おやじのぼやき

日々おやじが思う事。。。。。

読書

八ヶ岳デイズ

今回は農が特集

なかなか良いですね。

八ヶ岳には農や畜産なんかが合いますね。

そして、それに関連する食。

ビールやワインも蕎麦も、みんな八ヶ岳オリジンな商品があるんです。

残念ながら太陽光パネルで儲けようなんて連中がいて景観が破壊されているのが残念です。


格差社会を生き抜く読書 佐藤優 池上和子 ちくま新書2018

図書館本

佐藤さんの読書量には常に頭が下がるのだが、今回の格差社会、特に子供の貧困などにも
精通されていることに驚きます。

日本の置かれている貧困問題を考える時、エマニュエル・トッドがソ連の乳幼児死亡率の上昇から
ソ連崩壊を予想した様に、もしかすると、佐藤さんは日本の子供貧困からこの国の未来を
憂いている様に思う。

備忘録メモ

給食無償化の意味
児童相談所の社会的意味、役割
学力の高さと人間性の間には関連はない(佐藤さんの経験的)
ヘックマン理論と乖離してしまっている書籍
社会的擁護の子供支援する人の少なさ
こども、子供、子どもの言葉使いにイデオロギーが存在する
虐待の報道における児童相談所等の非難等は解決にはならない



図書館本

こちら一気に予約が回ってきました。

こちらを優先で読まねば期日が来てしまいます。

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買ってあるけど読めていない(涙)

早く読みたいのだけれど。。。

買ってしまうとつい安心して、いつでも読めるからと読むのが遅れます。


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昭和の怪物 七つの謎 保阪正康 講談社現代新書 2018

図書館本 良書

保阪さん(1939-)と半藤 一利さん(1930-)の近現代史の調査記録等には信頼を置いています。義務教育や高校でも教科書では詳しく習う事のない日本の近代史を莫大な資料や当事者およびその家族から聞き取りをして歴史を考証してきています。

本書では東條英機、石原莞爾、犬養毅(娘の道子)、渡辺錠太郎(娘の渡辺和子)瀬島龍三、吉田茂(娘の麻生和子)について書かれています。
歴史にIf は無いと言われていますが、東条英機が居なければ、日本の戦後は変わっていたのだろうと容易に想像がつきます。
未だに東京裁判に関して異議をとらえる輩もいますが、それ以前の問題として、戦争に突入した政治とその周辺の事をしっかり検証しなければ同じ過ちをまた繰り返すのでしょう。著者も現政権の危なさを当然感じているのです。

備忘録メモ
東條は文学書を読んでいない(秘書役の赤松談)
東條は人事を動かすのが大好き 東條人事こそが陸軍最大の誤り
施政方針演説など徳富蘇峰に添削してもらい、秘書がルビを入れる。
東條の精神力の戦争 軍人に国を任せたことの悲劇
太平洋戦争中 東條は石原莞爾を監視(特高警察を使い)東條暗殺未遂事件
昭和10年代の陸軍人事の過ち
石原莞爾 兵士を人間として扱う
トラウトマン工作 日中和平 南京
1932年(昭和7年)5月15日 5.15事件 犬養首相殺害 「靴でも脱げや、話を聞こう」
ゾルゲ事件で父健の逮捕(無罪)
1936(昭和11)年2月26日 2.26事件 渡辺錠太郎(陸軍大将)殺害 和子9歳現場に。
後にノートルダム清心女子学園理事長
皇道派(荒木元陸相、真崎大将が青年将校を煽った?)50年後処刑された青年将校の慰霊日 澤地久枝さんと
保阪氏の瀬島氏インタビュー 瀬島氏75歳 保阪氏48歳 事務所への自由アクセスを許される
 3つの事象 ソ連スパイ説 収容所の赤いナポレオン、東芝ココム事件
ソ連側証人としての東京裁判
吉田茂と護憲 反戦
12条の自主戦犯裁判の法案
講和条約 東京裁判の受け入れ、謝罪の受け入れ国多数 領土問題への言及 ソ連の違法占拠

目次

第1章 東條英機は何に脅えていたのか
第2章 石原莞爾は東條暗殺計画を知っていたのか
第3章 石原莞爾の「世界最終戦論」とは何だったのか
第4章 犬養毅は襲撃の影を見抜いていたのか
第5章 渡辺和子は死ぬまで誰を赦さなかったのか
第6章 瀬島龍三は史実をどう改竄したのか
第7章 吉田茂はなぜ護憲にこだわったのか




