おやじのぼやき

日々おやじが思う事。。。。。

読書

すぐに感情的になる人 片田珠美 PHP新書 2016

図書館本

過去にこれは読みました。
他人を攻撃せずにはいられない人 片田珠美 PHP新書 2013

本書を読んでいて、いろんなキレ方があるのだなと思った。
度を越えているものはやはり病気の類ですし、あまり感情を抑えすぎると、それが原因で病んでしまったりします。

周りに確かに過度に怒ったり、大声で怒鳴る輩はいるので、本書を読んでなるほどと思うこともある。

問題なのは家庭内などの場合は虐待に発展したり、子供に同様な傾向が受け継がれたりすることでしょう。
また会社等であれば、明らかに経済的損出であったりストレスが元でうつ病になったりと。

ただ、SMAP解散にあたっての週刊誌報道だけを元に想像だけで問題の根源を解析するのは
興味本位過ぎると感じた。
まあ、野々村議員と小保方女史(自己正当化)の評価は間違っていないとは感じたが。

備忘録メモ
境界性人格障害の母親(ボーダーライン・マザー)に育てられた子供、特に娘の問題点
正義を振りかざして攻撃する人の怒りの正体ーーゲス不倫の例
怒っている人に対処するための3段階
精神科医ですら感情的

目次はこんな感じ
第1章 感情的にならずにはいられない人
第2章 なぜ、こういう人が生まれるのか?
第3章 もしかしたら病気かもしれない
第4章 すぐ感情的になる人を生みだす環境
第5章 怒っている人に対してやるべきこと、やってはいけないこと
第6章 処方箋―うまく怒る方法


すぐ感情的になる人 (PHP新書)
片田 珠美
PHP研究所
2016-09-16



地方創生大全 木下斉 東洋経済新報社 2016

発売時に購入したのだけれど、どうしても図書館本の返却期日に迫られて読むのが遅くなりますね(笑)

木下さん(1982-)の本は

地域再生の失敗学 飯田泰之 木下斉 他 光文社新書 2016
稼ぐまちが地方を変える 木下斉 NHK新書 2015
まちで戦う方法論 木下斉 学芸出版社 2016
などを拝読してきました。

また町おこし系では久繁さんの下記の著作などがやはり木下さんの同様なアプローチだと思います。
競わない地方創生 人口急減の真実 久繁哲之介 時事通信社 2016
商店街再生の罠 久繁哲之介 ちくま新書 2013
日本版スローシティ 久繁哲之介 学陽書房 2008

さて本書は木下さんがこれまで関わった事業、見て来た失敗例をもとに非常に分かりやすく地方創生の
ための基礎講座を開講したという感じです。
ポイントをハイライトしてあったり、章末にチェックリストなどがあり懇切丁寧。
行政の関与を否定はしていませんが、無駄な補助金依存やおバカなコンサルタントの企画による
無駄遣いや失敗例を示しています。

どうぞ広告代理店やいかがわしいコンサルタント、また地域の既得権益者の罠に嵌らない様に地道な
町おこしが出来ます事を望んでいます。そして、そんな活動を応援したいと思います。

備忘録メモ
地域のさまざまの人から「あれやこれや」言われるが、それらの言葉に左右されることなく、
やり過ごし、仲間と共に事業に集中し、トライ・アンド・エラーを続け、実績をあげれば、
評価は後からついてきます。
地方の活性化は「おカネがないからできない」のではなく、「知恵がないからできない」のです。
開業わずが3か月で破たんした山梨南アルプス市の完熟農園(国から地域活性化総合特区認定)
第3セクターが失敗する3つの共通点、第3セクター、地元合意と制度制約、計画外注で資金調達は役所任せ
オガール図書館の成功例
人口増加がすべてを解決するわけではない
自治体経営そのものの見直していくことの方が確実かつ必要な政策
一見さん相手のビジネスモデルの問題
新幹線は地方再生の「夢の切り札」ではない
大都市資本の進出=利益はチェーンを通じて大都市へ吸い上げらえる
税金を使う=利益を出せない事業ばかり
公共性があるー補助金を出すー利益を出してはいけない という概念
地域活性化は政治や行政の仕事などと本気で思ってはいけない
税による安売りをやめ、市場で売ろう
地方衰退につながる3つの歪み 税金だのみの地方産品の安売り、地元産業の自治体依存の加速、納税増加=歳出拡大の歪み
地方活性化推進の3つの壁 事業の壁、制度の壁、組織の壁
失敗例、岡山 アルネ津山、山梨 甲府市ココリ
撤退条件を最初に明確に定めておくこと
自分たちで考える自前主義を
名ばかりコンサルタントに騙されるな
コンサルタント任せで失敗する3つの理由 需要の不一致、主体性の不在=他力本願 責任不明確、税金だから結果三流でも誰も困らない
集団意思決定の3つのワナ 共有情報バイアス、確証バイアス、集団浅慮
ワークしないワークショップは止める
論理的反証を許さない雰囲気はアウト
都道府県単位での社会構造はすでに崩壊
成果を拒む3つの間違い 戦略や計画が対症療法でしかない、達成しても無意味な目標設定、根本を疑わず、改善ばかり行う
お気楽アイデアマンの特徴 新規性、〜らしいアイデア(勝手なイメージ)、プレゼン技術による情緒性で評価

稼ぐ事業を民間ベースでやることにこだわる
本書は実践と発信の両輪

地方創生大全
木下 斉
東洋経済新報社
2016-10-07


渓語り、山語り 戸門秀雄 ヤマケイ文庫 2016

良いモノは歴史になる。

そんな本です。

加筆されているとの事、楽しみ。


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日本会議と神社本庁 週刊金曜日 2016

図書館本

菅野さんの「日本会議の研究」より後の出版です。
だから、鈴木邦男さんのインタビューが興味深いです。ハニートラップの件とか。

日本会議の件は菅野さんの本と同様かと思いますが、参加者のリスト等は非常に詳しいです。
また、庶民はなかなか知らないであろう神社本庁の話も興味深い。
島薗先生へのインタビューも、国家神道と宗教、そして天皇制という文脈でブレがないいつもの主張
です。

