リモート時代にリニア新幹線は必要か? 問われる「産業構造大転換」への日本の覚悟 連載:野口悠紀雄のデジタルイノベーションの本質|FinTech Journal


極めて常識的なリニア不要論

リモート時代にリニア新幹線は必要か? 問われる「産業構造大転換」への日本の覚悟

連載:野口悠紀雄のデジタルイノベーションの本質

JR東海(東海旅客鉄道)は、リニア新幹線の建設を進めている。しかし、新型コロナの影響で新幹線の収入が激減したため、財政基盤が大きく揺らいでいる。テレビ会議の普及によって在宅勤務が広がり、出張が見直されている。この変化はコロナ収束後も元には戻らないと考えられるため、「そもそもリニア新幹線が必要なのか?」「リニアはコンコルドの二の舞にならないか?」という疑問が生じている。「移動からリモートへ」は、産業構造の大変化を引き起こすが、それが日本経済に与える影響が憂慮される。

執筆:野口 悠紀雄




<目次>

新幹線収入が激減
揺らぐリニア新幹線の財政基盤
「移動からリモートへ」という変化は元に戻らない
コンコルドの二の舞い?
リモート化で落ち込む産業 伸びる産業
日本で減る付加価値が米国に吸い上げられる




ご参考までに
超電導リニアの不都合な真実
謙一, 川辺
草思社
2020-11-30