原発ゼロ、やればできる 小泉純一郎 太田出版 2018

図書館本

1次情報をしっかり提示し(巻末で注として50ページ程度)いかに原発が理に叶っていないかを
元推進派の小泉元首相が論じています。

安全神話、低コスト神話、クリーン神話を国、電力会社、大学、ゼネコン、大手広告代理店等の
巨大な原発ムラが洗脳してきたことは福島原発災害の前にも高木先生、小出先生、藤田先生などが
著作中でしっかり指摘していました。
多くの国民は災害のあとに、やっと洗脳されていたことを知りました。
原発広告や原発プロパガンダの実態を本間龍さんや早川 タダノリさんが過去の新聞広告やメディア媒体から明らかにしました。

本書では、安倍首相が原発ゼロと言えば、脱原発は可能だと指摘しています、そして国民の多くや
自民党員すらも賛成するだろうと。

原発輸出も軒並みコケていて経団連もペイ出来ないと泣きが入っている現状なのです。

小泉さんはラジオ番組で、郵政民営化より脱原発の方がよほど簡単な政策であると吐露しています。

それがなぜ出来ないのか?

原発推進派と戦時中の陸軍と似ていると書いています、まさに満州を死守することが日本の
繁栄だと。
大飯原発裁判の一審の判決を大きく評価していて、コストの問題でなく国富、国民の生命の問題だと。
そして経産省は小泉さんには何も言ってこないと(経産は嘘つきだと言いまわっているのに)。
それは経産省からの天下りが電力会社やゼネコン等にいるからなのだろうと。

原発ゼロ、やればできる
小泉 純一郎
太田出版
2018-12-21

[山里にダムがくる] この製品を審査する資格はありません? amazon

おやじのぼやき : 山里にダムがくる 菅 聖子 文、 大西 暢夫 写真 山と渓谷社 2000 - livedoor Blog(ブログ)


この読書メモもAmazonから拒否られていることが判明
「申し訳ありませんが、この製品を審査する資格はありません。詳細については、コミュニティガイドラインをご覧ください。」

ダム推進派の方ですかね?邪魔しているのは??


以下以前は掲載されていたメモ

北海道から九州までの9箇所のダム建設の現場でルポ。
本当に必要なダムや堰堤ってどのくらいあるのだろう。代替案はないのだろうか?
自然の恵みで生かされている人間がその母なる大地の森林を切り刻み、人間で言えば消化管のはずの川を一方的に堰き止める。
是非本書の写真だけでも見て欲しい、建築計画のある地域の爺ちゃん婆ちゃんの顔を。
都会の人の顔と違うよ。凄くいい顔している。それに眼がねをかけている人は殆どいない。
自然は人間の心も作り出す、そしてそれが顔に現れる。
(2003年の感想文)

さらに大西さんのこの本も拒否

http://dream4ever.livedoor.biz/archives/50995018.html


僕の村の宝物 大西暢夫 情報センター出版 1998



写真家である大西さんが、徳山村に通って、ダム建設が決まり村人が移転しても、そこに住み続ける爺婆達との交流をまとめたエッセイ。
すでに大西さんの写真集や徳山村以外の作品も見ていたが人の表情を撮るのが実に上手と言うか素直な感じがする。
今回は徳山に通う中で、そこに住み自然と共に生きてきた村人の生活を共有することで得た大西さんの心の叫びであろう。
ダムにより我々は何を得て、何を失ったのか?
徳山の爺婆は失うものばかりだったのではないだろうか?お金などで買えない自然の恵みの中で生活するものにとっては。
お金なんか無くてもそこに人に迷惑をかけることのない幸せがあったのだ。

僕の村の宝物―ダムに沈む徳山村 山村生活記




山里にダムがくる
菅 聖子
山と溪谷社
2000-04





僕の村の宝物
大西暢夫
情報センター出版局
1998-01-24

Rika Tan 2019年4月号 

左巻編集長の法政大学教授定年につき、Rika Tanは隔月から不定期出版になるとの事。

毎年この号はニセ科学特集で勉強させていただきました。

身近な場所にあるニセ医学、ニセ科学がいかに純粋な方々を騙して金を巻き上げているのか。

是非とも正しい知識や情報にアクセスして命を落としたり、ムダ金を使わない様にしてほしい。

EM菌、反ワクチン運動、保健機能食品の怪しさ、トクホの?、実在しない病気ネタ、近藤ガン理論、
ホメオパシー、胎内記憶、ニセ科学と政治の繋がり、NMRパイプテクター、ナノ銀、花粉が水に変わるマスク等々