入学式等で国歌を歌わせるのは中国、韓国と日本ぐらいという話は初めて知りました。

日本会議等が主張する「日本の伝統」という土台は実はたかだか明治以降という事が本書でも
明かです。歴史的天皇制と明治維新以後の国体を無理やり統合させた感じですね。

日本会議と神社本庁
『週刊金曜日』成澤 宗男編
金曜日
2016-06-28



追加
過去のメモ
国家神道と日本人 島薗進 岩波新書 2010

学校で習わない事は面白い。でも理系出身者の小生にはかなり難しい。おそらく内容の1割も理解していないかもしれない。しかし、日本の今日ある背骨の一部が体感できたように思う。国家とはどの様に成り立つのか。その根幹はどのように出来ていて、その深部になにがあるのか。

国民国家の時代には国家的共同性への馴致が目指されるが、民衆自身の思想信条は為政者や知識階級の思惑を超えて歴史を動かす大きな要因となる。また、啓蒙主義的な世俗主義的教育が進む近代だが、にもかかわらず民衆の宗教性は社会が向かう方向性を左右する力を持つことが少なくない。日本の国家神道の歴史は、このような近代史の逆説をよく例示する。P181

目次
 はじめに―なぜ、国家神道が問題なのか?
第一章 国家神道はどのような位置にあったのか? ―宗教地形
第二章 国家神道はどのように捉えられてきたか ―用語法
第三章 国家神道はどのように生み出されたか? ―幕末維新期
第四章 国家神道はどのように広められたか? ―教育勅語以後
第五章 国家神道は解体したのか? ―戦後
あとがき

喰い尽くされるアフリカ トム・バージェス 集英社 2016

図書館本

原題:The Looting Machine: Warlords, Tycoons, Smugglers and the Systematic Theft of Africa's Wealth

植民地から独立、そして多国籍企業等による再度の植民地化といったところだろうか。

そこに巨大なアジアパワーとしての中国の存在が現れてきたわけです。
もちろん、インドなんかの進出もあるのでしょうが。

富める者は限りなく富み、貧しきものは限りなく落ちていく現状。
資本主義という枠組みにマネーロンダリング、タックスヘイブン、本来資源国に蓄積されるべき富はその殆どが海外に流出していく現実をアフリカという資源大陸と一部の政治家、軍隊、商人という文脈から調査報道という形で暴いたノンフィクション。

油、レアメタル、ダイヤモンド、金、すべて人間が地球から与えられた物質であるにも関わらず、独占し占有し利己的に使うという資本主義システムの暗部が見えるようです。

多くの識者がアフリカの資源と経済に関して指摘している、ジェフリー・サックス、ダンビサ・モヨ、ウイリアム・イースタリー、ポール・コリアー等々。
個人的には、ダンビサ・モヨ女史が指摘した「アフリカが欲するものを中国は持っている、中国が欲するものをアフリカは持っている」という現実がまさに、欧米型の援助や投資に対するアフリカの答えだろうと思う。本書では中国のアフリカ進出の暗部を記載しているが、もちろん光の部分もあるわけです。

備忘録メモ
ニジェールのウラン フランス、中国
アフリカのインフラ支出 中国最大 ダム、電力、道路
中国人はフットワークが軽い、それに決断も早い
アフリカの工業化の遅れ、安い繊維製品の流入 中国、アジア
3.11福島原発爆発 ウラン価格の下落
世銀、IMFに依らない開発 公平な分け前が原産国に与えられない現状


草食系のための対米自立論 古谷経衡 小学館新書 2016

図書館本

古谷さん(1982-)の本は
「若者は本当に右傾化しているのか?」
「左翼も右翼もウソばかり」と読んで面白かったので、今回もまた。

特に草食系云々は気にすることはないと思います。本来の草食系というのは、
論者により定義が違うが深澤真紀さんの、『恋愛に「縁がない」わけではないのに
「積極的」ではない、「肉」欲に淡々とした「草食男子」』との定義であり、
別の論者は異性をがつがつと求める肉食系ではない。異性と肩を並べて優しく
草を食べることを願う草食系の男性のこと、の様に定義していたりします。
古谷さんは政治的「草食系」を本書で述べている。

さて、本書は、アメリカは日本を助けてくれないよ!
だから自立しようよ!というごもっともな論議です。

序章でアメリカへの違和感
1章でシン・ゴジラと3.11
2章で日本人と政治的発言
3章で対米自立意識の芽生え
4章で原発事故と消えたアメリカ (トモダチ作戦の米兵被爆には関しては記述なし)
5章でドナルド・トランプという衝撃 (親米保守の戸惑いを指摘)
おわりに と続きます。

親米保守のスタンス
 対米自立を唱える人々に対し、常に中国の脅威を引用して在日米軍の必要性を説く、しかし
彼らの多くは、同時に自衛隊の戦力は世界一で、中国軍と戦えば簡単に勝つと夢想する。

どうか、属国民主主義から対米自立という自明のことを、日米地位協定や
日米合同委員会という文脈から多くの若者が議論して欲しいと思う。

トランプ大統領の出現はもしかするとその流れを大きくするのかもしれませんね。



総理 山口敬之 幻冬舎 2016

図書館本

山口氏(1966- 2016年TBS退社)の安倍氏とその周辺とのお付き合いの歴史。
TBS退社の理由はwikiやネットに詳しい。

読み始めて、最初は面白いのだけれど、読むにつれて、安倍氏をひたすらヨイショしている感じ。
そして、自分がいかに政権の決定事項にも関与したかと。
昔むかしのナベツネさんの頃と同じジャーナリズムと政治家の密着度が良くわかります。

安倍氏、麻生氏、菅氏そしてJR東海の葛西氏などの名前が出てきます。

この程度の人間関係で日本の方向性の一定部分が決まるとしたら、本当にお粗末な政治であり
政策や外交が霞が関の人事と政治家の好き好きな人間関係で作られていくのであれば情けないですね。

安倍氏が従来の首相とは異なる「従順ならざる総理大臣」だとアメリカが認識しているという認識の
ようですが、でしたら、なぜ日米地位協定やら日米合同会議に関しての議論は書かれていないのでしょうか?

