図書館本 良書

知の巨人とも言える人々のポストコロナの地球をそして日本を考察している
一部受け入れられない部分はありますが(原発事故に関して)

確かにこんな世界になったら良いな〜(分断も格差も無い社会)とは思うけど
結局、9.11でも日本の3.11でも変わらなかったと思うのは私だけだろうか。
本書では特にUBI(ユニバーサルベーシックインカム)に関する発言は無かったと思う。
コロナ禍のあとどんな社会が待ち受けていて、世界はどう動くのか、そんな歴史の中にいるのは確かである。

備忘録的メモ
ジャレド・ダイアモンド
 女性を家庭から解放
 中韓との関係改善
 ドイツの謝罪と日本の謝罪の差異
 中国は民主主義国家であった事が無い、21世紀のリーダーになりうるか?
リンダ・グラットン
 超高齢化日本の今後を世界が注目している
 日本の男性と企業の意識改革
 透明性、共同創造、忍耐力、平静さ
スティーブン・ピンカー
 良いニュースは報道されない ジャーナリストの責任
 認知能力はバイアスの影響をうける
 フィルター・バブル 都合の良いデータのみ
 原発は安全なエネルギー(福島は直接一人も死んでいない、チェルノブイリは31人)??
 原発やAIより懸念するのは核兵器 
 社会を分断するアルゴリズム FBやグーグル
 FBはニュースサイトではない
 2流大学の混乱 オンライン講義でも高額な授業料
ポール・クルーグマン
 消費税増税は間違い
 戦争に匹敵するほどの爆発的財政支出の必要性

HPより
・ジャレド・ダイアモンド「21世紀は中国の時代にはならない」
(カリフォルニア大学ロサンゼルス校地理学教授。著書『銃・病原菌・鉄』)

・マックス・テグマーク「AIで人類はもっとレジリエントになれる」
(マサチューセッツ工科大学教授。著書『LIFE3.0 人工知能時代に人間であるということ』)

・リンダ・グラットン「ロックダウンが日本人の新しい働き方を生んだ」
(ロンドン・ビジネススクール教授。著書『ライフシフト 100年時代の人生戦略』)

・スティーブン・ピンカー「人間の認知バイアスが感染症対策を遅らせてしまった」
(ハーバード大学心理学教授。著書『21世紀の啓蒙 理性、科学、ヒューマニズム、進歩』)

・スコット・ギャロウェイ「パンデミックでGAFAはますます強大になっていく」
(ニューヨーク大学スターン経営大学院教授。著書『the four GAFA 四騎士が創り変えた世界』)

・ポール・クルーグマン「経済は人工的な昏睡状態。景気回復はスウッシュ型になる」
(ノーベル経済学賞受賞者。著書『格差はつくられた 保守派がアメリカを支配し続けるための呆れた戦略』)