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鎌倉資本主義 柳澤大輔 プレジデント社 2018年12月

図書館本

鎌倉に本社を構え、NPOをはじめ多方面で活躍する柳澤さん(1974-)。

ただ本業の方が若干調子悪いようなのが気になります。
「カヤック、2018年12月期は3億9100万円の営業赤字に転落 新作不振のソーシャルゲームの売上が減少2019年02月14日 報道」

本書の内容としては、GDP以外の指標で評価される価値観があっても良いではないかという
これまでも多くの方が主張されてきた考え方。
それを実践ベースに移す取り組みが鎌倉資本主義なのだと理解しました。
そして色々な取り組みが綴られています。

何をするか(地域経済資本、財源や生産性)
誰とするか(地域社会資本、人のつながり)
どこでするか(地域環境資本、自然や文化)
この3つが揃うと幸せになる。

ブレインストーミングでのプロジェクトメイキング
鎌倉宗教会議をお手本にするような横の連携

鎌倉在住者として感じたのは、鎌倉という立地条件、財政状況、人材から、もし鎌倉で彼らの取り組みが成功しない様であれば、他の地域ではなかなか厳しいのかなと思うのであります。


鎌倉資本主義
柳澤 大輔
プレジデント社
2018-11-30

母の教え 姜尚中 集英社新書 2018

図書館本 良書です。

国籍とは何か、アイデンティティとは何か。
読み書きの出来なかった母親への深い愛情。
同じ言語を話しながら境界線で分け隔てられた朝鮮半島。

息子さんの死、軽井沢への転居、花や猫、奥様との生活。

金大中氏との関わり、米中首脳会談、南北首脳会談

ご自身の出自や生きて来た道を辿りながら綴ったエッセイ。

メモとして残しておきたい文章

福島原発事故のあとの取材で、誰もいなくなった街で菫(すみれ)を見た時の感想。

愛する息子が亡くなったとき、あまりの悲しみに涙を流すことすら忘れていたのに、
それまで堪えていたものが堰を切ったように、私は思わず涙していた。

ひたむきに豊かさを求め、科学技術の輝かしい未来を信じ、熱に浮かされるように
経済成長を邁進し続けた戦後の日本。私の人生は、その「申し子」のような半生
だった。民族的な少数者に伴うハンディがあるにせよ、私はその上昇気流に乗り、
その恩沢を受け、次の世代にもそれがしたたり落ちるに違いないと確信していた。
だが、愛する息子さえ救えなかったすれば、その豊かさとは何だったのか。
私の信じた科学技術のもたらす生産力は何だったのか。東日本大震災と原発事故は、
その疑念を、壮大な規模で白日のもとに晒したように思えてならなかった。


本が届くのです

雑誌やら本が色々と配達される今日この頃。

購入しても読まない本が増えるのですが、、、、

頑張って読むかな。


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悪だくみ 森功 文藝春秋 2017年12月

図書館本

森氏の文章は非常に簡潔で読みやすく、引きこまれる。
その理由はしっかりした調査と1次情報であろう。

本書では加計問題を多方面から調査している。
そして、大学ビジネスがいかに美味しいかが良くわかります。
地方自治体と国からの補助金で絶対損しない構造が良くわかります。
学生の質など関係ないのでしょう、国家試験合格率の低率。

落選政治家の非常勤教官としての採用、官僚の天下り教員や理事などなど。

備忘録メモ
千葉科学大学(加計グループ、千葉理科大学で予定)での獣医水産大学の新設準備、
千葉科学大学設立に銚子市から補助金 校舎建設補助 約100億、校地の無償寄付 校地の市費整備
薬学部新設の規制緩和、小泉政権
首相夫人のミャンマー寺子屋計画、加計フィリピン日本語学校(加計と事業提携)
下村大臣夫婦との関係性
加計家内の内紛、先妻、後妻 獣医師資格のある息子


予約本が一気に来た

読みたい本を予約しているのだけれど。
蔵書数が少なく人気があると1年以上待つこともあります。
今回はなんか一気に来た感じ。

頑張って期限内に読まないとです。
一部の本は予約が入ってなければ延長は出来るのですが。


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生涯投資家 村上世彰 文藝春秋 2017

図書館本

村上氏(1959-)のメディアから受けていた印象と実像との違いが大きい事に気が付きました。
堀江氏とのニッポン放送株取得に関してや、モノ言う株主というイメージが強かったですが、
コーポレイトガバナンスという切り口やNPOと言った切り口で見ると違うイメージが
浮かびあがりますね。