もちろん日本会議の事なども書かれていません。

総理
山口 敬之
幻冬舎
2016-06-09

倉本聰さん 

ファミリーヒストリー - NHK


倉本聰さんの回を録画で視聴

何冊か倉本さんの本を読んでいたので、NHKの番組に出る事自体が驚きでありました。

そして、祖先の哲学を受け継いでいるのだなと再確認。

「生前贈与」としての父親から受け継いだ、子供の頃の岡山の経験、その自然との出会いが
富良野での生き様だったのですね。

良い番組でした、良い生き様でした。




ヒトに問う
倉本 聰
双葉社
2013-11-06

みんな子どもだった―倉本聰対談集 (Musashi books)
BS‐TBS『みんな子どもだった』制作班
エフジー武蔵
2014-03


せめて 自らにだけは 恥なく 眠りたい

竹中労さんの本で知った。
父親(竹中英太郎氏)が自ら墓碑として彫った。

そんな墓碑を見て、花を捧げたいと思う。

以前ICT甲府さんに教えていただいたyoutube 凄く興味を持っていた川辺川ダムにもリンクするという偶然 建設の真っ最中(現在中止)に梶原川に釣りに行っておりましたね。





自然が答えを持っている 大村智 潮出版社 2016

図書館本

大村先生(1935-)のノーベル賞受賞講演原稿と受賞以前のエッセイ等をまとめている。

個人的に理解すれば、地球という元本が生み出す利息に生かされている人類。
その利息を利用させていただいて初めて動植物が生きているわけです。
まさに大村先生の人生哲学でありサイエンスに対する真摯な姿でしょう。

備忘録メモ

リニア中央新幹線に危惧している 知的ストックに欠けている山梨 1992年5月26日山梨日日新聞
山梨の観光地はゴミだらけ トイレは汚い 海外の友人を案内しにくい 2013年中央線70号
幸田露伴「欲望は人々を苦しめ、趣味は人を生かす。趣味豊なるかな」大村先生の趣味は美術、ゴルフ他
実践躬行(じっせんきゅうこう)口だけでなく、実際に踏み行うことの大切さ
NHKあさイチの低俗性を指摘             2014年中央線71号
韮崎の自然は私の学問の第一の先生であったわけですが、同様に美術の先生でもありました。月刊美術 2002年11月号
考えてみれば、私はこれまでいつも夢を描いて生きてきたように思います。夢があるから希望がもてる。希望が持てるから生きる力になる。
その力が強ければ、不思議なことにいつの間にか実現していくものなのです。
「夢を持って生きること」、これ以上に人生で大切なことはありません。月刊美術 2002年12月号



非常に残念なのは比嘉照夫・渡部昇一「微生物が文明を救う」を引用してEMについて評価している。
おそらく大村先生はニセ科学のEMをご存じないのだろう。 2001年中央線50号




自然が答えを持っている
大村智
潮出版社
2016-07-05

失われた日本の景観 浅見和彦 川村晃生 緑風出版 2015

図書館本

景観という言葉の捉え方は種々あるだろう。
個人個人の原風景的な自然環境であったり、都市や下町の生活空間としての背景としての景色であったり。
アレックス・カー氏も以前より日本の景観の酷さに関して指摘している。
犬と鬼-知られざる日本の肖像 2002
美しき日本の残像 (朝日文庫) 2000
ニッポン景観論 (集英社新書) 2014

持続可能な社会という言葉が近年蔓延しているが、はたしてスクラップビルト型の都市計画や
行政主導の町おこし的施策が持続可能であり、環境や景観が保全されていくのか?
そんな疑問が常に付きまとう。
そして一度破壊すれば、その再生には計り知れない時間と天文学的な出費が伴うということ
さらには人々の精神性、宗教性等までにも影響を及ぼすのであろう。

本書は高尾山の自然をまもる市民の会会報に連載された文章である。
海浜
山野
湖沼と川
都市
生活
という括りでまとめられている。

備忘録メモ
日本文化の基調 静寂と音 水琴窟、風鈴、シシオドシ、除夜の鐘
必要以上の光
環境アセスメントには景観も含まれて調査の対象となっている。
しかし、リニア中央新幹線計画ではお粗末な調査をもとに国交省が建設許可
自らの国も自らが破壊する日本なのであろう。



昭和元禄落語心中 アニメ

ONAIR | アニメ「昭和元禄落語心中」


amazon primeで見ました。

なかなか良いアニメでした。13話あるかな。

年明けから新たなシリーズが始まるようです。





amazon primeで談志も見ることが出来ます。


バター品薄はホクレンのせいだったと話題に

バター品薄はホクレンのせいだったと話題に

番組はみておりませんが、ホクレンと農水関連団体が関与しているのは事実ですよね。
動画もあるようです。

先日ご紹介した本がコレ。

農協問題にも切り込む元農水官僚の山下さん。

バターが買えない不都合な真実 (幻冬舎新書)
山下 一仁
幻冬舎
class="itemSubTxt">2016-03-30




こんな本もあるようです。


日本会議の研究 菅野完 扶桑社新書 2016

図書館本

凄い調査量です。敢えて新書版に収められる分量にした様です。
大手メディアが決して報道してこなかった市民運動がまさに日本会議だろう。

知らない事ばかり、そして推理小説を一つ一つ謎を解き明かしていく過程に見えてきます。
特に機関誌等の読み込み、関係者への取材という積み重ねによる証拠(サンプル)の抽出で完成したのであろう。ある意味、研究論文と言っても良い。
2015年から始まったオンラインメディアへの連載をもとに書籍化されたとある。
個人的には鈴木邦男(生長の家信徒 生長の家学生会全国総連合 初代書記長)さんと安藤巌氏との関わりが興味深い。

フジサンケイグループの扶桑社系列からの出版というのも興味深いですね。


今の政治を動かしている背景とは
改憲運動を支える日本会議や関連組織とは何か?

