんは指摘する。

本書は広告宣伝戦略が憲法改正に大きく関わる事を指摘して、問題点と解決策を提示しています。
そして国民投票はメディアにとっては100年に一度の大特需だということ。

現行法の問題点
外国(人)からの寄付金に対する規制や制限がない。
公務員と教職者の投票運動に対する規制が厳しすぎる。
周知期間、運動期間が短すぎる。
最低投票率が規定されていない。

改憲派の広告宣伝を担当するのは電通である。
改憲派は電通を通じて発議までのスケジュールを想定して広告発注を行う事ができる。(事前に
広告枠を押さえる事ができる)

欧州諸国におけるメディア規制を参考にすべきである。


EM菌 擁護者と批判者の闘い―ドキュメント スラップ名誉毀損裁判 左巻健男 暗黒通信団 2017

いかにニセ科学の業界が怪しく汚いかが分かる

すべて左巻さん側が勝訴している。

しかし、未だにEM汚染は教育界や行政にも蔓延している。

どうしてヒトは簡単に騙されてしまうのだろうか?

理科教育で最低限な教養を養って欲しいと思う。


アマゾンの販売価格がすべて中古品として高額になっておりますが、少しまてば定価の216円に
なると思います。



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日本オオカミは消えたか? 宗像充 旬報社 2017

図書館本 これは購入します。

よくぞここまで調査していただき、また過去の文献を調べて分かりやすく記載していただき有難い。

最近もカワウソが対馬で発見されたとの報道がありました。

読んでいて良く分かったことは、その分類(鑑別)の難しさでしょうか。モデル標本との比較ということからDNAを用いた遺伝的解析になりつつはあるようですが。

簡単に絶滅したから(遠吠えが聞かれない、糞や足跡が見つからないとか)、外部から狼を移入しようなどという安易な流れにならない様にと思います。

日本オオカミとタイリクオオカミ、ヤマイヌ、オオイヌ、他の大陸の近縁種などとの遺伝学的近縁さなどの学問的解析も進んでいるようです。

オオカミが居なくなった事とシカの増加を直接説明する証拠はない。

オオカミによる人的被害(特に子供)は過去に多く報告や記録がある。

焼畑地帯ではオオカミは益獣であった。






狩猟伝承 (ものと人間の文化史 14)
千葉 徳爾
法政大学出版局
1975-01-01


オオカミと自然 そして狩猟

宗像さんの本が凄かった。
これは買わねばと思う。

また千葉さんの本、これも買わねば。

しっかりした調査と過去の資料の読み込みが良い本を作る。

最近のレベルの低い狩猟本やサバイバル云々などという書籍はまったくの問題外で
古典として絶対残らないのであるよ。

少なくとも狼を日本に移入しようなどと言う事が馬鹿げていることが良くわかりました。

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サピエンス全史

購入してから大分経ってしまいました

少し落ち着いて読めそうなので出張先まで持参

果たしでどこまで読めるかな。

北里大の大村先生も会食の時に絶賛されていたので。


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サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福
ユヴァル・ノア・ハラリ
河出書房新社
2016-09-08

サピエンス全史(下)文明の構造と人類の幸福
ユヴァル・ノア・ハラリ
河出書房新社
2016-09-08

731とは何であったか

再度真剣に読みたいと思う。
常石さんの本もどこかに埋もれているはずである。

本来人類の健康のためにあるべき医学生物学研究を人を殺すために使った研究者達

医学教育や大学教育の中でもこの負の歴史はしっかりと教えなければいけないと思う。

もちろん、兵器研究をDual useなどと言い逃れして研究費のために民政利用と誤魔化す物理、化学、工学系も。

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安倍三代 青木理 朝日新聞出版 2017

図書館本

青木さんの本は何冊か読んでいますが、本書が一番凄いと思う。
AERA誌への2015-2016の連載に大幅に追加取材と加筆・修正。

世襲議員として安倍晋三氏
祖父 安倍寛
父  安倍晋太郎

そして母方の祖父岸信介
関係者に対する聞き取り、文献調査などを通して安倍晋三氏を解剖する感じです。

結論から言えば、なぜこんな首相が存在するのか不思議になります。
生涯一度も受験を経験していない晋三氏。
政治家になるまでの多くの友人や恩師の話から、まったく政治的な思想哲学はないし、歴史認識も無い。
いつ洗脳されて、歴史修正主義者になってしまったのだろう?
凡庸で真面目で可もなく不可もなく、仲間内では優しく人が良く要領もいいお坊ちゃま(
青木)

