おやじのぼやき

日々おやじが思う事。。。。。

環境

リニア新幹線建設に反対します!

(当分この記事をトップに置きます。毎日のブログネタは下の方で更新されていますので、よろしく
2019年です。はやく工事を止めないと本当に酷い環境破壊が世界に知られてしまいますね。

最近(2019年11月)、静岡からの情報(まあ山梨にまともな調査報道できるメディアはないので)
がしっかりしています。

一つはこちらのweb


静岡新聞も大井川とリニアの関係をしっかりとアーカイブしてまとめています。是非ご覧ください。


ジャーナリストの樫田さんのクラウドファンディングによる書籍制作 すでに最初のゴールは突破していますが
さらなる調査報道のために皆さんのお力を貸してください。
2019年5月

報道が少ないリニア計画の真実を伝えるため取材費用を募ります。

リンクからよろしくお願いいたします。

日々のリニア関連記事はカテゴリー「リニア」で書き込んでいます。

談合問題や工事関連の事故などは東農リニア通信さんのブログが非常に細かくフォローしておりますのでご参照ください。
http://blog.goo.ne.jp/ookute3435

出来てから嘆いたり、文句を言ってもダメなんだよね。原発やダム、見えない処で進む砂防堰堤やら農業ダムといった利権構造。
分かりやすい動画です。是非ご覧ください。



鉄道・運輸機構はJR東海に第2回目無担保貸付5千億円を実行  2017年1月 ictkofuさんのブログ

2016年7月16日東京新聞 服部某のコメントは自身の売名行為だけだと思いますが、登山者や自然を愛する人たちがリニアに反対していることは嬉しい限り。
160716東京新聞リニア



2014年12月26日 (金) 午前0:00〜時論公論 「リニア中央新幹線着工 期待と課題」中村 幸司 解説委員


2014年11月05日 (水) くらし☆解説 「リニア中央新幹線建設と環境問題」中村 幸司 解説委員
動画はこちらで一部見る事が出来ます。
http://cgi4.nhk.or.jp/eco-channel/jp/movie/play.cgi?did=D0013773305_00000


2011年NHK リニア”が来る 〜日本の環境アセスメント〜
2011年12月21日 放送

リニアと大深度地下。 JR東海の嘘の説明を国会で追及。 3月20日
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=44626&media_type=

2015年3月3日の国会でのリニア


JR東海葛西名誉会長の記者クラブでの講演 自画自賛、悪いの組合、リニア説明会何が問題なんですか?と質問をはぐらかす。どうしてもアメリカにリニアを売り込みたい。だから代表権は渡さない。


2014年10月13日東京青山でのアーサーさんの講演 その後、川村先生との対談
リニア新幹線構想をアメリカの戦後占領政策という文脈から話されていて、目から鱗の方も多いかと思います。


飛んで火に入るリニアの虫 アーサー・ビナード講演会 第2部
https://www.youtube.com/watch?v=S1JyTseB0iQ

樫田さんの新刊(出版社の自主規制で発売直前に没になっていました)が出ました。
橋山先生の書籍が俯瞰的、鳥瞰的論考だとすれば、本書は地域に生きている人々の目線で長期間にわたって取材した渾身の一冊です。






日本自然保護協会からの「リニア中央新幹線補正評価書についての意見」2014年9月12日

youtube動画 17分ほどです。是非、リニア問題の入り口としてご覧ください。



教えていただいたブログです。リニア 原発 野鳥の会
野鳥の会の会長親子がリニアファンクラブは知っておりましたが、ここまでズブズブな会なんですね。
ちなみにリニアファンクラブの有名人の皆様はこちら。


橋山先生が新書でアップデイトされた内容を書かれています。是非ご覧になって考えてみてください。
もちろん反論大歓迎。



リニアのカテゴリー中に書きましたが、多くの方が知らないので備忘録として。
ドイツのリニア失敗、撤退の記事。

北山敏和さんの鉄道いまむかしの中にリニアがまとめられています。山梨リニアのページ等充実しています。

また、これまで出版されたリニア関連書籍のうち、自分自身で読んだものをamazonのリストにまとめておりますので眺めてみてください。いかに1980年代からいい加減な経済予測や提灯記事が本にされて
いたのか分かります。もちろん、的確な情報をもとにした論考した書籍もあります。

動画等に関しては一部別ブログでも紹介しております。

「科学の限界」の著者でもある池内先生の論考 2013年10月25日東京新聞(23日の中日新聞と同じ)
技術優先の単線思考
池内リニア




2013年10月6日東京新聞 夢を疑う
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2013年9月29日東京新聞朝刊 山口二郎教授記事
JR東海会長の件
9月29日東京新聞 山口二郎




ちょっと古いですがJR東海会長の葛西氏(当時リニア対策本部長)の講演記録です。JR単独事業ではリニアは不可能だと述べています。それも当時は事業費3兆円です。現在9兆円
葛西敬之JR東海リニア対策本部長の関西経済連合会での講演
(昭和63年10月31日講演 経済人 関西経済連合会刊 1989年1月)



2012年7月に書いたブログ:日本野鳥の会 : 原発問題に関する当会の見解
是非ともリニアから出る電磁波と野鳥の問題も調査研究していただきたいですね。
ちなみにこの会の会長親子はリニアファンクラブ員だそうですが。


2013年夏出版 リニアなぜ不要なのか。是非読んでみてください。
危ないリニア新幹線
危ないリニア新幹線 [単行本]

2013年4月15日 衆議院 予算委員会第8分科会 佐々木憲昭議員 
あまり迫力は無いですが国会でドンドン問題点を指摘していただきたいですね。


東濃リニアを考える会のブログです。非常に客観的かつ詳細に過去の分析等をされています。

素晴らしい報道です。2013年の2月まで知らなかった事を恥じています。
日本の環境アセスメントとリニアの関係です。

2011年末のNHKの報道その1
2011年末のNHKの報道その2


リニア新幹線関連書籍(読んだもの)のリストをamazonを使って作ってみました。是非、ご自身で読んでみてはいかがでしょうか。ジャーナリストがJRのデータ垂れ流しで都合の良い経済予測などしていた過去の状況が良くご理解いただけると思います。また、真剣に日本の鉄道や公共交通を考えて議論している方もいます。

山梨県 意見募集 どんどん素朴な疑問と意見を送りましょう。県職員はすでにJR東海社員のように税金でお働きになっています。

日本記者クラブでの橋山先生の講演と質疑応答 2012.10.24




JR東海のHPで山梨などリニア中央新幹線の沿線6都県で開いた住民説明会の資料や質疑の概要を、ホームページ(HP)で公開との事(平成24年10月19日新聞報道)

2012年4月21日(土)、神奈川県の川崎市総合自治会館ホールで行われた、「シンポジウム あなたの真下を「リニア」が通る 〜リニア新幹線は必要なの?〜」の模様。(動画です)  こちらでも視聴できます。

ICT甲府さんのブログが山梨県内の動きをまとめておられます。経済効果等の報道発表されたシミレーションがいかにデタラメかご覧ください。ちなみにこのシミレーションを提出したのはJR東海に資金融資している銀行の下部組織のコンサルタントということらしいです。

断層を横切るんですね
山梨県のHPにも断層の地図があります。
これはあくまでも国の調査に基づく地図であり、原発建設反対訴訟において多々明らかになる「実は断層がありました」的な隠蔽にも気をつけなければいけません。

リニアの駅はJRが作ってやるから、おまえら県別でしっかりしろというプレスリリース。pdfです
いったいJRって何様? 環境評価方法書がよほど不備があり、このままだと着工不能だと認識したのでしょうか。
札束で横っ面を叩いて県知事を働かせるわけだ。実に素晴らしい経営戦略ですね。
そして利用者負担で運賃を取る。もしかして原発・電力と同じ総括原価方式ですか?
2011年11月21日夜追記


まさかと思っていましたが、天皇陛下からいただいた大切な森(恩賜林)にリニアを通すようですね。
恩賜林という言葉は山梨県だけにあるそうです(僕らは子供の頃から聞いているので、全国にも同じような森があるとばかり思っていましたが)。

今年は陛下より御下賜されてから100年の記念事業もあるとの事ですが、、、、
陛下が良しと言われているのでしょうか?

また下記の環境影響評価方法書の内容の杜撰さが各県で問題になっているとの報道があります。
山梨には重要な魚類は居ないんだそうです。本当ですか?在来魚保護に危機感を行政も持っているはずじゃないですか?ヤマトイワナは絶滅しても良いんですか?


中央新幹線(東京都・名古屋市間)環境影響評価方法書(平成23年9月)

8月26日の長野県環境部による意見書。pdfです。
これはJR東海のリニア環境配慮書に対する意見募集に対して行ったものです。

長野県大鹿村の意見書です。pdfです。

トンネルの片方のサイドである大滝村は意見書が出ましたが、もう片方の
山梨県早川町は何も出してないのかな?
ご存じの方ご教示ください。

山梨県立大学の伊藤洋学長のリスク方程式という記事です。
正、続 とあります。
論理的です。是非じっくりとお読みくだされば幸いです。

さらに続々と記事を書いておられます。どうぞ多くの皆さん読んでみてください。
リニアとお猿の電車とは違うんですよ。
6月22日
http://blogs.yahoo.co.jp/kendaigakucho/20328674.html
6月23日
http://blogs.yahoo.co.jp/kendaigakucho/20337364.html
6月24日
http://blogs.yahoo.co.jp/kendaigakucho/20345954.html


2011年7月18日(祝)に相模原でシンポジウムがあるそうです。ここには駅のために2200億が使われるそうですが。。。。
20110718リニア_ページ_120110718リニア_ページ_2




積極的にリニア新幹線の問題を環境というテキストでブログにされている方もいます。こちら。


また山梨県北杜市のブロガーの皆さんのご意見が数日にわたりコメントされています。(6月13日から18日のブログ)
皆さん、真剣に考えていただきありがとうございます。

以上2011年6月21日追記

リニア計画の最終答申案が出され、今パブコメがされています。
答申案は以下のアドレスです。48ページありますので少し重いです。
http://www.mlit.go.jp/common/000142571.pdf

5月5日まで(この日程もなんだかなですが)パブコメが募集されています。是非、賛成、反対、ご自身の意見や不安を書かれてみてはいかがでしょうか。何処かの発電所みたいに、事が起きてからでは遅いと言うことは歴史が証明しています。

パブコメの結果です。まったく答申に反映していません。

誰のための計画なのでしょうか?
将来の需要があるのでしょうか?
未来を担う子供達にこれ以上借金や環境破壊を先送りにしないためにも。


リニア計画ほど不確定要因が多く、多くの困難とリスク(経済的、技術的、環境的)を抱えたプロジェクトは、世界中探してもまず存在しない

コンコルドの轍を踏まないためにも。

必要か、リニア新幹線
必要か、リニア新幹線
クチコミを見る


不公平の無い様にJR東海のリニア関連ページもリンクしておきます。

バイパスは結構ですが、リニアである必要性は無いし、一県一駅のハブ機能も見えない。そんなに急いで日本国内を動く必要性が見えない。

リニア市民ネットはこちら。
みどり・山梨
川村先生関連のリンク
別記事

笹川陽平さんとリニアの関係 金丸さんも登場
笹川さんのハンセン病撲滅計画には頭が下がるが、リニアに関してはダメですね。やはり感染症と科学技術は違うと思う。

山梨県のリニア関連
本当に山梨県のためになると信じているのかね?
信じる者は救われないと思うよ。

リニア中央新幹線建設促進期成同盟会 のページ
通過する県の誰が得をするのでしょうか?県民の皆さんは未来の子供達の事を考えて目先のニンジンを食べない方が良いと思います。

鉄道ジャーナリストで鉄道をこよなく愛する人もリニアを疑問視しています。(第4章等)
鉄道の未来学 (角川oneテーマ21)
鉄道の未来学 (角川oneテーマ21)
クチコミを見る

鉄道は生き残れるか
鉄道は生き残れるか

淡水魚を守る 木村英造(紀村 落釣)という人

2016年 3月14日 逝去 残念でなりません。

「野の学問」を生涯されたヒトだと思います。合掌

木村さんの功績を記念してイタセンパラシンポジウムが2016年11月26日(土曜)大阪で開催されます。
木村さんイベント2
イタセンパラシンポ _ページ_1




5月28日東京新聞夕刊の記事です。
木村先生東京新聞夕刊160528



6月12日 木村さんを支えた高田さんの記事 東京新聞
高田さん160612東京新聞



3月27日 新村安雄さんの東京新聞朝刊の記事 記事の元画像(カラー)もお送りいただきました。
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木村先生逝去