答え
日本会議を構成する下記3組織
日本青年協議会(椛島有三、日本会議事務総長)
日本政策研究センター(伊藤哲夫)
谷口雅春先生を学ぶ会(安藤巌)


備忘録メモ
元号法制化運動の成功 日本を守る会(鎌倉円覚寺官長 朝比奈宗源)
長崎大学正常化闘争 民族派学生運動 1968年 
九州学協 執行部委員長 椛島、副委員長 衛藤晟一
初代学生協議会議長 安藤巌(その後成長の家青年会副会長、伊藤哲夫の上司)
生長の家政治運動(現在は政治運動中止1983年) 生長の家元幹部らの関与
安倍談話 北岡伸一(侵略発言の変節)
日本会議と最高裁の繋がり
美しい日本の憲法をつくる国民の会(櫻井よしこら)
歴史認識、夫婦別姓反対、従軍慰安婦、反ジェンダーフリー の4点ターゲット
明治憲法復元
憲法はかくして作られた(初版は生長の家より(1980)、その後、伊藤哲也単独(2007)
集団的自衛権合憲とする憲法学者(長尾一紘、百地章、西修)
女子の集まる憲法おしゃべりカフェ 百地監修
親学提唱者 高橋史郎と日本青年協議会 生長の家学生運動
生長の家原理主義運動 1983年以降
理想世界100万部運動(生長の家 青年会機関誌)安藤巌





不屈に生きるための名作文学講義 大岡玲 KKベストセラーズ 2016

図書館本

Z会オフィシャルサイト連載の「本は友だち!」に加筆修正、さらに補講を書き下ろし。

自分の無教養さを激しく自覚する一冊。
一冊の本を読む事から広がる世界、地球、宇宙の広さを感じます。
読み継がれる古典の中にある種の普遍的哲学(生活の智慧)があるようです。

本と深い仲になることとは
自分以外の誰かを生きる経験なのであると大岡さんは述べます。
まさにその通りですね、自分以外を経験することで他者の理解が進み
他者との関係性がよりスムーズな理解に繋がるのでしょう。

備忘録メモ
告白主義の旗手「島崎藤村が扱った差別 橋のない川、中上健次の出現
 自らのうちに潜む差別を暴かれないためには、まず差別を目に見えるものとして明らかにしなければ
ならない。隠しても、それは死ぬどころか、見えないところでいよいよはびこるだけなのだから。
福沢諭吉はsociety を人間交際と訳した。
明治に出来た新語 社会、個人、近代、美、恋愛、存在
自然、権(利)、自由、彼(彼女は新語)は新しい意味内容を付与
谷崎潤一郎は正真正銘のヘンタイ
預言者としての宮沢賢治
ピノッキオの原作は暗い

こんな目次です
第1講 無垢、友情、そして不屈!
第2講 オレたちゃ海賊、ヨー、ホッ、ホー!
第3講 『坊っちゃん』て、ほんとに痛快か?
第4講 「親」って、ホントに重くて困る
[補講その1] 文豪の妻はツライ…でも…

第5講 「マザコン」の正しい使用法
第6講 自由・平等・友愛
第7講 差別を見据える
第8講 「現国」嫌いには、ワケがある
第9講 「言文一致」は落語から
[補講その2] 説教・圓朝・速記術の三題噺

第10講 日本のミステリーのルーツ=翻案小説
第11講 現世は夢、夜の夢こそまこと
第12講 谷崎潤一郎は、正真正銘のヘンタイです
第13講 スキャンダルの果実
[補講その3] ノーベル賞とヘンタイの関係

第14講 宮沢賢治という宗教
第15講 賢治には、いつもきらきらぴかぴかが舞い降りていた
第16講 「童話」がイジワルになる時
[補講その4] やっぱりデクノボーにはなれない

第17講 「愛国心」の消費期限
第18講 ピノッキオは救世主?
第19講 克己心、連帯、そして不屈!

[補講その5] この世で一番差でサディステックなのは……
第20講 本と深い仲になる、とは結局どういうことか?



日本会議とは何か 上杉聰 合同出版 2016

図書館本

上杉氏(1947-)の本は初めてである。以前より「新しい教科書をつくる会」等に関する著作が
あるようです。今後、菅野完さんや青木理さんの関連本を読んでみたいと思う。

さて、まったくの門外漢であるが、日本の憲法がアメリカからの押し付けなのかどうかは
非常に気になっていた。
そして、押し付けだから独自の憲法が必要だと主張するグループがあることは知っていた。
以前、内田樹さんだったと思うけど、他国の憲法を参考にしない憲法など世界中に一つも無いと
書かれていたかと思う。ブラッシュアップしてよりよい憲法を作れば良いのだと思う。
もちろん、地球上から戦争や武力紛争が無くすためにも。

さて本書では日本会議の歴史的背景をひも解き、9条を含む憲法が本当にアメリカの言いなりの
憲法であったのかを考察していく。
答えから書けば、日米合作であると。日本側、アメリカ側、そして連合国・極東委員会(在ワシントン)だと。国会審議もされた9条改正案。