備忘録メモ
安倍寛:東大 村長 国会議員 大政翼賛会の非推薦で議員 金権腐敗批判、戦争反対 2期目1942年 1946年没
安倍晋太郎:東大 国会議員 外務大臣 海軍特攻志願(軍人になりたいとは思っていなかかった) 1951年岸洋子と結婚
西村正雄 東大 晋太郎の異父弟(8才下) 日本興業銀行頭取 晋太郎が対面したのは1979年


翼賛選挙を非推薦で戦った議員 鳩山一郎、芦田均、三木武吉、西尾末広、河野一郎、大野伴陸、片山哲、二階堂進、三木武夫ら

政治の貧困が戦争に導いた、軍部の暴走を政治がコントロールできなかった 田中六助
国連脱退、日独伊三国同盟締結を当時のマスコミが歓迎し国民もこれを支持

安倍三代
青木理
朝日新聞出版
2017-01-20

ぼくたち、ここにいるよ アキノ隊員 影書房 2017年8月

宮城秋乃さん(1978−)の写真図鑑であるとともに殺される動植物と自然の記録でもある。

宝箱の様な多様性に富むやんばるの森。
もちろん毒を持つ動物や昆虫もいるだろう。
でも、それはあくまでも人間という動物の価値観だけなのですよね。

ヘリポッドという戦争訓練用の施設を森を殺し、動植物を殺して作る人間。

言葉を発することが出来ない動植物の姿をアキノ隊員は撮り続けている。
ご自身のFBやHPで素晴らしい写真を公開されているので、そちらも御覧ください。

是非とも多くの方に見て頂きたい本書でもあります。

壊される森の写真を平気で見られる人が少ない事を祈る。

犠牲のシステムのしての沖縄をいつまで続ければ良いのか?

犠牲のシステムとは(高橋哲哉 東大教授)
「犠牲のシステムでは、或る者(たち)の利益が、他のもの(たち)の生活(生命、健康、日常、財産、尊厳、希望等々)を犠牲にして生み出され、維持される。犠牲にする者の利益は、犠牲にされるものの犠牲なしには生み出されないし、維持されない。この犠牲は、通常、隠されているか、共同体(国家、国民、社会、企業等々)にとっての「尊い犠牲」として美化され、正当化されている」


宮城さんを取材した記事がこちらから読むことが出来ます。8月17日 鎌田彗さんの取材
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170817-00010387-jprime-soci&p=1




騙されてたまるか 清水潔 新潮新書 2015

図書館本

「南京事件」を調査せよ 清水潔 文藝春秋 2016 が素晴らしかったので本書も読んでみました。
清水さん(1958-)が居て、調査したおかげで救われた被害者のご家族や冤罪を晴らし、犯人逮捕に
至ったことがある事が分かります。
その背景には、おかしいと思う事はしっかり調査し報道する、調査報道の基本の「キ」がある。
記者クラブの発表報道ばかりを報道だと勘違いしている現状に非常に大きな危機感を感じます。

読むに従い、日本の警察の一部だと信じたいが、非常に杜撰な操作や不正が行われていることが分かります。
足利事件(幼児誘拐殺人)での冤罪では、ほぼ犯人と推定されている人間が未だに逮捕に至っていない現実があり、ある意味、犯罪者が野放しになっている。

第十二章 命すら奪った発表報道――太平洋戦争では、大本営発表というニセ情報を流し続けたメディア、その反省は今の報道に生きているのだろうか?
まさに、権力に忖度してメディア自身が戦争を煽った現実がまた今蘇っていないだろうか?