東京新聞より
木村英造氏(きむら・えいぞう=元淡水魚保護協会理事長)14日、老衰のため死去、94歳。大阪市出身。葬儀・告別式は近親者で行った。喪主は長女の本庄万里子(ほんじょう・まりこ)さん。

 1971年に淡水魚保護協会を設立。長良川河口堰(ぜき)の反対運動などに取り組んだ。ポルトガル研究でも知られ、著作に「大航海時代の創始者」がある。


2013年11月 
『淡水魚』『淡水魚保護』および特集号の電子書籍化に関して、木村英造先生の承諾を頂きました。
こちらのサイトより執筆者の皆様、およびご興味のある方はご意見、コメントいただければ幸いです。

facebookにもページを作成いたしました。

2012年に奥様ご逝去のお知らせをいただきました。心よりご冥福をお祈りいたします。

幾つかのグループや大学の研究室、公的機関で細々と在来魚の保護のための飼育や渓流保護活動が行われている。
もう一度、木村英造先生が主宰したような団体が出来ないものだろうかと思う。木村先生がお元気なうちに。
リンクしている淡水魚の窓の「平成17年度下半期のご報告」にもありますが木村先生,高田先生が淀川のイタセンパラを守る活動をされています。是非、ご協力ください。
淡水魚の窓はこちら
一竿有縁の渓 根深誠 七つの森書館 2008 より

“木村英造と会う”(第4章 釣り旅の周辺、月刊「弘前」2000年10月号加筆)での根深さんと木村さんの会話が印象深い。山本素石の事、淀川下流域の絶滅寸前のイタセンパラの事、そして木村さんが淡水魚保護協会を解散し引退してから、自らパソコンを練習しホームページを開設してイタセンパラを守ろうとしていること。木村さんが根深さんに言う「ホームページなら1人でもやれる。これが人生最後の闘いになるだろう。もう長くはない。できれば、その間にもう一度君に会いたいな。君は無理をするな、ともかく70歳まで生きろ、そうすればまとまった仕事が出来る」

最近松下竜一氏の本を何冊か読んで、木村英造さんは松下竜一さんような心と魂を持っているのだと再確認した。上手く書けないが、筋が通っているのである。(2010年1月1日 追記)

高田 昌彦さんの木村さん紹介

2007年10月発行 淀川のシンボルフィッシュ イタセンパラ
購入はこちらから

イタセンパラ












協会木村






木村先生木村英造―淡水魚にかける夢

愛をもて 渓魚を語れ


淡水魚の放流に関する記事
生物多様性の保全をめざした魚類の放流ガイドライン
個人的にお勧めな釣りと自然関連本をまとめてみました

おやじのお薦め書籍や森、自然、釣りなどに関して読んだ本をアマゾンを使ってまとめてみました。

消えた山人ー昭和の伝統マタギ 千葉克介 農文協 2019

名著となるでしょう。

千葉さんの師匠である太田雄治さん(消えゆく山人の記録 マタギ 1979)をしっかり
継承して民俗学論文としても良いであろう資料・記録および画像。
多数の興味ある画像と聞き取り、フィールドワークの集大成であろう。
非文字での口承伝統をしっかりと文字にし歴史として残していく。
忘れられた日本人となるであろうマタギという生き方
それはまさに森の自然と対峙しながら生かされていた人々の生きる哲学でもある。
そこにまさに循環型の持続可能な生活の知恵が多くある。
我々はそれらを確実に忘却しつつある。


消えた山人 昭和の伝統マタギ
千葉克介 著
農山漁村文化協会
2019-08-07

ブラック過ぎる雨畑ダム 山梨県 

水利権を目的外使用か 日軽金、製錬せず売電に転用 富士川水系|静岡新聞アットエス


山梨県の天下り役人も関係しているんじゃないですか?
やりたい放題のブラック企業



以下記事

大手アルミニウム加工メーカー日本軽金属(東京都港区)が、アルミ製錬のためとして静岡、山梨両県の富士川水系に設けた四つの水力発電所で得た電力を、売電に転用していることが31日、分かった。発電用の水は、山梨県の雨畑ダムを起点に導水管を経由して駿河湾に注ぎ、濁りがサクラエビ漁に及ぼす影響が議論を呼んでいる。河川管理者の国土交通省は水利権の目的外使用の可能性があると判断、近く実態調査に乗り出す方針だ。
 静岡新聞社が同省に情報公開を請求し、入手した資料などから判明した。放水路からの排水は最大毎秒75トンに上り、富士川下流の年間平均水量に匹敵する。長年、環境に大きな負荷をかけ続けてきたダムや導水管、発電施設の在り方が今後一層問われそうだ。
 四つの水力発電所は同社蒲原製造所に電力を供給する角瀬、波木井、富士川第一、富士川第二。2019年8月から停止中の角瀬発電所以外は、いずれも稼働している。
 開示資料によると、四つの水力発電所の水利権に関する同社の許可申請書添付の水利使用計画説明書には「電力はアルミ製錬上欠くことのできない重要なもの」(波木井)などと記載。「売電」の文字はなかった。
 同省は取材に対し「目的に応じた必要水量を許可している。同社に対して調査に入る予定だ」と説明した。
 アルミの製錬過程では、ボーキサイト鉱石から取り出した原料のアルミナを電気分解する際、ばく大な電力を必要とする。同製造所は14年3月末、設備の老朽化を理由に製錬事業から撤退した。
 こうした事態を受け、3月に水利権更新時期を迎える波木井発電所では従来通りの水量が認められない可能性も浮上。同社は取材に対し「経営に関わる事柄であり、回答は控える」としている。

 ■戦前から国策で取水
 資料によると、日本軽金属蒲原製造所は1940年アルミ製錬工場の操業を開始。アルミは太平洋戦争開戦前の国防態勢確立に向けた軍需資材として欠かせず、国策として巨大な水利権が認められてきた経過がある。
 同社は富士川水系に六つの自家発電所を持ち、最大出力は電力会社以外の一般企業としては有数の計約14万2500キロワット。同製造所はこれを支えに、国内製錬工場の撤退が相次ぐ中、日本唯一の拠点として2014年まで製錬事業を継続した。06年に富士川流域住民の意見を反映し国が策定した富士川水系河川整備計画は、日軽金による発電取水について「富士川に戻されることなく駿河湾に直接放流され中下流部の流量に影響を与えている」などと指摘している。

同じく元旦の記事
https://www.at-s.com/news/article/economy/shizuoka/722044.html

日本軽金属の目的を逸脱した売電の実態が31日、明らかになった。水力による再生可能エネルギーは、買う電力会社側にもメリットがあり、持ちつ持たれつの関係がある。
 資源エネルギー庁などによると、ダム開発などが進んだ国内では、一定規模以上の水力発電施設を新たに設けることは難しくなっている。東日本大震災以降、全国的に原発再稼働が停滞し再生可能エネルギーへのシフトが進む中、電力会社にとって純国産かつ安定的な発電電力量が得られる大規模水力は“垂ぜんの的”。民間他社からの買電分も電源構成上の「再エネ」などに算入でき、売買双方の思惑が交錯する。
 水力発電は低コストで安定した発電が可能で、電力供給を支えるベースロード電源として役割を果たし、近年は世界的脱炭素化を背景に、二酸化炭素(CO2)を排出しないクリーンなエネルギーとして再注目されている。
 ただ、水利権許可のプロセスは不透明な部分が多く、正当な権利に基づいて発電されたものかどうか見抜くのは難しい。民間の相対取引の実態は経済産業省や資源エネルギー庁も「把握していない」。エネルギー関連の情報発信などを行っている一般社団法人の担当者は「民対民の取引に関する情報は表に出にくい」と実態を明かす。

雨畑ダム 問題 これぞ調査報道 静岡新聞 元旦

知人より情報を送っていただきました。

これ凄いです。
でも山梨のメディアは流さないんでしょうね。
https://www.at-s.com/news/article/special/sakura_ebi/006/722122.html


特集 サクラエビ 異変=雨畑ダム 歴史から検証 富士川開発 重鎮けん引 「時代」背景水力推進 地質に難も 建設優先 土木、電力界に足跡 内海清温
2020/01/01 静岡新聞 朝刊