育鵬社はフジ・メディア・ホールディングス子会社で教科書を発行するためのみに発足(2007年)
大日本帝国憲法(明治)は素晴らしい、日本国憲法は押しつけという構図
大阪でのアンケート調査問題 フジ住宅
政治動向を分析する場合には宗教への視野を欠いてはいけない





憲法

源流テンカラ 高桑信一 山と渓谷社 2016

350ページに及ぶ大著
これまで雑誌等で発表された源流釣行や沢旅をまとめています。
そして後半部分ではテンカラの達人である瀬畑雄三氏を師に仰ぐ高桑さんの瀬畑評伝的な文章もある。

高桑さんの沢登りは「沢旅」という、まさに人生の過程における旅なのだろう。
そして山、森、自然に生かされていることを常に認識する旅、だから、サバイバルなんていう言葉は
決して使わない、持参できる食料は重くても背負い、餌釣りの時は2号通しで釣れない魚は釣れなくて、
食べられなくても良いと(1号とか0,6号とか細い糸にすれば魚は釣りやすい)。
そしてもちろんテンカラ釣りでも、おかずとして食べる分しか釣らない。

高桑さんの本の良い所は、単に釣り場紹介や釣りのタクティクスではないところだろう、
その土地の歴史や民俗をしっかり書籍や聞き取りで理解して書いていることだろう。
つねに自然と現場を愛する態度が格好良いのである。

ゆっくり、禁漁の時期に、非力な自分では行けない源流を夢想しながら読みます。



源流テンカラ
高桑 信一
山と渓谷社
2016-02-19

マタギ奇談 工藤隆雄 山と渓谷社 2016

マタギ(狩猟者)関連の話は幾つか読んできました。
甲斐崎圭さん、根深誠さん、田口 洋美さん、田中康弘さん、志田 忠儀さん、白神学シリーズ、白日社聞き書きシリーズ等。

本書の肝は最初の八甲田死の彷徨事件におけるマタギの係わりであろう。新田次郎により有名になった事件であるが小説とはかなり違う事実が現地では語り継がれていた。

他の話はマタギからの聞き取りがメインであり、山と人との関係性、動物と人の関係性が綴られている。例えばなぜマタギを又鬼と書くのか(又の意味は書かれていないが)。

熊の湯温泉の吉川さんに関する記述(2匹の子熊の事)はすでに根深さんや他の方が確か書いていたと思う。


大鳥池のタキタロウ(怪魚伝説)が魚群探知機の捜索で3mを超える魚影として記録されていたことは
本書を読むまでしらなかった。(報告書に書かれている?)

白神山地が自然遺産登録され、狩猟等が禁止され、マタギという文化が消滅したことは本当に残念な
ことです。








参考文献がいくつか最後に挙げられていますが、なぜか根深さんらの本(特に白神関係 根深さんは弘前出身、著者は青森市出身なのだが)はリストされていません。何か理由があるのでしょうかね。





特集 陰謀論の正体!? Rika Tan 2016年12月号 


陰謀論と陰謀は違うのです。
陰謀論はニセ科学と同じ匂いがしますね。

どうして信じてしまうのでしょうか?
分筆者の一人が書かれています。
想像力の不足
他人の立場になって考えてみるという能力の決定的欠如
他人の心理の理解不能
合理的解釈能力の欠如

だから、論理的に説明してもまったく理解出来ない。なるほど!

コンテンツとしては
陰謀論とはなんだ
陰謀論の心理学
まーだ「アポロ疑惑」を信じているの?
9.11テロはアメリカ政府の自作自演?
東日本大震災は地震兵器による攻撃か?
気象兵器!その幻想と限界
UFOが宇宙人の乗り物だと信じている人々
地球温暖化の見通しはウソではない
学生のニセ科学&陰謀論の認識実態の一端


ちなみにベトナム戦争におけるトンキン湾事件はアメリカの陰謀
満州事変における柳条湖事件は日本の陰謀(謀略)

まことしやかに囁かれることをまずは疑うことは良いことでしょう。
そして表と裏から眺めてみる、論理的かどうか考察する。
分からない事は、考察を保留して、立ち止まってみる。

陰謀論を信じている皆さん、まずはなぜあなたが信じるのか論理的に(それが無理な様ですが)
考えてみてはいかがでしょうか?





なぜ蚊は人を襲うのか 嘉糠洋陸 岩波書店 2016

図書館本

蚊の事を全て知る研究者の渾身の一冊。

まさに知らない事ばかりです(一部非常に科学的で理解し難いところは飛ばして読みましょう)。
もちろんマラリアやその他の感染症を蚊が媒介することは知っているし、家族でアフリカに2年間
住んでいたのでそれなりの知識はあるつもりでいたけれど。

それにしても、蚊の世界は広い。
人類との絶え間ない戦い。

最近話題になった、日本人高校生の研究(足裏の菌の影響)なんかも今後
蚊の駆除や防疫に役にたつのでしょうね。

備忘録メモ
血液型のO型日本人が蚊に刺されやすいという論争はまだ続いている。
明るい色の服の方が刺されにくい。
マラリア流行地の様な一晩で200匹の蚊に吸血されるような地域住民は蚊に刺されても
痒くない


星野道夫 風の行方を追って 湯川豊 新潮社 2016

図書館本

星野道夫没後20年(享年44歳)(1952年9月27日 - 1996年8月8日)

星野さんが残した書籍等を読み解き、また星野さんとの出会いからのエピソードを交えて
湯川さんが残す渾身の星野評伝でもあります。

「考える人」等への連載をもとにしているので、何度か同じ文章に遭遇するのが少し残念。
また、あまりに星野を評価していて、若干クドイと感じる。
星野の素晴らしい写真、文章を多くの人が評価しているのだから、逆にもっと星野の精神的な葛藤や
悩みなんかにも焦点を当ててもらいたかった。