メディアの幹部が権力者と会食するという現状、まさに太平洋戦争時と同じではないだろうか。

敗戦後72年の今、調査報道の重要性を改めて社会は認識しなければいけないのだろう。


本書の構成はこんな感じ(出版社HPより)

はじめに
第一章 騙されてたまるか――強殺犯ブラジル追跡
「逃げるが勝ち」など許さない/ジャーナリスト・タッグ結成/ホールドアップ/騙された!/強殺犯との対峙/二ヶ国で放送/遺された写真

第二章 歪められた真実――桶川ストーカー殺人事件
「遺言」/豹変/絶望/裏取り/決断/警察が嘘をついた/改竄/情報は簡単に歪む

第三章 調査報道というスタイル
調査報道と発表報道/大統領まで辞任させる調査報道

第四章 おかしいものは、おかしい――冤罪・足利事件
“点”から“線”へ/逮捕/深まる謎/自供とDNA型鑑定/実験/浮上する“影”/神話崩壊/遺族の声/突破口/再鑑定/釈放/真犯人報道

第五章 調査報道はなぜ必要か
「発表報道」のワナ/調査報道が敬遠される理由/それでもなぜ私は報道するのか/伝書鳩化する記者/“真意”が隠されることも/勘弁してくれ、「記者クラブ」/出入り禁止/それは本当に「スクープ」なのか

第六章 現場は思考を超越する――函館ハイジャック事件
とにかく現場へ/事件発生/一瞬の勝負

第七章 「小さな声」を聞け――群馬パソコンデータ消失事件
証言の矛盾や対立をどう判断するか/消えた“被害”

第八章 “裏取り”が生命線――“三億円事件犯”取材
取材現場は“嘘”の山/「三億円事件犯」現れる!/三億円が鳩になった!/潔くボツにする勇気

第九章 謎を解く――北朝鮮拉致事件
現場がわからない/拉致事件の共通点/「猫のタロウを探しに行きます」/橋の上からの風景

第十章 誰がために時効はあるのか――野に放たれる殺人犯
逮捕を潰した「エゴスクープ」/時効が存在する理由/時効撤廃

第十一章 直当たり――北海道図書館職員殺人事件
行方不明/状況分析/直当たり

第十二章 命すら奪った発表報道――太平洋戦争
あなたのマフラーになりたい/一夜/すれ違い/真実を知って/別れのキー/再会/婚約者に導かれ
おわりに



飛躍の挑戦 葛西敬之 WAC 2017

図書館本(葉山)

自画自賛なんですね。
ちなみに、ご自身の女性スキャンダル;1991年9月13日号FOCUSを組織的買占めしたことには触れていません。
自分に反対する者は悪者、政治家を使いひたすら利己的に会社を運営する姿が良く分かります。本書の中では他のJR各社(東日本 松田、西日本 井手)や宮廷革命グループとして悪者のレッテル。
是非とも悪者の皆さんのご意見も伺いたいものです。
また現在は安倍首相の後見人を名乗っているらしいですね。
誰のために働いているのかなと思ってしまいます。
新幹線事業と現在にリニア新幹線構想を同じ土俵(時代背景、経済状況)で考えているようです。
経済成長も見込めない、人口減少が確実な日本、さらには非効率かつ莫大な電力消費と環境破壊が自明であるのにもかかわらず、大規模公共事業のダムや高速道路と同じで一度始めたらひたすら突き進む愚かさ。
読んでいて、なぜこんな老害が許されるのか? 代表取締役名誉会長などという肩書を公共交通を担う会社が許すのだろうか?

備忘録メモ
瀬島龍三氏との知遇(義弟の父親の1年上級)
東海道新幹線と中央新幹線を一元管理できなければJR東海は成り立たない
昭和62年 安倍総務会長(現首相)が「リニア中央新幹線構想」を提起
瀬島、金丸、三塚 山梨実験線
JR東日本との不仲 
米国でのリニア展開 国交事務次官経験者の宿利氏を起用 平成26年

リニアの問題点に関しては下記を推奨
リニア新幹線 巨大プロジェクトの「真実」橋山禮治郎 2014
<増補> “悪夢の超特急"リニア中央新幹線 ~建設中止を求めて訴訟へ 樫田秀樹 2016
リニア中央新幹線に未来はあるか─鉄道の高速化を考える 西川榮一 2016
危ないリニア新幹線 リニア・市民ネット 2013
安全性の死角―JR東海と新幹線 吉原公一郎 1995 