駿河湾産サクラエビの記録的不漁との関連が1年前から指摘され、本格的な科学的調査が待たれる日本軽金属の雨畑ダム(山梨県早川町)。高度成長期のアルミニウム製錬を支えながらも、激しい土砂流入で9割以上が埋まり、上流では深刻な水害も発生している。なぜダムは設置されたのか。どうしてこれほど土砂が流入するのか。富士川の水資源開発の歴史や地理的な視点から探った。
 (「サクラエビ異変」取材班)
 日軽金が設立され蒲原工場(現・製造所、静岡市清水区)がアルミニウム製錬を開始した1939〜40年、時代は満州事変から太平洋戦争へ風雲急を告げていた。航空機など軍需資材としてアルミの増産は“焦眉の急”。のちに雨畑ダムが建設される富士川水系開発の嚆矢(こうし)はこの時代にさかのぼる。
   ■ □ ■ 
 富士川の開発をけん引した人物がいる。内海清温(1890〜1984年)。敬虔(けいけん)なクリスチャンにして、戦後の土木、電力界の重鎮。政府が全国的な電力不足を受けて設立した国策会社「電源開発」の総裁として絶大な影響力を持ち、天竜川の佐久間、秋葉ダムを完成に導くなど、全国の大規模開発をリードした。
 若き日 挫折と試練
 明治中期、鳥取県倉吉町に生まれた。東京帝国大(現・東京大)で土木工学を修め、内務省に入ったが味気ないと4年で退官。大正半ば、野に下り、28歳の時に朝鮮半島で夢の水力発電所建設を任された。だが、ダムによる墓の水没を巡り民衆の反発を受け計画は中止。失意の中で内地に引き返し「こんなことだったら内務省を飛び出すのではなかった」と、後悔したという。
 帰国後、大淀川水系(宮崎県)の発電用取水ぜき「轟(とどろ)ダム」の建設所長を任された。完成にこぎ着けたが、政治問題も絡み、ここでも県民を挙げた反対運動に直面。「三十歳の所長にはなかなかの重荷」(追想録「内海清温」)で、「内海に政治性をつけさせた試練」でもあった。いつどんな目に遭うか分からないと、絶えず懐にピストルを持って歩いたという。
 昭和に入ると、内海は「会社の使用人は嫌だ」と、当時先駆けだった水力発電コンサルタントを“開業”した。黒部川(富山県)など各地で技術顧問を務める一方、東京帝大などで後進育成に尽力した。
 「国策」で陣頭指揮
 「(日軽金の前身の一つである)富士川電力に行かないか」。知人からこう誘われたのは日中戦争が始まった1937年。国防体制確立へ機運が高まる中、当時の蒲原町に計画が浮上したアルミ工場へ電力を供給する発電所建設の総責任者として白羽の矢が立った。
 取締役土木部長に就任し、蒲原で用地交渉が始まるとともに富士川筋で発電所建設をスタート。39年には東京電灯や古河電工との合併で国策会社としての日軽金が誕生した。内海は同社を去る41年までに戦時下のアルミ生産を支える波木井、富士川第一、第二の3発電所建設を陣頭指揮した。
 「当時としてはとてつもない大事業」(元日軽金会長松永義正)だった富士川の開発。内海は後年、轟ダム建設とともに思い出深い仕事として懐古した。
全国にダム水害も
 終戦を目前に内海は日本の建設コンサルタントの先駆けとなった建設技術研究所の初代所長に就任。56年には電源開発総裁に就いた。前後して熊本県球磨川の県営荒瀬ダム、電源開発瀬戸石ダム、天竜川の佐久間ダム、秋葉ダムなど全国でダム建設を推進。「戦後復興」という風が内海の背中を押した。
 ただ同時期、かつて建設所長を務めた轟ダムで撤去運動が激化。「轟ダム史」などによると、上流では堆砂で河床が上昇し終戦前から水害が発生。54年の台風12号で農作物などに壊滅的被害が出たのをきっかけに問題が噴出。国会で取り上げられるなどし、思い入れの深い轟ダムは40年足らずで撤去に至った。
 内海が電源開発総裁として完成を祝った秋葉ダムは1960年代に撤去運動が勃発した。計画立案に関与した荒瀬ダムは2018年に完全撤去した。同じ開発計画の中で作られた上流の瀬戸石ダムでは撤去要望が続く。いずれも堆砂に伴う水害が大きな要因となった。
 「総仕上げ」の雨畑
 「終戦後のアルミ産業は国防という意味で国家から助成されるべき重要性を失った」(日軽金二十年史)。民間として“独立”を迫られた日軽金にとって自家製電力の安定化は死活問題。渇水期の出力低下が避けられない既存水路式発電所の弱点克服のため電力増強が計画され、いわば総仕上げとして雨畑ダムは1965年に着工した。
 内海は既に日軽金を離れて20年以上。電源開発総裁も退いていたが、財団の初代所長を務めた建設技術研究所がダムの設計や工事監理を担当。建設現場で急性肝炎が集団発生し数人が身延の病院に入院した際、東京から見舞いに駆け付けた−とのエピソードが追想録で紹介されている。
 設計と調査 何度も
 堆砂率9割を超え水害を引き起こしている雨畑ダム。日軽金三十年史は「雨畑川は土砂流出が多い」と認めつつも「(ダムの寿命を長くする)国による砂防の見通しもついたので水利権を獲得」したと記す。地形地質に合わせ「従来試みられたことのない」不等厚、非対称のアーチ式ダムが「困難な地質条件を克服」して完成した。ダムの位置が何度も見直され、34番目の設計が採用されたという。
 日軽金土木担当部長内藤幸雄と建設技術研究所第1技術部長湯浅昭は、ダムの湛水(たんすい)を進めていた当時、専門誌に連名で「この規模のアーチダムとしてはおそらくわが国で最も地質がよくなかったものの一つ」と報告。「蒲原工場の増設問題などから、急に着工と決まり、基礎掘削を行いながら不足分の調査試験を行わざるをえない状況に追い込まれた」と記した。
 日本がバブル景気に向かう1984年、内海は93歳で人生の幕を閉じた。富士川の開発に深く関わった内海が、雨畑ダムの立地にどんな認識を持っていたのかを知るすべは、もはやない。
   ■ □ ■ 
 ダムや水害の歴史をよく知る東京大名誉教授の高橋裕(92)=静岡市出身=は「電気も水も不足した戦後の復興期、社会はダムを求めていた。ダム建設に必ずしも適さない場所でも、ダムを造らざるを得なかったのではないか」と振り返る。
 (敬称略)
 うつみ・きよはる 大正〜昭和期の土木工学者。土木学会長などを歴任し全国のダム建設をけん引。後進を育成し、戦後の土木、電力界に大きな足跡を残した。原子力発電の必要性も主張。電源開発総裁時代、社内に原子力室を設置した。
 苅谷愛彦 専修大教授(地形学) 膨大な土砂流入 当然
 雨畑ダムにはなぜ膨大な土砂が流れ込むのか。南アルプスの地形・地質に詳しい専修大の苅谷愛彦教授=地形学=に聞いた。
         ◇
 雨畑ダムは多くの崩壊地がある南アルプス山系・七面山の山麓に位置し、周辺の地質は非常にもろい。中部日本を縦断する大断層、糸魚川−静岡構造線が近くを通り、他にも複数の局所的な断層が地質の境界を形成する。
 ダム周辺の地層はもともと海底で、水平に堆積した泥や砂からなる。フィリピン海プレートの沈み込みによる激しい圧縮で著しく変形。場所によって地層はほぼ垂直の状態。地質が弱いだけでなく地質構造も崩壊を起こしやすい状況と言える。また南アは全体が多雨地域。
 さらに谷から尾根までの落差が大きい大起伏の山地で、それだけ位置エネルギーも大きく不安定。標高約2000メートルの七面山山頂付近から雨畑川の谷底までわずかな距離で約1300メートルの落差がある。地質、気候、地形の3条件が崩れやすくしている。
 駿河トラフにも近く大地震で崩壊を繰り返してきたはずだ。こうした観点から、膨大な土砂流入があって当然のダムと言える。
 かりや・よしひこ 東京都立大博士課程修了。通産省(現・経産省)地質調査所や千葉大を経て2007年から現職。南アルプスなど中部日本をフィールドに山地の大規模崩壊などを調査。東京都出身。53歳。
 【写説】富士川電力時代、波木井、富士川第一、第二の各発電所を視察する当時50歳前後の内海ら=昭和初期、詳細不明(追想録「内海清温」から抜粋)
 【写説】内海清温氏
 【図表】内海清温の年譜(主な出来事)
 【写説】苅谷愛彦氏

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知っていて何もしなかったのは誰? 

雨畑ダム土砂撤去へ 日軽金、5年かけ堆積4割分|静岡新聞アットエス


ここまでくると喜劇?

「山梨県の幹部は「ダンプの往来は住民生活に支障を来す。日軽金の100%負担で新たな搬出用道路を造成する必要があるかもしれない」と指摘した。」

あんた、ず〜と前から知っていたでしょ?
早川町の行政も、地元住民も。

日軽金に天下って、その後、ニッケイ工業の社長になった人は山梨県の元治水課長でしょ

どんだけ、世の中なめてるの??

山梨の記者クラブとやらは何も県民に正しい事を伝えない様ですね。

この静岡の記事も良く読んでください。山梨の記者さんは知っていて書かないよね。


雨畑川、生コン大量投棄 汚泥現場の上流、山梨県が採石業者聴取
(2019/7/12 07:33)



以下記事

駿河湾産サクラエビの不漁を契機に注目される雨畑ダム(山梨県早川町)の堆砂問題で、ダムを管理する日本軽金属は20日、甲府市で開いた2回目の雨畑地区土砂対策検討会で、同地区の水害対策を念頭に5年ほどかけ堆積土砂の4割に当たる600万〜700万立方メートルの土砂を撤去する方針を示した。同社が堆砂対策を明示したのは初めて。ただ、土砂の搬出先は「探している状況」(敷根功蒲原製造所長)とし、将来的なダムの維持管理の具体策には踏み込まなかった。
 ダムは日軽金の自家発電用。取水した水は導水管を通り、複数の水力発電施設を経て静岡市清水区の蒲原製造所放水路から駿河湾奥に注ぐ。放水路周辺の海域はサクラエビの産卵場で、漁師から不漁とダムの濁りの関係を危惧する声がある。
 会議の冒頭、杉山和義常務が「住民に多大なる損害を発生させたことをおわび申し上げる」と国や山梨県の関係者らに謝罪した。
 会合は非公開で行われ、同社は▽雨畑地区に梅雨までに堤防を造る▽2021年度末までに湖面から露出した土砂300万立方メートルを撤去▽24年度末までに湖内を300万〜400万立方メートル掘削−などの計画を示した。約5年間で東京ドーム5杯分の土砂を搬出する計画という。
 ダムには、年間数十万立方メートルの土砂が流入するとみられ、同社側はこれについても撤去する意向を示したが、土砂の搬出作業について山梨県の幹部は「ダンプの往来は住民生活に支障を来す。日軽金の100%負担で新たな搬出用道路を造成する必要があるかもしれない」と指摘した。
 国は8月、同社に対して堆砂状況を抜本的に改善するよう行政指導。同社はこれまで対応を明らかにしてこなかった。



誰も責任を取らない 雨畑ダム

東京ドーム5個分の土砂撤去へ 沿岸浸水の山梨のダム - 産経ニュース


今まで何もしなかった理由を開示してください。
ず〜〜と前から分かっていたんですから。

日軽金のHPの記事はこれ


以下記事
土砂の堆積率が9割を超え、沿岸が何度も浸水被害を受けている山梨県早川町の雨畑ダムについて、設置者のアルミ圧延大手、日本軽金属(日軽金、東京)は20日、5年間で東京ドーム約5個分の600万〜700万立方メートルの土砂を撤去する計画を国土交通省や県などに示した。

 雨畑ダムは日軽金の工場で使う電力の発電用ダムで、総貯水容量1365万立方メートルのうち1200万立方メートル以上が土砂で埋まっているほか、上流に近い湖岸などでは湖面より高い位置に400万立方メートル近い土砂が堆積している。

 計画は甲府市内で開かれた国や県、町との対策検討会で提示された。応急対策として、浸水が起きた地区に来年夏までに堤防を建設。令和3年度末までに湖面より高い約300万立方メートル、6年度末までに湖底の300万〜400万立方メートルを撤去する。国などは当面の計画として了承した。

 雨畑ダムをめぐっては、長崎幸太郎知事が日軽金を提訴することも辞さないと強い態度を示しているほか、静岡県の川勝平太知事は、濁った水が駿河湾に流れ込んでサクラエビの不漁につながっていると主張している。






全国の治水ダム利水や多目的ダムでは無いと想定)での堆砂問題ニュース
本来なら海浜になるはずの土砂が堰き止められている訳です。本当に治水の意味があったのか?

ダムって儲かりますよね。作って儲けて、壊して儲けて、そして堆砂で儲ける。

ブラックバス 外来魚と日本

とある番組で一場面

興味深いですね。


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静岡からの記事がまとも

知事「リニア3者協議進展ない」|NHK 静岡県のニュース


まともな首長さんですね。

利権に絡み取られないでいただきたい、そして環境を未来永劫に。


以下記事
水資源への影響に対する懸念から本体工事が始まっていないリニア中央新幹線の県内の区間をめぐって調整が進められている国と事業主体のJR東海、それに静岡県の3者協議について、静岡県の川勝知事は記者会見で協議の開催に向けた進展がないことを明らかにしました。

2027年の開業を目指すリニア中央新幹線は、静岡県が環境への影響が懸念されるとして県内の本体トンネルの着工を認めていません。
ことし10月下旬には、国土交通省の事務方トップが静岡県庁を訪れて川勝知事と面会し、JR東海を含めた3者が国主導で水資源への影響などの課題整理の協議を行うことで合意しましたが、そのあり方をめぐって調整が難航しています。
こうした状況について、静岡県の川勝知事は3日の記者会見で、「かれこれ1か月以上になるが協議開始の見通しは国から連絡がない」と述べ、3者協議の開催に向けて進展がないことを明らかにしました。
その上で、川勝知事は「問題の大きさについて国土交通省は手をこまねいている。環境影響を回避できなければ、すでに着工している関連工事を停止命令できる事態になっている」と述べ、環境影響の懸念が払拭される状況にならない限り、本体工事は認められないという認識を重ねて強調しました。

こちら静岡新聞

「流量減少なら施工停止」静岡県知事、国交省が見解示したと指摘
(2019/12/4 07:36)

 リニア中央新幹線工事に伴う大井川の流量減少問題を巡り、川勝平太静岡県知事は3日の定例記者会見で、国土交通省が2014年に、工事で大井川に流量減少の影響が出た場合、JR東海に施工停止を命令できるとの見解を示したと指摘。「環境への影響を回避できる提案がない状況なので(国交省はJR東海に)施工を許可しない命令ができるのではないか」と述べた。
 見解は14年6月に開かれた自民党のリニア中央新幹線の環境影響評価(アセスメント)に関する特別委員会で、国交省が示した。知事が公の場でこの見解に言及したのは初めて。今後、国交省主導で行われるJRとの新たな3者協議で、県側の主張を補強する狙いがあるとみられる。
 3者協議について国交省から連絡がない状態とし「国交省は手詰まり感があり、気の毒。大臣級、場合によっては菅義偉官房長官レベルの判断も必要になるのでは」とし、関係省庁が水問題への見解を明らかにすべきだとの認識も示した。
 台風19号で作業道になる静岡市内の林道が被害を受けたことに「本体工事など到底入れる状態ではない。少なくとも1年ほど工期が伸びることになる」との見方を示した。


雨畑ダム 行政の不作為

雨畑ダム堆砂不安 山梨知事視察、住民悲痛な声|静岡新聞アットエス


ここまでぬけぬけと言える?10期町長やっていて
知らないはずが無いし、地元も裨益を得ていたんだから。

都合が悪くなると責任転嫁??