個人的には金で金を稼ぐという資本主義は良しとしませんが、企業や個人の発明やアイデアに
投資して、そこから利益を生み出すという経済活動には賛同します。

投資家にとやかく言われたくなければ非上場にすれば良いし、資金が必要なら上場という手段も
あるということでしょう。

そして内部留保する企業(上場企業で300兆円あるとのこと)には、その金を新たな設備投資や株主に還元するべきという指摘は的を得ていると感じます。家計の金融資産も1700兆円以上。
資金の循環こそが経済発展の基本だと。
また非営利団体への資金循環も重要だと。ただしドナーガバナンスは必要

ピースウインズジャパンの大西氏との連携、投資。
JustGivingJapan でのファンドレイジングの設立
ベンチャーへの投資、堀江氏と。

生涯投資家 (文春e-book)
村上世彰
文藝春秋
2017-06-21

興味ある面白い本

村木さんの本は未了ですが
他の3冊はなかなか良いです。

特に悪だくみはまさに調査報道的な本です。

もう、ずぶずぶな大学設立ビジネスと権力の繋がりでしょうかね。

お時間あれば読んでみてください。

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生涯投資家 (文春e-book)
村上世彰
文藝春秋
2017-06-21



核大国ニッポン 堤未果 小学館新書 2017

図書館本 堤さんの本は全て読んでいたと思ったら、この本は読んでいませんでした。

初出は2010年の単行本(福島原発災害の前ですね)の新書版

原発ムラの再興がジワジワと進んでいる今日この頃、ただ一つだけの光明は
日本からの原発輸出がすべて失敗に終わっていることだろうか。
しかし、増え続ける核廃棄物、プルトニウム、40年とも言われる廃炉処理
まったくの愚かな国策が導く日本の未来は?

備忘録メモ

2009年4月 オバマ 核なき世界 ノーベル賞 核兵器関連予算は減らず 2011年度は増加

アメリカ人の被爆 劣化ウラン弾 湾岸戦争で320トン、イラクで2200トン
帰国後の白血病やガン アフガニスタンでも
イラクのバスラ 小児ガン、障害児
1945年 8月広島 原爆被爆調査情報統制 ABCC設置 データ隠蔽
核廃絶と原発輸出
核の脅威 判断ミス、狂気、事故
日米原子力協定 2018年7月(30年) 自動延長 



権力と新聞の大問題 望月衣塑子 マーティン・ファクラー 集英社新書 2018

図書館本

官房長官への質問で有名な望月さん(もちろん武器輸出問題での著作も素晴らしいとNYタイムス前
東京支局長との対談

現政権におけるメディアのテイタラクさを日米の比較も含めて話し合っている。
記者クラブ制度問題は以前より上杉隆さんも著作等で指摘を続けているが
本書においても、その閉鎖性と権力への迎合体質を綴っている。
フリージャーナリストや外国メディアの排除は後進国そのものの様に思えます。

備忘録メモ
アクセス・ジャーナリズム(政府高官との人脈利用等)イラク大量兵器誤報
福島原発震災での政府および東電発表のみの報道による メルトダウン無し誤報
記者クラブという既得権益
発表報道と調査報道
アクセス数かせぎのネトウヨ満足報道
政権に利用されるメディア 日米
朝日 慰安婦報道 福一吉田所長調書ほうどうごの対応ミス
政権の朝日叩きとその対応のまずさ
政権批判メディアへの介入
メディア幹部と政権側の会食等の癒着 政権への忖度
ジャーナリストの異動がない日本 
ネット時代のメディアとその調査力
ワセダクロニクルの挑戦と調査報道
バズフィードジャパンの成功
SNSを使ったファイクニュース拡散(米の大統領選挙)
政権と司法の国策調査 西松事件(小沢一郎)
当局のストーリーの沿った報道 NHKニュース
暗号メイル利用の勧め