星野が常に意識していたであろう、自然と人間、自然と動物、動物と人間の関係性をアラスカ、そして他の世界に共通する文明や発展というコンテキストの中で悩み葛藤したことであろう。




新編 山のミステリー 工藤隆雄 山と渓谷社 2016

図書館本

底本は2002−2003の岳人に掲載されたものから、それに一部書き下ろし

田中さんの「山怪」の影響でしょうか?
怖い話のブームでしょうか。

本書は主に登山関連の話や山小屋での話がメインです。
科学では証明出来ない様なお話しの連続です。
山には神様もいるし魔物もいるのでしょう。

興味深いのは山小屋での水枯れで山小屋主人を取材した第55話
原因はトンネル工事の影響だと大学教授が指摘した、しかしそれを論文にしたり発表することは
なかったと。教授は建設会社からの学生の求人が来なくなることを危惧した。
そしてやがて山小屋主人も取材に応じなくなったことが書かれている。
「取材に応じない」ことを条件に便宜が図られたようだ。

まさに現在進んでいるリニア新幹線と水枯れ問題を見る様である。



ふしぎな部落問題 角岡伸彦 ちくま新書 2016

図書館

個人的には被差別という問題に興味がありこれまでも色々と本は読んできたつもりです。

本書で特に興味を持ったのは大阪の橋下知事(市長)の出自に関するメディア報道の問題。
週刊朝日での佐野眞一氏の記事の他にも取材が不十分な記事が沢山あったという事実を本書で知りました。その記載からいかに部落問題の根が深いのかが分かります。

そして、希望というか夢の部分として大阪のある地域での取り組みが紹介されている(地名は実名で)。
昨今のヘイトスピーチも何とか自分との違いを主張したいがための愚かな行為であるが、まさに本書の被差別地域への差別の歴史も負の遺産として続いているのです。


備忘録メモ
同和対策費 2002年まで継続 33年間で約15兆円
賤民廃止令(解放令)から150年
上原善広氏(日本の路地を旅する 等の著作で有名)が対談の掲載を拒否


目次
第1章 被差別部落150年年史
第2章 メディアと出自―『週刊朝日』問題から見えてきたもの
第3章 映画「にくのひと」は、なぜ上映されなかったのか
第4章 被差別部落の未来(不安と葛藤―部落解放運動の勃興期、継承と挑戦―部落解放運動の転換期)

ふしぎな部落問題 (ちくま新書)
角岡 伸彦
筑摩書房
2016-06-06

この世界の片隅に

「夕凪の街 桜の国」を阪大のS木せんせに教えていただき、感動したことを想い出します。
そしてDVDも見ました

そして「この世界の片隅に」も読みました。 2009年でした。

そしてアニメ化
http://konosekai.jp/

是非見たいと思います。

あにめのあとがきメモ


「あとがき」の文章が総てを語っているように思います。
昭和18年から21年という日本の時代。
戦争という言葉で歴史を片付ける事はた易い、とくに戦争を知らない世代の僕らには。
歴史からしか、あるいは過去からしか僕らは学ぶことが出来ない。
未来は必ず来るが、未来は夢見れても未来からは学ぶことは出来ない。
その歴史あるいは過去を僕らは忘れてはいけないし歪曲させてもいけないと
思う。
こうのさんの作品は、淡々と戦時中の日常を描いていながら、計り知れない戦争の不条理を訴えているようにも思う。
文章では表現しきれない部分を絵で綴っている。

そしてこの作品はクラウドファンディングが支えたとの事

クラウドファンディングで3,374名のサポーターから39,121,920円の制作資金を集めた本作。日本全国からの「この映画が見たい」という声に支えられ完成した『この世界の片隅に』は、長く、深く、多くの人の心に火を灯し続けることでしょう。100年先にも愛され続ける映画が、ここに誕生しました。

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バターが買えない不都合な真実 山下一仁 幻冬舎新書 2016

図書館本

山下さんの本は何冊か読んできました。常に一次情報に基づく解析が論理的です。

簡単に言えば、農水ムラの不都合な真実でしょう。農水官僚だった著者がデータを駆使して
説得力をもって問題点を指摘しています。
すなわち損をするのはいつも消費者、だって税金払って高いモノを買わされているわけです。
読んでいて思ったのですが、まさに電気代とおなじ、総括原価方式です。電力会社の広告もCMも原発立地対策費もすべて電気代に含まれているというヤツ。
高い農産物のカラクリもまさにこれでした。もちろん官僚の天下り先の給与やいらない事業費も消費者負担。
そして山下氏のいつもの主張である「農業問題は農協問題である」
減反・高米価格政策、農協、農地制度 農政3悪人

備忘録メモ
酪農専門の大学教授、農業団体、農林族議員、農林水産省の役人などいわゆる専門家と称する人たちに騙されるな。 大学教授の兼業での講演by農業団体
とうもろこし輸入価格と配合飼料価格(大)の格差
エサ価格の上昇は主張するが、高値の子牛価格に関しては何も言わない
酪農全体の乳牛頭数の減少は、離農とういよりは、酪農家が所得を上げるために行っている交雑種や和牛の子牛生産の拡大によるところが多い
欧米は価格で農業を保護するやり方を財政が直接支払いで保護する方法に変えている(国内価格を安くすることが可能、高い関税も不要、通商交渉で農業が障害にならない)
どこに利権があるのか?シンプルな問いが必要 世界で余っているバターがなぜ日本にこない?
配合飼料はアメリカの倍の価格 とうもろこし輸入は関税ゼロなのに
牛肉輸入の自由化 毎年1千億の関税収入 25年間で2兆5千億の金 畜産振興名目で投入したが生産コストは下がったか?
ほとんどがサラリーマンの兼業農家である米農家のための保護政策
発展しきた酪農も第2の米となってしまう
農業予算や関税などの政策で生計をたてている者多数
農業の光の部分、農業団体等に頼らず自立的に米を海外に輸出する若手農業者もいる
乳価問題 飲用向け乳価 加工原料乳価
不足払い法
酪政連=日本酪農政治連盟  自民党の酪政会
農家の7割が米農家なのに生産額は2割だけ 農協の発展、米農業の衰退
補助金で米価を上げて、補助金で米価を下げる政策
北海道の乳価を決めるのはホクレン
農業総生産額の5割は関税の掛かっていないものが占めている。TPPに参加しえ関税を撤廃すると、日本農業は壊滅するという主張があるが、これは間違い。
ウルグアイランド問題での国内バラマキ 6兆1千億
バター不足問題でのメディアの誤報 加工原乳量の減少ではない(脱脂粉乳は不足していない)
バター輸入の高関税で民間輸入は実質的に禁止 低い関税での農畜産業振興機構(alic)の独占的輸入 さらにalicによる公的基金への支出問題 基金への天下り
食料安全保障としての問題、家畜用飼料のほとんどを輸入に頼る
農地資源保護こそが食料安全保障であり、農地面積確保のための単一の直接支払いを導入するべき。農政が何を植えるか口を出すべきでない。不足払い等もやめるべき
農業経済学者が御用学者化しいている現状