長崎知事を支持もしないが、彼は知事になってまだわずかだし、県庁内部の不正を知らないのだろう。
補助金行政や天下りで成り立っているお寒い公務員の皆さんが隠してきた不正が
他県からの指摘で明らかになりつつありますね。


以下記事
駿河湾産サクラエビの不漁をきっかけに注目される日本軽金属の雨畑ダム(山梨県早川町)で堆砂が深刻化し、上流集落が10月の台風19号で孤立した問題で、同県の長崎幸太郎知事は27日、現地を訪れて地元住民と懇談し、住民側からダム湖の9割以上が土砂で埋まる現状に悲痛な不安の声が相次いだ。
 現地視察は、日軽金が一部出資する採石業者のニッケイ工業による汚泥(ヘドロ)の大量不法投棄が、ダム下流の雨畑川で明らかになった6月に次いで2度目。今回初めて地元住民との直接対話の機会を持った。
 参加した住民は大半が高齢者で、「(住み慣れた)ここから逃げる心配をしなくてはならないのか」「川沿いに高さ10メートルの擁壁を造って」などの訴えが出た。被災後、今月下旬に電気が復旧したばかりの民家もあり、「(離れると)熊が家の中を荒らすので、やむを得ず住んでいる」と話す女性もいた。
 ダムを管理する日軽金は、国から抜本策を求める行政指導を受けながら対策は手付かず。長崎知事は「渓谷に全く似合わないネズミ色の土砂。対策は待ったなし。社会的責任を果たそうとしない日軽金に憤りを感じる」と語気を強めた。
 対話に先立ち知事は雨畑ダム湖にも足を運んだ。同行した辻一幸早川町長に「普段もこんな色なのか」と濁った湖水について質問。辻町長は「水は表面だけで中はヘドロ。昔はコイもワカサギもいたが皆いなくなった」と答えた。
 駿河湾や富士川本流では、濁りが生物に与える悪影響を危惧する声が高まっている。





11月24日の同新聞の記事

雨畑ダム、堆砂対策足踏み 駿河湾奥の濁り続く 
(2019/11/24 08:29)
https://www.at-s.com/news/article/social/shizuoka/708408.html


 駿河湾奥の濁りの原因の一つとして指摘され、ほとんどが土砂で埋まる雨畑ダム(山梨県早川町)の対策を話し合うため日本軽金属(東京都)が9月に設置した協議会の第2回会合が開かれないままとなっている。国は8月に抜本解決を行政指導したが、具体策は見えない。サクラエビの産卵場の駿河湾奥の濁りは続いている。
 協議会は雨畑地区土砂対策検討会で同県や国土交通省に参加を求めた。同県の担当者によれば、9月上旬に初会合が開かれた際、同社から「年内に方向性をまとめたい」との話があったという。だがその後、開催通知はない。台風19号でダム上流が孤立するなど大規模に被災したことから、「いまはやれる状況ではない」との相談が同県にあった。
 サクラエビの産卵場として、生態にとって最も重要な海域の駿河湾奥の濁りは強いまま。同社蒲原製造所(静岡市清水区蒲原)の放水路から工業用水を取水する静岡県企業局によれば、2011年度から強い濁りが改善せず、ことし4月以降も同様の状況。放水路の濁水は雨畑ダムにも由来し導水管を経て海に注がれている。
 協議会の第2回開催時期について同製造所は23日までに「現時点では決まっていない」と述べた。

雨畑ダム ずぶずぶな関係性

山梨知事「日軽金を提訴も検討」 上流浸水の雨畑ダムを視察 - 産経ニュース


地元も県も以前からわかっていたのですから、根本的な問題解明をしていただきたい。
天下りの管理者がいたわけで、早川町の行政や地元住民もこうなることは以前から
承知していたのですから。

以下記事

土砂の堆積率が9割を超え、上流沿岸が何度も浸水被害を受けている山梨県早川町の雨畑ダムについて、同県の長崎幸太郎知事は27日、設置者のアルミ圧延大手、日本軽金属(東京)に損害賠償を求めて提訴することも検討すると明らかにし、同社を厳しく批判した。

 雨畑ダムを視察後に記者団に語った。雨畑ダムは上流の川底が上がっているため大雨のたびに浸水が発生。台風19号でも浸水防止用の土堤防が壊れたほか、県道が崩落して一部地区で孤立状態が続いた。

 知事は「土砂堆積を抜本的に解決するよう国を通じて求めてきたが、日軽金がこれ以上、地元軽視の経営を続けるなら、県道などの損害賠償を求める訴訟もあり得る」とした。

 浸水被害を受けた本村地区の公民館で行われた対話集会では、住民から「高さ10メートルの堤防を造ってほしい」との要望が出たが、知事は、増水を前提とするのではなく、安全対策を取りながら日軽金に元の状態に戻させるとの立場を示した。

 雨畑ダムなど富士川水系の濁りは、静岡県の駿河湾産サクラエビの不漁と関係しているとの指摘もある。知事は「雨畑ダムの問題は山梨県だけでなく、日本全体の問題」と強調した。

リニアの根本的問題 水枯れ 環境破壊

リニア・トンネル問題は静岡県のわがままではない。大規模トンネル渇水公害がその本質だ


利権が幅を利かすリニア
一度始めた大型公共工事(リニア、ダム、高速道路、強靭化構想etc)は永遠に続けないとゼネコンは
まずいわけです。
そして後進国に成り下がる。

分かっちゃいるけどやめられない。そんな泥沼ですね。

記事に書かれている通り、各地で起こっている水枯れ問題(リニアだけでなく、鉄道や高速道路建設で)、されに静岡で問題となっている大井川水量減少問題。

水が無くても生きていかれるのでしょうJR東海やゼネコンの皆さんは。


ちなみに、こんな極右の政治家(中高の後輩らしいですが、地元では非常に評判悪いです。金が絡む支援者とヘイト好きな方は応援されているようです)もリニアに関して記事を書いています。

https://blogos.com/article/407176/
「リニア中央新幹線と日本の未来」 JR東海が暮らしの変化予想の動画を公開 








台風19号で全部汚泥は静岡に流れました? 雨畑ダム不正

雨畑川に汚泥投棄 県が行政指導|NHK 山梨県のニュース


刑事告発じゃないんですか?

台風終わった後に行政指導!

不法投棄の汚泥もすべて静岡にまた流れましたよね?

誰のための行政なんですかね???

そうそう、他の場所には違法投棄してないの???


以下記事


雨畑川に汚泥投棄 県が行政指導

10月15日 20時44分

早川町の雨畑川に大量の汚泥が不法に投棄されている問題で、県は15日、甲府市の生コンクリート製造会社などあわせて3社に対し今月23日までに撤去に向けた計画書を出すよう行政指導を行いました。

行政指導を受けたのは甲府市の生コンクリート製造会社と南部町の運送会社、それに東京の砂利製造会社のあわせて3社です。
県によりますと、甲府市の生コンクリート製造会社は、平成27年3月からおよそ4年間、ミキサー車からコンクリートを取り出す際にできた汚泥を県の許可を受けていない南部町の運送会社に早川町の雨畑川の左岸に運び込ませ、東京の砂利製造会社が県の許可を受けずに汚泥を不法に受け入れたということです。
県は廃棄物処理法と河川法に違反している疑いがあるとして3社に対し今月23日までに撤去の方法や期限などを盛り込んだ計画書を提出するよう求める行政指導を行いました。
県環境整備課の河西博志課長は「3社の関与が確認されたことから、生活環境の保全を図るため、撤去を勧告した。3社には廃棄物の早急な撤去と適正な処理を求める」と話しています。




正面右のこんもりした木の下も汚泥じゃないのかな。

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今まで共存共栄だったんですよね? 雨畑ダム

<動画>台風19号襲来直後の雨畑地区〜放水路沖【サクラエビ異変】|静岡新聞アットエス


堆砂の問題もヘドロの廃棄も、地元行政、住民は知っていたんですよね?
私営ダムの管理会社社長は県の退職天下り。

原発マネーと同じで、誰が何をしたのか?
その辺をしっかり調べるべきですよね。

違法投棄問題は刑事告訴しないんですか??

都合が悪くなると、ダム撤去だのと言い出すのも、いかがなものかと思う。

以前も書いたけど、早川町って補助金だけでほぼ存在すると、建設業界の知人が言っていました。
公共事業(リニアも含む)で一部は潤い、真面目に生活している住民は蚊帳の外なんでしょうね。

そんな早川町も山村留学だの移住を募っていますが、
あなたならどうする??

また税金投入で土建屋さんだけが儲かるの?


記事
(2019/10/13 19:08)


 駿河湾産サクラエビの不漁をきっかけに堆砂問題がクローズアップされている日本軽金属の雨畑ダム(山梨県早川町)が台風19号の影響で増水し、上流の41世帯・68人が13日現在、孤立していることが住民や同県への取材で分かりました。堆砂による水害はこれまで繰り返されており、住民からはダム撤去を求める声が出ています。

【台風19号】雨畑ダム上流、孤立 堆砂影響、住民「撤去を」
(2019/10/14 07:45)


 駿河湾産サクラエビの不漁をきっかけに堆砂問題がクローズアップされている日本軽金属の雨畑ダム(山梨県早川町)が台風19号の影響で増水し、上流の41世帯・68人が13日現在、孤立していることが住民や同県への取材で分かった。堆砂による水害はこれまで繰り返されており、住民からはダム撤去を求める声が出ている。
 孤立しているのは本村など雨畑地区の複数の集落。集落に続く県道と林道の計4カ所が冠水したり崩落したりした。一部住民は防災ヘリで救助されたが、大半の住民は自宅に残っている。停電などインフラへの影響はないという。
 昨年秋の台風24号に続き洪水被害は3回目。堆砂率9割のダムを管理する日軽金は、国から抜本解決を求める行政指導を受けた矢先だった。また、応急措置を求める山梨県からの行政指導を受け、同社は河川内に土堤防(380メートル)を先月末造成した直後だった。
 同社蒲原製造所は「被災状況を早急に確認する」とコメント。一方、地区の60代男性は「何度繰り返すのか。ダムの早期撤去を求めたい」と訴えた。









内山節さん 自然をもって自然を制す

『自然をもって自然を制す』 : 内山 節 ライブラリ | NPO法人 森づくりフォーラム


内山節さんの思想

3.11以後の東北での巨大防潮堤建設での自然の制し方との違いを感じる。

自然を手入れしてこそ、自然からの恵を得られる(これは養老孟司先生の手入れの思想)

私は自然を管理征服出来るとは思わない、でも日本の、世界の自然が好きだから
なんとか自然と居り合い(折り合いでない)をつけながら自然からの恵み(利息)で
生きていきたい。

恵み(利息)を得るためには、元本をしっかり持ち、利息をもまた元本につぎ込まなければいけないと思う。

今の社会は元本を切り崩し、なんとかその日暮らしをしている。未来の子孫や他国の
同胞をまったく家族とも思わないで。

そろそろ終活な、けじめの日にメモとして自戒の念を込めて。10月7日



富士川の濁り問題 雨畑ダム

濁り原因、両県食い違い 静岡、山梨まとめ難航 早川水系調査|静岡新聞アットエス


山梨県側はまったく調査報道せず。
記者クラブの発表だけを記事? その記事すら見当たらない。

将来のために記事を保存

以下記事

駿河湾サクラエビの不漁を受け静岡、山梨両県が5〜7月に早川水系で行った濁りの実態調査の取りまとめ作業が難航している。発生原因と生態系への影響評価に対する両県の意見に食い違いがあるためだ。富士川の上流と下流で濁りの捉え方の違いが鮮明となっている。
 「厳しい調整中だが、遠くない将来きちっと報告できる」。9月末の川勝平太知事の定例記者会見。中平英典水産業局長が補足説明し、両県の食い違いを認めた。当初は8月末にも取りまとめが完了するはずだった。
 最大の相違点は、日本軽金属の導水管などを経て、駿河湾に流れ込む濁りの源。早川水系には雨畑ダムや砂利プラント、リニア中央新幹線工事など人の手が多く入る。「『糸魚川―静岡構造線』がありもともと土質がもろい」と主張する山梨県。一方、10回程度、14カ所で行った調査では、砂利プラント周辺で濁りが強く、静岡県は「重機が常に河川をかき混ぜている。人的要因も相当程度ある」(幹部)と譲らない。
 アユなど生態系との関係も見方が異なる。雨畑ダム堆砂除去の行政指導を徹底するよう国土交通省に申し入れた長崎幸太郎山梨県知事は「濁りが原因かは不明」。静岡県の意見は「間違いなく影響する」としている。
 サクラエビ不漁との関係は両県とも今のところ「分からない」。静岡県は9月補正予算に1350万円を計上し調査する方針。4日の情報連絡会で鈴木伸洋・東海大非常勤講師は産卵量などから「今期は顕著な影響は見られない」と私見を述べつつ、海の環境調査の重要性も挙げた。