黄色いマンション 黒い猫 小泉今日子 スイッチパブリッシング 2016

図書館本

雑誌Switchの連載(2007-2016)加筆訂正 書き下ろし

キョンキョン(1966-)の読書好きは良く知られている。

ある意味赤裸々に子供時代からアイドルデビュー、そして現在に至る生き様を綴っている。

非常に読みやすく、生き生きとした文章だと感じる(編集者が手を入れているとしても)。

今や、キョンキョンもオバサンの年齢になりましたが、いつになってもキョンキョンはキョンキョンなんだよね。

あの笑顔の裏に、沢山の辛い事や嫌の事があったんだね。

「なんてたってアイドル」なんですから

黄色いマンション 黒い猫 (Switch library)
小泉今日子
スイッチパブリッシング
2016-04-15

誰のための基地なのか? 高江の森


犠牲のシステムとは
「犠牲のシステムでは、或る者(たち)の利益が、他のもの(たち)の生活(生命、健康、日常、財産、尊厳、希望等々)を犠牲にして生み出され、維持される。犠牲にする者の利益は、犠牲にされるものの犠牲なしには生み出されないし、維持されない。この犠牲は、通常、隠されているか、共同体(国家、国民、社会、企業等々)にとっての「尊い犠牲」として美化され、正当化されている」

理不尽な事が、いつまで続くのだろうか?

沖縄に多大な負担を負わせ続ける国。

最低でも県外と言った時の首相を宇宙人と言う輩、ではそういうあなたは本当の日本人なんですか?


8.12 沖縄 全員がプロ市民なんでしょうね。似非日本人の方からすると。 森住さんのFBより


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沖縄 抗う高江の森 山根博明 高文研

図書館本

世界中の人に見て欲しい。

沖縄の現実

壊される森 自然 人の心

犯される海 

生き場を失う動物や植物

森の中に張られた有刺鉄線 

切り刻まれる森林

あまりに愚かな行為でではないか。

日米地位協定、日米合同委員会 米国政府より米軍の方が日本政府より強い。

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東京都の闇を暴く 音喜多駿 新潮新書 2017

図書館本

2017年7月の都議会議員選挙の前に出版されています。
ご存知の様に自民党の大敗、都民ファーストの大躍進

読み終えて感じたのは、議会や政治あるいは行政というのは誰のためにあるのかな?
税金は誰のために払っているんだろう?
そして、都議会の様な状況はきっと全国どこも多かれ少なかれ同じなんでしょうね。

備忘録メモ
都議会のドン 知事も行政もドンの意を借りて事を進める (この辺の利権構造は上杉隆さんも書いてますね)
都庁記者クラブの怠慢と癒着(国と同じ構図ですね)調査報道でなく発表報道メイン
予算の議会復活枠(政党復活枠)200億円
公用車問題(舛添さんや、議長、幹事長にも高級車)
都のホームページ 局ごとに異なる
予算執行率重視で予算の無駄遣い
天下り外郭団体
実質非公開の審議会・協議会という有識者会議
五輪組織員会 猪瀬知事、森元首相の組織委員会会長就任反対 その直後に徳洲会事件 知事辞任
黒字なのの借金 公債 建設公債 累積9兆円
監理団体(都の出資率が高い)への天下り
シルバーパス 補助金170億円 使用頻度や目的の調査無し

東京都の闇を暴く (新潮新書)
音喜多 駿
新潮社
2017-03-16


熊が人を襲うとき 米田一彦 つり人社 2017

図書館本

里山の奥山化が言われています。
緩衝地帯(バッファーゾーン)が無くなりいきなり熊が民家周辺に徘徊したりする。

米田さん(1948−)は行政での自然保護等に係わり退職後にクマの研究者として活躍されている
との事。
ご自身も何度か熊と遭遇したそうだ。
多数の事故をデータベース化して、熊に遭遇した時の対処法などを綴っている。
ただ、結論から言うと、これで絶対熊に襲われることは無い!という方法は無い様である。

まずは熊に出会わない様に努力するとともに熊の生態を知っておくことはリスク管理上
非常に大切なことであると本書は教えてくれます。

備忘録メモ
事故数1993件 被害者総数2255人の記録から考察
多くの例は熊に襲われるべくして襲われていた。
1人でのタケノコ採りは命を落とす。くらいの警告文が良い。 57人が襲われ11人死亡
受傷数 頭部が圧倒的
鈍器当を振り回すとクマが逃げて、軽傷率が高くなる
クマの攻撃性が低い状態で襲われた時は首をガードして死んだ振りをした方が重傷化を防ぐ(うつぶせ首ガード法)
蟠踞(ばんきょ:抱き込んで守っている様子)
5,6,9,10月は事故が多い
突き出し型の反撃にクマは弱いようにみえる