権力と新聞の大問題 (集英社新書)
望月 衣塑子
集英社
2018-06-15

安倍政権にひれ伏す日本のメディア
マーティン・ファクラー
双葉社
2016-02-20


「本当のこと」を伝えない日本の新聞 (双葉新書)
マーティン・ファクラー
双葉社
2012-07-04


AIとBIはいかに人間を変えるのか 波頭亮 幻冬舎2018

図書館本

人工知能とベーシックインカム
貧困、格差、分断の問題解決にいかに貢献するのだろうか、という論考でしょうか。

AIに関しては、ソフトおよびハード面でかなりの進歩をしてきていてディープラーニングなどにより人間を上回る分野も出て来てはいるが、やはり「快」などの感情的な部分は当分AIには無理だろうと指摘いている。AIが生み出す富を再分配しないとディストピアに向かう。
要するにAIと人間との共存をいかに人間の幸福に利用するのかが課題ということだ。
そこでBIとAIの共存が注目されている。
結果的にはBIの導入が民主主義を守り、資本主義のダイナミズムを回復させてくれる多分唯一の方策だと筆者は指摘する。
そして労働からの解放は仕事と活動が豊かな生活を導きだすとする。そのためにはAIが一部の人間(資本側)に支配されてはいけないとも。

BIの制度的長所
シンプル
運用コストが小さい
恣意性と裁量が入らない
働くインセンティブが失われない
個人の尊厳を傷つけない
3つの経済思想(共同体主義者、自由主義者、新自由主義者)からの合理性
財政的障壁は解決可能
BI導入の抵抗
 官僚の抵抗
 働かざる者、食うべからずの社会通念
 経済学的イシュー フリーラーダー(ただ乗り)問題、財政問題
BI試験導入事例 フィンランド、オランダ、カナダ、シリコンバレー、ケニア
再分配における高い国民負担率(ヨーロッパ諸国)

2029年には知的活動の全ての分野において特化型AIが人間の能力を上回り、2045年には汎用型AIが開発され知能面で全面的に人間を凌駕すると予想。
第1次、2次産業革命がもたらした豊さ(人口増大、寿命、収入)



これもAmazon拒否 以前は掲載されていたレビュー

おやじのぼやき : 必要か、リニア新幹線 橋山禮次郎 岩波書店 - livedoor Blog(ブログ)


再投稿しようとすると、こんなメッセージ
以前は沢山の参考になったとの投票がされていましたが。

申し訳ありませんが、この製品を審査する資格はありません。詳細については、コミュニティガイドラインをご覧ください。

明かにアンチな輩が居る訳ですね、都合の悪い真実。

以下2011年の文章のまま。

橋山さん(1940−)の説得力あるリニア新幹線不要論
非常に論理的に過去から学ぶべき事を淡々と述べられている。これは氏の経歴からも察する事ができる。
少なくともリニア新幹線の予定ルートに入っている県の住民の方は必読であろう。
失敗した時のツケは結局は国(国民)に跳ね返るのである。それは今回の大震災における原子力発電所の問題と根が一緒なのである。
そして本件リニア計画ほど不確定要因が多く、多くの困難とリスク(経済的、技術的、環境的)を抱えたプロジェクトは、世界中探してもまず存在しないと。

さて備忘録的メモ
目的と手段が両方とも正しければ必ず成功する
しかし、そのいずれかに欠陥や誤りがあれば、必ず失敗する。
経済性に関する問題点、技術に関する問題点、環境に関する問題点、この3つの視点から分析評価する。
目的は何か? リニア方式を前提として審議する前に同方式の持つ意味、有用性、技術的有意性。現状の新幹線方式との整合性
人口減少(生産年齢人口層の確実な減少)における需要動向をどうみるか
累積赤字が発生した場合の責任の所在(英仏海峡トンネルの例)
事業の途中中止例 成田新幹線、中海干拓、原子力船むつ、石炭液化事業、川辺川ダム
政策評価、行政評価、業績評価の実施、費用便益分析の必要性
事前評価、中間評価(再評価)、事後評価の実施
我が国の成功例:東海道新幹線、名神・東名高速道路、黒部ダム(個人的には?)
失敗例:東京湾横断道路、成田空港、関西3空港(国際、伊丹、神戸)、本四架橋、
海外成功例:都市内路面電車(LRT、ストラスブール、現在富山市も)
海外失敗例:超音速コンコルド
成功への必要条件、政策決定プロセスの透明性、事前評価、再評価の制度化、環境影響評価の事前実施、受益者・利用者・地元の費用負担の制度化、技術信頼性の確保、経営責任の明確化
なぜ作るのか?JR東海の目的 1.東海道新幹線の輸送能力が限界、輸送能力の増強、2.施設の老朽化、東海地震に対処するたえ、バイパス路線が必要 3.東京―大阪間の大幅な時間短縮 実際のデータ 東海道新幹線の座席利用率は年々減少、JR東海は突如1の目的を下ろした。(2010年5月開催の政府審議会)2に関して、既存新幹線技術でなぜいけない? 3.国民のどれほどが短時間化を望んでいる?リニア開業後は新幹線乗客の減少―経営難にならないか?
コスト:東京―大阪間 九兆3千億円(JR東海が負担に耐えられる?)支払い金利負担
既存鉄道とのアクセスが非常に悪い
リニア技術は海外に受け入れられない(ドイツの失敗例)
我が国の高速鉄道ネットワークの一部にだけリニア方式鉄道である理由。(電気の周波数問題や、軌道の幅の地域差等と同じ)
リニア方式は柔軟性が欠けて、応用が利かない(他の分野への応用ができない)
建設単価 1kmあたい156億(整備新幹線の2倍)
中国で川崎重工業製の鉄道車両の実験走行で時速486kmを記録している。(リニアは500kmでの運行を予定)
電磁波の問題