■「回復」根拠、異論も
 県桜えび漁業組合の実石正則組合長が秋漁実施の根拠にした県水産技術研究所の花井孝之研究統括官によるサクラエビの資源回復に関する説明。資源量が上向いているとする根拠や現状認識には異論も存在する。深海に住むサクラエビの生態の理解が関係者の間で共有できていない背景がある。
 4日の情報連絡会。冒頭で資源状態の説明に立った花井研究統括官は「個人の見解」とした上で、駿河湾全体での7、8月合計の総卵数が約500兆粒に達した分析を示し、前回連絡会(9月20日)と同じく回復傾向にあると強調した。富士川沖に卵が少ない現状に対し「何らかの理由で親エビが湾奥まで北上できない状態」と解説したが、その説に「自信はない」とも吐露した。
 サクラエビ研究の第一人者、東京海洋大の大森信名誉教授らの「さくらえび漁業百年史」などは、主産卵場の富士川沖(湾奥)で春夏に産卵ピークがあることを重要視し、そもそもサクラエビは成長に伴って北上するわけではないと記している。




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国連気候行動サミット〜小泉環境大臣の発言、16歳のグレタさんの訴えが投げかけた波紋、その本質とは

【音声配信】特集「国連気候行動サミット〜小泉環境大臣の発言、16歳のグレタさんの訴えが投げかけた波紋、その本質とは」井田徹治×斎藤幸平×荻上チキ▼2019年9月25日放送分(TBSラジオ「荻上チキ・Session-22」平日22時〜)


グレタさんの発言(国連、およびそれ以前も)を茶化すアカデミアの人までいる現状を憂いております。

彼女は単に科学に基づいたデータが示す未来を「今の大人が勝手に我々に残すな」と至極全うな
事として発言しているだけです。

NIMBYとしての日本の一部の有名人(だから頭が丈夫だとは限らない事が今回良く分かりましたよね)

SDGsはすべてが達成されて、やっとサステイナブルなんですよ。

今のまま、消費が美徳で、無限の経済発展を(金融工学なんか、もろに無限という枠組みが存在しないと成り立たない)仮定して進んだら、地球は破滅することは科学で明らかになりつつあるわけです。

まあ、グレタさんの発言や行動をバカにするおバカさんは、決してセッション22なんか聞かないんだろうけどね(笑)

僕は、井田徹治さんや荻上さんのスタンスに同意しますよ。

そして小泉環境大臣が世界で笑いモノになっていることもね。







ちなみに、京大総長でもある山極さんらの緊急アピールはこちら
日本学術会議会長談話「「地球温暖化」への取組に関する緊急メッセージ」を公表しました。(令和元年9月19日)http://www.scj.go.jp/
令和元年9月19日に日本学術会議会長談話「「地球温暖化」への取組に関する緊急メッセージ」を公表し、近藤智洋 環境省地球環境局長に手交しました
http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-24-d4.pdf    pdfで読めます。

要約

国民の皆さま私たちが享受してきた近代文明は、今、大きな分かれ道に立っています。現状の道を進めば、2040年前後には地球温暖化が産業革命以前に比べて「1.5°C」を超え、気象・水災害がさらに増加し、生態系の損失が進み、私たちの生活、健康や安全が脅かされます。これを避けるには、世界のCO2排出量を今すぐ減らしはじめ、今世紀半ばまでに実質ゼロにする道に大きく舵を切る必要があります。しかし、私たちには、ただ「我慢や負担」をするのではなく、エネルギー、交通、都市、農業などの経済と社会のシステムを変えることで、豊かになりながらこれを実現する道が、まだ残されています。世界でそのための取組は始まっていますが、わが国を含め世界の現状はスピードが遅すぎます。少しでも多くの皆さんが、生産、消費、投資、分配といった経済行為における選択を通じて、そして積極的な発言と行動を通じて、変化を加速してくださることを切に願います。我々科学者も国民の皆さまと強く協働していく覚悟です。

緊急メッセージ
1人類生存の危機をもたらしうる「地球温暖化」は確実に進行しています
2「地球温暖化」抑制のための国際・国内の連携強化を迅速に進めねばなりません
3「地球温暖化」抑制には人類の生存基盤としての大気保全と水・エネルギー・食料の統合的管理が必須です
4陸域・海洋の生態系は人類を含む生命圏維持の前提であり、生態系の保全は「地球温暖化」抑制にも重要な役割を果たしています
5将来世代のための新しい経済・社会システムへの変革が、早急に必要です

日本学術会議は、フューチャー・アースの推進と連携に関する委員会、環境学委員会・地球惑星科学委員会合同FE・WCRP合同分科会、地域研究委員会・環境学委員会・地球惑星科学委員会合同地球環境変化の人間的側面 (HD) 分科会、経済学委員 会・環境学委員会合同フューチャー・デザイン分科会、地球惑星科学委員会地球・人間圏分科会において、また、Future Earthグローバルハブ日本(東京大学、国立環境研究所、日本学術会議ほか)、Future Earthアジア地域センター(人間文化研究機構総合地球環境学研究所)の協力を得て、地球温暖化への取組に係る審議を進めてきています。

この度、9月23日にニューヨークで開かれる国連気候行動サミットに合わせて、このメッセージを発信いたしました。
引き続き、国際的な学術団体や国連機関とも緊密に連携し、この問題を含め、世界的な諸課題の解決に向けて積極的に貢献してまいりたいと思います。
令和元年9月19日日本学術会議会長山極壽一


森林未来会議 熊崎実・速水亨・石崎涼子 編 築地書館 2019

図書館本


森林やら林業は全くの素人です。
ても森や林業には釣りやアウトドアを通じて興味を持ってきました。
速水さんのお父様が書かれた、「美しい森をつくる : 速水林業の技術・経営・思想 2007」
速水さん自身が書かれた「日本林業を立て直す―速水林業の挑戦 2012」は拝読いたしました。
また梶山さんの「日本林業はよみがえる―森林再生のビジネスモデルを描く 2011」も読みました。

日本の森林の素晴らしさ、可能性、そして経済性だけでは語れない環境としての重要性など。

本書は総論として速水さんや熊崎さんの文章があり、他の専門家の方が各論として
海外での森林と林業の関係性を経済や環境政策という切り口で綴っている様に思います。

備忘録としてメモ
自伐型といわれる小規模林業
森林所有者の赤字体質
補助金林政が立木価格を押し下げている面あり
森林管理と環境の関係性 社会性と森林認証 山岳信仰、地域の森林利用の権利
経営・施業の多様化を阻む要因
 行政(画一化、頻繁な施策の変更、技術合理性の欠如)
 現場(施業意識のなさ、目的不在作業、補助金合わせ、粗い作業)
 根本(理念・哲学の欠如、エビデンス欠如、技術軽視)
林業技術者育成のための教育の重要性
大学の役割 (これまでの林政を作った官僚や学者の問題?)
PDCAサイクルでC(チェック)が無く進んだ林政
官主導林政の問題 学者、科学者の役割 国際比較無く進んだ林政
興隆するドイツ林業と凋落する日本林業
気候変動とエネルギー問題のリンク シェル石油が世界一の森林所有者
中山間地におけるエネルギー自立
認証制度を支える人材が育っていない現実(環境配慮というグローバルイシューが認識不足)


林道という利権 行政との癒着

107億円の林道、4割で木材生産なし 価格低迷などで:朝日新聞デジタル


源流等で釣りをされる方は承知の事実

林業しないのに、毎年伸びる舗装林道
必要ないのに作り続けられる林道です。

昔は林務部? 今は森林環境課とかいうのでしょうか?
林業は赤字なのに林業公社に天下って、やっと解体したと思ったら、別の林道関連会社に天下りとか。

もちろん国の林政が間違っていただでしょうし、バカな学閥もあったのでしょう。
それにしても、バカなのは地方林政でしょう。

無駄な人件費、無駄な公共事業、そして自然破壊としての治山ダム。

以下記事

新潟県や県内自治体が2005〜17年度に開通させた林道全35路線のうち14路線の周辺地域で、18年度までに木材生産の記録がないことが分かった。森林所有者と事業者の調整が難航したり、木材価格が低迷したりして多くの林で伐採が進んでいないといい、整備を進めた県は「改善を図りたい」としている。

 林道は、伐採や水源維持などのための森林整備に使う道路。国有林以外の民有林などでは、地方自治体が国の補助を受けて整備する。新潟県内では05年度以降、35路線で総延長約75キロが開通し、事業費は計107億4768万円だった。

 ところが、この林道の利用区域で実際に木材(スギや広葉樹など)の伐採・搬出記録があるのは21路線のみ。残る14路線は利用区域内での木材生産の記録がないという。林道に関して調査している重川隆広・新潟県議に県が示した資料では、木材生産記録がある21路線の利用区域で05〜18年度に生産された木材は計1万9632立方メートルで、約91%がスギ材だった。スギ材の卸価格から試算すると、生産額は最大で約2億4千万円となる。

 ログイン前の続き同県長岡市で14年度に開通した長さ約3キロの「八石山(はちこくさん)南線」は、木材生産の記録がない14路線のひとつ。地元森林組合の幹部によると、複数の森林所有者の要請で整備され、組合が雑木林を刈り取ったあとにスギを植える計画だった。ところが、森林所有者との協議が不調となり、計画が頓挫しているという。

 木材価格が低いことも生産が進まない理由の一つだ。農林水産省の統計によると、1980年をピークに下落が続く。17年のスギ中丸太は1立方メートルあたり1万3100円でピーク時の約3分の1、ヒノキ中丸太は同1万8100円で、4分の1に下がっている。

 県林政課の担当幹部は取材に対し、「公金と時間を費やして整備した林道が有効に使われていないのは深刻な問題」としたうえで、「林業を推進する立場の県や市町村がもっと早く所有者と事業者の間に立って調整を進めるべきだった。市町村や事業者とも協力して改善を図りたい」と答え、県内の民有林林道の現状を広く調べる考えを示した。

 新潟県の林業産出額(17年)は全国3位の413億円。ただ、大半を占めるキノコを除いて木材に限ると、全国36位の11億1千万円にとどまる。(高木真也)



メモ 雨畑ダム不正

静岡のサクラエビ不漁と山梨のダムの関係は 川の濁りを両県調査:イザ!


産経系列のメディア テンション弱いのはなぜ?

結末が
仮にサクラエビとの関係がないとしても、きれいな川を守ることが両県民の願いであることは間違いない。

なんで?こんな終わり方???

天下りはすでに問題外なの?

地元は全部知ってますよね???



以下記事

静岡のサクラエビ不漁と山梨のダムの関係は 川の濁りを両県調査
2019.9.16 13:28


 昨年から記録的不漁が続く駿河湾のサクラエビ漁で、湾から約60キロ離れた山梨県のダムがクローズアップされている。ダム底に堆積した土砂などが湾に注ぐ富士川を濁らせているのが、サクラエビ減少の原因ではないかというものだ。山梨・静岡両県は川の濁りなどを調査しているが、直接の因果関係はいまのところ明らかになっていない。(渡辺浩)

 ■水質調査は見解相違

 注目されているのは、アルミ圧延大手の日本軽金属(日軽金・東京)が山梨県早川町に所有する雨畑ダム。1365万立方メートルある総貯水量の9割以上が土砂で埋まっている。

 静岡県側には、ダムの土砂堆積などによる富士川水系の濁りとサクラエビ不漁に因果関係があるのでは、との疑念が強い。

 静岡県の川勝平太知事は4月、「(不漁との関係が)ないというわけにはいかない。(光合成を阻害された)植物プランクトンや、それを食べる動物プランクトン、魚介類に影響があるのは当然」と発言。由比港漁協(静岡市清水区)は山梨、静岡両県に海への影響を調べるよう求めた。

 そこで両県は合同で5〜7月に計9日間、水質を調査。県境付近では4日間、国の基準を上回った。ただ、山梨県側は「濁りは降雨によるもの」との見解を示す一方、静岡県側は「そうとは断言できない」と見解が分かれている。

 不漁には取り過ぎや海水温の上昇も関係しているとみられ、川の濁りとの強い因果関係を立証するのは難しそうだ。

 ■「全部撤去できない」

 そうはいっても、雨畑ダムに問題があるもの事実。ダムは雨畑川の中流にある発電用のダムで、昭和42年に完成。電気は日軽金蒲原製造所(静岡市清水区)に送られている。

 当初の予測では100年かけて半分近くが土砂で埋まる計算だったが、土砂の流入に除去が追い付いていない。上流の川底も上がり、台風の際に民家や道で浸水が発生。国土交通省や県は抜本的対策を講じるよう指導していた。