熊が人を襲うとき
米田 一彦
つり人社
2017-04-24

金持ちのヤバい資産形成術 大村大次郎 中公新書ラクレ2017

図書館本

お金持ちはひたすらお金持ちに、貧乏人はひたすら貧乏人になって行く格差社会

法律を巧みに使い、節税し(脱税も)資産を増やしていく人々。

真面目に働いて税金を取られている小市民が一番損をしているのかもですね。

そして本書に書かれていない様な更なる裏技があるんでしょうね。きっと。

備忘録メモ
資産管理スキームとしての財団、医療法人、投資事業組合など
タックスシェルター(租税回避商品)で税金を安く
福利厚生費でクルザー購入
海外移住で贈与税逃れ
タックスヘイブン(租税回避地)への資金移転
偽装離婚による相続税、贈与税回避
農家の裏技 子供のための家を建てる(農地を宅地に出来る)、そしてアパートやマンションに


「南京事件」を調査せよ 清水潔 文藝春秋 2016

図書館本


NNNドキュメント「南京事件 兵士たちの遺言」日本テレビ2015年10月4日放送
著者の清水さん(1958-)が調査報道という手法で作った番組で伝えきれなかった内容を綴っているとともにご自身の親族と戦争という文脈で語っている。
調査による「真実」の積み重ねが正しい歴史を組み立てていくという流れだろう。
邦人保護という名で進んだ戦争への道筋がわかります

政治家の中にさえ、南京事件(虐殺事件)は無かったという方がいる。
戦争という行為が常に不条理な行為を行うことは常識であり、加害者にもなり、被害者にもなる。そうならないためには戦争を起こさないというのが人類に課せられた義務だろうと思う。

備忘録メモ
公式軍事史料の焼却
南京大虐殺を記録した皇軍兵士たち(大月書店)96年筆頭編者小野賢二さん
裏付け取材 日記の原本を調査(1次資料)
小野さんの元兵士への面会と取材 記録
大手メディアの小野さんへの接触 記事にはならなかった 南京事件の難しさ
2015年 戦後70年
報道写真の信憑性: いつ、どこで、誰が撮影したか
1937年(昭和12年)12月16日の揚子江での捕虜銃殺(虐殺)の記録
自衛発砲説の信憑性?
虐殺事件 通州事件(日本人虐殺)、重慶爆撃、九州帝国大学生体解剖事件、ビハール号事件、対馬丸事件、ソンミ村事件、旅順虐殺
見なかったという事と無かったという結論は異なる。(報道の問題点)
言葉の置き換え(大本営発表も) 戦争を事変、侵略を進出、退却を転進、全滅を玉砕
特攻隊という理不尽 2千万の男子を特攻隊として繰り出せば戦局挽回は可能、国民全部が特攻精神を発揮すれば、たとえ負けたとしても日本は滅びない by 大西龍治郎
満州国は私の作品 by岸信介 ソ連侵攻前に司令官、軍人家族、満鉄関係者は避難 約155万人の邦人は置き去り


「南京事件」を調査せよ
清水 潔
文藝春秋
2016-08-25





バブルと生きた男 植村修一 日本経済新聞出版社 2017

図書館本

タイトルは著者ではなく出版社が付けたのでしょうね。
内容的には植村さん(1956- 東大法科、日銀入行)の日銀スタッフとしてのご経験や出向先での
体験をバブル経済というテーマで綴っています。
総量規制に対する評価、世界でのバブル経済の内容、日銀、大蔵省の不祥事、銀行、証券会社の不祥事。知人の自殺等々。

土地神話(土地の値段は上がり続ける)、原発の安全神話の崩壊にも触れています。

サブプライムローン問題で被害が最小限に止めた例として三井三菱銀行のトップが「リスク管理というよりむしろ感覚的ものです、修羅場をくぐった邦銀の人材によるリスク感覚が、とても大事なのだと思います」これを読んで思ったのは、経済学って何?感覚とか気分でリスクを管理するの?
バクチと同じですか?

