以前の映画化されたモノは見ましたが
こちらの方が時間が長い分、丁寧に作られている印象。
そして東京新聞の望月衣塑子さんがモデルなのだが、内容的には前NHK記者の相沢さんの
扱ってきた森友事件が扱われているように思う。
そして、逮捕直前に上からの指示で逮捕から逃れた、首相ヨイショ本の作者でレイプ容疑者の
元TBSのY口氏をユ-スケサンタマリアが上手く演じていた。
もちろん官邸官僚や内閣情報調査室(内調)も登場。内調は元文部次官のテレクラ通い(単なる
調査であった)を読売にリークした様に個人情報を収集する組織としてうまく描いていた。

まったく個人的な事だが、横浜流星が新聞配達奨学生をしていたが、今でも広告を手で新聞に
織り込む事に驚いた。まさに50年程前の小学生の時に甲府で数か月新聞配達をしていて
一番嫌だったのが金曜日、それは金曜日は広告が多いのである。そして新聞が重くなる。
当時読売新聞のバイトであったが、地方の場合、地方ローカル紙は多くの家庭が購読していて
配達も楽なのだが、読売や朝日は100部であってもかなり広範囲に配達しなければならないし
小学生だから当然自転車である。さらに雨の日などはもう朝からぐったり(笑)

そして僕も、浪人した場合は新聞奨学生として東京でバイトしながら予備校の予定であった。
駿台予備校午前部に推薦は貰っていたのだが、運よく、地方大学に合格してしまったので
大学に入学後は水商売のアルバイトに励んだわけである。





新聞記者 (角川新書)
望月 衣塑子
KADOKAWA
2017-10-12

新聞記者
北村有起哉
2019-10-23