 このため日軽金は9月3日、国交省や県などとの検討会を県庁で開いて課題を報告したが、敷根功執行役員は記者団に「会社の力だけではどうしようもない。全部の土砂を撤去するのは現実的ではない」と語り、さじを投げている。

 これに対し、山梨県の長崎幸太郎知事は11日の記者会見で「誠意を感じない」と不快感を表明。翌12日に国交省に出向いて日軽金への再指導を求めた。

 ■元県幹部の名前も…

 雨畑ダムをめぐっては、日軽金の事実上の関係会社である「ニッケイ工業」が下流の河川敷に汚泥を不法投棄し、増水で一部が流れ出たほか、同社が管理する河川敷にコンクリート廃棄物が不法投棄されていたことも判明。県は刑事告発も視野に調べている。

 ニッケイ工業は、雨畑ダムの土砂除去のため昭和52年、日軽金が10%出資して設立。社長の三井時男氏は元県幹部で、平成17年に治水課長で退職すると同時に日軽金に再就職し、ニッケイ工業に移った、


 長崎知事は「(三井氏から)県に対して何らかの働きかけがあったとは確認されていない。(OBだからといって)変な疑念を持たれないように、厳格に向き合う」としている。

 富士川水系の濁りは山梨県側でも懸念されている。釣り愛好家でつくる山梨本流釣同好会は今月10日、「ここ10年ほど、濁りが悪化している」として、国交省甲府河川国道事務所に雨畑ダムと川の汚染の因果関係を調べるよう求めた。

 仮にサクラエビとの関係がないとしても、きれいな川を守ることが両県民の願いであることは間違いない。


無駄なダムを作らないために


https://www.nishinippon.co.jp/item/n/544603/
記事より

長崎県と佐世保市が同県川棚町で進める石木ダム建設事業は19日、予定地の一部の土地について県収用委員会が定めた明け渡し期限を迎えた。この日は、反対運動を続けてきた住民と中村法道知事が5年ぶりに面会。子どもや高齢者を含む約50人が古里への思いを訴えた。国の事業採択から44年。ダムの必要性を主張する県側との議論はなお、平行線をたどっている。

 石木ダム予定地は約79万3千平方メートル。これまでに54世帯が事業に同意し、移転した。一方、13世帯はダムの必要性に疑義を唱え、予定地に暮らし続けている。

 2014年7月以来となる県と住民の面会は約2時間半に及んだ。川棚高2年の松本晏奈(はるな)さん(17)は「思い出が詰まった古里を奪われるのは絶対に嫌です。どうか私たちの思いを受け取ってください」と涙ながらに手紙を読み上げた。

 中村知事は面会後、報道陣に「渇水で不自由した人もいる。用地を提供して協力した人も多く、そうした思いも大切に事業を進める必要がある」と述べ、話し合いを続ける意向を示した。

 収用委は今年5月、この13世帯や、反対住民を支援する「一坪地主」が所有する約12万平方メートルを明け渡すよう命じる裁決を出した。一坪地主の所有山林を中心とする約1万5千平方メートルの明け渡し期限が19日、住民所有の宅地や田畑は11月18日。住民が立ち退かなければ、一定の手続きを経て強制的に家屋を撤去する行政代執行が可能になる。 (野村大輔、平山成美)

(1) プロテクターズ・オブ・ファイアフライ・リバー(ほたるの川のまもりびと/パタゴニア特別限定版):パタゴニア - YouTube





悪夢の新幹線 リニア

夢のリニア中央新幹線、乗ってみてわかった「実現への不安」(川辺 謙一) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)


記事のオーサー
1970年、三重県生まれ。交通技術ライター。東北大学工学部卒、同大学院工学研究科修了。化学メーカーに入社、半導体材料などの開発に従事。2004年に独立し、雑誌・書籍に数多く寄稿。高度化した技術を一般向けに翻訳・紹介している。著書に『図解・地下鉄の科学』『図解・新幹線運行のメカニズム』『図解・首都高速の科学』『図解・燃料電池自動車のメカニズム』(いずれもブルーバックス)、『鉄道を科学する』(サイエンス・アイ新書)、『東京総合指令室』(交通新聞社新書)など多数。

皆さん乗りたいですか?
外がほとんど見えない、ほとんど地下トンネルと防音フード、南アルプスを破壊して貫くトンネル。
運転手はいません、地震で止まったら? 地下から脱出?

すでに既存の新幹線も時速400勹薪召剖瓩鼎い討い泙后

記事より

そこで今回の乗車体験では、超電導リニアにほとんど興味がない被験者として、筆者の妻に同乗してもらった。妻は、想像以上に乗り心地が悪かった上に、降車30分後まで「耳ツン」に悩まされたことから、「超電導リニアには二度と乗りたくない」と言っていた。


中略

JR東海は、米国に対して、その大動脈である北東回廊に超電導リニアを導入することを働きかけているが、先行きは不透明だ。とくに2017年にトランプ大統領が就任してからは、米国で高速鉄道を整備する動きがトーンダウンしたこともあり、交渉が停滞しているとメディアが報じている。

また、最近の同社は、超電導リニア車両への投資に対して及び腰だ。2010年10月26日には、同社は2015年度までにL0系を合計14両製作すると発表したものの、本稿執筆時点までに5両しか製作していない。2018年12月20日には、L0系をブラッシュアップさせた「改良型試験車」を製作し、2020年春に2両のみ完成させ、既存のL0系の先頭車・中間車と組み合わせて走行試験を行うと発表した。

つまり、製作する車両の数が、2010年の発表内容よりも大幅に減っているのだ。これはむしろ「後退」であり、中央新幹線の建設に邁進する同社の勢いとは整合しない。まるで、超電導リニアに対する熱が冷めてしまったかのようだ。

以上のことから、筆者は、超電導リニアの開発はそろそろ「潮時」であり、中央新幹線への導入を断念することも視野に入れるべき状況だと考える。JR東海が主張するように、東海道新幹線のバイパスを造って、輸送ルートの二重系化を図ることが中央新幹線の目的なのであれば、従来の鉄輪式で開業させればいい。

もちろんJR東海は、発足直後から30年以上にわたって超電導リニアに巨額の開発費を投じてきたし、国民や政府、地方自治体からの期待もあるので、今更かんたんには開発を止められない。

とはいえ、前述したL0系の状況を踏まえれば、超電導リニアを営業運転に耐えうるものに仕上げるには、まだまだ相当長い時間がかかるだろう。しかも、米国はその技術を買ってくれそうにないので、開発費が回収できる見込みも立たない。こうした状況に対する葛藤が、JR東海の現経営陣にはあるのではないだろうか。









山梨県行政 早川町行政 みんな知っていていまさら? そしてニュースは静岡から

サクラエビ異変 濁りとダムの関係慎重、山梨県知事一問一答|静岡新聞アットエス


ニッケイ工業(雨畑ダム管理)の社長は山梨県の天下り、そして元職が治水課長。
まさに笑い話というか典型的な行政の不作為

そして早川町は大昔からしっていた堆砂問題。
10期も町長やっていて知りませんはありえない。

さらに下記記事の、「濁っていない」発言。
すでに山梨静岡両県の調査で濁っていることは分かっているだろう。
仮に濁っていないというなら科学的根拠を行政として提出するべき。




以下記事

サクラエビ異変 濁りとダムの関係慎重、山梨県知事一問一答
(2019/9/13 07:31)

 静岡県内サクラエビ漁師が危惧する雨畑ダム(山梨県早川町)の濁り。濁水は水力発電用導水管を経て、日本軽金属蒲原製造所(静岡市清水区)から駿河湾に注ぐ。ただ、長崎幸太郎山梨県知事はこれまでの記者会見や12日の国への要望で、ダム周辺の災害防止で日軽金を批判するが、ダムの堆砂と濁りの因果関係の有無には慎重な姿勢を示している。
 長崎知事の11、12両日の発言は次の通り。

 ―山梨県の釣り愛好団体がダム堆砂の生態系への影響調査を国に要望したが。
 「濁りが原因で釣りづらくなっているか現時点では判明していない。濁りの問題とダムの因果関係は分からないのが現状だ。国土交通省がいろいろと調べると思う」

 ―国交省に直接要望に訪れたわけは。
 「先日の検討会を受け、日軽金は極めて長期間をかけ、低レベルの安全度の堆砂除去しか考えていないと認識した。住民の生命財産について感度が鈍すぎる。誠意もない」

 ―日軽金の特にどういう点に怒りを感じているのか。
 「日軽金が『抜本対策』として考えているダムの堆積除去のレベルと期間だ。余りにも常識からかけ離れた悠長なものだった。日軽金とわれわれの認識には相当な開きがある」

 ■早川町長「濁ってない」 報道に不満あらわ
 山梨知事に同行し、国土交通省を訪れた早川町の辻一幸町長は12日、富士川支流の早川に強い濁りがあるとの報道に「迷惑だ」との認識を示した。
 辻町長は、釣り愛好団体が国交省に提出した要望書に対する受け止めを記者に問われ「早川は濁ってない。ちゃんと調べてくれ。濁っているとマスコミに書かれて迷惑、不名誉なことだ」と述べた。
 さらに、ヤマメやイワナが早川で育ち、釣り人が来ていると指摘し「その現実をどう書くのか。迷惑千万な話ですよマスコミは」と強調した。



山梨の釣り人の要望が静岡のメディアで流れる不思議

「濁りで富士川窒息」危惧 山梨の釣り団体、国に影響調査要望|静岡新聞アットエス


山梨の御用メディはリニア、高速道路、ダムなどの報道はつねに発表報道のみで
決して調査報道を行わない。

行政もメディアも不都合な事実を有する企業もみな同じ穴のムジナの様である。

そして、時間が経ってから、騙されたとか知らなかったと言ってももう遅いんだよ!

ここまで郷土の民度が低いとは思っていなかったよ。




「濁りで富士川窒息」危惧 山梨の釣り団体、国に影響調査要望
(2019/9/11 08:09)


 駿河湾サクラエビの記録的不漁をきっかけに富士川、早川(山梨県早川町)の濁りや、早川支流の雨畑川での産業廃棄物の不法投棄が問題視されていることに対し、同県の釣り愛好団体が10日、国土交通省に、影響を科学的に調べるよう求める要望書を提出した。
 富士川の環境観察などに取り組む山梨本流釣同好会が提出した。要望書では「(堆砂が著しい)雨畑ダムの大量の土砂・ヘドロが河川を窒息させ、不法投棄が生物の急激な減少に追い打ちを掛けているのではないか」などと指摘。会員の山本克水さん(61)=同県韮崎市=が甲府河川国道事務所(甲府市)を訪れ、金子隆信副所長に手渡した。
 川の濁りは主に静岡側から指摘されてきたが、雨畑ダムがある山梨側からも声が上がった格好。雨畑ダムの土砂・ヘドロが川底に沈殿している可能性に加え、汚泥などの不法投棄の影響も調べる必要性を訴えた。富士川の濁りを主因とし天然アユの資源量の危機的減少に警鐘を鳴らした、専門コンサルタントたかはし河川生物調査事務所=高知県=による環境保全調査報告書も提出した。
 山本さんは「サクラエビ不漁をきっかけに静岡側から富士川の問題に光が当たった。富士川本流は濁りが強すぎて釣りざおを出せない。濁りはサクラエビにも影響しているはず」と力を込めた。
 金子副所長は「これまでのデータでは富士川本流の水質は環境基準を超えていない。今まで通りの水質調査を続けていく」と述べた。




調査報道の基本 山梨の新聞テレビラジオさん

大井川とリニア どうなる「水の恵み」、流域の歴史・歩み・思い|静岡新聞アットエス


山梨には調査報道という言葉は存在しない。
つねに発表報道、だから、おくやみとたんじょう欄を見るために新聞を買う。
そして、県発表、企業発表のテキストをコピペして報道する。

だから企業、行政、メディアの広告主に都合の悪い情報は決して流れない(全国紙等に抜かれると
しょうがなく後追いで記事を作る)。

リニア、中部横断道路、雨畑ダム汚染問題(静岡に影響)などはほぼほぼ報道しない。
住民の裨益よりゼネコンやその取り巻き、公務員の利益なのでしょう。

以下備忘録として記事を引用しておきます。

大井川とリニア どうなる「水の恵み」、流域の歴史・歩み・思い
(2019/9/1 11:30)