残念ながら日銀の国債買い入れ、黒田総裁の2%の物価目標の達成時期の何度もの延期については触れられてはいません。

非常に優秀で仕事の出来る筆者の自叙伝として読むのが良いのでしょうか。

バブルと生きた男 ある日銀マンの記録
植村 修一
日本経済新聞出版社
2017-01-19

フェイクニュースの見分け方 烏賀陽弘道 新潮新書 2017

購入本

烏賀陽さんの本は原発震災関連やメディア関連で何冊か読ませていただき、またSLAPP裁判の本も読みました。

世の中に増え続けるフェイク(嘘)ニュースをといかに対峙するかという趣旨の本だと思う。
匿名掲示板や匿名ブログでの噂話的フェイク記事は少なくなっているように個人的には思うけど、
実名でのフェイスブック(FB)やツイッターでも平気にフェイクを垂れ流す輩がいるのも事実。
もちろん、新聞、雑誌なんかも同様なので、何を信じれば良いの?状態でもあるわけです。
そんな世界の中で、どうやったらフェイクに騙されないか。
烏賀陽さんの長年のメディア業界体験から導き出されるフェイク対策が本書。
発表報道をメインにしていているメディア(昨今の新聞、TV, ラジオ等)には注意しないといけないですね、
しっかり調査報道しているフリージャーナリストさんの方が時に信頼できますね。

備忘録メモ
識者のコメントを取材して載せる位なら、その内容を証明するような事実を取材して書けと言われた。新聞社時代
代理話者はメディアのデータベースに保存されていて、自分たちの主張に沿った内容を発言してくれる
事実の提示のないオピニオンは無視してよい
言論の「根拠」である「事実」だけに注意を払う習慣を持つ
現在の主流メディアは「自己検閲」という病気にかかっている
発信者が誰かわからない情報は捨ててかまわない
書き手の独断的な価値判断に注意 主語が分からない文章を書くな 印象操作の蔓延
使ってはいけない:意気込む、決意を語る、胸を張る、夢を語る、反旗を翻す、反発する
話した、語った、述べたとニュートラルに書けば良い
その記事はウソは書いていない、しかし「本当のこと」も言ってはいない、そんなネット記事が多い
フェアネスチェックの視点、ニュートラル原則(取材対象に利害関係を持たない)
インデペンデンス原則(他者の介入を許さず自己決定権を持つ)
ポジティブバイアスとネガティブバイアス
言葉の定義を疑ってみると議論の検証に意外な突破口が開けることがある
陰謀論、陰謀史観の特徴を知っておく 論拠や事実を検証してみる
福島原発震災 メルトダウンなどありえない、ブルームなんて無いと明言した人々(烏賀陽さんや上杉隆さんは初期の段階でメルトダウンの可能性を指摘)
世の中には一定数「妄想」を広めようという人がいる
大企業や政府などの宣伝にそった話は疑う



霊長類 井田徹治 岩波新書 2017

副題:消えゆく森の番人

ジャーナリストが現在の霊長類を世界各地に追い、絶滅しつつあるサル、保護をする団体・研究者の姿を綴っています。
以前、立花隆さんがサル学の現在という書を1991年に出していますが、その後はどうなんでしょう?
京大のゴリラ研究者の山極さんが総長に選出され、良い意味で霊長類研究が注目を集めていますね。多くのサル研究者が地道な研究を世界各地で少ない予算で行っています。
そういう私も過去に山極さんと一緒にアフリカを旅した経験を持っています。
そんな訳で、非常に興味深く読ませていただきました。

霊長類が消滅することは最終的には人類の絶滅に通じるのであろう。
森が亡くなれば霊長類も居なくなる、熱帯雨林等から大量な木材や鉱物を輸入する国がある。
日本も輸入国の一つである、それは霊長類の絶滅に手を貸していると言われてもしょうがない状況だろう。

備忘録メモ
霊長類の絶滅した森(狩猟で)は、森林の劣化も激しい(アマゾン)
現地の研究者を育てる重要性(山極 ポレポレ基金 フォッシー博士の悲劇から)
日本の動物園のゴリラはすべてニシゴリラ
2002年―2005年ゴリラ5500頭がエボラ感染で死亡と推定 コンゴ共和国
103種のマダガスカルのキツネザルのうち、93種が絶滅の恐れ
国際商取引が禁止されているスローロリスが日本国内のペットショップで多数売られている
霊長類の消費地 中国を筆頭とするアジア地域 ヨハネスブルクやカイロが中継地
熱帯雨林地帯をパームオイルプランテーション 先進国がそれを輸入
大型類人猿保全計画日本委員会(GRASP JAPAN)西田利貞さん逝去以後活動停止 2011