農協解体
山下 一仁
宝島社
2014-04-21


農協の大罪 (宝島社新書)
山下一仁
宝島社
2009-01-10

中国人エリートは日本をめざす 中島恵 中公新書クラレ 2016

中国人エリートは日本人をこう見る 中島恵 日経プレミア 2012
なぜ中国人は日本のトイレの虜になるのか? 中島恵 中公新書クラレ 2015
「爆買い」後、彼らはどこに向かうのか? 中島恵  プレジデント社 2015
と読んできたので必然的に本書も。

読みだしてふと思った、ダンビサモヨ女史のDead Aid (邦題 援助じゃアフリカは発展しない)、
彼女は「アフリカが欲するものを中国は持っている、中国が欲するものをアフリカは持っている」と
指摘して欧米型の援助ではアフリカは発展しないと指摘した。
中島さんの本書もある意味、「中国の若者が欲するものを日本の大学は持っている、
日本の大学が欲するものを中国の若者は持っている」と同義かなと。

そして、結論的には中国人の後にはその他のアジア人が控えている。
しかし、経済右肩下がりが想定される日本の魅力を今後もアジアの若者はどう捉えるのか?
中島さんの中国(中国人)の見方は非常に優しく、立ち位置も常に安定して公平に観察しているように
思う。爆買いに続く、「爆留学」「爆就職」から見えてくる中国人の生き方や考え方をしっかり
認識することが今後の日中関係の進展にも繋がるのだろう。単にdisってばかりいても人口10倍の国に
バカにされるだけの未来になるのだから。そろそろ、日本スゴイと嫌韓・嫌中のメディア報道に
騙されない様にしましょう。
中国人を十把一絡げで判断するのではなく、ダイバーシティ(多様性)のある同胞として語るべき
でしょう。当然それは日本人にも欧米人にも当てはまるでしょう。

さて、備忘録メモ
2015年度留学生 21万人(中国94000、ベトナム39000、ネパール16000、韓国15000、台湾7300 )
今は日本が手本 昔は中国が日本の手本
中国人留学生が多い大学 早稲田2300、日本経済1600、東大1200、九大1000、筑波1000、大産900等
同志社 中国読みでゲイが集まる場所
中国人の留学先 1位アメリカ(30万 留学生全体の3分の1)、2位イギリス、3位オーストラリア、カナダ、香港と続き日本はその次
日本旅行の理由 安、近、短 (安全、近い、短期間)、留学は安、安、安 (安心、安全、安い)
東大は北京に事務所 受験可能
日本留学のための予備校ビジネス 一流大学へ合格 大久保(新宿)で学ぶ中国人学生5千人を超える
周恩来 19歳の時に短期で明治大学在籍
高校への留学も増加 一流高校へも 短期留学も
英語での受験も可能な大学も
日本の大学の危機感 今の偏差値の維持(早稲田)人口減少 2018年問題
大学院での学生不足を留学生で賄う
給料格差は縮んできた 2011年の7倍から2.5倍 金より生き方、研修制度、仕事のグローバルさ
中国人の不満 社畜化した社風や慣習






【人と思考の軌跡】竹中労---左右を越境するアナーキスト 鈴木邦男 河出ブックス 2011

竹中労さんの生き様を鈴木邦男さんご自身の人生を織り交ぜて綴る。
本年 没後25年 本書は没後20年での出版

竹中労(1928年3月30日 - 1991年5月19日)
鈴木邦男(1943年8月2日−  )

まさに左右を越境するアナーキストな竹中労さん。
大杉栄、北一輝 左右を超越するような生き様だったのでしょう。
登場人物が多彩過ぎて列記できません。野村秋介、太田竜、平岡正明、大川周明、頭山満、
小林多喜二、里見岸雄、赤尾敏、東郷健、坂口安吾、丸岡修、遠藤誠(弁護士)、カダフィ大佐


備忘録メモ
時間も守れない奴に革命なんか出来るか
革命とは実務である
三島だって里見のコピーだ
天皇を制度として利用したい人間への批判
竹中は「天皇問題を留保してそれでも右翼の人とは話し合えるし共闘できる」
小林多喜二 仁徳天皇賞賛

1970年11月 三島事件
1970年4月 鈴木 産経新聞入社
1972年 一水会設立
1974年3月 産経新聞退社(解雇?)