話題の本「安倍官邸vsNHK」著者に聞く podcast

櫻井浩二 インサイト|RKBラジオ



話題の本「安倍官邸vsNHK」著者に聞く
相澤冬樹さんが2月4日から連続で登場します。

NHKと官邸の関係性等を話されています。

まだ本を読んでいませんが、非常に興味深い話が聞けますよ。




漫画 君たちはどう生きるか 原作吉野源三郎 マガジンハウス 2017

図書館本 原著の方はなかなか順番が回ってきません(すでに1年待ち)漫画の方が冊数が多いのでしょう。

原作は1937年

本書は漫画であるが、テキスト部分もかなりあります。

普遍的な人間の生きる知恵(哲学)が込められている様に感じます。
主人公は15歳の少年

読むにつれて、池田晶子の「14歳からの哲学」を想い出した。
14歳からの哲学も平易な文章で今も売れ続けている良書である。

自分は40歳を過ぎてから池田晶子を読みだして、多くの事を学んだ(まだまだ未熟だとは
認識しているが)。

食うために生きるのではなく、生きるために食う。

生きるということは、どういうことなのか?
美しく生きるということは何か?
いつまでも子供の精神、感性を持ち続けることが大切なんだと感じた本である。

今を生きる大人こそ読むべき漫画かもしれませんね。


巨匠が訪問してくれました 荒川じんぺいさん

何度か北杜での焚き火会でお会いしたり。
富士見高原療養所資料館(結核)の館長さんとしても有名なマルチに活躍されている方。
http://www.fujimihp.com/rekishi.html

車で鎌倉に来られるとの事でしたので、残念ながらお酒を一緒にと言う訳にはいかず。
コーヒーと焚き火でお迎えでした。

森遊びの達人のじんぺいさん有難うございました。サインもいただいてしまいました。

新しいじんぺいさんのプロジェクトも是非お手伝いしたいと思います。

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森の作法 (集英社文庫)
荒川 じんぺい
集英社
2000-05-19

僕は森へ家出します (中公文庫)
荒川 じんぺい
中央公論社
1995-04

「自分の森」で元気になる (朝日文庫)
荒川 じんぺい
朝日新聞社
2004-03-19

森の作法
荒川じんぺい
志木電子書籍
2016-07-22

内閣官房長官の裏金 上脇浩之 日本機関誌出版センター 2018

図書館本

内閣官房報償費(官房機密費) 年間約12億円 領収書不要 会計検査院もアンタッチャブル

情報公開法により僅かであるが徐々にその使途が解明されてきた経過を公開請求をしてきた著者が
まとめている。

書の中にも書かれているが、野中広務さん(元官房長官)の回想・証言やジャーナリストの上杉隆さんの指摘などで、メディアに良く登場する政治評論家はほぼ全員が機密費から金を貰っていることは
知っていた(除く田原総一朗)が、そもそも日本の国益にまったく関係無いような支出がかなりあることが情報公開で分かってきている。
もちろん国会対策として野党に飲み食いさせたなども含まれる。

また著者は森友問題でも情報公開申請をして(小学校設置趣意書)、国の虚偽の理由で非開示にしたことを後に証明している。

現在も裁判は続いていて菅官房長官、安倍晋三元官房長官時代の機密費の開示請求が行われている。

原資は税金であるこを政治家や司法はどう考えているのか非常に興味がある。


森林官が語る 山の不思議 加藤博二 河出書房新社 2017

図書館本

初出は「飛騨の山小屋」1948年とのこと

森林官が見た 山の彼方の棲息者たち 加藤博二 河出書房新社 2018
初出は 深山の棲息者たち 日本公論 1937年(昭和12年)
これが面白かったので読んでみました。