キャスターという仕事 国谷裕子 岩波新書 2017

図書館本

良書だと思います。
日本語がうまくない帰国子女、種々な苦難や失敗を乗り越えてフリーのキャスターとしてNHKの
クローズアップ現代を長期(23年間)にわたり担当
残念ながら降板の理由には触れていませんが、ジャーナリストとしての矜持を感じました。

備忘録的メモ
テレビ報道の3つの危うさ
 真実の豊かさをそぎ落としてしまう
 視聴者に感情の共有化、一体化を促してしまう
 視聴者の情緒や人々の風向きに、テレビ側が寄り添ってしまう
9.11とテレビ報道 FOX視聴率上昇 他局が追随
少数派、異質のものの排除:風向きの原則 井上ひさし
同調圧力という空気



森のたからもの探検帳 飯田猛 世界文化社 2016

図書館本

なんか楽しい、子供の頃に戻った気分
そして、色んな事を知らない自分が恥ずかしく思える

森や川で何を見ても、触っても知的好奇心(そんなたいそうなものではないが)の塊だったガキの頃。

不思議一杯の自然の中での体験が今の自分の根幹部にある様に思える。

沢山のドングリの種類、リスの食べた後にエビフライに間違いそうなまつぼっくり

おもちゃ箱のような森

森や自然との関係性を失うと平気で自然破壊をするようなインフラやリニアなんていう銭儲けだけの
人間が増えるのだろうと思う。

そして、自然を管理、征服できると勘違いし、自然災害を想定外といってまたコンクリートで固めだす人たち。川は溢れるものだと知っていれば、まずは早めの避難だということを(避難勧告の前に)歴史は教えてくれています。

自然は優しく、そして怖いのです。


どアホノミクスの正体 佐高信 浜矩子 講談社新書 2016

図書館本

現在の経済政策のダメさというよりは、現在の日本の経済界や政治家のダメさを辛辣に綴っている。
佐高さん、浜さんの半端じゃない知識量(読書量)は相変わらず凄いと思う。
無教養で知らなかったが、竹中平蔵さんは浜さんの二つ先輩で同じゼミ(一橋大 山澤ゼミ)
だそうです。
でも、一度も大学時代合った事はないと(笑)

お二人の基本的姿勢は「今だけ、金だけ、自分だけ」な輩がダメだという事だろう。
だからいつも佐高さんが城山三郎さんや石橋湛山を評価するのだろう。

備忘録メモ
アベノミクスは戦争国家をつくる
アメリカは公助を嫌う 勝ち組優先
グローバルを再定義する アンチグローバル運動をしている団体が実は真のグローバルリズムかも
経済学者が経済技術者となっている 哲学や文学性がない
日本政治とアメリカの関係性 屈折した愛憎関係 安倍体制の矛盾
新自由主義者の規制緩和は「規則」緩和 派遣社員を安く使う
小池都知事当選後の特別秘書、野田数 朝鮮学校への補助金打ち切り(現在東京ファースト代表)
ボルテールの有名な言葉(私はあなたの意見に反対だ、、、、)はボルテールの評伝をかいたS.G.タレンタイア(これもペンネーム?)の言葉
知覧で小泉さんは泣いた、でも本来は怒るべきだ、為政者の立場として。稲田の涙も。
スポーツライターの玉木正之 原発の広報記事に500万円のオフォー(2010年 原発震災前、原発は作らない方が良いとの主張はダメとのこと)を断った



Beyond Human 超人類の時代へ 今、医療テクノロジーの最先端で ディスカヴァー・トゥエンティワン 2017

読んでいて鳥肌がたった
近未来いや遠い未来の小説だとばかり思っていた事が、実はもう目の先にまで来ているのかもしれない。

アンチエイジング(老化防止)は若返りという文脈で科学的に可能になるかもしれない。
そして臓器移植は人工臓器移植に代わり、人工血液で輸血が行われる。
既に将棋の世界では人間より人工知能(AI)が確実に強い、人間の行動をAIが関与することも可能になるのだろう。
もちろん労働もロボットが代替する。ロボットに関しては日本での技術開発について書かれている。
ヒトとマシンの違いは何になるのか?その境界線は不明瞭になりつつある。

生命倫理問題はどの様に進むのか
アプリで人工臓器を操作する時代
心脳問題(物質である脳が心を作る)はテクノロジーで解答が出るのだろうか?