 大井川の水は守れるのか―。JR東海が建設するリニア中央新幹線の南アルプストンネル工事で、トンネル内に湧き出る水の扱いを巡って同社と静岡県の対立が続いている。県の求めに応じ湧水全量を大井川に戻すとした同社だったが、ここに来てトンネルを掘り進む一定期間、全量は戻せないと表明。流域住民に困惑が広がった。流域は昔から水不足に苦しみ、国策として進められた水力発電所の開発にも翻弄(ほんろう)されてきた。その歴史を振り返り「水の恵み」について考えた。

 ■生活、産業にフル活用 少量減でも募る懸念
 8月25日、静岡新聞社ヘリ「ジェリコ1号」で大井川を上流から下流へとたどった。見えてきたのは、限られた水を生活や産業にフル活用する流域の営みだ。全長168キロの大井川は本県最北端の間ノ岳(3190メートル)を起点とする。トンネルはその10キロほど下流で源流部の地下を貫通する。手つかずの自然が残る山肌を流れる何本もの青白い沢筋。上空から見ても水量は豊かで、多様な生態系を支えている様子がうかがえる。
 全国有数の急流河川は高低差を利用した「水力発電に最適」(電力関係者)で、明治時代から開発が進んだ。トンネル計画区間のすぐ下流にある田代ダムは1928年に運転が始まった、大井川に現存する最も古いダムだ。たまった水の一部は発電用に導水路を通じて富士川に流れ出る。
 さらに南下すると畑薙第一、第二、井川ダムが見えてきた。昭和30年代に完成し、電力を供給して戦後の高度経済成長を支えた。ただ、堆積する土砂が増え、渇水時に水量を調整するダムの能力低下が懸念される。井川ダムより下流は発電の効率化で導水管により水を送るため、河原を流れる水の量が少なくなる。流域のダム14カ所と水力発電所20カ所は、経済成長へと突っ走った「国策」の歴史を象徴している。
 ヘリは下流域に到達した。左岸は水がしみ込みやすい「ザル田」と呼ばれる土壌の地域。牧之原台地が広がる右岸は水不足に悩まされ続け、江戸時代などに造られたため池が400カ所以上もある。発電に使われた水は中部電力川口発電所(島田市)の取水口を起点に志太榛原や小笠地域の家庭、田畑、工場で再び利用される。


別の日、掛川市のトマト農家笠原弘孝さん(46)を取材した。大井川の流量減少問題について聞くと「水が数日間供給されないだけでトマトは駄目になる。水源の水が減るのは大きな不安だ」と語った。用水は工業にも活用され、スズキ相良工場(牧之原市)をはじめ、自動車部品や化学製品などの工場に安価な水を届ける。東遠工業用水道企業団の大石良治事務局長は「大井川のおかげで水源の乏しい地域に企業を誘致できるようになった。恵みの水だ」と強調した。

 ◎渇水頻発 節水が長期化 気候変動で調整難しく
 大井川は近年、渇水が頻発し、水利用者に求められる節水が長期化する傾向がみられる。直近では昨年12月から今年5月にかけ147日間に及んだ。複数の利水関係者は「気候変動で降水量に偏りが出ていて、水量の調整が難しくなっている」と背景を指摘する。
 1994年は節水率が50%に達し、牧之原台地の茶が枯れ、もえぎ色の茶葉が赤く染まった。利水関係者は、リニアのトンネル工事で流量が減り、降水量減少など条件が重なれば同じ事態が起こりかねないと気をもむ。
 工場は年間を通じて水を使うため、節水は企業の生産活動をも左右しかねない。渇水が深刻化すれば志太榛原、小笠地域の62万人の上水道にも影響が及ぶ。

 ■「水返せ」の思い今も 「本来の機能失った」
 「昔は毎日のように川で泳いでいた。当時に比べて数メートルは河床が上がっている」
 奥大井観光の拠点としてにぎわう川根本町の大井川鉄道千頭駅付近。蛇行する大井川の流れと対岸に堆積した砂利を眺めながら、大井川を再生する会の殿岡邦吉さん(70)がつぶやいた。少年時代に岩から飛び込んだという淵は消え、支流から流れ込む土砂の堆積も進む。「今の大井川は本来の川の機能を失ってしまった」
 明治時代から水力発電所が次々と建設され、表流水がやせ細っていった大井川。上流からの水は導水管に消え、発電を繰り返しながら最下流部の中部電力川口発電所(島田市)へと届けられる。塩郷堰(えん)堤が完成すると下流部は「河原砂漠」と化し、一方の上流部は土砂の堆積や水害が問題化。旧川根3町(本川根、中川根、川根)では1980年代後半、官民による「水返せ運動」が熱を帯び、デモ行進や河川敷での決起集会につながった。再生する会の会員の多くは、運動を後押しした青年組織「モアラブ川根」の元メンバーだ。

運動は国も動かし、発電ダムの水利権更新に合わせた河川維持流量の確保が求められるように。中電との厳しい交渉の末、水利権の更新年だった89年、塩郷堰堤から毎秒3トン(冬場以外は同5トン)の放流が決定。運動の舞台は源流部に位置する田代ダムに移り、2006年の水利権更新に合わせて山梨県側の富士川水系に流れ出ていた水の一部を取り戻した。
 全国にも影響を与えた運動から30年が経過したが、再生する会は「大井川の環境は決して良くなっていない」と危機感を抱く。19年の水利権更新を前に活動を再開し、当面は、水の濁りと土砂堆積▽塩郷ダムの利用▽魚道の改善−などをテーマに研究を続ける方針だ。
 久野孝史会長(69)は電源開発という「国策」に翻弄(ほんろう)されたかつての水問題と、リニア中央新幹線工事に伴う流量減少問題を重ねつつ、「水問題は今始まったことではない。下流域での利用状況を含め、改めて大井川の環境を考えるべき」と強調する。
 流量に加えて水質の変化を懸念するのは新大井川漁協の鈴木捷博組合長(76)だ。「ダム建設当時は皆、水がなくなることや濁水への危機感がなかったはず」と自戒を込める。「(リニア工事に)慎重に対応してほしいと思うのが当然。アユやウナギの遡上(そじょう)も見られなくなった川を、少しでも昔の姿に戻してあげたい」と願う。

 ◎土砂堆積、流下能力低下
 急峻(きゅうしゅん)な地形や多雨により土砂の供給が活発な大井川では、ダムの堆砂が進行し、利水能力の低下や河床の上昇などへの対応が課題となっている。
 国土交通省中部地方整備局と流域自治体、電力会社などでつくる協議会が策定中の「大井川流砂系総合土砂管理計画」の素案によると、流砂系内のダム15基(塩郷堰堤を含む)のうち3カ所は満砂に近く、そのほかのダムでも、半数で堆砂率が50%超。長尾川合流点付近(川根本町)から上流約20キロ区間では、河床高が計画河床高と比較して1〜2メートル程度高く(2015年時点)、「流下能力が著しく低い区間」とされた。

同区間を含む県管理区間では民間による砂利採取を進めるが、09年以降は骨材需要減などで進まず、目標値を下回る。上流部は特に進んでいないのが現状だ。

 ◎大井川の「水返せ運動」の歴史
 1960年 塩郷堰堤が完成、川口発電所への送水開始。下流で水枯れ、上流では堆砂などが問題となる
   85年 川根3町による陳情や要望が活発化
   88年 塩郷堰堤からの放流を求め、河川敷での住民集会やデモ行進を実施
   89年 水利権更新、通年放流量毎秒3トンを義務付け(県、中電の覚書で冬場以外は同5トンを放流)
   97年 河川法改正。河川環境の整備・保護の観点が加わる
 2000年 大井川流域8町(当時)の首長らが「大井川の清流を守る研究協議会」を結成
   03年 国や県、流域市町と電力会社による「大井川水利流量調整協議会」が設立
   05年 田代ダムからの河川維持流量を毎秒0.43〜1.49トンとすることで合意

 ■新東名で水枯れの教訓 茶業者「補償ルールを」
 リニア中央新幹線建設に伴う大井川の流量減少問題では、流域の水資源に影響が出た場合の補償の在り方も焦点になっている。20年前、その教訓になりそうな事態が掛川市で起きていた。
 新東名高速道建設中の1999年、掛川市の粟ケ岳トンネル工事中に出水が発生した。間もなく周辺の倉真地区で農業用水を採る沢が枯れ、東山地区では地下水を源とする簡易水道が断水した。
 「切れたことのない沢が突然、2キロくらいの範囲で干上がった。驚いたし困ったよ」
 粟ケ岳北麓で沢の水を使って茶園を営んでいた60代の男性は、当時のショックを振り返る。
 着工前、日本道路公団(現中日本高速道路)の説明会が開かれたが「水枯れの可能性の話はなかった」と男性。断水後、地区の要望を受けた公団は、トンネル内の止水工事に加えて別の川から茶園へ約2キロの引水管路と中継ポンプを設ける補償的措置で応じた。
 ただ、完成した管路は水が出ず、男性は不具合を訴えたが結局1度も使えなかったという。止水の効果も限定的で、男性は水を確保する負担と茶価安から生産を断念。金銭補償を求めて5年ほどたった昨年、中日本高速道路とようやく補償が成立した。
 男性は「条件が提示され、交渉の余地はなかった。事前に補償のルールを決めていれば対応が違っていたはずだ」と悔やむ。

倉真地区では観光名所「松葉の滝」も一時水が絶えた。止水などで水量は3割ほど戻ったが、市や地区区長会は当初から完全回復を求めて要望を続けている。中日本高速道路は「経済的損害がないため対策はできない」との立場で、協議は長年、平行線のままだ。
 地区役員の横地静雄さんは「滝はハイキングコースの目玉。何とか水量を戻したい。このまま協議打ち切りでは困る」と語気を強める。リニア中央新幹線の工事に対しても「補償の決めごとなしに工事をすべきでない」と粟ケ岳の苦い教訓が生かされるよう願う。
 大井川水系の利水自治体は10市町。地中の水脈は複雑、広域に入り組んでいる。特に扇状地が広がる左岸は多くの工場や家庭が伏流水に依存しているだけに、南アルプストンネル工事に伴う水脈の変化がどのような影響を及ぼすか、影響と工事との因果関係は立証できるのか、有識者の間に懸念の声が目立つ。
 松井三郎掛川市長は「水量、水質に影響が出た場合の補償の確約がなければ工事は認められない」と、地元の立場を強く訴えた。

 ◎「丹那」も対応に苦慮
 トンネル工事を巡る補償問題は全国各地で発生し、被害を受けた住民が対応に苦慮した事例は多い。県内では約100年前の東海道線丹那トンネル工事に伴う水枯れが有名だ。
 函南町誌や鉄道省(現在の国土交通省やJR)の資料によると、トンネル真上の丹那盆地(函南町)はワサビを栽培できるほど水が豊富だったが、工事の進行とともに地下水脈が変化し、盆地内に水枯れが広がった。
 飲料水に支障が生じるほどで、住民は鉄道省にたびたび救済を訴えたが、同省は当初、関東大震災の地下変動や降雨量減少のせいだとして本格調査に応じなかった。約10年で多額の補償を得たが、配分を巡って集落間で対立し、住民の襲撃事件にも発展した。同町の資料には「覆水盆に返らず」と記されている。



山梨のメディアは何も報道しないんですか? 違法廃棄、環境汚染 企業と地元ぐるみですか?県庁も

雨畑ダム湖底露出 シルト堆積、異様な光景 ダム上流つり橋崩壊|静岡新聞アットエス


いつも情報は静岡県のメディアからなんですけど。

(2019/8/20 17:06)

台風10号の影響で上流からの流木や土砂により崩壊したダム上流のつり橋=18日、山梨県早川町の雨畑川

 「サクラエビ異変」取材班は19日、技術士で日本陸水学会東海支部会前会長の井上祥一郎氏(76)と共に雨畑ダム(山梨県早川町)のダム湖周辺を巡り、露出した湖底の状況を確認。現地で、井上氏にダムから出る濁水の生態系への影響評価を聞いた。
 露出した雨畑ダムの湖底は非常に粒子の細かいシルト・粘土で覆われていた。ダムにとどまらず、ダム下流の川岸の石や岩の上にもシルトなどが厚く堆積し異様な光景だった。
 早川水系の濁りは想像以上だった。これが駿河湾に流れ出た場合、水産生物(魚介類)にさまざまな影響を及ぼすことは想像に難くない。濁りは太陽光を遮りサクラエビのエサの植物プランクトンの生産性を落とす。
 静岡県環境衛生科学研究所の報告によれば、駿河湾の海底湧水には植物プランクトン・ケイ藻の栄養となるケイ素が豊富という。魚介類はエサ資源としてケイ藻に支えられていることは専門家の間でよく知られ、海底湧水がシルトなどで目詰まりすると、ケイ素の減少を通して、サクラエビにも相当なインパクトがあると考えるべきだ。
 雨畑ダムや堆積物をどうするか、原因を元から絶つには撤去が一番分かりやすく、永続的だ。アメリカではアーチ式コンクリートダムを撤去した事例もある。撤去も選択肢に、住民の判断材料になる科学的情報が重要。新しく発足した「『森は海の恋人』水の循環研究会」では、広い情報網から判断材料を提供してほしい。山、川、海それぞれの立場で、かつ、つながりを考えることが大切だ。

