リニア工事 「ヤマトイワナは死滅」 地下水位低下で県部長 /静岡 - 毎日新聞


静岡県の行政は非常に県民の利益を考えている様に思う。

他県の行政は札束の前で土下座しているんでしょうね。
自然より金

どうぞ地獄に落ちてください。リニア関係者。


以下記事

未着工のリニア中央新幹線南アルプストンネル静岡工区を巡り、工事に伴う地下水の水位の低下について、市川敏之・県くらし環境部長は30日、県議会本会議で「大井川上流部の沢枯れが起きた場合、絶滅危惧種であるヤマトイワナをはじめ水生生物は死滅することが確実」と述べた。

 小長井由雄県議(ふじのくに県民クラブ)の一般質問に答えた。JR東海は工事でトンネル周辺の地下水位が最大で300メートル以上、低下すると予測。市川部長は「県の生物多様性専門部会の委員からも南アルプスの自然環境への影響に重大な懸念が示され、県も重く受け止めている」と語った。

 さらに、市川部長は地下水位の低下が南アルプスの尾根まで及んだ場合、「地表面の乾燥によって高山植物の植生が変化することで生態系のバランスが崩れることに加え、表土の崩壊の恐れもある」と懸念した。

 西原明美県議(自民改革会議)は一般質問で「JR東海に意見、要求するばかりでなく、県からもどのような対策を取ればよいかを示すべきだ」とただした。難波喬司副知事は「JR東海は事業によって影響を与える側で、工事に関して詳細な情報を有する側。影響を与える側は地域の実情を踏まえ、リスク評価をし、影響を回避、低減する義務がある」と答えた。調査やデータの開示に関しても、「対応が不十分で、対話を進める状況が整っていない」と指摘した。【山田英之】