そして世界は平和になるのだろうか?

Beyond Human 超人類の時代へ 今、医療テクノロジーの最先端で
イブ・ヘロルド
ディスカヴァー・トゥエンティワン
2017-06-10

クマ問題を考える 田口洋美 ヤマケイ新書 2017


一言で結論を書けば、良書。

多面的(民俗学、生物学、歴史・社会学、経済学等々)にクマと人間との関わりを綴っています。現場を歩き、調査し、机上で調べ、そして記録していく。

自然と人間、自然と生物、生物と人間、生物と生物、種々な関係性の中で、そして歴史的な記録を読み込んで現状を分析し熊と人間の良い関係性の方法を提案する。
里山の奥山化という現状と狩猟の公共性の重要度
サバイバルなんて言って遊びで猟や釣りをしている売文家は公共でもなんでも無い。

備忘録メモ
平成のシシ荒れ(大型野生動物の生息域拡大)人間の自然からの撤退する動き
 熊荒れ、狼荒れ、猪荒れ、猿荒れという文言は古文書史料に見られる。
クマが変わったのか?(自然変容説) 人間社会に軸足を置いた見方に注意
クマの生態(交尾期、食料確保、越冬)と人身事故と食害の関係性
幾世代にもわたって蓄積された民俗知(ここではクマの行動や生態に関する知識等)の崩壊が導く危険性(広い皆伐、巨大インフラ等による生態系の破壊)
人慣れしたクマ:人間は何もしない動物であるという経験の蓄積
秋季の人里出没と事故 緩衝帯(バッファーゾーン)がない。宅地と森林の2極化
野生動物被害に対する専門家がほとんどいない(行政、メディア)
捕殺に関する6つの法律のしばり
農業被害 圧倒的に鹿、猪、鳥類
2010年 熊殺処分3544頭 シカ類36万頭
本来クマや野生動物がすんでいた地域に人間が進出、現在撤退の過渡期?
明治から昭和 山間部に余生動物を人間が押し上げ(耕地拡大)
またき(マタギ)役という公的ハンターの存在
野生との闘い しし垣 ワナ 鉄砲
飼い犬の放し飼い禁止と野生動物 1980年代
狩猟と農耕の緊密な関係性 捕殺が目的ではなく、資源利用と耕作地保護
狩猟の公共性
現在のツキノワグマ推定生息数16000頭 年間2−3千頭の駆除の必要性
クマと遭遇したらどうするか?クマ鈴のついたリック事投げながら逃げる。両手を広げ、自分を大きく見せ、大声で怒鳴りつける(マタギ)



トランプは世界をどう変えるか? エマニュエル・トッド 佐藤優 朝日新書 2016年 12月

図書館本

トッドと佐藤さんの対談ではありません。

トッドの文章は朝日新聞の編集委員の聞き取り 2016年11月10日

トランプ氏の共和党候補指名受諾演説(2016年7月21日)の翻訳が
非常に面白いです。これだけ読めばトランプ氏が大統領候補になった(現大統領)のも理解できます。
 不法移民問題、他殺事件の増加、貿易赤字、貧困問題、労働問題、選挙の大口献金者と政治等々

日本での報道とかなり隔たりがあります。だから大メディアや有識者が大統領選挙結果を読み間違えたのかもしれませんね。

トッドの指摘は、以前より変わらず帝国主義の終焉を予想していると思います。
エスタブリッシュメント、エリートと小市民との間の格差の拡大でしょうか。
民主主義とは人々が権力を持つ仕組み、エスタブリッシュメントではない。by トッド

佐藤さんは、副島さんのトランプ大統領予想を評価
これまで組織化されたことのない社会的底辺の人々の投票行動
闇の子、光の子の解説は残念ながらつまらないです。
大統領就任前の安倍首相のトランプ氏の会談は外交的に? 何も見えてこないと指摘



Profile
鎌倉おやじ
趣味:イワナに遊んでもらう、菜園、読書、焚き火、ランタン

愛読人:内山節、池田晶子、養老孟司、山本素石、高桑信一、相田みつを、宮本常一、網野善彦、野田知佑、南木佳士、川上健一 佐藤優 内田樹(順不同)

夢:晴釣雨読で自給自足、在来魚保護 (最近釣りにはそれほど熱中してません、年のせいでしょうか)
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