本書は本当に著者が経験したことなのかフィクションが入れ込んであるのか良くわかりません。
ただ、当時の山や森、その周辺に住んだ人々の生き様はわかります。

小屋の中で赤ん坊と遊ぶサル
サルが作る酒の話
温泉宿の遊女?の話

山の不思議: 飛騨の山小屋から
加藤 博二
河出書房新社
2017-09-22

面従腹背 前川喜平 毎日新聞出版 2018

図書館本 やっと予約が回ってきました。

講演会の動画や各種媒体でのテキストを読めば前川さんの主義主張が非常に全うであり
賛同する部分が多い(いやほぼ賛同)。

官僚が時の権力者に忖度することの危険性は憲法学者の多くや思想家と言われる人たちが
すでに指摘しているところでしょう。
逆に言えば、権力者側を守り忖度を引き出す様に導いている存在が何であるかが問題であり
そこに一部の官僚が権力ベッタリで自らの職務を忘れ今だけ、金だけ、自分だけで仕事を
しているのでしょうね。

さて本書は文科省に対する種々な圧力(自民党の国会議員の名前も出てきます、まあ有名な
極右の様な方々)、教育勅語だったらい、教科書問題、そして森友加計問題と。

前川さんが匿名でツイッターをしていてそのツイートも最後に紹介されています(現在は閉鎖)

備忘録メモ
建国記念の日、建国記念日の違い 紀元節復活への圧力
地方出向時代の官官接待でゴルフをやめた
教育基本法改正時の問題
夜間中学問題 義務教育無償
やりたかった仕事(出来たこと、出来なかったこと)、やりたくなかった仕事(やらされた)
国旗掲揚、国歌斉唱問題 公立と私立 子供達には拒否する権利がある(内心の自由)
審議会への委員ごり押し(他省庁も同じ)
教育勅語問題 國體(こくたい)思想
加計問題 出来レース 関連大学への文科省からの天下り(木曽氏)
鳩山二郎氏(安倍氏が支援)と薮内謙氏(獣医師会会長の長男)の選挙 麻生氏が薮内支援
面従腹背から眼横鼻直へ

面従腹背
前川 喜平
毎日新聞出版
2018-06-27

人工知能はなぜ椅子に座れないのか 松田雄馬 新潮社 2018

図書館本

脳の皺が減ってきたであろう爺にはなかなか読みづらい本でありました。


備忘録的メモ
最適化問題 将棋ロボット
1956年 単語としのて人工知能
不良設定問題 弱い人工知能
精神(心脳問題?)物質である脳が心を生み出す
シンギュラリティ(特異点)
強い人工知能と人工生命



目次
序章 人工知能を通して感じる生命への疑問
第1章 人工生命、そして、人工社会とは何か
第2章 人工知能の研究はどのようにして始まったのか
第3章 脳はどのようにして世界を知覚するのか
第4章 意識にみる人工知能の限界と可能性
第5章 シンギュラリティの喧噪を超えて
終章 情報化社会における「知」と「生命」





私を最後にするために ナディア・ムラド 東洋館出版社 2018



原題:The Last Girl

世界はどこまでも理不尽であり暴力的なのだろうかと胸を締め付けられる思いで読了しました。
宗教、文化、思想、哲学、どれもが人を傷つける事を良しとはしていないであろう。
そうして正しい戦争も間違った戦争も無い、すべての戦争は悪だと私は思っている。

しかし歴史は常に戦い、殺し合いで現在に至っている様に思う。

主人公であるナディアが、まさに自分が最後の女性になることを願い綴った文章が本書である。そして彼女の活動が2018年のノーベル平和賞に選ばれたのだ。

イラク北部の小さな村コーチャ、少数派宗教のヤズイディ教徒として貧しくも平和に位して家族、親族そして同じ宗教の民。異教徒との結婚は認められていない。
ナディアはそんな村の家族の11人目の母の最期になる子供として誕生した。
山羊を飼い、畑を耕す、そんな日常がそこにあった。

宗教的にはレタスを食べない等の特定の食物を取らないことや、太陽に向かって祈ることで偶像崇拝者といわれ、輪廻転生を信じる。それゆえムスリムから差別されていたという。
またカーストが存在するそうだ。
しかしヤズイディ教は他を征服したり改宗させたりすることは無い。
最初の学校が村に出来たのがフセイン政権下の1970年代という。しかし学校ではアラビア語で授業が行われ、ヤズイディ教徒が話すクルド語は許されなかった。