本書では触れられていないが、竹中労さんの甲府中学でのストライキ事件(昭和20年10月)に
小倉 寛太郎((おぐら ひろたろう、1930年 - 2002年10月9日)山崎豊子著 小説『沈まぬ太陽』
の主人公)さんも関係されていると思う。当時小倉さんは湘南中学から甲府へ疎開中で、
その想い出を東大駒場での講演会で話されている。もしかしたら労さんと一緒に闘ったのかもしれません。
http://minseikomabahongo.web.fc2.com/kikaku/99ogura.html
http://www.goennet.ne.jp/~hohri/n-ogura.htm


無頼の墓碑銘 竹中労 KKベストセラーズ 1991

図書館本 これは買わねばかな。

母校の先輩竹中労さん。
右も左も関係ない。
僕も同時代を生きていたら、絶対手下にしてもらった(竹中さんは舎弟なんか取らないと思うけど)だろう。

竹中 労(たけなか ろう、本名:つとむ、1928年3月30日 - 1991年5月19日)wikiより
本書では享年60歳とある。理解は理会いと綴る。

1987年8月 余命5年宣告 胃癌 肝硬変 糖尿
各種媒体での対談、記事などをまとめている。

備忘録メモ
横浜市戸塚区小雀町(竹藪と雑木林の丘を背負う一軒家)に仮の仕事場
1988年4月7日 父 竹中英太郎 新宿・丸井前 虚血性心不全のため死去 享年81歳
 大杉栄の仇を討つために上京
 「せめて自らにだけは、恥じなく瞑りたいと、穢太」生前、自ら墓に刻む
入院中に仕事場を移す 鎌倉市高野の山上(ヒルトップ)、西北に大船市街を見晴らし、東南に杉木立の丘陵が連なる 眼下に大船高校キャンパス

キネマ旬報事件 (一九七七年、当時、「キネマ旬報」のオーナーであった大物総会屋・上森子鉄が、突然、竹中を<左翼過激派>と称して、「日本映画縦断」の打ち切りを宣言し、白井佳夫も編集長を解任されるという事件が起きた。いわゆる<「キネマ旬報」事件>)引用元 http://www.seiryupub.co.jp/cinema/2011/11/post-34.html

ぼくが四十男になった今、世界はやはりタブーで埋めつくされている。1973年ニューミュージックマガジン

旧制中学(甲府中学)のあだ名 ボロ竹 陰ではモジやん(市中を徘徊していたほんものの乞食名)
子供時代 王子・四谷・駒込・神楽坂、小学5年生で立会川(鉄工所と漁師の町)
昭和20年10月 戻った甲府の旧制中学で大ストライキ 同盟休校 
同級生たちにお礼を言いたい。ストライキを一緒にやった仲間にも。舞剣城(まいづるのルビ、舞鶴城?)の城跡で桜散る下で啄木をともに語る友達がいたりした。


読書の秋

購入本と図書館本

すでに購入済で山と積まれているものも、、、、、

早く読まねば、、、、

時間をください(笑)


購入本図書館本

日本はなぜ、「戦争が出来る国」になったのか 矢部宏治 集英社インターナショナル 2016

図書館本

前著の、日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか、戦争をしない国 明仁天皇メッセージに続いて読んでみた。

教科書や学校で絶対に習わない日本の戦後史だろう。
日本国憲法の上位に位置するアメリカの支配構造。
著者は決して落胆することなく、未来のあるべき筋道も示している。
ただし、日本国民が現状に甘んじるのであれば、間違いなく米軍指揮下で戦争に参加し、多くの日本人が戦闘で死に、相手国の国民も殺す事になるのだろう。
アメリカの公文書、外務省の公文書等からの一次資料に基づき筆者が調査した内容が記載されている。

備忘録メモ
ホテルと言う名の米軍基地 ニュー山王ホテル 港区
日米合同委員会 日本の超エリートが在日米軍のエリート軍人と直接協議するシステム(米国の外務官僚や米大使館員ではなく)ブラック・ボックスとして機能
二つの密約: 基地密約(日本の基地を米軍が自由に使う)
 指揮密約 (日本の軍隊を自由に使う)
日米行政協定1952 日米地位協定1960
再軍備密約 1951年2月3日 保安隊(5万人)の発足
占領終結後の対米従属
マッカーサーvsダレス マッカーサーの解任 国連軍構想
9条2項と在日米軍(違法な先制攻撃を繰り返す)のねじれ
国連軍の様で国連軍でない在日米軍
国連憲章と例外規定(安保理が必要な措置をとるまでの間、集団的自衛権行使可能)
朝鮮戦争と警察予備隊(75000人)創設と8000人の海上保安庁増員 1950年7月8日 その後保安隊へ 米軍基地の保安 米軍から兵器の供与
海上保安庁の掃海艇部隊が実質的に朝鮮戦争に参戦
吉田・アチソン交換公文 
平和条約後の沖縄軍事占領のトリック 米軍の法的支配の構造(旧安保、新安保)下記図参照
国連軍地位協定が終了するのは朝鮮戦争が終結した時(現在も休戦中)それまで日本は完全隷属状態
マッカーサー・モデルからダレス&マグルーダー・モデルへの転換
砂川裁判の残したもの:政府が憲法違反の条約を勝手に結ぶことで、正式な手続きをへることなく、実質的な憲法改正を行う事が可能になる。57年前の最高裁判事の予言が2015年の安保法案の審議に合致。
サンフランシスコ・システム(平和条約後のアメリカへの軍事的従属体制)
フィリピンモデルとドイツモデルによる独立への模索
憲法改正は修正条項追加型が良い(現行憲法本文はそのまま残す)






米軍支配2米軍支配1

Profile
鎌倉おやじ
趣味:イワナに遊んでもらう、菜園、読書、焚き火、ランタン

愛読人:内山節、池田晶子、養老孟司、山本素石、高桑信一、相田みつを、宮本常一、網野善彦、野田知佑、南木佳士、川上健一 佐藤優 内田樹(順不同)

夢:晴釣雨読で自給自足、在来魚保護 (最近釣りにはそれほど熱中してません、年のせいでしょうか)
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