 ■「土砂の掘削移動、今後も」 
 日本軽金属蒲原製造所のコメント 台風10号の大雨で地元の農地や倉庫、町道を冠水させ、住民の皆さまに多大なご迷惑、ご心配をお掛けし深くおわびする。被災された現地の復旧、再発防止に向け、早急に対応を進める。地域の安全確保を最優先課題とし、今後も、雨畑ダム上流域での河道の確保をするため、河床の上がっているエリアの土砂掘削移動作業を実施し、災害を未然に防止すべく関係各所の協力をいただき対応を進める。

 井上祥一郎氏 1943年、名古屋市出身。信州大農学部卒。長年技術士として民間会社に勤務し、全国で森から海の流域環境修復に従事。日本陸水学会東海支部会前会長。公益財団法人海と渚環境美化・油濁対策機構の「漁民の森づくり活動調査」委員。






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https://www.at-s.com/news/article/social/shizuoka/671426.html
雨畑ダム(山梨)湖底に大量ヘドロ 魚類や水草、確認できず
(2019/8/20 17:05)
水が抜かれ湖底の堆砂があらわになった雨畑ダム湖=19日午前、山梨県早川町(静岡新聞社ヘリ「ジェリコ
貯水状態の雨畑ダム=1日、山梨県早川町(同)

 駿河湾サクラエビの不漁を受け静岡、山梨両県が濁りの実態調査を進める雨畑ダム(山梨県早川町)が台風10号の影響で増水、管理する日本軽金属が17日ごろから洪水吐ゲートを開放した。19日までに、ダム湖の堆積した大量のヘドロが露出。湖底には魚類や水草は確認できず、鉄分が空気に触れて酸化したとみられる赤茶色になった泥土が見られた。
 気象庁の観測で、降り始めからの周辺の総雨量は80ミリ程度。だが、河床が上昇しているため雨畑集落では町道の一部が冠水し、つり橋が崩壊。湖底が粒子の細かいシルト・粘土で覆われている様子を目の当たりにした専門家は「下流域の生物に相当なインパクトがあると考えるべき」と指摘した。
 同社蒲原製造所によると、大雨の際には社内規則のダム操作規定に基づき、洪水吐ゲートを開いて濁水を雨畑川下流に流す。水とヘドロを一緒に下流に流す排砂も実施し、ダム湖の貯水容量を上げる対策を取ることになっている。
 雨畑集落の住民によると、民家に床上浸水被害が出た昨秋の台風24号の際にも長期間ゲートを開放。今回はその時以来とみられる。
 雨畑ダムは高さ約80メートル、長さ約150メートルだが、国土交通省によると2016年度の雨畑ダムの堆砂率は93・4%で全国約500カ所ある中規模以上(500万立方メートル以上)のダムの中でトップ。ヘドロ堆積の詳細な実態調査が急がれる。
 堆砂物を現地で確認した日本陸水学会東海支部会前会長の井上祥一郎氏は「ダムから出る濁りは導水管を経て駿河湾に到達し、海洋環境に影響している可能性が高い」と述べた。

石木ダム その他のダム 必要ですか? 

石木ダム問題に一言【せやろがいおじさん】 - YouTube


ダムが必要な訳でなく、ダム工事が必要な人たちがいる。
いい加減にこんばバカな公共事業止めましょう。

もっと重要な公共事業があるでしょう。




こちも是非
れいわの辻村さん
3分20秒過ぎくらいから石木の話



生配信の記録 

山梨県というブラック行政と企業

静岡「サクラエビ」不漁を招いた一流企業のアッと驚く環境破壊 | デイリー新潮


山梨県庁からの天下り様が企業の社長という雨畑問題。
さらにその社長は治水課の課長という元職、落語か?

ちなみに平成30年度退職者の天下り等はこちら(大本営発表、その裏は?)退職金沢山いただいて、さらにまた貰う。 pdfです。

都合の悪い事は報道しない事由があるらしい県庁とメディアそして地元。
大本営発表すらしない山梨県庁。
腐りきっているのでしょうね、政治家も公務員も。何も知らされない住民(知っている住民も
多数との情報は得ておりますが)が不幸だよね。

以下記事


週刊新潮 2019年8月8日号掲載
長引く不漁の影響はその値段を見れば一目瞭然だ。静岡県由比港では、伊勢えびの店頭価格が1キロ=8千円のところ、サクラエビは1キロ=1万3千円と過去最高を記録する事態に。そうしたなか地元では、ある「一流企業」に疑惑の目が向けられているのだ。

 由比港で地元名産のサクラエビをウリにしてきた飲食店主も悲鳴を上げる。

「サクラエビは高くても1ケース(15キロ)で7万円ほどの競り値でしたが、今年の春には2倍の15万円にまで跳ね上がってしまった。台湾産も使って当座をしのいでいる状態です」

 不漁に苦しんでいるのは、漁業関係者も同じ。由比漁協の宮原淳一組合長は、

「サクラエビの漁獲高は年々減少傾向にはありました。2000年代は1500〜2千トンは獲れていたものの、ここ最近は千トン程度。そして、昨年はついに380トンまで落ち込んでしまいました」

 サクラエビが水揚げ金額の9割を占める由比漁協では昨秋、断腸の思いで休漁を決断。さらに、もうひとつの漁期である今年の春も駿河湾の由比沖から沼津沖までを禁漁にした。

生コンも投棄

 問題を追及する中沢通訓(みちのり)静岡県議が話を継ぐ。

「富士川の濁りはサクラエビの産卵場である駿河湾にまで広がっています。エサとなる植物性プランクトンの光合成にも影響が出て、生育に支障が出ている可能性は否定できません」

 そして、富士川の濁りの「発生源」としてある企業の名前を挙げるのだ。

「富士川の上流では、日本軽金属が雨畑ダムという発電用の民間ダムを運営しています。ただ、そのダムはほとんど砂で埋まり、濁水が川に流れ込んでいる。さらに、日本軽金属の関連企業が雨畑ダム周辺で砂利を採取した際、余分な汚泥を上流域に不法投棄していたことも判明しました」(同)

 不法投棄についてはすでに山梨県警が捜査に着手。加えて、関連企業が数千トンの生コンを川岸に廃棄していた疑いも浮上した。令和の時代に、高度経済成長期の公害問題のような「垂れ流し」が横行していたことには呆れるのを通り越してエビ反りする他ない。しかも、日本軽金属は1部上場の日本軽金属ホールディングスの主力企業である。

「問題はまだあります。日本軽金属は発電施設に使った汚水を駿河湾に直接流していたのです。こうした許し難い行為がサクラエビ資源の減少を加速させているのではないか」(同)

 ついに7月末には静岡・山梨両県知事が、雨畑ダムの堆砂問題の解決に当たることを表明するに至った。

 一流企業らしからぬ所業について日本軽金属は、

「汚泥の不適切な対応に関し、多くの皆様にご心配をお掛けしたことに深くお詫び申し上げます。雨畑ダムの土砂についても除去を進めております」

「駿河湾の宝石」が輝きを取り戻す日はまだ遠い。

 結果、今春は85トンと過去最低の漁獲高となった。

 では、サクラエビが伊勢えびより高級品となった不漁の背景には何があるのか。

 実は、地元ではかねてからサクラエビの漁場・駿河湾に注ぐ富士川の「濁り」が問題視されてきた。富士川の水質を調査した「たかはし河川生物調査事務所」代表の高橋勇夫氏によれば、

「水の濁り方は尋常ではなかった。川底まで太陽光が届かず光合成ができないため、川底の石には苔が生えません。苔を食べるアユをはじめ、ほとんどの魚が生息できない状態なのです」




追加記事 8/13(火) 19:35配信
山梨県早川町にある雨畑ダムに大量の土砂が流入し川の底が上昇している問題で8月13日、国はダムを管理する都内の会社に浸水の恐れがあるとして対策計画をまとめるよう通知しました。
この問題は早川町の雨畑ダムに大量の土砂が流入して川の底が上昇し去年10月の台風の際には民家が浸水するなど被害が発生しているものです。
国の行った定期検査では今年度も含め4回連続で3段階評価で最低の「直ちに改善の必要性がある」とする判定となっていて国は、今月9日付で管理する日本軽金属に対し対策をまとめ報告するよう通知をしました。
国によりますと堆積している土砂の量はダムの総貯水量のおよそ9割に達しているということです。
ダムを管理する日本軽金属はUTYの取材に「現在、ダムや上流で土砂の掘削、移動を進めている。地域の安全を第一に国、県、町と協議しながら対応を進めたい」とコメントしています。

「この程度しか山梨県のメディアは調査報道出来ないの? そんなに記者クラブが忖度しないといけないの?」

ずっと前から国も県も町も知っていますよね?



こちらNHK
08月13日 18時08分

アルミニウム製造大手の「日本軽金属」が管理する早川町の雨畑ダムについて国がダムの状態や危険性を調査した結果、「洪水被害のおそれがある」として、会社側に対し抜本的な解決に向けた対策を取りまとめ、報告するよう求めました。

早川町の雨畑ダムは昭和42年に完成したアルミニウム製造大手の日本軽金属が管理する発電用のダムです。
国土交通省の甲府河川国道事務所がこのダムの状態や危険性について定期検査を行ったところ、堆積した土砂によって川の底が上昇し洪水被害のおそれがあることがわかり、4段階中最も悪い「A」判定、「直ちに改善の措置が必要」と判定されたということです。
雨畑ダムの状態が「A」と判定されるのは平成26年以降、4回連続です。
そのうえで、会社側に対し抜本的な解決に向けた対策を取りまとめ、報告するよう求めました。
通知には報告の期限は記されていませんが、国土交通省甲府河川国道事務所は「できるだけ速やかに報告を求めたい」としています。
これについて、日本軽金属は「ダムおよび上流域において土砂を掘削し、移動する作業を鋭意進めているところです。こうした対応を含めて国からの指摘事項について具体的な検討を行い報告する予定です。近隣のみなさまの人命や財産の確保を最優先の課題として認識しており、今後、国や県、町など関係者のみなさんと協議を進め対応していきたい」とコメントしています。

東北のアジサイ 秋田

東北釣行(寺社仏閣巡り? 鉄ちゃん?)の折に見付けたアジサイ

可憐な自生アジサイが沢山見られました。

白いのはウツギかな。

一部画像はガクアジサイとフライロッドに止まってくらたトンボ

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六国見山でヤマアジサイが咲き乱れますように

2019年8月4日

北鎌倉湧水ネットワーク様の六国見山の作業(里山手入れ)を見学させていただきました。

先日(7月20日)、光栄にもヤマアジサイの苗を50株ほど植えていただき、その後の状況確認と今後の植える場所のご相談もさせていただきました。

ハンパ無いスキルをお持ちの皆さんが刈り払い機でガンガンと伸びた笹を刈っていきます。

養老先生が手入れの思想と昔から言われているように、里山は手が入ってこそ、人間に多くの
恵みを与えてくれるのだと実感。

植えて頂いたヤマアジサイも100%枯れずに根付いていました。これも奇跡的。

なんとか来年にはさらに沢山のアジサイを植える事が出来ればと思います。

お昼にはNGO代表の方が借りて維持されている畑でカレーうどんを作り(ゴーヤ入り)
頂いて解散となりました。

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Profile
鎌倉おやじ
趣味:イワナに遊んでもらう、菜園、読書、焚き火、ランタン

愛読人:内山節、池田晶子、養老孟司、山本素石、高桑信一、相田みつを、宮本常一、網野善彦、野田知佑、南木佳士、川上健一 佐藤優 内田樹(順不同)

夢:晴釣雨読で自給自足、在来魚保護 (最近釣りにはそれほど熱中してません、年のせいでしょうか)
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