アメリカの侵攻後、若干ではるがヤズイディ教徒の生活は良くなったようである。そしてコーチャ村にも米兵が訪問して色々なモノをくれたと。

そして2014年ISISがコーチャの村近くまで侵攻。

そこから耐えがたい虐殺、奴隷化が進んでいったのである。読むに堪えがたい様な過酷な運命が女性たちの身に降りかかった。そして男たちの多くは殺された。

やがて逃げ出す事に成功し、すべての事実を世界に向けて発信する様になったのだ。




トッピング 川上健一 集英社 2018

図書館本

川上さんは岡山に行ってしまったの?(山梨から)

「雨鱒の川」から「翼をいつまでも」、までの10年間を山梨の田舎で生活していて
その間のエッセイが「ビトウィン」2005年ですよね。

本書ですが、
一言で書けば
夫婦愛

もう少し丁寧に書けば
色んな愛、家族愛、隣人愛、地元愛、郷土愛
生きる辛さを上回る愛の物語。

新聞の連載小説として書かれたものに加筆修正との事。
岡山弁をしゃべる友人が大学時代いたので結構意味が良くわかったかな。


みな、やっとの思いで坂をのぼる 永野三智 ころから 2018

作者の永野さんとは2度ほど清里哲学塾でお会いした。
そして少しだけお話は聞いた事があります。
本書で彼女の心の叫びや苦悩、そして憤りが読み手の胸に突き刺さります。


読むのが辛い、しかし多くの方に手に取って読んで欲しい。

水俣病事件という犯罪
加害者企業の中にも病に苦しむ人がいる
被害者の中でも差別偏見、憎しみ合う状況がある
被害を隠すために動いた行政、学者、住民がいた
1932年から1968年まで水銀を海に流し続けたチッソ

そして、今もなお、完治することのない肉体的、精神的苦痛に耐えている患者さんがいる

二度とこの様な事件を起こしてはいけない
全ての人がそう思ってはいるのであろう
でも時間は人の記憶を少しづつ消去していく

消去の速度を少しでも遅らせていく
そして後世にしっかりと歴史の中の事実を伝えなければいけない

私も加害者であり被害者であるという態度が必要なのだろうと思う

多くの公害病患者さんや薬害患者さんが今も苦しんでいるという現実を決して忘れてはいけない

豊穣の海が侵され続け、海の生物が死に、猫や犬が狂い死んだ
そして魚介類を摂取した人を侵し、流産をおこし、胎児性水俣病をおこした

平成30年2月10日 石牟礼道子さん逝去
石牟礼さんや原田医師の話も書かれている
未だに認定されない多くの被害者が日々苦しんでいるこが綴られている

水俣病センター相思社の事が最後に説明されている
いつか必ず訪問したいと思います。

相思社
http://www.soshisha.org/jp/
https://www.facebook.com/ShuiYuBingsentaXiangSiShe/
永野三智さんFB
https://www.facebook.com/michi.nagano.9





光の人 今井彰 文藝春秋 2018

図書館本

間違いなく2019年 自分の読書ベスト5に入ります。今井さんの薬害エイズに関する書籍「赤い追跡者」、NHKの問題を捉えた小説「ガラスの巨塔 」は読んでいましたが、本書は実在の人物をモデルにした小説です。今井さんとの出会いから出版まで7年近く経っているようです。

 戦争の理不尽さ、孤児という差別偏見の戦後を主人公と孤児達を通して人間愛とは何かを綴っています。

東京大空襲を行ったカーチス・ルメイが勲一等旭日大綬章を授賞したことを何気なく(意図的ですね)綴っている。

綾子が吐露する「貧乏なら思いっきり虐められ、成功すれば餌にされる。この国にはいつも人にやさしくない」

そして最終章、主人公の弟に対する想い。


通勤電車等では読まない方が良いです。号泣です。

光の人
今井 彰
文藝春秋
2018-09-28

Profile
鎌倉おやじ
趣味:イワナに遊んでもらう、菜園、読書、焚き火、ランタン

愛読人:内山節、池田晶子、養老孟司、山本素石、高桑信一、相田みつを、宮本常一、網野善彦、野田知佑、南木佳士、川上健一 佐藤優 内田樹(順不同)

夢:晴釣雨読で自給自足、在来魚保護 (最近釣りにはそれほど熱中してません、年のせいでしょうか)
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